夕暮れのモスク


「 2019.6 アブダビ ~ ドバイ旅行記 」 の6回目
今回は この旅行の最大の目的地 「 シェイクザイードグランドモスク 」
を訪問します。
( それにしては モスクになかなか行かなくてすみません 汗 )

このモスクについては エクスペディアの説明 が分かりやすいです。

その前に滞在している 「 フォーシーズンズアブダビ 」 の朝食の様子です。
レストラン 「 CRUST 」 のビュッフェで頂きます。

レストラン「CRUST」


すっきりとしてモダンな内装です。
リゾートホテルではないようで お仕事的な方々の利用が多かったです。
スーツとカンドーラ姿のエグゼクティブ風なグループで
ブレックファーストミーティングをしている方が多く見受けられました。
なぜお仕事とわかったかって? 
だって皆さん自己紹介をして 握手をしていましたから。

朝食


テーブルの上に飾ってあるフリージアの花がかわいらしくて癒されました。

ビュッフェカウンター


朝食はビュッフェと卵はオーダーです。

ブッフェ、卵オーダー


ビュッフェでは 思いのほか アラブ色が強いように感じました。
ドライフルーツやナッツの種類が多かったし ラクダのミルクもありました。

ナッツ


ラクダのミルクもあります


ヨーグルトにフルーツ。

ヨーグルト


フルーツ


レストランのスタッフさんにとてもかわいらしい女性がいました。
フィリピンの方ので お話を聞くと日本が大好きだとか。
それで私たちに気軽に話しかけてくれました。
今年はすでに4月の桜の時期に日本に行っているとかで 秋にまた行くとか。。。
やっぱりアニメ好きでした!!!

海外に行くと 日本のアニメが大人気という事がすごくよくわかります。
日本の事を 目をキラキラさせながら話してくれて嬉しかったです。

ハムやサーモン、それにグリルも数種ありました。

ハムやサーモン


グリル系


私はエッグベネディクトをお願いしました。

エッグベネディクト


午前中、私はスパに行きトリートメントを受けました。
昨日の晩に予約をしていました。
( ホテルの予約を IZUMIさん 経由でお願いしたので
  特典としてスパクレジットが100ドル分ついていました )

スパの内装

スパのプロダクツスパンの壁面飾り


更衣室はゴージャスで、 アブダビの若奥様風の方とご一緒になりました。
その方のアバヤは 上半身にキラキラの繊細な手刺繍が施されていて
見るからに品の良い とても高級なものでした。
( あまりに素敵なアバヤだったので ガン見しました )
スタッフさんは丁寧にそのアバヤを扱い しわにならないように
工夫してハンガーにかけていました。
私は カルフールで買った1770円のアバヤを着てこなくて良かった、
と思いました。 
だって私のアバヤの金の模様は ミシン刺繍ですからね~

更衣室


ジャグジーは自由に使えます。
施術の前に少し入りました、気持ち良かったです。

ジャグジー


氷漬けのお絞り、初めて見ました。

氷漬けのおしぼり


スパ内は結構冷房がきついので 私は少し寒かったのですが
ゆったりまったり施術を受けて 体も温まりました。
スパを先日予約した際は
ホットストーンマッサージ 50分 570AED = 約1万7千円
との事でしたが 当日から なんとサマー割引が始まったそうで
スパが30%引きになりました。
結局 570 → 399 = 約1万2千円となり
100ドル分のバウチャーがあったので スパの支払いは
千円くらいになりました。
ありがたいことです。 

その間主人はプールに入っていました。
午前中なので 少しは泳げたようです。

プール


気温は高いのですが 午前中は多少モヤッとした霞んだお天気でした。
砂漠の影響でしょうか?

シティビュー


お水はクーラーボックスに3本入っていて、
途中でフルーツサテが提供されたようです。

フルーツサテお水


さぁ~
夕方から シェイクザイードグランドモスク に出かけました。

シェイクザイードとはUAEアラブ首長国連邦の初代大統領の名前です。
彼が総工費550億円を費やして建設した イスラム教徒の礼拝堂です。

なんと建設中にシェイクザイードはなくなってしまい 
建設後に初めて行われた式典が 彼の葬儀だったという事です。

詳しくは こちら 地球の歩き方の記事 もどうぞ。


モスクに出発


チェックインの際アバヤの話をしたスタッフさんがいたので
マイアバヤ姿を見てもらいました。
スカーフのかぶり方を 奥にいた女性スタッフさんに聞いて
きれいに巻き直してもらいました。
ロビーの蘭の前で記念撮影です。
( 主人のサングラスがうまくハマらないのは 許してね。)



上の地図を拡大すると 左側にエミレーツパレスHが出てきます。
またモスクの右側には リッツカールトングランドカナルも見えます。
リッツカールトンはモスクの向かい側にあるので お部屋からもモスクが
臨めるようです。

モスクまではホテルからタクシーで30分 
45AED=約1350円でつきました。

タクシーで到着


顔出しする私、この後も複数回 激しく私が出てきます。

タクシーはモスクの道路を挟んで反対側に停まります。
後ろをくるりと向くと。。。
つぼみのような建物が。 これがモスクへの入り口です。

つぼみの入り口


つぼみから下に降りると地下には大きな広場があります。
その周りには ショッピング店やレストラン・カフェなどがありました。
そしてそこから長い通路を、つまり道路の下を通ってモスクに行くのです。

つぼみの入り口から降ります


カフェやショップを見ながら歩いた先に チェックイン機が現れました。
( 途中のショップにもアバヤ代わりになるような長い薄いドレスが
  売られていましたから こちらで衣装を調達することもできます )

モスクは拝観料無料です。
がチェックのため機械でQRコードを出します。

自動チェックイン機


自動チェックイン機の言語は英語とアラブ語と中国語かな?
大体わかりますが スタッフさんも周りに多くいるので
まごまごしているとすぐ教えてくれます。

無料ですが登録?します


これが入場券です。 あまり有難みがないですね。
これはモスク入場の際に必要なのでなくさないでくださいね。

入場券


自動チェックインの先には 荷物のチェックと服装のチェックがあります。
服装はこんな感じです。
イスラム教では女性の肌を見せることをとても厳しく制限をしています。

服装の既定


あら よく見ると 体全体を隠していても ぴったりとしたパンツではダメなんですね。

これに満たない人にはアバヤの貸し出しがあります。
でも色やスタイルがシンプルすぎて 以前クアラルンプールの
モスクで着たアバヤのように可愛いものではありません。

ヨーロッパ系の方は結構皆さんアバヤを用意してきていました。
日本人とみられるツアーの方々は 長いスカートやズボンに
大きめのスカーフできれいに体と頭を隠していました。
たぶんツアーの添乗員さんから事前にきちんと説明があったのでしょう。

そこから長い動く歩道に乗って向かいます。

長くて動く歩道


とうとう外に出ました、 モスクです!

外に出ました


↓ エクスペディアからお借りしたモスク全景です。
  右側から入り 左側がモスクの礼拝堂です。

シェイクザイールグランドモスク


↓ こちらもエクスぺディアからお借りしました。
  手前から入り 左右に回廊が広がり 正面の礼拝堂に入ります。
  回廊の周りにはプールのような水盤が広がっています。

シェイクザイールグランドモスク


正面から礼拝堂が臨めます。

中に入ります


↓ この写真を拡大して頂くとわかるように 皆さんこんなスタイルで
 見学をしていました。

モスク正面から


中心少し左側のブルーのアバヤを着ている女性2人
中心右側の肌色のアバヤ姿の女性1人
その方達が来ているのが 貸し出し用のアバヤです。
この日はこの2色だったようです。

正面から入ると モスクの前には広大な大理石の中庭が広がっています。
ここへは ガードマンもいるし縄も張ってあるので入る事はできません。

中庭


この日は少し砂っぽい天気だったので 夕焼けがきれいに見えるかどうか
ちょっと心配でした。

中庭を望む


モスク 中庭


白い大理石の床ですが近くで見ると細かいタイルで埋め尽くされています。
その上に植物の模様を入れ込んでいるのです。
細かい作業にびっくりしました。

床の大理石の模様


向こう側から入り口を見ます。
たくさんの人が見学をしているのがわかると同時に
モスクがとても大きいのがわかると思います。

入り口を見る


入場門を見る


では 左右の回廊を回って礼拝堂に入りましょう。

周りの回廊


この回廊 左右はオープンです。
でも床の大理石は全く埃や塵もなく とてもきれいです。

中庭の周りは回廊


優雅な回廊です。
パームヤシの木を模した柱だそうです。

柱には可愛い模様が


一つ一つの柱には植物の絵が描かれています。

螺鈿のようです


イヤ よく見ると 螺鈿のように 色大理石が埋め込んであります。
木や花に色が異なる大理石を使っています。
すごく細かい技術ですね、しかも数がすごく多い!

この回廊だけでも感動します。

中庭で


金色のミシン刺繍をこれ見よがしに見せつける私です。

室内に入ります。
壁にはやはり植物が描かれています。
この唐草模様のような絵がアラビアンな雰囲気を醸し出しています。
それにしても天井が高いですね。

壁には可愛い模様が


天井にはシャンデリアがあります。
このシャンデリア ビーズはすべてスワロフスキーでできているとか。
きれいですね~

シャンデリア


礼拝堂の中に入りましょう。

中に入りましょう


こちらも中には入れないので手前で見学します。

礼拝堂の中を見る


シャンデリと いくつもの柱で支えられている内部です。
写真では残念ながらそれほど広くは見えないのですが 室内はとても広いです。

↓ 正面の人型の金色のくぼみは メッカの方角を表しているそうです。

モスク内部


このシャンデリアも素晴らしいです。 縦に3つ並んでいました。

シャンデリア


直径10mのシャンデリア


一番大きいシャンデリは直径10メートルもあり お値段は7億円だそうです。

モスク内部


モスクと私


また出た~~~ 私!

柱や天井にも植物模様が彫ってあったりはめ込んであったり
イスラムの伝統職人細工が本当にきれいです。

柱にも模様が


モスク自体は4万人収容だそうですが この内部には7千人が
入れるようになっているそうです。
その上このペルシャ絨毯、 世界一の大きさと言われていて
すべて人の手で織られたものとか。
デザインに8か月 製作には1年 1200人がかかわったそうです。
2007年に建てられたモスクという事で すでに大勢の人が
この礼拝堂でお祈りをしたと思いますが 絨毯はとてもキレでした。

さすがに素晴らしい職人技の作品です。


絨毯


壁には 光の加減で陰影が出るよう星の模様が彫ってあります。

模様壁


随所にあるステンドグラス、 色がとってもきれいです。

ステンドグラス


こちらもかわいくてきれいな模様です。

ガラス模様


この写真以上に たくさんの素晴らしい模様がたくさんありました。
すべてお見せできないのが残念です。

1時間ほど経ったでしょうか?
夕方になりました。
日の入りは7時過ぎなので それまで外に出て日の入りを待ちましょう。

夕方のモスク


この日もたぶん暑かったのでしょうが モスクに来て私は一度も暑さを
感じることはありませんでした。
とても不思議です。
と言ったら主人は モスク内部には冷房が入っていたよ! と言っていました。
あらら。。。

この日の夕方は 多少風もあったので 小一時間 気持ち良く夕方からの
色の変化を楽しむことが出来て この時間帯に来てよかったです。

夕暮れ


夕暮れの回廊は幻想的です。
皆さん写真を撮っていました。

日が沈みます


私も水盤に映る回廊を写真に撮りました。

水に映る回廊


回廊も 外の暗さと室内の明かりが映えて とても素敵です。

夕暮れの回廊


夕焼けが始まりました。
しばらく夕焼けをお楽しみください。

夕焼け


夕暮れのモスク


夕暮れ


夕暮れの中庭


夕焼け


P6169142


最後は空が真っ赤に染まりました。
この世のものとは思えないほど素晴らしい幻想的な景色でした。
お天気が心配でしたが徐々に砂気もなくなり
最後はこのような真っ赤な景色を楽しめました。

礼拝堂方面の景色です。

幻想的すぎる!


最後の夕焼け


最後の夕景を楽しむ見学者たち。

見つめる見学者たち


素晴しい景色


自撮りのカップルタイムです。

カップルは自撮りタイム


最後まできれいなモスクでした。

さようなら、モスク


帰りもつぼみから出ます。
つぼみはライトアップされてきれいでした。

帰りもつぼみから出ます。


昼間はきっと 真っ青な空に真っ白なモスクが生えてそれも素敵でしょう。
昼間は大理石と建物の白がまぶしくて 目を開けていられないほどだそうです。

今回は昼~夕方~夜のモスクを見ることが出来ました。
4時40分にホテルを出発してモスク到着が5時10分。
モスク見学は5時半から ( この時間はまだ昼間状態でした )
日の入りは7時10分でした。 ← 6月中旬。

ほぼ2時間滞在の こんなスケジュールで見学しました。

タクシー乗り場から。

綺麗なモスク


帰りはタクシーでモスク向かい側のリッツカールトンまで行き
ホテル隣接のベネチアンビレッジ内で夕食をいただこうと思い少し見学しました。
が まったく人がいなくて寂しかったので すぐタクシーに乗り
ホテルに帰りました。
きっとベストシーズンならば観光客でにぎわっていることでしょう。

ホテルまで20分 38AED=1140円

↓ ホテルのお部屋からの景色です。

お部屋から 夜


↓ 翌日 ホテルのお部屋からの景色です。

お部屋から市街を見る


フォーシーズンズアブダビ 2泊 2朝食付き
宿泊代 663×2泊、 スパ 339.01、 税 61.24 
スパのバウチャー ー358.68
合計 1367.13AED、 カードの請求 41276円でした。

2泊した「 フォーシーズンズホテルアブダビ アット アルマリアアイランド 」
を後にして今日から2泊 ドバイに戻り ドバイマリーナにある
「 リッツカールトンドバイ 」 に宿泊します。

ようやく次回が最終回になります。 ほっ!