2024年2月 河津桜
ブログの更新がだいぶ滞ってしまいました。
今回は2月に行った恒例の河津桜について書いていきます。
すでに河津桜は終わってしまったので
今回の旅行記は今年の桜旅行の参考にはなりませんが
来年行く方の方の参考になれば嬉しいです。
家族みんなの旅行、孫は自分の荷物を詰めた
可愛いスーツケースで参加です。
今年は暖かかったり、寒かったりで
桜の開花もまちまちで 開花情報も2転3転していました。
そんな中、ホテルは昨年の10月頃に予約していました。
だって今年に入ってからだとお値段もものすごく上がるからです。
訪れたのは2月17日の土曜日です。
この日をもって全ての桜が満開になった日です。
伊豆急行「踊り子号」は満席です。
↑ この写真の天井部に緑のランプが点いているのですが
これが緑の場合は席が埋まっているという目印なんです。
もちろんこの日は全席緑のランプが点灯していました。
河津駅に到着しました。
向かい側は東京方面行きのホームですが
何と 既に帰る人でいっぱいです。
凄い人出なんですね。
電車から降りる階段もすごい人、
改札口は来る人、帰る人でごった返していました。
私達は何度か河津桜見物に来ていますが
コロナが開けて 久しぶりに大混雑の桜見物を経験しました。
大混雑の中、駅前に出ました。
駅前には 川端康成の小説で映画にもなった
「伊豆の踊り子」の像があります。
が今年はもうマスクをしていません。
↓ 参考までに昨年のマスク姿の「踊り子」像です。
昨年はお天気が良かったせいもあるでしょうが
私的には マスク姿の像の方が
なぜか旅情をそそられるような気がしました。
では桜見物スタート、あいにくの曇り空です。
いつもながら 桜見物は時期が一番大切なわけで
1月下旬から開花の状況を見ながらドキドキしていました。
今年は天候のせいで 原木、川の上流、下流、駅前と
開花状況がそれぞれ違っていたので
見極めが大変でした。
つい一週間前までは 寒い日が続いていましたが
この週末はお天気が良くなる、との情報が出ていたので
期待感いっぱいでした。
しかし…
結局この日にお天気は回復せず 曇天の一日となりました。
一番最初に開花する原木は この日はピークを過ぎ
葉もだいぶ出ていました。
開花が一番遅いと言われていた河津駅前の桜は
この日程が丁度満開、という状況でした。
各桜の個体差が今まで行った中で一番激しい気がしました。
駅前の桜通りからは「踊り子号」も見えるので
列車の時間になると大勢の観光客がスマホをかざして待っています。
↓ 何とか慌てて撮った写真がこれ。
撮影した場所の桜が 全く花が咲いていない木だったため
こんな殺風景な写真になってしまいました。
↑ 帰り道では「サフィール踊り子号」の雄姿を
撮ることが出来ました。
菜の花の黄色と桜のピンクのコラボが
とっても綺麗でした。
いつも行っている 自分で干物を焼く食堂は
大混雑で当分入れそうもありません。
道の片側にはいろいろな屋台が並んでいるので
その周辺で立って食べたりしているグループが多かったです。
私達は何とか屋外のベンチのある屋台に座れたので
小一時間、牛串 イカ焼き 金目の干物 などなど頂きました。
この時は少しお天気も良くなった時間帯もありました。
この日のお天気は 曇、たま~に薄日、
傘をさすか迷うほどの小雨、これの繰り返しでした。
川沿いを歩いて行くと 下流は川の片側だけに
桜は咲いていますが 途中の来宮橋を過ぎると。。。
川の両側にびっしりと桜が並んでいる光景が。
お天気が悪くてもその様は圧巻です!
川岸に降りることも出来ます。
階段が急なので私は降りることは出来ませんが
息子と孫はすいすい降りて川岸まで行っていました。
↓ 河津桜マップです。
右の河津駅から川沿いの道を左に進み
豊泉橋に着いたら 右に行くと原木が、
左に行くと峰温泉大噴湯公園に着きます。
こちらが公園の入り口で 現実から昔の世界に入る感じです。
噴湯公園内はこんな感じ。
公園内を 坂の上から撮った写真ですが
なんかおとぎ話の世界みたいな雰囲気です。
噴湯はほぼ1時間おきに上がるので それを待つ間
温泉で茹で卵が作れます。
1個100円で生卵を買い それを竹の籠に入れ
温泉の中に15分入れて茹であがりを待ちます。
飲み物もテーブルの上の温泉で温めて
玉子と一緒に頂きました。
噴湯の時間になるとみなさん庭や坂の上に集まります。
温泉が吹き上がりました!(噴湯時間は1分程度)
こんなに身近で見られるなんて!
噴湯にも感激しましたが それを待っている間の
おとぎ話のような風情も楽しかったです。
楽しいアトラクションでした。
峰温泉大噴湯を楽しんだ後は桜を楽しみながら
来た道を戻り ホテルへ向かいました。
地図によるとここ豊泉橋のあたりから河津駅までは
30分ほどで着くようですが大勢の人波を分けて帰るので
思ったよりも時間がかかりました。
駅からホテルまでの送迎バスは時間が決まっているのですが
桜祭り中は ほぼピストン送迎となっていたので
待ち時間もなく助かりました。
ホテルはいつもながらの「今井浜東急ホテル」です。
ホテル開業は1989年(昭和63年)ですので
開業35年になります。
当時の名称は「今井浜東急リゾート」でした。
(現在は正式名は「伊豆今井浜東急ホテル」だそうです)
東急のリゾートホテルとしては
1984年に「宮古島東急リゾート」が先に出来ています。
現在もその佇まいはリゾートホテルそのものです。
ちなみに下田東急ホテルは1962年
ホテル伊豆急(開業時は白浜レステル)は1968年
下田プリンスホテルは1973年の開業です。
旅行好きだった私は 若い頃 お友達と
この3つのホテルには何度か滞在しました。
結婚してからも下田プリンスホテルには
子連れで訪れた思い出があります。
だから子供たちは海が大好きです。
ロビーは下の階からの吹き抜けで
ガラスの天井が明るい開放的な雰囲気です。
↓ ロビーは3階で、2階が自由にくつろげる
ラウンジスペースになっています。
北欧スタイルの自由にくつろげるスペースです。
↑ この写真の右にCOSTAコーヒーの
マシーンが置いてありました。
下のカフェでお金を払って自分でコーヒーを入れるシステムです。
が、確か夕方までしか稼働していなかったかと。
夜もマシーンが使えればよいのに。
というかフリーで頂けるようになれば最高なんだけどね。
PC作業などデスクワークが出来るスペース等の
エリアも充実しています。
この奥にキッズルームもありました。
そこから反対側を見ると…
一面の湾曲したガラス窓からの眺めは「白砂青松」です。
さてお部屋に入ります、こちらは和洋室です。
ファミリーAルーム、44~47㎡です。
このタイプのお部屋は2階ですが 眺めは良いですよ。
ほら 海が目の前でしょう?
その上トイレが2つあるのです。
これは複数人で泊まる時にはとても便利でした。
もう一部屋はツインルームを取りました。
写真はとらなかったので 数年前の写真ですが参考までに。
↓ 公式HPのツインルームの写真です。
今年もお庭はきれいに手入れされています。
アッと言う間に夕方です。
白砂青松を見ながら夕食に参りましょう。
今回は夕食付プランではないので昨年と同じく
日本料理「七滝」でアラカルトを頂きました。
会席料理コースもありますが(9040円から)
自由に好きなものをオーダーしました。
↓ もち豚しゃぶしゃぶ3400円+ごはんセット1200円
↓ 金目鯛しゃぶしゃぶ4000円∔ごはんセット1200円
↓ もち豚叉焼丼セット 3900円
このほか 旬の前菜盛り合わせや、みしまコロッケ
もずく 鶏のから揚げなど自由に食べて飲んで楽しみました。
ご馳走様でした、お腹一杯です。
このあとは4年ぶりの夜桜見物です。
ホテルからは夜桜見物の送迎バスが出ていました。
ライトアップ場所は 昼間歩いた方とは反対側の
海に向かう桜並木です。
夜も多くの観光客が夜桜を楽しんでいました。
ライトによって青く見えたり 暖かく見えたり
とても幻想的で 来て良かったです。
↓ このピンクとグリーンの色合いがとってもステキ!
この色合いが気に入って 最近はグリーン系の洋服を
選ぶことが多くなりました。
グリーンにピンクを合わせると
パステル画のような柔らかい印象になります、
と勝手に思っています。
翌朝の日の出
ホテルは東向きなので朝日がとてもきれいに見えました。
今日は晴れるようです。
朝食はビュッフェ、「メレシー」で頂きました。
ビュッフェ3350円(今回は宿泊に含まれています)
海に面して窓が湾曲に位置していて
眺めの良いレストランです。
この日は欧米の方が多く、奥にツアー用の席が
設けられていたようです。
みなさん召し上がっているのは よくあるメニュー、
卵料理にハムベーコン、サラダ、パンでした。
とても残念、
他にも和食や伊豆半島ならではの干物など
沢山のメニューがあったので そんなものも
食べて味わっていただきたかったです。
金目の干物もその場で焼いていました。
金目鯛は買うとすごく高いので
こちらでまるまる一匹頂けるのはとってもお得です。
↓ こちらはエボ鯛とサバの一夜干しです。
朝食の口コミを見ると あまり良くない評価が多いのですが
実際私が食べた感想は ここならではの地産地消の美味しい物、
珍しいメニューが多くとても楽しめました。
何故評価が低いのかと考えたら 多分
カウンターのディスプレイがあか抜けないせいだと思われます。
もっとセンスあふれる盛り付けやお皿にしたら
お料理がぐっと映えると思うのですが…
実際に 金目鯛のアクアパッツァは人気で
何度も追加されていました。
ワサビ丼も いつもながら美味しく頂きました。
朝食後は コーヒーをカップで持ち帰れるように
なっていたので コーヒー片手にきれいなお庭を散策しました。
お天気がすごく良くなりました。
プールの横に白い屋根の建物があります。
こちらにサウナハウスが2棟建っています。
昨年とスタイルが変わっていて
1棟に8人まで入れるようになっていました。
宿泊者は4950円で2時間制になっています。
息子がチェックインの時に予約して夕方に入りましたが
何とサウナの後、水風呂の代わりに 海かプールに
入るようになっているとか。
これは素晴らしいロケーションならではのサウナの入り方ですね。
息子も大満足のサウナでした。
息子はポンチョを借りていました。(1100円)
今年も楽しめた今井浜東急ホテルでした。
このホテルのお隣に建つ「今井荘」が改築工事をしていました。
今井荘は1934年(昭和9年)開業の歴史のあるお宿で
私も一度泊まったことがありますが
海が目の前の眺め最高の和風旅館でした。
昭和天皇や皇室の方々もお泊りになったことのある
名旅館ですが、最近はあまり話題は聞こえてきませんでした。
と思っていたら改装中だったのですね。
最近は名旅館であっても時代に取り残されないように
色々改革が必要なのですね。
今年の8月にリニューアルオープンだそうです。
なんかHPを見ると素敵そうです。
是非泊まってみたいな、と思っています。
2日目の今日は 河津駅前の桜を見学した後
伊豆急で稲取に向かいます。
河津駅のホームからは 下に満開の桜を見ることが出来ます。
伊豆稲取の「ふたつぼり農園」でミカン狩りを楽しみました。
伊豆稲取駅から送迎があるので便利です。
一人600円、園内では食べ放題
お土産は別料金です。
↑ 事務所併設されている簡単なカフェ。
こちらで荷物を預けられます。
当初私たちは普通のみかん狩りだと思っていましたが
説明を聞くと この日のミカンは3種類
伊予柑、三宝柑、はるか の夏ミカン系の大きいみかんでした。
↓ 海が見えるカウンター席と外にはテラス席もあります。
スタッフさんから説明を受け
(はさみの保証代1000円が必要、
はさみ返却時にお金は戻ります)
農園に行きます。
農園は広いのですがこの日収穫できる範囲は
決まっています。
また日によってみかんの種類も違うようです。
敷地は高台の斜面にあるので海も見えて
お天気が良いので気持ちが良いです。
沢山の木に鈴なりの果実です。
所々にテーブルがあるので スタッフさんに教わったむき方で
3種類のみかんを味わいました。
甘みが強い、適度な酸味、爽やか、などなど
3種類とも特徴があるので 各自 好きな種類を見つけ
美味しく味わいました。
園内は時間無制限で楽しめます。
長椅子も所々にありました
お客さんは3組くらいだったのでゆっくり出来ました。
夢中で食べるわが家。
眺めの良いテラスもあるので
海を見ながらゆっくり出来ました。
敷地内につるしびなを飾ってある家もあり
外から見学出来るようになっていました。
こちらにも以前(2008年)今は亡き父母と一緒に
来た事があったので懐かしく感じました。
その時のブログはこちら
↓ 2008年の写真ですが何も変わっていませんでした。
その時は縁側におばあさんが座っていらして
色々説明をしてくれましたが…(2008年時)
↓ 以下は今年の吊るし雛の写真です。
帰りも送迎車で送っていただき とっても楽しめたみかん狩りでした。
この後「稲取文化公園 雛の館」まで行ってみたかったのですが
この時節、タクシーはみんな河津に行ってしまうので
稲取周辺にはタクシーが来ないという状況だそうで
あきらめて お昼を駅近くて取ることにしました。
周辺の飲食店はどこも大混雑で予約は一切取れません。
という事で駅の近くの和食店で1時間ほど順番待ちをして
遅いランチをとりました。
おまかせ海鮮丼
お刺身定食
お腹もいっぱいになり踊り子号に乗って帰りました。
今年の河津桜旅行も十分楽しめました。
主人が「毎年行かなくてもいいんじゃない?」
なんて言っています。
もう飽きたのかしら?
毎年同じ行程、景色だからね~
↓ 真正面は伊豆大島です。
来年も行くの?
秋のホテル予約の時期までゆっくり考ることにします。
ブログの更新がだいぶ滞ってしまいました。
今回は2月に行った恒例の河津桜について書いていきます。
すでに河津桜は終わってしまったので
今回の旅行記は今年の桜旅行の参考にはなりませんが
来年行く方の方の参考になれば嬉しいです。
家族みんなの旅行、孫は自分の荷物を詰めた
可愛いスーツケースで参加です。
今年は暖かかったり、寒かったりで
桜の開花もまちまちで 開花情報も2転3転していました。
そんな中、ホテルは昨年の10月頃に予約していました。
だって今年に入ってからだとお値段もものすごく上がるからです。
訪れたのは2月17日の土曜日です。
この日をもって全ての桜が満開になった日です。
伊豆急行「踊り子号」は満席です。
↑ この写真の天井部に緑のランプが点いているのですが
これが緑の場合は席が埋まっているという目印なんです。
もちろんこの日は全席緑のランプが点灯していました。
河津駅に到着しました。
向かい側は東京方面行きのホームですが
何と 既に帰る人でいっぱいです。
凄い人出なんですね。
電車から降りる階段もすごい人、
改札口は来る人、帰る人でごった返していました。
私達は何度か河津桜見物に来ていますが
コロナが開けて 久しぶりに大混雑の桜見物を経験しました。
大混雑の中、駅前に出ました。
駅前には 川端康成の小説で映画にもなった
「伊豆の踊り子」の像があります。
が今年はもうマスクをしていません。
↓ 参考までに昨年のマスク姿の「踊り子」像です。
昨年はお天気が良かったせいもあるでしょうが
私的には マスク姿の像の方が
なぜか旅情をそそられるような気がしました。
では桜見物スタート、あいにくの曇り空です。
いつもながら 桜見物は時期が一番大切なわけで
1月下旬から開花の状況を見ながらドキドキしていました。
今年は天候のせいで 原木、川の上流、下流、駅前と
開花状況がそれぞれ違っていたので
見極めが大変でした。
つい一週間前までは 寒い日が続いていましたが
この週末はお天気が良くなる、との情報が出ていたので
期待感いっぱいでした。
しかし…
結局この日にお天気は回復せず 曇天の一日となりました。
一番最初に開花する原木は この日はピークを過ぎ
葉もだいぶ出ていました。
開花が一番遅いと言われていた河津駅前の桜は
この日程が丁度満開、という状況でした。
各桜の個体差が今まで行った中で一番激しい気がしました。
駅前の桜通りからは「踊り子号」も見えるので
列車の時間になると大勢の観光客がスマホをかざして待っています。
↓ 何とか慌てて撮った写真がこれ。
撮影した場所の桜が 全く花が咲いていない木だったため
こんな殺風景な写真になってしまいました。
↑ 帰り道では「サフィール踊り子号」の雄姿を
撮ることが出来ました。
菜の花の黄色と桜のピンクのコラボが
とっても綺麗でした。
いつも行っている 自分で干物を焼く食堂は
大混雑で当分入れそうもありません。
道の片側にはいろいろな屋台が並んでいるので
その周辺で立って食べたりしているグループが多かったです。
私達は何とか屋外のベンチのある屋台に座れたので
小一時間、牛串 イカ焼き 金目の干物 などなど頂きました。
この時は少しお天気も良くなった時間帯もありました。
この日のお天気は 曇、たま~に薄日、
傘をさすか迷うほどの小雨、これの繰り返しでした。
川沿いを歩いて行くと 下流は川の片側だけに
桜は咲いていますが 途中の来宮橋を過ぎると。。。
川の両側にびっしりと桜が並んでいる光景が。
お天気が悪くてもその様は圧巻です!
川岸に降りることも出来ます。
階段が急なので私は降りることは出来ませんが
息子と孫はすいすい降りて川岸まで行っていました。
↓ 河津桜マップです。
右の河津駅から川沿いの道を左に進み
豊泉橋に着いたら 右に行くと原木が、
左に行くと峰温泉大噴湯公園に着きます。
こちらが公園の入り口で 現実から昔の世界に入る感じです。
噴湯公園内はこんな感じ。
公園内を 坂の上から撮った写真ですが
なんかおとぎ話の世界みたいな雰囲気です。
噴湯はほぼ1時間おきに上がるので それを待つ間
温泉で茹で卵が作れます。
1個100円で生卵を買い それを竹の籠に入れ
温泉の中に15分入れて茹であがりを待ちます。
飲み物もテーブルの上の温泉で温めて
玉子と一緒に頂きました。
噴湯の時間になるとみなさん庭や坂の上に集まります。
温泉が吹き上がりました!(噴湯時間は1分程度)
こんなに身近で見られるなんて!
噴湯にも感激しましたが それを待っている間の
おとぎ話のような風情も楽しかったです。
楽しいアトラクションでした。
峰温泉大噴湯を楽しんだ後は桜を楽しみながら
来た道を戻り ホテルへ向かいました。
地図によるとここ豊泉橋のあたりから河津駅までは
30分ほどで着くようですが大勢の人波を分けて帰るので
思ったよりも時間がかかりました。
駅からホテルまでの送迎バスは時間が決まっているのですが
桜祭り中は ほぼピストン送迎となっていたので
待ち時間もなく助かりました。
ホテルはいつもながらの「今井浜東急ホテル」です。
ホテル開業は1989年(昭和63年)ですので
開業35年になります。
当時の名称は「今井浜東急リゾート」でした。
(現在は正式名は「伊豆今井浜東急ホテル」だそうです)
東急のリゾートホテルとしては
1984年に「宮古島東急リゾート」が先に出来ています。
現在もその佇まいはリゾートホテルそのものです。
ちなみに下田東急ホテルは1962年
ホテル伊豆急(開業時は白浜レステル)は1968年
下田プリンスホテルは1973年の開業です。
旅行好きだった私は 若い頃 お友達と
この3つのホテルには何度か滞在しました。
結婚してからも下田プリンスホテルには
子連れで訪れた思い出があります。
だから子供たちは海が大好きです。
ロビーは下の階からの吹き抜けで
ガラスの天井が明るい開放的な雰囲気です。
↓ ロビーは3階で、2階が自由にくつろげる
ラウンジスペースになっています。
北欧スタイルの自由にくつろげるスペースです。
↑ この写真の右にCOSTAコーヒーの
マシーンが置いてありました。
下のカフェでお金を払って自分でコーヒーを入れるシステムです。
が、確か夕方までしか稼働していなかったかと。
夜もマシーンが使えればよいのに。
というかフリーで頂けるようになれば最高なんだけどね。
PC作業などデスクワークが出来るスペース等の
エリアも充実しています。
この奥にキッズルームもありました。
そこから反対側を見ると…
一面の湾曲したガラス窓からの眺めは「白砂青松」です。
さてお部屋に入ります、こちらは和洋室です。
ファミリーAルーム、44~47㎡です。
このタイプのお部屋は2階ですが 眺めは良いですよ。
ほら 海が目の前でしょう?
その上トイレが2つあるのです。
これは複数人で泊まる時にはとても便利でした。
もう一部屋はツインルームを取りました。
写真はとらなかったので 数年前の写真ですが参考までに。
↓ 公式HPのツインルームの写真です。
今年もお庭はきれいに手入れされています。
アッと言う間に夕方です。
白砂青松を見ながら夕食に参りましょう。
今回は夕食付プランではないので昨年と同じく
日本料理「七滝」でアラカルトを頂きました。
会席料理コースもありますが(9040円から)
自由に好きなものをオーダーしました。
↓ もち豚しゃぶしゃぶ3400円+ごはんセット1200円
↓ 金目鯛しゃぶしゃぶ4000円∔ごはんセット1200円
↓ もち豚叉焼丼セット 3900円
このほか 旬の前菜盛り合わせや、みしまコロッケ
もずく 鶏のから揚げなど自由に食べて飲んで楽しみました。
ご馳走様でした、お腹一杯です。
このあとは4年ぶりの夜桜見物です。
ホテルからは夜桜見物の送迎バスが出ていました。
ライトアップ場所は 昼間歩いた方とは反対側の
海に向かう桜並木です。
夜も多くの観光客が夜桜を楽しんでいました。
ライトによって青く見えたり 暖かく見えたり
とても幻想的で 来て良かったです。
↓ このピンクとグリーンの色合いがとってもステキ!
この色合いが気に入って 最近はグリーン系の洋服を
選ぶことが多くなりました。
グリーンにピンクを合わせると
パステル画のような柔らかい印象になります、
と勝手に思っています。
翌朝の日の出
ホテルは東向きなので朝日がとてもきれいに見えました。
今日は晴れるようです。
朝食はビュッフェ、「メレシー」で頂きました。
ビュッフェ3350円(今回は宿泊に含まれています)
海に面して窓が湾曲に位置していて
眺めの良いレストランです。
この日は欧米の方が多く、奥にツアー用の席が
設けられていたようです。
みなさん召し上がっているのは よくあるメニュー、
卵料理にハムベーコン、サラダ、パンでした。
とても残念、
他にも和食や伊豆半島ならではの干物など
沢山のメニューがあったので そんなものも
食べて味わっていただきたかったです。
金目の干物もその場で焼いていました。
金目鯛は買うとすごく高いので
こちらでまるまる一匹頂けるのはとってもお得です。
↓ こちらはエボ鯛とサバの一夜干しです。
朝食の口コミを見ると あまり良くない評価が多いのですが
実際私が食べた感想は ここならではの地産地消の美味しい物、
珍しいメニューが多くとても楽しめました。
何故評価が低いのかと考えたら 多分
カウンターのディスプレイがあか抜けないせいだと思われます。
もっとセンスあふれる盛り付けやお皿にしたら
お料理がぐっと映えると思うのですが…
実際に 金目鯛のアクアパッツァは人気で
何度も追加されていました。
ワサビ丼も いつもながら美味しく頂きました。
朝食後は コーヒーをカップで持ち帰れるように
なっていたので コーヒー片手にきれいなお庭を散策しました。
お天気がすごく良くなりました。
プールの横に白い屋根の建物があります。
こちらにサウナハウスが2棟建っています。
昨年とスタイルが変わっていて
1棟に8人まで入れるようになっていました。
宿泊者は4950円で2時間制になっています。
息子がチェックインの時に予約して夕方に入りましたが
何とサウナの後、水風呂の代わりに 海かプールに
入るようになっているとか。
これは素晴らしいロケーションならではのサウナの入り方ですね。
息子も大満足のサウナでした。
息子はポンチョを借りていました。(1100円)
今年も楽しめた今井浜東急ホテルでした。
このホテルのお隣に建つ「今井荘」が改築工事をしていました。
今井荘は1934年(昭和9年)開業の歴史のあるお宿で
私も一度泊まったことがありますが
海が目の前の眺め最高の和風旅館でした。
昭和天皇や皇室の方々もお泊りになったことのある
名旅館ですが、最近はあまり話題は聞こえてきませんでした。
と思っていたら改装中だったのですね。
最近は名旅館であっても時代に取り残されないように
色々改革が必要なのですね。
今年の8月にリニューアルオープンだそうです。
なんかHPを見ると素敵そうです。
是非泊まってみたいな、と思っています。
2日目の今日は 河津駅前の桜を見学した後
伊豆急で稲取に向かいます。
河津駅のホームからは 下に満開の桜を見ることが出来ます。
伊豆稲取の「ふたつぼり農園」でミカン狩りを楽しみました。
伊豆稲取駅から送迎があるので便利です。
一人600円、園内では食べ放題
お土産は別料金です。
↑ 事務所併設されている簡単なカフェ。
こちらで荷物を預けられます。
当初私たちは普通のみかん狩りだと思っていましたが
説明を聞くと この日のミカンは3種類
伊予柑、三宝柑、はるか の夏ミカン系の大きいみかんでした。
↓ 海が見えるカウンター席と外にはテラス席もあります。
スタッフさんから説明を受け
(はさみの保証代1000円が必要、
はさみ返却時にお金は戻ります)
農園に行きます。
農園は広いのですがこの日収穫できる範囲は
決まっています。
また日によってみかんの種類も違うようです。
敷地は高台の斜面にあるので海も見えて
お天気が良いので気持ちが良いです。
沢山の木に鈴なりの果実です。
所々にテーブルがあるので スタッフさんに教わったむき方で
3種類のみかんを味わいました。
甘みが強い、適度な酸味、爽やか、などなど
3種類とも特徴があるので 各自 好きな種類を見つけ
美味しく味わいました。
園内は時間無制限で楽しめます。
長椅子も所々にありました
お客さんは3組くらいだったのでゆっくり出来ました。
夢中で食べるわが家。
眺めの良いテラスもあるので
海を見ながらゆっくり出来ました。
敷地内につるしびなを飾ってある家もあり
外から見学出来るようになっていました。
こちらにも以前(2008年)今は亡き父母と一緒に
来た事があったので懐かしく感じました。
その時のブログはこちら
↓ 2008年の写真ですが何も変わっていませんでした。
その時は縁側におばあさんが座っていらして
色々説明をしてくれましたが…(2008年時)
↓ 以下は今年の吊るし雛の写真です。
帰りも送迎車で送っていただき とっても楽しめたみかん狩りでした。
この後「稲取文化公園 雛の館」まで行ってみたかったのですが
この時節、タクシーはみんな河津に行ってしまうので
稲取周辺にはタクシーが来ないという状況だそうで
あきらめて お昼を駅近くて取ることにしました。
周辺の飲食店はどこも大混雑で予約は一切取れません。
という事で駅の近くの和食店で1時間ほど順番待ちをして
遅いランチをとりました。
おまかせ海鮮丼
お刺身定食
お腹もいっぱいになり踊り子号に乗って帰りました。
今年の河津桜旅行も十分楽しめました。
主人が「毎年行かなくてもいいんじゃない?」
なんて言っています。
もう飽きたのかしら?
毎年同じ行程、景色だからね~
↓ 真正面は伊豆大島です。
来年も行くの?
秋のホテル予約の時期までゆっくり考ることにします。