リッツカールトンクアラルンプール、朝食  ↓

ジュース用


2018年11月にお友達4人で訪れたクアラルンプール旅行記
1,旅行代金 マンダリンオリエンタルホテル 市内観光
2,ピンクモスク ブルーモスク観光   はこちら
3回目の今回は最終回で
リッツカールトン滞在、 ヒンズー教の総本山 「バトゥーケーブ 」
リッツのスパ などを綴っていきます。

フラワーバス


↑ フラワーバス
リッツカールトンクアラルンプール、 レジデンス棟にはバトラーサービスが付きます。
私たちのために毎回バトラーさんがおもてなしをして下さいました。

初日にはお友達のバースディと言うことでチョコレートたっぷりの
ケーキも用意して下さいました。

バトラーさんからケーキを


2日目は 夕方ホテルに帰ると こんなに可愛いいお菓子とカードが。

二日目のおやつ


そのうえ 毎晩 夜にはブラウニーとお茶のサービスもありました。
有り難いことです。
飲み物は連絡するといつでも持ってきてくれます。

夜のおやつ お茶とブラウニー


↓ 玄関を入ってすぐのダイニングテーブル、 
  写真で見るとそれほど大きくは見えませんが

テーブル


実際はこんなに大きいテーブルです。

大きなテーブル


バトラーさん達は私たちが喜んでいる姿を見てとても嬉しそうにしていました。
英文科卒のお友達は 私たちの感謝の気持を英文でしたためた手紙を
最終日にバトラーさんに渡していました。
バトラーさんのお蔭でリッツの滞在がより思い出深いものになりました。
有り難うございました。

リッツがあるのは 有名な繁華街 「 ブキッ・ビンタン地区 」 
前日まで泊っていたマンダリンは 「 KLCC地区 」 です。
どちらもクアラルンプールを代表する繁華街です。

リッツからの連絡通路


リッツカールトンからはブキッ・ビンタンを代表するショッピングセンター、
「 パビリオン 」 に連絡通路を使っていくことが出来ます。


ホテルから 廊下でつながっている最高級ショッピングセンター
「 スターヒルギャラリー 」 を抜け そのままつながっている
「 JWマリオットホテル 」 を行くと パビリオンの正面に出ます。 

スターヒルからJWマリオットへ


リッツとスターヒルギャラリ-、JWマリオットとの位置関係は 
ホテルのスタッフさんに詳しく説明して頂きました。

スターヒルギャラリーとJWマリオットは この上なく豪華で
さすがに最高級のホテルとデパートという感じがしました。
歩くだけでセレブ感がバチバチ来ました!

この2つのビルを出て信号を渡ると 正面は「 パビリオン 」 です。
パビリオンは ビックリするほど広いです。 
2日目に行った時には 館内で長い時間迷ってしまったほどです。

パビリオン


リッツ初日の夕食はパビリオン内にある 「 鼎泰豐(ディンタイフォン)」
で頂きました。

鼎泰豐(ディンタイフォン)


地元の方も多く利用していました。
( イスラム教の影響でアルコールを出さないお店も多い中
  ここではアルコールも普通にありました。 )

鼎泰豐,店内


小籠包6個400円、 海老とインゲンの炒め物 約950円

小籠包炒め物 約950円


小籠包6個400円、麺530円


↑ スーラータン麺 530円、  ↓ 海老のチャーハン 600円

チャーハン600円と炒め物


お会計は ビール2本 お茶 小籠包2種類 炒め物 チャーハン 
酸辣湯( スーラータン ) で4700円でした。

お会計、4700円


次にリッツカールトンの朝食です。

朝食レストラン、HPより


↑ ホテルのHPからの写真です。
旅行4日目と言う事と レストラン内がだいぶ混雑していたせいか
あまり写真はありません。

リッツ、朝食レストラン


私が感じたことですが きちんとしたレストランという雰囲気ではなく
大きな会場をレストラン用に使っているという感じがしました。

ハムとか


クアラルンプールは多宗教の国なので イスラム → アラブ食、
ヒンズー → インド食、 仏教 → アジア食 と 多くの種類がありました。

サラダコーナーには アラブの方が好んで食べる豆類が多くありました。

サラダ


ドリンクも豊富です。

ドリンクも豊富


私が特に感激したのは 自分の好みで果物や野菜を選んで
それをジュースにしてくれるサービスがあったことです。
私も何種類か果物と野菜を選んでジュースを作って貰いました。
ただジュースを絞るたびに ジューサーに果物のかすが溜まり それを取ってから
次のオーダーのジュースを絞るので だいぶ時間がかかります。
スタッフさんは 既に絞ってあるジュースを勧めたがっているのが垣間見れ
それがちょっとおかしかったです。

ジュースを作ってくれます


もう一つ 私が不思議に思ったことです。
壁際にコーヒーの機械が置いてあり 自分で好みの珈琲を
ボタンを押して入れるようになっているようになっていました。
( というか私にはそう見えました )

私も淹れ立てのコーヒーを味わおうと思い、 カップをセットして
機械のボタンを押そうとしているまさにその時! 
遠くからスタッフさんが大急ぎで駆け寄ってきて 何やら焦って
私の行為を制止するのです。
使っちゃダメよ~ 的な。
??? ダメなの~?
そしたら急いでもう1人のスタッフさんがコーヒーが入っているポットを持ってきて 
私のカップに注いでくれました。
まぁすごい! スタッフさんの素早い連係プレーに感心しました。

その後 もう一人 中年男性もこの機械の前に来て カップをセットしてボタンを押しました!
あれ いいのかしら? と思った瞬間 またしてもダッシュでスタッフさんが
転げるように出てきて その人を制していました。
そしてあうんの呼吸でもう一人のスタッフさんがポットを持ってやってくる 
というさっき見たのと同じシーンが繰り広げられていました。

やっぱりこの機械、 使っちゃいけなかったのね、 
故障中なのかしら?
なら布でも掛けておけばいいのにねぇ~
いつも監視して ダッシュで注意するのは大変でしょうにね~

でもこの緩さがアジアなのかもしれませんね、 と言う朝食レストランでの一コマでした。

ジャムとか


↓ 私の朝食、 私は朝麺が大好きで必ず頂きます。
  アジアはどこも麺が美味しいですね。

私の朝食


さぁ 今日は朝からヒンズー教の総本山 「 バトゥーケーブ ( 洞窟 ) 」 に行きます。
石灰岩の巨大な鍾乳洞の中に造られた寺院です。

ここへは272段の階段を上らなくてはならないので 事前にみんなんで
もし体力が余っていたら行きましょう、 という感じにしていました。

セントラル駅


↑ KTMコミューター線に乗るセントラル駅

私もお友達も 体力的には問題なさそうだったので 当初の予定通り
4日目のこの日に決行することになりました。

バトゥーケーブ行き


↑ 右端が出発したKLセントラル駅、 左上のブルーの終点がバトゥーケーブ駅

バトゥーケーブには KTMコミューター と言う KL近郊を走る電車に乗っていきます。
ホテルから行く場合の最寄り駅はKLセントラル駅で 
そこまではホテルからタクシーで行くことにしていました。
その先ですが 現在 KTMコミューター線は途中で工事をしていて
その区間はバスで行く、 という口コミを見つけました。
( 工事については時期によって色々変更があるようで さまざまな情報が
  出ていましたが 一番新しい時期に行った方のブログを参考にしました )
初めて行く場所なので 行った方の口コミがとても役に立ちました。

KTMコミューター線乗り場


前日にホテルの日本人スタッフさんに 念のため その行き方を話すと
スタッフさんは 気楽に「 電車でそのまま行けますよ~ 」 と。
それで私たちは 「 今は工事中なので 途中の区間は電車は走っていないのよ 」 
と教えてあげました。 

ところがそのスタッフさんは驚いて 「 その情報 いつのですか? 」
と聞いてきます。
私たちは ネットの口コミで最新の情報をさがした、 と言ったのですが
そのスタッフさん 「 僕、 先週行ったんですけど。。。 」 と。
ぎょっ! せ せ 先週?
そうだったのね、 それならその情報が最新と言うことですね。
聞いてみて良かったわ~
すでにKTMコミューターは工事も終わり全線開通していて 
終点のバトゥーケーブまでは電車で一本で行けることが分かり ホッとしました。

9時36分発


↑ KTMコミューター KLセントラル駅、 バトゥーケーブ行き9時36分発

と言う事でタクシーでKLセントラル駅まで行き ( 20RM = 560円 )
そこでKTMコミューターに乗りました。
時刻表ではすぐの出発でしたので 急いで切符を買ってホームに滑り込みました。
( KLセントラル駅→ バトゥーケーブ駅まで10.4RM → 291円 )

ホームに着いた時点で 後2分で電車が来るはずですが なかなか来ません。
事前にホテルのスタッフさんから 駅に時刻表はありますが
全く 時間は当てにならないので 目安程度に思っていて下さい、と
注意を受けていました。
案の定 電車が来たのは 予定の時間より15分以上過ぎてからでした。。。

ようやく列車が来ました


車内は清潔でアナウンスもあり快適な電車で 乗車時間は45分くらいでした。
( 途中で長い間 時間調節?のため停まっていたので 
  本来の乗車時間はもっと短いのかもしれません )
思っていたよりも近代的なバトゥーケーブ駅です。↓

バトゥーケーブ駅


駅からは既に極彩色の建物や像が見えています。
なんとも言えないエキゾチックな不思議な場所です。
この像はどうやら猿の神様のようです、 この辺りは大変猿が多くいました。

入り口


駅から歩くこと5分で巨大な黄金の像が見えてきました。
この像や建物は ごく最近塗り直されたばかりで どこもかしこもピッカピカです。
( これに関してはあまりにもきれいすぎるので だいぶ反対意見もあるようです )

極彩色


すご~~~い!!!
思った以上に迫力があります。
建物も階段も極彩色に塗られています。

凄い迫力


この鍾乳洞の前は広場になっていて 観光バスや車の駐車場になっています。
それほど多くの観光客が訪れていると言うことです。

手前広場は駐車場


この黄金の像は シバ神の息子 スカンダ だそうです。

さぁ この階段を登りましょう!
この日のために私は その時仮住まいをしていた15階建てのマンションの
階段を上って足腰を鍛えてました。
しかし! 1度登っただけで 次の日足を曲げることが出来ないくらいになってしまったので断念しました。
主人も 「 旅行に行く前に体を壊すと元も子もないから
当日 行当たりバッタリでいいんじゃない? 」 と
かなり後ろ向きな応援をして送り出してくれたほどです。
だから全く自信のない状態で臨みました。

でも階段は4列あり 行き 帰り に2列づつ使えるようになっていました。
その上 両側に手すりがあり それに持たれて登るようになっています。
追い抜きもOKなので他の人の邪魔になることもありません。

だから自分中心に登ることが出来るようになっているので本当に助かりました。
途中には猿がいて 観光客の持っているビニール袋の中の食べ物めがけて
走り寄っていく光景も随所で見られました。

この階段!


先に行ったお友達が励ましてくれます。
最近は30段の階段を上るにもゼイゼイ言ってしまう私ですが
テンションが上がっているからでしょうか、 ゆっくりでしたが
何とか登り切ることが出来ました。

階段


汗びっしょりになりましたが 登り切ると意外と涼しく 
気持ち良くクアラルンプールの街を眺めることが出来ました。

登りながら下を見る


洞窟内は ひんやり、 さぁ入りましょう。

洞窟に入ります。


洞窟内の広場には祭壇が幾つかあって 信者さんがお参りをしています。
でも きれいな祭壇の向こうにまだ階段がありました。
げ~ まだあるの~ 登れるかしら?

まだ階段があります


最後の階段


この辺りは上から水がしたたり落ちてきます。
最後の階段を上ると再びそこは大きな空洞になっていています。

洞窟内


そこには屋根付きのお祓い所があり 信者さん達はお祓いをして貰っていました。
ただ日本と違い 神聖という雰囲気ではなく 凄く激しい音楽と踊りつきで
ちょっとトランス状態的な雰囲気がありました。
周りが100メートルを超すほどの洞窟で しかも反響音も大きく
踊りも激しいので ロックのコンサートに来ているような感じがしました。
この音と振動の中では 信者さんではなくても 自分の中の何かが
メラメラと沸き立つような世界が広がっていました。
( こんな世界、 嫌いじゃないけど。。。 )

お祓い所


ヒンズー教の信者さん達は みんな裸足で登っていました。
そのため ここに来るまでかなり苦しい登山だったと思いますので 
その激しい音楽と踊りが 体の痛みを解放しているように感じました。

洞窟


くわ~~~ やっぱり凄かった、バトゥーケーブ!
ガイドブックにはほんの1コーナーしか出ていませんが 絶対お薦めします。
ヒンズー教の総本山だなんて 普通に思うと山奥の秘境にあるような気がしますが
電車でたった45分でこんな聖地に来ることが出来るなんて。

行って良かった バトゥーケーブ! でした。

ダークケーブ


清々しい気持で階段を降りることが出来ました。

降りましょう


272段を上り切ることが出来て 人生観は変わりませんでしたが 
( なぁ~んだ、変わらなかったのね、 私 )
人生の思い出の一コマが お得に手軽に 増えた! と言う気がしました。
この私が登れたので 皆さんは普通に登れると思います。

1~2月の大祭の時には 世界中から信者さんが集まり 
巨大な御神輿を担いで階段を上るそうです。
一見 こけおどしのようにも見える寺院でしたが 東南アジアの寺院は
視覚的にも充分楽しめました。

下につきました


帰りは 電車利用だと 時間が読めないので 駅前からタクシーでホテルまで帰りました。
( 40RM = 1120円 )
安いですね~ 金額的には タクシーは4名だと電車と全く変わらないので
行き帰りタクシーでも問題ないですね。

↓ リッツカールトン プール

リッツカールトンプール


午後はリッツカールトンのスパ 「 スパヴィレッジ 」 を事前に予約していました。

生憎この日は午後から雨が降っていましたので プールは利用しませんでしたが
スパを利用するとスパ専用のプールも利用できます。
プールはホテルのプールよりもスパのプールの方が優雅な感じがしました。

スパの写真はありませんが 大変丁寧な施術でした。
また私が懸念している室温も 施術中に何度か聞いてくれたり 
毛布も気にしてくれたりと 値段相応の気持ち良いスパを体験することができました。

こちらは JCBカードで1割引 ロミロミマッサージ 1時間
450RM ( 税 サ 込み )→ 405RM = 11153円でした。
( クレジットカードのレートは1RM = 27.54円 2018,11 )

マッサージは ロミロミの他 スェーディッシュ、 アロマ、 マレーシア、
バリニーズ の5種類がありました。

マッサージの前後にジャグジー プールなどの利用ができます。


ランチはプールサイドで。
250RM = 7000円 ( ホテルはやっぱり高いですね! )

プールサイドでランチ


最後の夜はKLCCタワーを見学しました。
展望台に上ろうかと思ったのですが 何と数週間先までチケットは完売とか。
事前に予約しないと展望台には登れませんでした。

と言うことで公園で夜景見学です。

ツインタワー見学



ツインタワー見学


最後の夕食は和食です。
パビリオン内のお店で 353RM = 9800円
先ほどのリッツのランチもそうですが ホテルと和食は高いですね~ 
いや 「 鼎泰豐 」 が安かった、 とも言えます。

最後の夕食は和食で


その後 有名な 許留山でデザートにマンゴーを。
マンゴープリン3個 42.3RM = 1200円

マンゴー


最終日、 朝食でオレンジを切って頂きました。

最終日朝食


午前中は自由行動をして おみやげを買う人 プールに行く人それぞれ
その後中華街にお買い物に行きました。

中華街


中華街は昔ながらのお土産物屋さんが連なっていますが
最近のきれいなお店も出来つつあります。

中華街街並み


こんなきれいなお店で 娘達のアクセサリーや孫が遊べるお人形など
お買い物を楽しみました。
凄~くお安いお店でした。

きれいなお店もチラホラ


チェックアウトを済ませ 足つぼ屋さんへ。
「 オデッセイ 」 と言うこぎれいな足つぼやさんです。
30分 66.8RM = 1870円
45分 77.4RM = 2160円 でした。

足つぼ店


足つぼ


この後はホテルで空港までのタクシーを6時に予約していたので 
( 定額で 150RM = 4200円 )
その時間まで ホテル周辺で最後のお買い物を楽しみました。
お菓子などはホテルから徒歩で行ける 「 ロット10 」 の伊勢丹で買いました。( お値段は普通のお店と一緒でした )
また周辺のビル内のVINCCIという靴屋さんがとってもお安かったので
みんな最後の最後までお買い物に勤しみました。

6時にホテルを出て空港へ

チェックインカウンター


チェックインカウンターは3時間前からです。

空港 ラウンジ


JALのプレミアムエコノミー席は キャセイのラウンジが使えます。

ラウンジ室内ラウンジ


きれいなラウンジですが 有名なロングバーなどは まだありません。
( 日本では羽田のキャセイラウンジにロングバーはあります )
食べ物、飲み物はそこそこありました。

キャセイラウンジカウンター


出発は夜22時50分なので だいぶ時間がありました。
夏服から日本に帰るための秋服に着替えたりすることもでき
ラウンジが使えて良かったです。

キャセイラウンジ ドリンク


キャセイラウンジ ホットミール


4泊6日のクアラルンプール旅行、 思ったよりも異国感溢れる旅行になり
素敵な思い出がたくさんできました。
一緒のお友達 有り難うございました。

↓ この写真 私が物凄く小さく見えるけれど 
  下が坂になっていて だいぶ下がっているのよ、 念のため。

お友達 有り難う


急ぎ足になってしまいましたが長い間読んで下さり ありがとうございました。
JALダイナミックパッケージ利用 プレミアムエコノミー席
4泊6日 マンダリン2泊 + リッツ2泊 = 146110円 でした。
代金の詳細は 1回目の旅行記 を参考にして下さい。


次回は6月に行った アブダビ ~ ドバイ 旅行です。

クアラルンプールに次いで アブダビでもモスク訪問です。

夕暮れのモスク


自前のローブ、 「 アバヤ 」 を買いました。

アブダビ モスクにて


では皆さま 良い夏休みをお過ごし下さい。