静岡県 安倍川花火 ディズニ―ドローンショー
(家人撮影)
今年は各地で賑やかに花火大会が催されています。
その一つ、東京ディズニーリゾートの
40周年を記念したスペシャルドローンショーが
安倍川花火大会で開催されました。
可愛いですね、とても楽しめたようです。
さて前回からの北海道旅行記、
今回はザ・ウインザーホテル洞爺 リゾート&スパの旅行記です。
2023年6月
日ハム対カープの交流戦をエスコンフィールドで
観戦するために行った北海道旅行、
一泊目は洞爺湖を見下ろす山頂にある
あの「ザ・ウインザーホテル洞爺リゾート&スパ」
に泊まりました。
旅行記は前後しますが
2日目の「エスコン観戦記」はこちらです。
前回も書きましたが 飛行機は
JALのスマイルキャンペーンを利用しました。
お値段、片道7340円という破格の金額で
このセールがあったので決めた旅行でした。
では行ってきま~~~す
機内からはお台場の景色が良く見えました。
新千歳空港に到着して 空港内の売店で
お弁当を買ったり お土産物を見たり
電車の時間まで楽しむことが出来ました。
空港からは快速エアポートで札幌まで
乗り換えなく行けます、(40分弱)
が今日は札幌には行かず洞爺に向かいます。
↓ この地図の「千歳」辺りに空港があり、
その上の「北広島」に球場があります。
今回は空港から快速エアポートで
次の駅「南千歳駅」まで行き
そこで特急北斗(函館行き)に乗りかえ
登別 室蘭を通って(千歳線~室蘭本線で直通)
洞爺湖駅に向かいました。
南千歳駅には ホームの上に小さなコンビニと
椅子のある待合室がありました。
その名も「トランジットステーション」。
ここでおにぎりなど食べている方もいましたし
外国の方は コンビニで何個もお菓子を買っていました。
北斗10号は9両編成で自由席は2両しかないので
今回は指定席を買って乗りました。
(でも指定席はガラガラでした)
11時27分発、北斗10号の車内です。
色がとってもきれいな列車ですが設備は古くて
(JRの特急列車は どれもこんな感じです)
旧態依然としたままで 電源等はありませんでした。
洞爺まで1時間半あるので空港で買った駅弁を頂きます。
いくら石狩鮨 1250円
肉厚ホタテステーキ弁当 1230円
車窓からは草原や海も見えていましたが、
小雨模様だったので 少し物哀しい景色が続いていました。
暫くウトウトしたら「洞爺」に到着です。
南千歳からは1時間30分で
12時51分に到着しました。
結構多くのお客様がここで降りました。
この線で函館まで行く方は多くはないようです。
乗って来た「北斗10号」です。
JR洞爺駅、きれいな駅舎です。
駅の向かい側にホテル行きのシャトルバスが停まっています。
とっても立派なシャトルバスです。
無料送迎は13時発でした。
参考までに 駅発 ホテル発
お客様は3組でした。
行きも帰りも 洞爺湖温泉で一度停まります。
ホテルに直接行かないで洞爺湖の周りを
通ってくれるので 湖の景色も見る事が出来ました。
またバスの乗務員さんが
洞爺湖は凍らない不凍湖だとか
昔は水は酸性だったが 噴火後はアルカリが混ざって
中性になったとか…
洞爺湖について色々説明をしてくれたので
何の下調べもしていない私たちにとって
とても勉強になりました。
山をグングン登っていくとホテルが見えてきました。
約40分ほどで到着。
ザ・ウインザーホテル洞爺リゾート&スパです。
写真はチェックイン後撮ったものですが
お天気が回復して見事な姿を見ることが出来ました。
送迎バスは大きな車寄せに入っていきます。
正面入り口です。
真っ赤な絨毯とスタッフさんのお出迎えを受けます。
送迎バスで到着する場合は スタッフさんが
必ず待機しているので 気分がいいですね。
1階の館内図です。
標高625mに建つ豪華客船のイメージのホテルです。
↓ ほらね、納得!
建物の高さは50メートル、横幅は210mもあるそうです。
館内図を拡大します。
何とロビーが2方向にあるのです。
メインエントランスを入ると左右にロビーが。
洞爺湖側にメインのロビーが
オーシャンビュー側にはバンケットロビーがあります。
今まで何度もこのホテルの写真を見ていましたが
有名な広いロビーは一か所だと思ってました。
二方向それぞれにあるんですね、驚きました。
正面を入るとカフェがありロビーはその両側に
広がっていました。
まずは左側のメインロビーです。
素晴らしい!!!
まるで古城に来たような重厚でありながら
エレガントな館内です。
正面からの眺めも最高です。
ガラスの高さは12、5mもあるんですって。
(写真はロビー周りにある吹き抜けの渡り廊下から撮りました)
洞爺湖の真ん中にある中島も綺麗に見えます。
お天気が良くなって良かったです。
私がこのホテルを知ったのは ずいぶん前のテレビでした。
サスペンスドラマの中で 片平なぎさが
このホテルをバックに 雪の中に立ち尽くす、
と言う映像がとても印象に残っていました。
一体ここはどこなんだろう、この建物は何なんだろう、
とあまりに素晴らしい景色に心を奪われました。
元々このホテルは 1993年(平成5年)、
総工費約665億円を投じた「ホテルエイペックス洞爺」が前身です。
私はリゾートマンションだったと記憶していましたが
今回スタッフさんに聞いたら 会員制ホテルだったそうです。
リゾートマンションと会員制ホテルとでは
格が全然違うのかしら?
スタッフさんは 私の質問に
「違います! 会員制ホテルです!」
とキッパリと言っていました。
すみません、汗
ホテルの変遷ですが 北海道拓殖銀行が経営破綻となり
その後1998年(平成10年)、エイペックスも自己破産し、
ホテルも営業を終了しました。
バブルがはじけたのが原因だったのでしょうか。
たった5年の会員制ホテルだったのですね。
その後も色々変遷があり 2002年(平成14年)、
「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」として
開業しました。
そして2008年(平成20年)には北海道洞爺湖サミットが
開催され一躍話題になりました。
ホテルの詳しい歴史についてはこちらを参考にしてください。
レストランもミシュランに選ばれたり 口コミ評価も高く
こんな山奥の辺鄙なところに このような豪華な
ホテルが建ったという事に 当時かなり話題になりました。
バブルの象徴のホテルと言われ ちょっとケレン味の
ある見方をされている事がありますが
(私の勝手な想像)
このロビーを見た時に 当時の建築の高度な質を集めた
お金に糸目をつけない息をのむほど素晴らしいホテルだと
素直に感心しました。
大自然の中の最高のリゾートです。
現在は(2014年(平成26年)から)明治海運が
ホテルを所有、運営をしているそうです。
娘が以前 このホテルに泊まった事があり
今はなき「ミシェル・ブラストーヤジャポン」で食事をしていました。
今までにない素晴らしいディナーだったと言っていました。
その時の「ミシェル・ブラストーヤジャポン」の
ディナー(娘の)の写真は次回のブログで
少し紹介させていただきます。
「すごく感動したからぜひ一度行ってみて」、
と娘に言われていました。
今回ホテルに宿泊することは出来ましたが…
その「ミシェル・ブラストーヤジャポン」は
2020年4月に契約期間満了のため閉店してしまいました。
同じくこのホテルの看板、「あらし山 吉兆」も
2018年8月に契約期間満了のため
閉店してしまいました。
この2つのレストランと鉄板焼きレストランの3店舗は
当時の北海道ミシュランの星を受賞していました。
では内浦湾側のロビーにも行ってみましょう。
洞爺湖と反対側には内浦湾があり そちらのロビーが
バンケットロビーとなっていてオーシャンビューです。
こちらのロビーは一段下がっていて
ガラスの高さは18mあるそうです。
ウエルカムドリンクを頂き2時過ぎにチェックインをしました。
カウンターの男性スタッフさんは手際もよく
あっという間にチェックイン作業は完了しました。
お隣にいた同じバスでいらしたご夫妻は
チェックイン時の説明が 私たちよりもかなり長くて
色々と案内されているようでした。
で、お部屋に入った途端 思い出しました。
私達、一休からの予約なんですが ダイヤモンド特典の
説明が一切なかったのです。
それですぐカウンターに戻り先の男性スタッフさんに
説明すると PCを叩いて確認してくれ
一休の特典を頂くことが出来ました。
一休の特典で 館内クレジット5千円と
ホテル側の特典として ドリンクチケットを2枚頂きました。
チェックインが長かったさっきのご夫妻は
きっと それらを説明されていたのでしょう。
この時にスタッフさんは 私達の予約の詳細を確認していました。
(チェックイン時に確認してほしかったわ)
ではお部屋に行きましょう。
真ん中にお花が飾ってあるヨーロピアン調の
エレベーターホールです。
お部屋は3階から10階にあります。
ホテルの宿泊スタイルは2種類あって
プリミエールスタイルとカジュアルスタイルです。
今回はプリミエールスタイルのジュニアスイート58㎡の
オーシャンビュールームに泊まりました。
プリミエールスタイルには色々と特典がありますが
(ラウンジ利用など)
今回ジュニアスイートはラウンジ利用不可でした。
(その代わりかどうか、ドリンクチケットを頂きました)
以前の旅行記を読むと ジュニアスイートも
ラウンジ利用は可能だったようです。
ではお部屋に行きましょう。
(廊下の写真を取り忘れました。)
お部屋に入ってドア方面を見たところです。
入ってすぐには大きなミラーとコンソールデスクがあり
どこかの邸宅に来たようなインテリアです。
(邸宅レストラン風です)
鏡のフレームがステキです。
お部屋に入ると真正面に海が見えます。
くるっと入り口方面を見るとミニバーがあります。
室内の色味は明るいベージュで優しい雰囲気です。
このホテルの建物は築30年経っています。
ウインザーホテルに変わってから20年、
その時点でお部屋の改装をしたのかは
分かりませんが、スタッフさんが言うには
大きな改装はしていない、とのことです。
でもそうだとしたら とってもきれいに
管理されていると思いました。
布張りのソファーや籐の枠の椅子やデスク、
大ぶりなテレビ台等、
エクシブの初期のお部屋の雰囲気とよく似ています。
オーシャンビューのお部屋は 南西向きなので
午後はとても明るく日が差し込んでいます。
ジュニアスイートルームには2種類あって
オーシャンビュー(内浦湾側)と
レイクビュー(洞爺湖側)があります。
参考までに間取りの一例です。
↓ オーシャンビュー(私たちが泊まったお部屋)
↓ レイクビュー
レイクビュ-ルームが人気のようですが
このオーシャンビュールームからの景色も
とっても明るくて気に入りました。
でも近くによるとこの窓…
こんな感じで埃だらけなんです。
私が「近くによると汚い窓だね」と言うと
主人は「近くに寄らなくても汚いってわかるよ」
ですって。
まぁ立地からしても窓には相当
雨 風 雪も当たるでしょうから
お掃除もなかなか大変でしょう。
景色を楽しむには 多少は目をつぶってという事ね。
実はこの少し後にkumi様がこちら のレイクビューの
お部屋にお泊りになっていて こんな写真を送ってくれました。
雲海です!!!
朝早くに雲海が見られたそうで
とっても幻想的な雰囲気で驚きました。
お部屋からこんな景色がみられるとは。。。
素晴らしいですね。
ロビーからも雲海を見ることが出来るそうです。
雲海は雨が降った後の深夜から早朝にかけて
晴れて風が弱い、というのが条件のようです。
kumiさまのおかげで雲海の写真を見る事が出来ました。
ありがとうございました。
では今回のお部屋に戻ります。
ベッドからソファー辺りを見ます。
振り返るとツインベッドです。
ベッドの横に木製のルーバーの扉が見えますが
扉の向こう側がバスルームになっています。
少し遠いですが 外の景色を眺めながら
お風呂に浸かる事が出来ます。
(レイクビュールームはビューバスの造りになっています)
アメニティはブルガリでかなり大きいボトルでした。
パウダールームは広々。
大理石もたっぷりと使っていて
当時としては質感も高かったのでしょうが
今は 全体的に古いテイストは否めません。
カウンタ―にはテレビもありました。
ドライヤーはごく普通のものでした。
このカウンターの手前にトイレがあります。
スリッパはお持ち帰りになれますよ、の
案内付きでした。
最近は国内外の団体のツアー旅行に使われることの多いこのホテル。
こういう案内は 旅行者にとって親切ですね。
次にレストランでの夕食です。
11階のフロアー図です。
こちらはコロナ禍の際に改装したとの事で
とてもセンスが良い空間が広がっています。
レストランへ入る通路の両側には
イーストとウエストの2ヶ所の
「ウインザーラウンジ」があります。
中は広々 こんな感じです。
このラウンジは 何のためのお部屋なのでしょうか?
この時は自由に眺めを楽しめるお部屋になっていました。
レストランが混んでいたりした時の
ウエイティングスペースなのかもしれません。
(食後は閉まっていました)
こんな素晴らしい景色が見えます。
ではレストランに向かいます。
ガラスのデザインからもれる陽の光がとっても素敵で
一体どんな世界にいざなわれるのだろうと
期待感が高まります。
まずは日本料理レストラン「杜氏賛歌」
この日のディナーメニューです。
通路を進むとお寿司「祥庵 こげ津」です。
お寿司 メニュー
当初 ホテルの予約をHotels.comから
お寿司のディナー付きプランで検討していたのですが
夕食は14520円のメニュー「北海道」という事でした。
その奥が「チャイニーズ・キュイジーヌ ラ・ヴート」
エントランスが宇宙的で中華レストランとは思えないです。
でも入り口の飾りに中華テストが見られました。 ほっ!
メニュー、14520円です。
こんな風に 長い通路がとっても今風に改装されていて
非日常が味わえるレストランフロアになっていました。
今回は一休からの予約で和食「杜氏賛歌」プランです。
店内は明るくてすっきりとした数寄屋造り風です。
奥にはテーブル席が。
中央には少し野趣味のある長いテーブル席、
そして洞爺湖ビューの窓際席です。
窓際席は数が少ないので予約で埋まっているようでした。
予約のないお客さは奥のテーブルに案内されていました。
今回のプランメニューは「洞爺」14520円です。
今回の旅行は結婚45周年と書いていましたので
ホテルから 乾杯のドリンクを頂きました。
(以下の中からお好きなものを、
またドリンクチケットもここで使えます)
スパークリングワインで乾杯です。
6時過ぎでもこんなに明るいです。
穏やかで良い季節に滞在できて良かったです。
先付け、お椀、に続き お造り です。
一休特典の5千円クレジットを利用して
私は大ボタン海老(+1936円)をプラスしました。
華やかな焼き八寸、
北海道の旬の食材が満載で とっても綺麗でおいしかったです。
主人は焼き物に2965円で和牛の炙りをプラスしました。
羊蹄山もきれいに見えます。
メインは 北海道牛肉の味噌しゃぶしゃぶです。
これとっても美味しかったです。
ごはんは北海道田舎五目御飯の竹皮包みです。
6月の洞爺湖
スマホで撮ったらこんなに幻想的に撮れました。
少しづつ日も暮れてきます。
デザートを頂いて「洞爺」コースを堪能しました。
量は小食の私で丁度良いくらいでした。
男性の方は和牛をプラスして丁度良いくらいです。
ボタン海老は まぁ 頼んでも頼まなくても
さほど満足感には関係はなかったかな~
接客も若いスタッフさんが多くて
笑顔でサービスをしてくれました。
ちょっとした小会話も楽しかったです
(もうすでに何を話したか忘れてしまって…)
夕食後は大浴場に行って…
その帰りに丁度 湖畔で花火が上がっていました。
(10月31日迄 毎晩 花火が上がります)
と言っても本当に小さく見えるだけです。
私達を含め みなさん張り切ってガラスのそばで
待機していましたが こんなに小さくしか見えなくて
拍子抜けでした。
拡大して見ました。
コロナ前はホテルからバスが出て 湖上の船に乗って
花火を観賞するプランがあったようですが(有料)
今は催行していませんでした。
早く再開するといいですね。
夜のロビーです。
本当に幻想的!
泊まったからこそ味わえる情景です。
この写真、カフェの絨毯がこんな模様だったとは、
写真を見て初めて気が付きました。
うねがくっきりとしていて ちょっと気味が悪いです、
しかも 一人だったらこのロビー 絶対怖いかも…
静かな夜の圧巻なロビーでした。
ウインザーホテル洞爺
一休.com【スペシャルオファー】<最大50%OFF>
2人 2食付き 51800円
5月の初めの予約でしたが
今では申し訳ないような金額でした。
次回はホテル周りのお散歩や朝食
そして2泊目の札幌での宿泊を書いていきます。
「根室花まる」でお寿司を頂き帰京しました。
(家人撮影)
今年は各地で賑やかに花火大会が催されています。
その一つ、東京ディズニーリゾートの
40周年を記念したスペシャルドローンショーが
安倍川花火大会で開催されました。
可愛いですね、とても楽しめたようです。
さて前回からの北海道旅行記、
今回はザ・ウインザーホテル洞爺 リゾート&スパの旅行記です。
2023年6月
日ハム対カープの交流戦をエスコンフィールドで
観戦するために行った北海道旅行、
一泊目は洞爺湖を見下ろす山頂にある
あの「ザ・ウインザーホテル洞爺リゾート&スパ」
に泊まりました。
旅行記は前後しますが
2日目の「エスコン観戦記」はこちらです。
前回も書きましたが 飛行機は
JALのスマイルキャンペーンを利用しました。
お値段、片道7340円という破格の金額で
このセールがあったので決めた旅行でした。
では行ってきま~~~す
機内からはお台場の景色が良く見えました。
新千歳空港に到着して 空港内の売店で
お弁当を買ったり お土産物を見たり
電車の時間まで楽しむことが出来ました。
空港からは快速エアポートで札幌まで
乗り換えなく行けます、(40分弱)
が今日は札幌には行かず洞爺に向かいます。
↓ この地図の「千歳」辺りに空港があり、
その上の「北広島」に球場があります。
今回は空港から快速エアポートで
次の駅「南千歳駅」まで行き
そこで特急北斗(函館行き)に乗りかえ
登別 室蘭を通って(千歳線~室蘭本線で直通)
洞爺湖駅に向かいました。
南千歳駅には ホームの上に小さなコンビニと
椅子のある待合室がありました。
その名も「トランジットステーション」。
ここでおにぎりなど食べている方もいましたし
外国の方は コンビニで何個もお菓子を買っていました。
北斗10号は9両編成で自由席は2両しかないので
今回は指定席を買って乗りました。
(でも指定席はガラガラでした)
11時27分発、北斗10号の車内です。
色がとってもきれいな列車ですが設備は古くて
(JRの特急列車は どれもこんな感じです)
旧態依然としたままで 電源等はありませんでした。
洞爺まで1時間半あるので空港で買った駅弁を頂きます。
いくら石狩鮨 1250円
肉厚ホタテステーキ弁当 1230円
車窓からは草原や海も見えていましたが、
小雨模様だったので 少し物哀しい景色が続いていました。
暫くウトウトしたら「洞爺」に到着です。
南千歳からは1時間30分で
12時51分に到着しました。
結構多くのお客様がここで降りました。
この線で函館まで行く方は多くはないようです。
乗って来た「北斗10号」です。
JR洞爺駅、きれいな駅舎です。
駅の向かい側にホテル行きのシャトルバスが停まっています。
とっても立派なシャトルバスです。
無料送迎は13時発でした。
参考までに 駅発 ホテル発
お客様は3組でした。
行きも帰りも 洞爺湖温泉で一度停まります。
ホテルに直接行かないで洞爺湖の周りを
通ってくれるので 湖の景色も見る事が出来ました。
またバスの乗務員さんが
洞爺湖は凍らない不凍湖だとか
昔は水は酸性だったが 噴火後はアルカリが混ざって
中性になったとか…
洞爺湖について色々説明をしてくれたので
何の下調べもしていない私たちにとって
とても勉強になりました。
山をグングン登っていくとホテルが見えてきました。
約40分ほどで到着。
ザ・ウインザーホテル洞爺リゾート&スパです。
写真はチェックイン後撮ったものですが
お天気が回復して見事な姿を見ることが出来ました。
送迎バスは大きな車寄せに入っていきます。
正面入り口です。
真っ赤な絨毯とスタッフさんのお出迎えを受けます。
送迎バスで到着する場合は スタッフさんが
必ず待機しているので 気分がいいですね。
1階の館内図です。
標高625mに建つ豪華客船のイメージのホテルです。
↓ ほらね、納得!
建物の高さは50メートル、横幅は210mもあるそうです。
館内図を拡大します。
何とロビーが2方向にあるのです。
メインエントランスを入ると左右にロビーが。
洞爺湖側にメインのロビーが
オーシャンビュー側にはバンケットロビーがあります。
今まで何度もこのホテルの写真を見ていましたが
有名な広いロビーは一か所だと思ってました。
二方向それぞれにあるんですね、驚きました。
正面を入るとカフェがありロビーはその両側に
広がっていました。
まずは左側のメインロビーです。
素晴らしい!!!
まるで古城に来たような重厚でありながら
エレガントな館内です。
正面からの眺めも最高です。
ガラスの高さは12、5mもあるんですって。
(写真はロビー周りにある吹き抜けの渡り廊下から撮りました)
洞爺湖の真ん中にある中島も綺麗に見えます。
お天気が良くなって良かったです。
私がこのホテルを知ったのは ずいぶん前のテレビでした。
サスペンスドラマの中で 片平なぎさが
このホテルをバックに 雪の中に立ち尽くす、
と言う映像がとても印象に残っていました。
一体ここはどこなんだろう、この建物は何なんだろう、
とあまりに素晴らしい景色に心を奪われました。
元々このホテルは 1993年(平成5年)、
総工費約665億円を投じた「ホテルエイペックス洞爺」が前身です。
私はリゾートマンションだったと記憶していましたが
今回スタッフさんに聞いたら 会員制ホテルだったそうです。
リゾートマンションと会員制ホテルとでは
格が全然違うのかしら?
スタッフさんは 私の質問に
「違います! 会員制ホテルです!」
とキッパリと言っていました。
すみません、汗
ホテルの変遷ですが 北海道拓殖銀行が経営破綻となり
その後1998年(平成10年)、エイペックスも自己破産し、
ホテルも営業を終了しました。
バブルがはじけたのが原因だったのでしょうか。
たった5年の会員制ホテルだったのですね。
その後も色々変遷があり 2002年(平成14年)、
「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」として
開業しました。
そして2008年(平成20年)には北海道洞爺湖サミットが
開催され一躍話題になりました。
ホテルの詳しい歴史についてはこちらを参考にしてください。
レストランもミシュランに選ばれたり 口コミ評価も高く
こんな山奥の辺鄙なところに このような豪華な
ホテルが建ったという事に 当時かなり話題になりました。
バブルの象徴のホテルと言われ ちょっとケレン味の
ある見方をされている事がありますが
(私の勝手な想像)
このロビーを見た時に 当時の建築の高度な質を集めた
お金に糸目をつけない息をのむほど素晴らしいホテルだと
素直に感心しました。
大自然の中の最高のリゾートです。
現在は(2014年(平成26年)から)明治海運が
ホテルを所有、運営をしているそうです。
娘が以前 このホテルに泊まった事があり
今はなき「ミシェル・ブラストーヤジャポン」で食事をしていました。
今までにない素晴らしいディナーだったと言っていました。
その時の「ミシェル・ブラストーヤジャポン」の
ディナー(娘の)の写真は次回のブログで
少し紹介させていただきます。
「すごく感動したからぜひ一度行ってみて」、
と娘に言われていました。
今回ホテルに宿泊することは出来ましたが…
その「ミシェル・ブラストーヤジャポン」は
2020年4月に契約期間満了のため閉店してしまいました。
同じくこのホテルの看板、「あらし山 吉兆」も
2018年8月に契約期間満了のため
閉店してしまいました。
この2つのレストランと鉄板焼きレストランの3店舗は
当時の北海道ミシュランの星を受賞していました。
では内浦湾側のロビーにも行ってみましょう。
洞爺湖と反対側には内浦湾があり そちらのロビーが
バンケットロビーとなっていてオーシャンビューです。
こちらのロビーは一段下がっていて
ガラスの高さは18mあるそうです。
ウエルカムドリンクを頂き2時過ぎにチェックインをしました。
カウンターの男性スタッフさんは手際もよく
あっという間にチェックイン作業は完了しました。
お隣にいた同じバスでいらしたご夫妻は
チェックイン時の説明が 私たちよりもかなり長くて
色々と案内されているようでした。
で、お部屋に入った途端 思い出しました。
私達、一休からの予約なんですが ダイヤモンド特典の
説明が一切なかったのです。
それですぐカウンターに戻り先の男性スタッフさんに
説明すると PCを叩いて確認してくれ
一休の特典を頂くことが出来ました。
一休の特典で 館内クレジット5千円と
ホテル側の特典として ドリンクチケットを2枚頂きました。
チェックインが長かったさっきのご夫妻は
きっと それらを説明されていたのでしょう。
この時にスタッフさんは 私達の予約の詳細を確認していました。
(チェックイン時に確認してほしかったわ)
ではお部屋に行きましょう。
真ん中にお花が飾ってあるヨーロピアン調の
エレベーターホールです。
お部屋は3階から10階にあります。
ホテルの宿泊スタイルは2種類あって
プリミエールスタイルとカジュアルスタイルです。
今回はプリミエールスタイルのジュニアスイート58㎡の
オーシャンビュールームに泊まりました。
プリミエールスタイルには色々と特典がありますが
(ラウンジ利用など)
今回ジュニアスイートはラウンジ利用不可でした。
(その代わりかどうか、ドリンクチケットを頂きました)
以前の旅行記を読むと ジュニアスイートも
ラウンジ利用は可能だったようです。
ではお部屋に行きましょう。
(廊下の写真を取り忘れました。)
お部屋に入ってドア方面を見たところです。
入ってすぐには大きなミラーとコンソールデスクがあり
どこかの邸宅に来たようなインテリアです。
(邸宅レストラン風です)
鏡のフレームがステキです。
お部屋に入ると真正面に海が見えます。
くるっと入り口方面を見るとミニバーがあります。
室内の色味は明るいベージュで優しい雰囲気です。
このホテルの建物は築30年経っています。
ウインザーホテルに変わってから20年、
その時点でお部屋の改装をしたのかは
分かりませんが、スタッフさんが言うには
大きな改装はしていない、とのことです。
でもそうだとしたら とってもきれいに
管理されていると思いました。
布張りのソファーや籐の枠の椅子やデスク、
大ぶりなテレビ台等、
エクシブの初期のお部屋の雰囲気とよく似ています。
オーシャンビューのお部屋は 南西向きなので
午後はとても明るく日が差し込んでいます。
ジュニアスイートルームには2種類あって
オーシャンビュー(内浦湾側)と
レイクビュー(洞爺湖側)があります。
参考までに間取りの一例です。
↓ オーシャンビュー(私たちが泊まったお部屋)
↓ レイクビュー
レイクビュ-ルームが人気のようですが
このオーシャンビュールームからの景色も
とっても明るくて気に入りました。
でも近くによるとこの窓…
こんな感じで埃だらけなんです。
私が「近くによると汚い窓だね」と言うと
主人は「近くに寄らなくても汚いってわかるよ」
ですって。
まぁ立地からしても窓には相当
雨 風 雪も当たるでしょうから
お掃除もなかなか大変でしょう。
景色を楽しむには 多少は目をつぶってという事ね。
実はこの少し後にkumi様がこちら のレイクビューの
お部屋にお泊りになっていて こんな写真を送ってくれました。
雲海です!!!
朝早くに雲海が見られたそうで
とっても幻想的な雰囲気で驚きました。
お部屋からこんな景色がみられるとは。。。
素晴らしいですね。
ロビーからも雲海を見ることが出来るそうです。
雲海は雨が降った後の深夜から早朝にかけて
晴れて風が弱い、というのが条件のようです。
kumiさまのおかげで雲海の写真を見る事が出来ました。
ありがとうございました。
では今回のお部屋に戻ります。
ベッドからソファー辺りを見ます。
振り返るとツインベッドです。
ベッドの横に木製のルーバーの扉が見えますが
扉の向こう側がバスルームになっています。
少し遠いですが 外の景色を眺めながら
お風呂に浸かる事が出来ます。
(レイクビュールームはビューバスの造りになっています)
アメニティはブルガリでかなり大きいボトルでした。
パウダールームは広々。
大理石もたっぷりと使っていて
当時としては質感も高かったのでしょうが
今は 全体的に古いテイストは否めません。
カウンタ―にはテレビもありました。
ドライヤーはごく普通のものでした。
このカウンターの手前にトイレがあります。
スリッパはお持ち帰りになれますよ、の
案内付きでした。
最近は国内外の団体のツアー旅行に使われることの多いこのホテル。
こういう案内は 旅行者にとって親切ですね。
次にレストランでの夕食です。
11階のフロアー図です。
こちらはコロナ禍の際に改装したとの事で
とてもセンスが良い空間が広がっています。
レストランへ入る通路の両側には
イーストとウエストの2ヶ所の
「ウインザーラウンジ」があります。
中は広々 こんな感じです。
このラウンジは 何のためのお部屋なのでしょうか?
この時は自由に眺めを楽しめるお部屋になっていました。
レストランが混んでいたりした時の
ウエイティングスペースなのかもしれません。
(食後は閉まっていました)
こんな素晴らしい景色が見えます。
ではレストランに向かいます。
ガラスのデザインからもれる陽の光がとっても素敵で
一体どんな世界にいざなわれるのだろうと
期待感が高まります。
まずは日本料理レストラン「杜氏賛歌」
この日のディナーメニューです。
通路を進むとお寿司「祥庵 こげ津」です。
お寿司 メニュー
当初 ホテルの予約をHotels.comから
お寿司のディナー付きプランで検討していたのですが
夕食は14520円のメニュー「北海道」という事でした。
その奥が「チャイニーズ・キュイジーヌ ラ・ヴート」
エントランスが宇宙的で中華レストランとは思えないです。
でも入り口の飾りに中華テストが見られました。 ほっ!
メニュー、14520円です。
こんな風に 長い通路がとっても今風に改装されていて
非日常が味わえるレストランフロアになっていました。
今回は一休からの予約で和食「杜氏賛歌」プランです。
店内は明るくてすっきりとした数寄屋造り風です。
奥にはテーブル席が。
中央には少し野趣味のある長いテーブル席、
そして洞爺湖ビューの窓際席です。
窓際席は数が少ないので予約で埋まっているようでした。
予約のないお客さは奥のテーブルに案内されていました。
今回のプランメニューは「洞爺」14520円です。
今回の旅行は結婚45周年と書いていましたので
ホテルから 乾杯のドリンクを頂きました。
(以下の中からお好きなものを、
またドリンクチケットもここで使えます)
スパークリングワインで乾杯です。
6時過ぎでもこんなに明るいです。
穏やかで良い季節に滞在できて良かったです。
先付け、お椀、に続き お造り です。
一休特典の5千円クレジットを利用して
私は大ボタン海老(+1936円)をプラスしました。
華やかな焼き八寸、
北海道の旬の食材が満載で とっても綺麗でおいしかったです。
主人は焼き物に2965円で和牛の炙りをプラスしました。
羊蹄山もきれいに見えます。
メインは 北海道牛肉の味噌しゃぶしゃぶです。
これとっても美味しかったです。
ごはんは北海道田舎五目御飯の竹皮包みです。
6月の洞爺湖
スマホで撮ったらこんなに幻想的に撮れました。
少しづつ日も暮れてきます。
デザートを頂いて「洞爺」コースを堪能しました。
量は小食の私で丁度良いくらいでした。
男性の方は和牛をプラスして丁度良いくらいです。
ボタン海老は まぁ 頼んでも頼まなくても
さほど満足感には関係はなかったかな~
接客も若いスタッフさんが多くて
笑顔でサービスをしてくれました。
ちょっとした小会話も楽しかったです
(もうすでに何を話したか忘れてしまって…)
夕食後は大浴場に行って…
その帰りに丁度 湖畔で花火が上がっていました。
(10月31日迄 毎晩 花火が上がります)
と言っても本当に小さく見えるだけです。
私達を含め みなさん張り切ってガラスのそばで
待機していましたが こんなに小さくしか見えなくて
拍子抜けでした。
拡大して見ました。
コロナ前はホテルからバスが出て 湖上の船に乗って
花火を観賞するプランがあったようですが(有料)
今は催行していませんでした。
早く再開するといいですね。
夜のロビーです。
本当に幻想的!
泊まったからこそ味わえる情景です。
この写真、カフェの絨毯がこんな模様だったとは、
写真を見て初めて気が付きました。
うねがくっきりとしていて ちょっと気味が悪いです、
しかも 一人だったらこのロビー 絶対怖いかも…
静かな夜の圧巻なロビーでした。
ウインザーホテル洞爺
一休.com【スペシャルオファー】<最大50%OFF>
2人 2食付き 51800円
5月の初めの予約でしたが
今では申し訳ないような金額でした。
次回はホテル周りのお散歩や朝食
そして2泊目の札幌での宿泊を書いていきます。
「根室花まる」でお寿司を頂き帰京しました。