雪の兼六園


2017年も 残すところ あと一日になってしまいました。
今年の海外旅行は ブログに長々と書き綴っていました 「 香港 」 と
「 マレーシア、バリ島 」 の2回でした。
国内は ちょこっと飛行機で飛んでみました、というものと
近場で温泉 と言う 「小さなお出かけ」 を楽しみました

今年最後のブログです。
よろしくお付き合い下さい。

まずは3月初旬に行った金沢です。

金沢駅


マイルの特典航空券で小松まで行きました。
( 小松行きは 比較的間際でも取れるお薦めの区間です )
小松空港から金沢駅までは 連絡バスで1時間くらいです。

この日は大変寒くて 飛行機を降りた時には どんよりとした曇り空でしたが
金沢駅までのバスに乗っていると あっという間に大雪になり 
バスの窓から景色も見えないほど 大吹雪になりました。
飛行機もバスも 周りはほとんどサラリーマン風の人ばかりで 
小松にある大きな企業や関連会社への出張のようでした。

近江町市場


大雪の中 金沢駅について ちらし寿司を頂きにタクシーで
近江町市場まで行きました。
この市場 すご~く混んでいました。
お昼時はどのお店も大繁盛で お店に入るのにだいぶ待ちました。
↓ 豪華なちらし寿司を堪能しました。

ちらし寿司


お天気が少し回復してきたので 近江町市場から歩いて東茶屋通りに
出ましたが またまた雪が激しくなったので たまたま近くにあった
和菓子のお店に入りました。
お店は2階建てで1階は 売り場になっています。
間口は狭いですが 奥にある階段を上がると 普通の民家のお部屋を喫茶にした 
アットホームな和風カフェが広がっていました。
営業していない時は 普通に暮らしているのかしら? という感じでした。 
でもなぜか 気持ちが落ち着き ゆったりとお茶とお菓子を楽しめました。

和菓子 森八


後でガイドブックを見たらとっても有名な和菓子のお店 
「 森八 」でした。
( たぶん ひがし二番丁店 だと思います )
お菓子は 柄違いの素敵な九谷焼?のお皿に盛られていました。
どれも美味しそう、 選ぶのに迷ってしまいました。

和菓子色々


↑ 奥の黄色の和菓子は「 蝶 」 その右が 「 白詰草 」
手前の緑色のお菓子は 「 なばな 」 その右が 「 片栗の野 」
と言う名前が付いていました。

たまたま入ったお店が加賀藩御用達の歴史あるお店だったなんて、
金沢は どこも歴史に満ちていますね。


さて 夕食は 兼六園から徒歩3分の 「 かなざわ玉泉邸 」 を訪れました。

玉泉邸


「 ミシュラン富山 石川 」 が発表された時に 次回金沢に行く事があれば
★付きの日本料理店に行ってみたいな~と思っていました。
でも どこも敷居が高そうです。
さすがに★付きは 夕食となると2万円はくだらないお店が多いのです。

日本料理のお作法もままならない私、 緊張しながら頂くのもイヤだし。。。
と色々探していると。。。 

GYOKUSENTEI


素敵なお店に出会えました。
「 かなざわ玉泉邸 」 です。

入り口


お店のHPを読んでみると 庭園が素晴らしく お屋敷も歴史に名を残す
流れを汲んでいるとかで 歴史好きな私 ( 戦国時代のみですが )は
一気にこのお店に興味を持ちました。

お庭


夕食は 7千円 9千円 1万2千円 お任せの1万5千円 と 他のお店と比べると
だいぶお手頃のコースが4種類あります。 
( どれも +  税 サービス料10% )
予約は電話のみでネットでは出来ません。
電話は緊張しますが 思い切って電話をすると。。。

電話口には初老の(失礼?)物腰の柔らかい男性の方が出て
コースのお料理について詳しく説明してくれました。
蟹の漁の季節が終わっていたのが残念でしたが 季節なら香箱蟹なども
コースに組み込めるようなことを仰っていました。 
( 香箱蟹は安い、と言ってましたが )
香箱蟹は関東地方では珍しいですよね
以前 山代温泉の あらや滔々庵 に行った時に香箱蟹を初めて頂きました。
大変可愛らしく美味しかったので また是非にと思ったのですが
今回は時期的に頂くことは出来ませんでした。
( 1万5千円のコースだと 色々こちらの希望に添って 
  メニューを決められるような雰囲気でした )
そして 私達が金沢在住ではなく 遠くからの訪問だと知ると
とても喜んで下さり 来店を心待ちにしていると 嬉しい言葉を言ってくれました。

そんな風に言って貰えると こちらも嬉しくなります。
と言うことで1万2千円のコースを予約しました。
また お庭にも興味があると 伝えました。

予約の時間に行くと既に初老のスタッフさんは 待ってました! と
ばかりに玄関前に出てきていて 私達を歓待してくれました。

お食事の前に まずお庭の見学をしました。
詳しい庭園の歴史は HPのこちらをご覧ください。
素晴らしい歴史のあるお庭、 けっして広くはありませんが 山川があり
きれいに手入れがされており ライトアップも楽しめました。

そして お部屋に入りました。

室内


この広間と 別に個室が何部屋かあるようです。
私が予約した時には 個室は既に予約で一杯と言っていましたので
会食などに利用する方が多いお店なのだと思います。

先付け


お料理はどれも金沢の味で彩られ とっても美味しく頂きました。

時折り初老のスタッフさんが こちらの様子を気にかけてくれていました。
思い切って私は 「 不躾ですが どのようなお立場の方ですか? 」
と聞いてみました。
そしたら 「 支配人です 」 ですって。
まぁ~ やっぱりそうでしたね、 ご無礼ををお許し下さい。
お店に対する愛情が溢れていましたものね。 
このお屋敷やお庭の説明の一つ一つに 思いがこもっているという感じです。

お造り


お造りの海老は甘エビではなく 「 がす海老.」 と言う海老で ↑
( 殻が茶色だと言うことから この名前が付いた と聞いたような )
北陸地域でしか味わえない大変稀少な海老だそうです。
鮮度の低下が 早いため、他の地域には全く出回らないとか、
もっちりしていて とっても甘い海老でした。

訪れたのがだいぶ前だったので お料理の詳しい説明は失念してしまいました。
お料理は以下の写真の他に お椀 蒸し物 お魚 デザート が出ました。
どれも大変美味しかったし 珍しいものもあったので大満足な夕食でした。

お肉


支配人さんは テーブルに来る度に このお店のちょっとしたネタを
ぽろりと話してくれます。
それが たまたま私が興味のある事だったりして もう話が弾みすぎました。

このお屋敷やお庭に前田のお姫様が関わっていた と言う小ネタには
それ豪姫ですよね? 映画になりましたよね? 確か宮沢りえが
豪姫役やりましたよね~、 などと うざすぎる反応をする私。 
( 以前は この時代の歴史が好きだったので よく本を読んでいました )

炊き込みご飯


豪姫ネタも終わり 次に私は
「 このお店、 どなたがおやりになっているんですか? 」 と聞きました。
支配人さんは 「 山〇温泉の 〇〇〇 の息子さんがやっているんですよ 」 と。
むむむ、あの有名な 旅館の息子さん!!!???
( 大箱旅館ですがJTBの「 優雅なる宿 」 とかの常連旅館です )

その息子さんって もう12~3年くらい前のテレビ番組で 
お嫁さんを探す、という企画に出ていましたよね? と言うと 
「 えぇえぇ 仰るとおりです、 でもよくご存知ですね~ 」と 
とっても驚いていました。
その事をご存知の方に 初めて会いました、と。

私、 その番組を今でもはっきりと覚えているんです。
特番だったと思いますが この息子さんの他に A〇〇ホテルの御曹司
T宮家の息子さん、 等 他にも数名の御曹司が出ていました。
その番組を見ながら こんな立派な人はどんなお嫁さんをもらうのだろう、と
思いを巡らせながら見ていたので 印象に残っているんです。
今でも テレビでT宮家の話がでたり A〇〇ホテルの前を通ったりすると 
必ずその番組を思い出すのです。
もちろん以前 〇〇〇の旅館の前を通った時にも きっちり思い出していました。
なんと その時のその息子さんが このお店をやっているなんて。。。。
( しかも結婚していました! しかも 奥さまはものすごく美人ですよ! )

本当にビックリ!!!

いや~ 長年 思っていた事って いつかどこかでつながっているんですね~

と言うことで 私は久しぶりに興奮して うざい+アドレナリンが
出まくったという 「 玉泉邸 」 の夕食でした。
歴史好きの方にぴったりなお店でした。 ランチもあります。

玉泉邸入り口


次の日の金沢城公園 石川門です。 雪が似合いますね~

雪の金沢城


タクシーの運転手さんは 今年は雪が少なくて こんな雪の金沢を
見ることの出来たお客さんは運がいいですね、と言っていました。

雪と晴天の両方を味わえるなんて 運が良かったのね~
帰る日の小松空港は晴天でした。
 
小松


そして春 野球シーズンに入り 広島には野球がらみと法事で3回訪れました。

宮島


アリス様も人力車で回った宮島です。( アリス様の宮島はこちらです )

( ↑ 携帯の写真をグーグルフォトに入れたら 宮島の写真を
   自動的にこんなに素晴らしく加工してくれました )

私のブログを読んで下さっている皆さまは 広島に行く事は めったにないと
思いますが 新しいホテルが駅前に出来たので ちょっと紹介します。
名前は 「 ホテル川島 」 です。 

ホテル川島


「 ホテル川島 」 だなんて田舎っぽい名前でしょう? 
でもこんなタワーマンションビルの中に入っているホテルなんです。
下がビックカメラ、高層階が高級タワーマンション、 
そして中層階の2フロアーが 「 ホテル川島 」 です。

ずっと以前からこの場所で川島旅館と言う名前で経営していましたが
再開発でこんな立派なビルに入りました。

2016年に出来ましたがとても人気があって なかなか予約が取れません。
もちろんビジネスホテルですよ。
全くラグジュアリーではないけれど。。。
広島のホテルは古い所が多いので 場所が便利な事と新しい事
そしてバスルームが売りなんです。( 私の勝手な押しですが )

ツインルームホテル川島


シングルルームが多い造りですが ツインルームもあります、 
がどちらにしても狭いです。 
ベッドカバーにカープ坊や柄を使用しているカープルームもあるようです。

そしてこの洗面台とバスルーム、意外とスタイリッシュなんです。

このバスルーム、 普通のおうちの浴室のようになってます。
リクシルの浴槽が入っていて 何とビジネスホテルでは珍しく
横から何カ所もお湯が出るボディシャワーが付いているんです。

洗面台バスルーム


リクシルのこのボディシャワーを検討している方がいらっしゃったなら 
是非 ホテル川島で体験するのをお薦めします。 なぁ~~んてね。
とっても気持ち良かったですよ~
ただお部屋によってはこのシャワーが付いていないところもあるようです。
カープ観戦後やビジネスマンの一日の疲れは ぜひこのボディシャワーで
癒やしてください。

ツインルーム


お部屋には小さな窓が付いています。
方角によっては マツダスタジアムビューのお部屋もあります。

小さな窓ですが。。。


こんな感じでマツダズームズームスタジアム 略してズムスタが見えるんです。
試合そのものは見えないけれど 屋外球場なので雰囲気は分かると思います。
私が娘と泊まった時は違う景色でしたが 別の日に主人が1人で
泊まった時には ズムスタビューだったと言って喜んでいました。

何とズムスタビュー


ホテル川島以外には 「 JALシティ広島 」 にも泊まりました。
人生初の17㎡という狭~いお部屋でした。( ここしか取れなくて。。。 )
17㎡のダブルルームに主人と2人で眠れるかどうか心配で心配で。。。 
宿泊前夜はそのことが気になって眠れませんでした。
掛け布団をもう1枚貸して頂き 何とか小さくなって眠りました。

ホテル前は 川沿いに桜並木があって とてもきれいでした。

P4020154 (2)


ついでにちょっとカープネタです。
昨年優勝したので球場にはこんなチャンピオンフラッグが立っています。

2016チャンピオンフラッグ


日の丸 チャンピオンフラッグ カープの旗 が大空にたなびいています。
う~~~ん、 いいですね~

日の丸 優勝旗 カープの旗


もっと引くと。。。
左から 今日の対戦相手の阪神、 NPBセリーグ旗も立っていますね、 

こんな感じではためいています


ズムスタのコンコース、 大賑わいです。
この球場はぐるっと一周できるようになっているので ( 普通の球場は
席種によって 他のエリアに入れないように 一周は出来ません )
コンコースの片側にある飲食店やグッズショップなどを見て回るのが
とっても楽しいのです。

ズムスタ コンコース


試合中も 多くのお客さまが往来しています。
広島ではカープのユニフォームが普通に私服化しているので
殆ど全員がユニフォーム姿で応援しています。
試合の行き帰りもそのままよ。

また席の種類もたくさんあって こんな南国チックな席もあります。

ゲートブリッジ席


夕暮れはとってもステキです。

夕暮れのゲートブリッジ席


広島は東京と比べると 日の入りが30分は遅いので 
試合が始まってからも こんな素晴らしい景色が楽しめます。

夕暮れのズムスタ


カープの試合のある日は ホテルを取るのが大変です。
しかもその日程でコンサートがあったりすると 全くホテルが取れません。
以前もミスチルと重なって 主人はホテルが取れずヒヤヒヤした事がありました。
来年もまた頑張ってホテルを取って 野球観戦出来るといいな~と願っています。


↓ 秋のいちょう並木です。

いちょう並木


紅葉が始まったころ 箱根に行きました。

箱根美術館


ランチは 強羅駅 「 ITOHダイニングby NOBU 」 で頂きました。

ITOHダイニングby NOBU


紅葉の季節ではありましたが 訪れたのは平日、 でもNOBUは満席でした。
私達はだいぶ前に予約したので ランチコースを頂けましたが
とても人気のお店です。

NOBU


ランチ 3600円


お腹もいっぱいになったので少し歩きましょう。
紅葉を見に向かったのは 「 箱根美術館 」 です。

箱根美術館


日の当たるところはもう紅葉真っ盛りです。
美術館と言ってもお庭も有名で 特に紅葉が有名なので
たくさんの観光客で賑わっていました。
こんなに多くの人が紅葉を見に来ていることに ビックリしました。

箱根美術館


お宿は 「 箱根離宮 」 
今年は春にも 骨折で入院していた母が 快方に向かったので家族で泊まりに来ました。

箱根離宮 秋


今回も複数人だったので 2部屋 隣どおしをリクエストし
春と同じく 08と09号室になりました。

1号館7階 1708と1709号室に泊まりました。

ビューバス 1708号室


7階だったので景色も良く ビューバスはとても気持ちが良かったようです。

↓ こちらは春に行った2号館3階の08号室のビューバスです。

箱根離宮冬 2308号室


春に行った時の2号館の館内図です。

箱根離宮 館内図


日本料理レストラン入り口は水に浮かんでいるようです。

レストラン入り口


日本料理レストラン 「 花暦 」、 秋の前菜 ↓ 

花暦 秋 前菜


器がとってもステキでした。

日本食レストラン 器


朝食ビュッフェです。

朝食ビュッフェ


すすきで有名な仙石原まで足を伸ばしました。

仙石原


銀色に輝くすすき。
お天気も良く最高の観光が出来ました。

すすき


すすき


箱根 仙石原すすき


最後に 今年もお友達と色々ランチを楽しみましたが 私が勝手に決めた
2017 ランチコスパ大賞No.1 になったのはこちらのお店です。

横浜ベイホテル東急 大志満


↑ ↓ 横浜ベイホテル東急 大志満 です!!! パチパチパチ
( 多くのお客さまがいらしたので写真は撮れず HPの写真をお借りました )

大志満 横浜 店内


大志満 横浜店 ( 横浜ベイホテル東急 ) 平日限定 3000円
「 乾杯ドリンク 2段重 治部煮 あんみつ コーヒー 」
OZ限定メニューです。

ウエルカムドリンク付きですが なんとビールは 大と小 から選べました。


先付け


先付けの次に金沢名物、 治部煮が出ます。
そして2段重のお弁当が続きます、 見た目以上にお腹いっぱいになります。

2段重


大志満


お祝いの方には 皆さんにお赤飯がでます。
たまたまお誕生日の方がいたので お友達が予約の時に申告したそうです。

お祝いのお赤飯


最後にあんみつが出ます。
これって結構ちゃんとしたあんみつでしたよ。
そして なんと 最後の最後にコーヒーも出ました。
ランチの後に ホテルのすぐ横にある 「 カフェドクリエ 」 で
お茶しましょう、 と言っていたのですが こちらでコーヒーまで
頂けるなんてビックリしました。
これで 税 サ 込みで3千円です、 
凄くコスパがいいよね~ と みんなで大絶賛! それに何より美味しいです。
と言うことで 友人4人で 今年のランチコスパ大賞は こちらになりました。


と言うことで2017年を締めくくりました。

今年も一年間 「 紀子の部屋 」 を訪れてくださりありがとうございます。
高齢の両親の世話や 私自身の通院などがあり なかなか更新もままならない
ブログですが 毎日足を運んで頂き 皆さまには 心から感謝しています。
なかなか 新しいところに行けず ちょっとマンネリしていますが
2017年も旅を通して新しい出会いがあった素敵な一年でした。
毎年一年が終わる時に思うのですが 何時も 今年が一番楽しかった、
と思って一年を終わっています。
それはきっと 新しい出会いが 私の人生に彩りを与えてくれているからでしょう。
こんな歳になっても 初めて知る事が多く 人生ってまだまだたどりつけないな、
というのが最近の感想です。
 
長い間読んで下さっている方 たまたま何かを検索していて巡り会った方、
そんな出会いを大切に 来年も少しずつですが更新していきたいと思っています。

どうぞ皆さまも 良いお年をお迎え下さい。
皆さまにとって素敵な年になりますよう 心からお祈りしています。


PS 
最後になりましたがバリ島のアマヌサでお世話になりましたIZUMIさん、
来年 日本にお戻りだそうです。

来年2月からの勤務地は。。。

三重県 賢島の 「 アマネム 」 です!!! パチパチパチ。
とってもお優しくて可愛らしいIZUMIさん、 バリ島での経験を生かして 
日本でも益々のご活躍になることでしょう。
私もいつかアマネムに行ってみたいな~ と思っています。

リッツカールトンバリで


↑ IZUMIさんと、 リッツカールトンバリで

ブログで仲良くさせて頂いている カリスマお宿ブロガーのデコ様は
アマネムに⒉回 いらっしゃっています。
リンクを快諾して下さいました、 ラグジュアリーな雰囲気を感じて下さい。
デコ様のブログはこちらです。

では来年もよろしくお願い致します。