2017年、 1月生まれの私の65歳のお誕生日旅行は     2017年2月記
「 香港 ~ マカオ ~ 香港 」 に行ってきました。

マカオで泊ったのは 煌めく 「 ギャラクシーマカオ 」 です。

ギャラクシーマカオ


香港では ハーバービューのお部屋に泊まり きれいな景色を楽しみました。

ホンコン夜景

 
世界一可愛い ( と勝手に私が命名した ) ウィンパレスのスタバにも
行ってきました。

どこもキラキラしたところを中心に回った 香港 ~ マカオ、
今回は 準備 予約、 初めて利用したJAL プレミアムエコノミー席の
様子を綴っていきます。

世界一可愛いスタバ


では 香港~マカオ 旅行記を始めます。

JAL サクララウンジ


旅の始まりは 羽田の 「 サクララウンジ 」 からです。
今回は プレミアムエコノミー席 「 スカイ プレミアム 」 
利用なので ラウンジが使えます。

サクララウンジ ダイニング


定番の朝食メニュー 焼き魚 たらこ 卵焼き は安定のおいしさです。

JALラウンジ朝食


飛行機を見ながら こんな感じの朝食です。
今日のスープは 酸辣湯、 とても美味しかったです。
いつも美味しく頂くサンドイッチ この日はあんまり。。。
時間が経っていたのかしら?

サクララウンジ 朝食


隣で主人が ラウンジ名物のカレーライスをもりもり食べようとしていたので
これ以上食べないで、 とクギをさします。
なぜって キャセイのラウンジに行きたいからです。

キャセイラウンジ


キャセイはJALと同じワンワールドグループなので 
JGCメンバーの端くれの我が家も キャセイのラウンジに入れて頂きました。
入って左側のダイニングエリアには ヌードルバーがあります。

ヌードルバー


朝食メニューは ホテルオークラ監修です。

P1103230


朝の時間帯、 とても混んでいるJALのラウンジとは違い 
こちらのキャセイのラウンジは 広々としていて 混雑していません。
広いダイニングエリアに先客3人のみ。

どれを頼もうか迷っている私たちに 係の女性は 
是非食べていって下さいね、 と ワンタン麺と中華粥と共に
フレンチトーストを勧めてくれました。
( 他には 和朝食と 担々麺がありました )

ダイニング


中華粥にはトッピングがたくさんあります。

お粥


そして小ぶりの器に ぷりぷりの海老が入ったワンタン麺、
お薦めのフレンチトーストです。( サイズは9センチ×4センチくらいです )
お皿も含め まるで厚焼き卵のようですね。

ワンタン麺とフレンチトースト


写真がブレブレで 申し訳ないのですが このおいしさ、
少しは伝わるでしょうか? 
さすがのオークラクオリティ、 
中までしっとり、 幸せ~~~ という美味しさでした。

フレンチトースト


ごちそうさまでした。

ラウンジは横に3つのコーナーに分かれています。
入って一番左端に ヌードルバーのダイニング
真ん中に フルーツやワインに合いそうなフードがおいてあるエリア 
そして右奥には お金持ちのリビングルームに招かれたような
落ち着いたソファーエリアがあります。 
( ドリンクのカウンターもあります )

キャセイダイニング


真ん中のお部屋に置いてある フルーツやマンゴープリン、あんみつ。

マンゴープリンなど


ワインに合いそうな フード類
食べ物はヌードルバーの物と この2つのケースに入った物だけです。

ワインに合いそうな。。。


その横に 落ち着いたリビングエリアがあります。
さてここで この旅行の予約のお話です。

キャセイラウンジ


私が悪性リンパ腫を発病してから14年、 2~3年毎の再発を経て 
今は月に一度の抗がん剤の治療の日々 その上同居している高齢の両親の
お世話で 忙しくしていて あっという間に月日がたっていく。。。

今は薬で収まっている私の病気ですが 今までの経過を見ると
そろそろ 又 再発なんて事がありそうで。。。
などと思い ちょうど私の65歳のお誕生日が1月なので 勝手に
「 煌めきの香港~マカオ、キラキラ旅行 」 を昨年秋に計画しました。

キャセイラウンジ


昨年秋に予約した詳細です。

JALダイナミックパッケージ 5泊6日 (ホテルは2泊分のみです)

東京(羽田) ↔ 香港 プレミアムエコノミークラス 利用
ホテル2泊 シェラトン香港ホテル&タワーズ、 ハーバービュールーム 
大人2名 旅行代金総額:¥219,840
一人 109,920円
( 旅行代金 104,600円 燃油サーチャージ空港税 5,320円 )
  

ダイナミックパッケージは 行き帰りの飛行機とホテルを自分で選んで
ツアーにする、というものです。
ただ ホテルは旅行期間の中で 全部予約することはなく
最初の1泊目をとる事 そして全体で2泊以上する事というのが条件です。
( 2泊以外の後のホテルは 自分で手配してもいいし 
違うホテルをダイナミックパッケージの中で選んでもいいのです )

そのため ホテル泊数を少なく組んだ場合 料金も安くなるので
万が一キャンセルしたとしても  通常のツアーよりもキャンセル料が
安く済むのが 私がこのパッケージを気に入っている理由です。
( ホテルだけの予約は 直前までキャンセル可 という物を
さがして予約すれば 気が楽です )

ドリンク類


旅行代金は 日々変化していて 出発日や曜日 為替などによって
同じ日程でも 検索するタイミングで だいぶ差があります。

その頃は少し円高になっていたので ダイナミックパッケージの料金も
後から予約した他のホテルの代金も 今よりはお得に予約できました。

マカオ1泊 ギャラクシーマカオ リゾートビュールーム
( Hotel.com で予約10%引きのクーポンをネットで見つけ利用 )
1泊 朝食込み 1部屋23,850円 
前日までキャンセル可の予約です。

↓ バーカウンター アルコールメニュー

ドリンクメニュー


マカオの後、香港に戻り 2泊したのはリッツカールトン香港
クラブルーム ( デラックスルーム ) クラブラウンジ利用付き
2泊で126,000円 ( 1週間前までキャンセル可です )
アップルワールドで予約 ( 家人の福利厚生を利用7%引き )
予約した昨年秋は 前にも書きましたが そこそこ円高だったので
このお値段で予約できましたが 行く直前は15万円ほどになっていました。
( 旅行時期 2017年1月 )

キャセイラウンジ


予約は以上で 5泊6日 2名分
JALダイナミックパッケージ  219,840円
マカオホテル          23,850円
香港リッツクラブルーム   126,000円
合計  (2名分)     369,690円   一人 184,845円

香港は飛行機代もホテル代も大変高いので この旅行代金も
高額になってしまいましたが プレミアムエコノミー席で
ホテルも5星 と考えると それなりに満足できる旅が出来た、と
思います。 

ソファー席でマンゴープリンを


予約した頃は母も普通に生活していましたので 
( 父はショートステイにお世話になる事にして ) 
私たちの不在中は 息子夫婦にわが家に泊まって貰うということで 
手配していました。

↓ キャセイのラウンジのトイレ

キャセイラウンジ


洗面台にあるハンドウォッシュは なんと 「 イソップ 」 でした。
キャセイのラウンジのアメニティは ジュリークだと思っていましたので
イソップに出会えて嬉しかったです。

イソップ


予約も無事済み安心してたところ なんと11月に 母が転んで
肘と腰を骨折してしまいました。
肘は手術もしましたので 全治2ヶ月といわれ 旅行も微妙に
なってきました。

主人は今回の旅行は 辞めた方がいいねと、 言い出しました。
「 でもさぁ~ まだ先だから このまま様子を見ようよ~ 」 と私。
でも 心の中では 「 私の人生なんだから、絶対行くよ~ 」 と。
( 薄情なわたし )

↓ JAL29便 10時05分発 香港行きに乗り込みます。

JL29便 香港行き


母は最初の頃は せん妄という症状が出て かなり大変でしたが
その後落ち着き 以前からの頑張り屋さんの性格が幸いして
12月末には かなり良くなってきていました。
先生からも 毎日リハビリと消毒に通えれば 退院してもいいよ、と。

スカイプレミアム


↑ 初めて利用する 新しいプレミアムエコノミー席
「 スカイ プレミアム 」 です。

プレミアムエコノミー席


主人は 当初 香港で20万円弱 と私から言われていたので
てっきりビジネスクラスで行けるものと思っていました。
が、直前でプレミアムエコノミー席と聞いて、 がっかりしたようです。
でも当日 このシートに座ったら 「 全然いいじゃない? 」 
と言って喜んでいました。

高級感あふれていますシートピッチは広々

というのも シートピッチがかなり広々しているのです 私でこのくらい↑
↓ 180センチの主人でこのくらい 余裕があります。
香港まで5時間10分、 帰りは3時間45分なので 
全然 このシートでOKでした。

180センチの主人でも


ただ私は背が低いので 足置きの台、フットレストに足が届かず、 
足元が不安定だったのでちょっと疲れました。
背の高い方なら フットレストがあるので 足元は楽でしょう。
私は 飛行機を降りたら 足がむくんでいました。
この辺はやっぱり ビジネスクラスの席とは違うと思いました。
「スリムウォーク」 などの弾性ソックスをはけば良かったです。

機能的な座席


↑ モニターの横に ペットボトルホルダーがあります。
私たちはチケットとパスポートを入れていましたが
スマホを入れている方も多かったです。
シート横にも物入れがあり めがねを入れていました。
カップホルダーやフックもあり機能的で便利でした。
スリッパもありました。

行ってきます~


整備の方々のお見送りを受けて 出発します。
こういう風景に 最近私は 胸が熱くなります。。。

整備の方々のお見送り


話は戻り 母の状態も徐々に良くなり 毎日リハビリと消毒に通えれば 
暮れ前には退院しても良い と先生に言われました。
でも この病院には 休日の救急で入ったので わが家からは
不便な場所にあり 毎日病院に通うのは容易ではありません。

それで ケアマネさんとも相談して 運良くこの病院内にあった
「 地域包括ケア病床 」 というベッドに入れて貰うようにしました。

地域包括ケア病床とは

急性期の治療が終了した患者さんが対象となり、在宅復帰等へ向けて
経過観察やリハビリ・在宅復帰支援等を受けることが出来るベッドです。
ただし、該当病床に入室後、最長60日以内での退院が原則となります。

と言うものです。

この制度を利用して 普通に生活が出来るまで
リハビリをして貰うことにしました。
これで一件落着、と思いきや。。。

良いお天気の羽田空港


気持ちが元気になった母は 早く退院したい、と言うのです。
母はまだ 体の状態は完全ではありませんが 頭はクリアーです。
ただ足元が危なく 傷もまだ深く 勿論一人では生活出来ません。

でも母が自宅を希望するなら お正月に外泊をして様子を見て 
大丈夫なら その後退院という旨を病院に伝えました。

退院後はしばらく通院して それからデイケアに通ってリハビリする、
旅行中は 最初の予定通り息子夫婦に来て貰う という流れです。

と、と、ところが 大晦日に母を病院に迎えに行こうと思った矢先
病院から電話があり 母がインフルエンザに罹った、と言われました。
1週間は面会謝絶、 病院内でも隔離されているとの事でした。
( 母も私たち家族も 予防接種はしていました )

北海道シリーズ


↓ 機内食はエコノミーと同じです、が お酒の種類が少し多いのかしら?

機内食


それで この先どうしたものかと 私たちの旅行のことも含め 
病院の婦長さんに おそるおそる相談しに行きました。
婦長さんは 私が毎日、母の所に来ていることや その前後に 
父のショートステイ先にも通っていることは知っていましたので 
「 どうぞどうぞ 旅行に行って下さい! お母様のことは心配しないで
ゆっくりしてきて下さいね、 ご家族が元気じゃないと介護は出来ないから 」 
と言って 私たちの旅行のことは快く了解してくれました。
( インフルエンザに罹ってしまった、という事もあったのかも
しれませんが )
包括ケア病床があるから インフルエンザが治った後も
リハビリのため しばらく入院していて下さい と言ってくれました。

一路 香港へ


ただ主人は こちらの勝手な事情で母を病院に置いておくのは
親戚筋にも顔が立たなくなる と言って最後までこの旅行には消極的でした。

親戚筋と言っても 今は父母の兄弟はいないので うるさく言う人は
いないのです。

そこで お正月に親戚が総勢集まった時に みんなに聞いてみました。
「 私 旅行に行きたいのだけれど 行っていいかしら? 」 って。

皆 元々さっぱりした親戚筋だから 全く動ぜず
「 いいよ、いいよ、 行っておいでよ~ 
むしろ家にいるよりも 病院にいる方が安心だから 全然大丈夫だよ 」
と快く賛成してくれました。

皆が負担に感じないように 私が取り決めた 「 ウインウイン 」 
の方法を今回も利用して 私達がいない間 皆で手分けして 
毎日 母のお見舞いに行くという事で 母の不安も取り除く事が出来
なんとか出発にこぎ着けた、 という長~い 長~い お話しでした。
( 読んで下さり ありがとうございました )

主人も何とか了解してくれました。
でも 何となく自分たちだけ楽しんで 母が可哀想 という
心苦しさは最後まで残りましたが 気持ちを切り替えて 
旅行してきました。

旅行なんて 絶対行けない状況でしたが 
今の時代 色々 協力を仰ぐシステムもあるので それを利用しながら
家族に心から感謝して旅行した5泊6日でした。



さて 無事香港に到着しました。
機内アナウンスで 香港の気温はただいま25度 と伝えられ
皆驚いていました。

華やかな空港


飛行機を降りて 税関を過ぎ 外に出る手前にあるカウンターで
空港から市内まで出る AEL ( エアポートエクスプレス ) の
チケットを買いました。


AELチケット売り場


以前はグループチケットと言って 複数人で買うと割引があったのですが
今回は その様な割引チケットを見つけることが出来ませんでした。
カウンターのお姉さんにも聞きましたが、シングルジャーニーチケット
と言っていたので 往復チケットはないようで また 発行日のみ有効と
言っていました。 ← 私の英語の聞き取りなのであやふやな情報です。
行き帰り それぞれに2人用チケットを購入すれば良かったのかもしれません。

AEL各種運賃


AELのチケットは九龍駅往復で一人 160HKDでした (2400円)
このカウンターでの購入は AEL購入のみクレジットカードが使えました。
オクトパスカードもここで買おうとしましたが 
それにはクレジットカードは使えないと言われました。

香港国際空港


AEL利用で空港から九龍駅まで 2駅 21分でした。
九龍駅の右側にある 尖沙咀(チムサーチョイ)は一番の繁華街です。

AELとMTR 路線図


快適な車内では無料のwifiも飛んでいました。

エアポートエクスプレスAEL


AELのチケットを持っていると 九龍駅、香港駅から各ホテルまで
無料のシャトルバスが利用出来ます。

九龍駅のシャトルバス乗り場へは案内があるので 迷うことなく行けます。

九龍駅からの無料バス


ホテル毎に乗るバスが決まっています。
「 シェラトン香港ホテル&タワーズ 」 は K4乗り場です。
香港のハーバー側で工事をしているので バス乗り場が変更になっている
ホテルがあります。 
シェラトン香港も以前とは違うバスになっていました、 今はK4です。

K4バスの停まるホテル


↓ 利用した無料のシャトルバス

九龍駅からの無料バス


シェラトン香港は無料バスで最初の停留所です。
でもホテルとは離れているところに停まるので ちょっと迷いました。

シャトルバスが到着したところ


ホテルの入り口は ネイザンロードに面してあります。

シェラトン香港


ホテルチェックインはパスポートのみでOK、 
空港でのEチケット不要論と同じく ホテルでも紙ベースのものの提出は
必要ありませんでした。 ( クレジットカードは必要でしたが )

シェラトン香港


お部屋は ハーバービュールームです。
素敵なカウンターのお兄さんの言葉通り ナイスビューなお部屋!!! 

ハーバービュールーム

窓からは真正面に香港島が見えました。
左側はインターコンチネンタル香港、 眼下と右側は絶賛工事中でした。

↓ 煌めく夜の香港、 1881ヘリテージ

夜の香港


次回はシェラトン香港の様子と香港2泊の行動編です。