ますます感染者が増えているこの頃ですが 何とか元気で過ごしています。
毎日変化のない生活の繰り返しで 先の読めない私の人生が
こんな事で終わってしまうのは 悔いが残るわ、 などと家人に言っています。
そしたら家人曰く 「 前から もうすぐ死ぬ、 死ぬ と言っているわりには
もうすでに18年も生きているから 大丈夫だよ! 」 と言われました。
あら 「 死ぬ、 死ぬ 」 って私が言ったんじゃないのよ、
先生から 「 6ヵ月で死ぬ 」 って言われ その後も
「 そろそろ覚悟をした方がいいね 」 とか 「 これが最後かも 」
なんて何度も言われてたから あらら大変!、 っていう思いで
ファーストクラスに乗ったり 七つ星ホテルに泊まったりしたのよ。
でも いまだに生きているなんて 「 死ぬ死ぬサギ 」 だね。
てへへ。。。
さて ヨタ話はこれくらいにして
今回は 2018年 夏, 2019年 春、 秋に 訪れた
「 エクシブ湯河原離宮 」 の滞在と その前後に訪れた レストラン 美術館
シイタケ狩り などの様子を思い出しながら 書いていきます。
( このタイミングで でこ様、 2年前の旅行記ですが kumiさま も
エクシブについて書かれています )
参考までに 写真がきれいな 会員権販売用のHPもあります。
以下の写真は2018年の夏の写真ですが お料理などの写真は
3回の旅行時のものが混ざっています。
また今はコロナ禍で ホテル滞在に関しても 色々と変更している部分も
あるかと思います。
そんな中 雰囲気を味わっていただけたら と思っています。
今回泊まった 「 エクシブ湯河原離宮 」 はJR湯河原駅から県道を通り
3キロくらい奥に入ったところにあります。
以前泊まった 「 海石榴(つばき) 」 はここより2キロほど先になります。
この県道はバスも通っていますので 交通は結構便利だと思います。
ホテル前の道は このホテルの前を通って緩やかに右に
曲がっているので 意外とホテルを見落としがちです。
という理由かどうかはわかりませんが 建物がある右側は勿論
反対側の道路沿いにも 湯河原離宮の看板が出ていました。
堂々とした門構えです。
「 箱根離宮 」 とよく似た造りで 用事がないと決して入れるような
雰囲気ではありません。
広々と そして塵一つ落ちていないエントランス入り口です。
お掃除のスタッフさんが 一生懸命お仕事をしている姿を
何度か見かけました。
緑に囲まれた敷地をきれいに保つのは さぞ手間がかかることでしょう。
堅牢な門をくぐり エントランスを上がるとスタッフさんが笑顔で迎えてくれます。
スマートな案内で荷物を預かってくれて 館内にいざなわれます。
囲まれたアプローチを抜けて館内に入ります。
横を見ると見事な水盤、 その上には渡り廊下が見えます。
ワクワクする景色です。
進んだ先の扉を開けるとロビーです。
広いロビー、 とにかく豪華 重厚です。
漆黒と金箔を用いて 琳派モダンの世界観を演出しているというこの建物
圧倒的な非日常感を味わえるホテルです。
上の写真の入り口を入ったところが 下の写真の金の壁のドアのところです。
ロビーにはたくさんのお客様がいて ロビー全体の写真を撮るのは憚れました。
ロビーから見た水盤 ( HPでは水庭と書いてありました ) です。
素晴らしい景色です。
ちょっと写真を加工してスケッチ風にしてみました。
下の外観図の 真ん中の三角建物がロビー棟です。
左が宿泊棟 右の L字型の建物がレストラン、 宿泊棟です。
三角のロビーから右を見たところが上の写真になります。
↓ 客室タブレット画面より
広いロビーの中 チェックイン場所は2か所に分かれています。
このホテルは会員制なので オーナーの方は座って手続きが出来る
オーナー席に案内されます。 ↓
それ以外の 私達の様に 会社が従業員のための福利厚生として
会員権を持っているなどの 権利を利用しているお客様は
こちらのカウンターで手続きします。 ↓
そこには並んで待つようロープが張ってあるので 時間によっては
かなり長い列が出来ていることがありました。
そのうえ この辺りには椅子が数席しか置いてないので
手続きをする代表者以外のお客様は ロビーでうろうろして待っているようになります。
それがロビーが混んでいる理由だと思われます。
ロビーの後ろには 魅力的な品揃えのショップがあり
女性陣は そこを見学していれば待ち時間も気にならず 時間が潰せます。
( 箱根離宮と同じく 並行輸入のブランド物などもあります )
2ヶ所のチェックインカウンターの後ろの絵は 平松礼二画伯の作品で
後述しますが 湯河原町立美術館内に 「 平松礼二館 」 があります。
ロビーにいるスタッフさんは ( 特に男性スタッフさんは )
イケメンさんが多く 気軽にお客様にお声がけをしているのが好印象でした。
( 今はコロナ禍なので どうなっているのでしょう )
正統派の接客の箱根離宮とはまた違った フレンドリーな印象を受けました。
さてチェックインを済ませ お部屋に向かいます。
1回目は夏に滞在し 2泊 2部屋予約しました。
2回目 春、 3回目 晩秋は 1泊で こちらも2部屋で滞在しました。
湯河原離宮のお部屋は3グレードあります。
私達が利用できるのは そのうち一番下のグレードのお部屋です。
とはいっても さすがエクシブ、 とってもゴージャスです。
まずは 1ベッドルーム和室 定員2名です。
室内はかなり暗いです。 ( 写真はだいぶ明るく修正しました )
部屋の階数にもよりますが 和室は 畳の色が黒なので暗く感じます。
またテーブルやソファーの色も暗いので 家具や建具は白木で
窓も大きいのですが 暗い印象はぬぐえません。
ホテルのスタッフさんも 洋室のほうが明るく感じます、と言っていました。
バスルームも黒のカウンターとグレーのバスタブです。
バスルームは広く バスタブはジャグジーになります、
が 大浴場があるので ゆっくりとお部屋のバスタブに浸かることはなかったです。
ドリンクカウンターです。
お菓子とお茶の用意があります。
タブレットもあり レストランの予約などもできるようになっていたかと。
次は1ベッドルーム洋室です、 こちらも定員は2名です。
窓からは夏の緑が押し寄せてくるような圧巻の眺めでした。
洋室は壁が白くて 家具は白木 ソファーや絨毯はベージュで
まとめられているので 和室に比べると明るい印象を受けました。
ベッドボードも白と金の細長市松で とっても豪華で
スタイリッシュに見えました。
ホテル全体のコンセプトが 琳派モダンだそうで その世界観が
感じられるインテリアです。
バスルームも真っ白で とても広いです。
ただ大理石模様のタイルに艶がなく マットな質感だったので
ちょっと無機質に感じ なぜか私は怖かった印象でした。
( なぜだろう。。。 なんかちょっと病院の浴室みたいな気がして。。。 )
イヤイヤ これは私の偏った印象です。
明るいお部屋希望の方は 洋室を選択するといいと思います。
洋室のフロアマップです、 HPより。
洋室の全体写真、HPより。
後の2回の滞在は6人だったので 和モダンタイプ+1ベッドルームを選びました。
和モダンタイプのお部屋は4人まで泊まれます。 ( 5人定員のお部屋もあり )
↓ 参考までに 和モダンのフロアーマップです。 HPより。
次にレストラン まずは 日本料理の 「 華暦 」 です。
日本料理レストランから見る水庭。
日本料理も中国料理も テーブルにこのショープレートが置いてあります。
七宝焼きのようなプレートで 富士山が見事です。
この旅行では 1泊2食付きのプランで申し込みました。
人数にもよりますが 平均すると一人2万円くらいのプランで
夕食は和食で11000円のコースだったと思います。
↓ 黒毛和牛のしゃぶしゃぶ
2019年春にお友達6人で行った時に 金目鯛の煮つけが出てきました。
普通は金目の煮つけって メインのお料理だと思いますが この時は
ほぼコースも終わりの段階でこれが出てきました。
その大きな金目鯛を見て みんなで 「 わぁ~ 大きいね~ 立派だね~ 」
なんて騒いでいましたら ( 最初は 6人で一尾だと思っていました )
すぐにもう一尾出てきたので 「 3人で一尾なのね~ 」 などと言っていたら
その後次々と金目鯛が出てきて 「 えっ? 2人で一尾?
あら? 1人一尾? 」、 結局1人一尾 出てきました。
まぁ ビックリよ!
こんな大きい金目鯛が1人一尾づつだなんて、 嬉しいけれど食べれるかしら?
と驚いていたところ 奥から料理長さんがやってきて
「 実は昨日から この金目の煮つけをお出ししているのですが
いかがでしょうか? 当日の荷揚げの大きさにもよるのですが。。。
お客様に喜んでいただきたいので できれば大きいものを。 」
とのお話でした。
やはり 厨房でもいろいろ意見が出ているのかもしれません。
私たちは この金目は大変立派なので 2~3人で一尾でいいのでは、
もしこれをメインにするのなら 1人一尾で 料理の最初の方に
出したらいいと思いますよ 」 とお答えしました。
これが今日の様に最後の方に出てくると 思っていないものが出てきて
嬉しい驚きというよりも 大きすぎて食べきれなくて申し訳ない
という気持ちの方が 強くなるような気がしました。
もちろん大変美味しい金目で みんな頑張って一生懸命賞味させていただきました。
今年の春の金目鯛の煮つけは どのような量で提供しているのでしょうか、
気になる所です。
↓ 鱧のしゃぶしゃぶ。
和朝食です。
このお膳の他に 釜揚げシラスと卵が自由に頂けるようになっていました。
次は 中国料理 「 翆陽 」 の夕食です。
こちらは 10500円の内容です。
北京ダックは スタッフさんがその場で切り分けてくれます。
私は北京ダックが大好きなのですが 1人ひとつなので いつも
もっと食べたいと思っています。
最後に イタリアンレストラン 「 マレッタ 」 の朝食です。
こちらのレストラン、 ガラスで囲まれた店内は光を反射してものすごく素敵です。
クリムトのエッセンスを取り入れたのですって!
色使いがとても素敵です。
朝食と言ってもワインに合いそうなおしゃれな内容です。
連泊されるなら ぜひこちらの朝食も楽しんでみてください。
そのほかビュッフェの朝食もありました。
こちらは 大きなホールを朝食会場にしているような雰囲気で
窓がなく外の景色が見えないので 朝食ビュッフェとしては
箱根離宮のほうが良い印象でした。
次に 大浴場 「 ザ・スパ 至泉の湯 」 に行く途中にある
幻想的なスペースです。
トリートメントサロン前にあるディスプレー
以上が 「 湯河原離宮 」 の思い出です。
館内が複雑で一回では覚えられないような内部でしたが
重厚で高級な建物に意匠、 とっても美味しいお料理、
楽しいショップ、 と福利厚生のありがたみが詰まった滞在でした。
次に 離宮に行く前に寄ったレストラン、 「 エルルカンビス 」 です。
以前も海石榴に行く前に寄りましたが それから何年も経っているものの
今でもランチは満席で 人気のほどがうかがわれました。
( 2009年に行った 「 エルルカンビス 」 はこちら )
春のテラス。
秋のテラス、 紅葉が始まっていました。
お昼のコース をいただきましたが
お値段の割に品数も多く とっても美味しいランチになりました。
ランチ3850円 → 税込みで4235円でした。
お客様が多かったので写真は撮れませんでしたが お料理の説明など
丁寧にしていただけました。
湯河原駅からはタクシーで行きましたが 帰りはお店でタクシーを呼んでくれます。
特にグループで行った時は お店の方から 6人乗りのタクシーを
提案してくれましたので 2台に分乗することもなく 移動できました。
次に 離宮から歩いてすぐのところにある「 町立湯河原美術館 」 です。
離宮に泊まるたびに寄っていますが 離宮のロビーに飾ってある大きな絵の
作者、 平松礼二画伯の作品画が展示してある美術館です。
( こちらも参考にしてください )
その中に 「 平松礼二館 」 が2006年に開館しました。
実際のアトリエも見学出来 湯河原離宮滞在とこの美術館を
セットで訪れると 大変興味深いと思います。
広い趣のある庭に面して カフェもあるので 軽いランチなどもいただけます。
カフェは 美術館の入場料金不要で入れるので
お庭を楽しみながら ホッと一息つくことが出来ます。
モネの池もありますよ♪
最後に伊豆や湯河原の帰りに立ち寄った 「 シイタケ狩り 」
を紹介します。
「 きのこ苑 お山のたいしょう 」 です。
こちらは息子がまだ小さかったころ 家族でヒルトン小田原に行った際
帰りに寄ったのが最初でした。
小さなシイタケハウスがあり そこで原木シイタケ狩りを楽しんで
そのままそのシイタケを炭火で焼いて食べられるというお店です。
今回 晩秋に湯河原離宮に行った帰りに寄ってみました。
まだ営業しているか不安だったのですが 事前に電話をしたところ
今も営業しているとのことで ホッとしました。
電話の対応もとても親切で 行き返りの車の送迎もお願いしました。
( 無料送迎は一応時間が決まっているようでしたが
混雑時でなけれなこちらの希望の時間でしていただけました。
場所はJRの根府川駅、 もしくはヒルトン小田原も可能の様です )
シイタケ狩りには季節はすでに終わっている頃でしたが
ハウスでは 何とか狩ることが出来ました。
肉厚の素晴らしいシイタケです。
狩ったシイタケは グラムいくらで買い取ります。
店内はこんな感じで野趣あふれる民芸調です。
お座敷席とテーブル席があり 平日だったので お客様は数組しか
いませんでしたが それでも 30分に一組くらいお客様が来ていて
意外と人気のお店だなと感じました。
知る人ぞ知るお店です。
秋の土日は大変混むので 予約は必須だそうです。
お料理はセットになっていて お肉の種類と シイタケが入っているか
どうかで数コースあります。 ( 単品のお料理もあります )
注文したのは 炭火焼コース4、 萩コース、
お肉は鶏もも肉 シイタケなし ( 他のきのこあり )
1800円を 4人で2人前お願いしました。
( 1人前は結構多いので 人数分頼む必要はないと思います )
今回 私たちは 自分で狩ったシイタケを焼いて食べました。
残ったシイタケはお土産に持って帰りましたが とっても美味しかったので
シイタケ入りのコースを注文して 狩ったシイタケは全てお持ち帰りにしても
よかった、 と感じました。
野菜 キノコ こんにゃく
その後 キノコ入りの焼きおにぎりと鶏もも肉を焼きました。
( 焼きおにぎりは1人前2個ついてきます )
↓ シイタケの焼き方です。
家で焼いて食べましたが本当においしかったです。
シイタケ狩りのほか ミカン狩りなども楽しめるようだったので
お願いしていましたが ミカン狩りの敷地は斜面にあり 前日の雨で
だいぶぬかるんでいるとの事だったので 今回は断念しました。
お子様がいればきっと喜ぶと思います。
とてもほっこりとするお店でした。
根府川駅からは だいぶ山の中を上るので 車は駅前に預けて
送迎車で行ったほうが楽でいいと思います。
( 以前車で行った時に 道中も駐車も苦労しました )
根府川駅です。
こじんまりとした 優しい雰囲気の駅で 映画の一コマの様です。
根府川駅で電車を待っていると 見たこともない素敵な列車がやってきました。
そしてなんとこのホームで泊まったのです。
窓は真っ黒で車内の様子は見えませんが 何やら高級な列車です。
「 サフィール 」 って書いてあります。
そしたら列車の中から運転手さんが登場、
その後スーツ姿の紳士も続々と登場!
踊り子号の新しい列車 「 サフィール踊り子号 」 です。
試運転で根府川に停車したようですが なんとこの列車
全席 グリーン車ですって!!!
今の 「 踊り子号 」 はだいぶ年季が入っていましたからね~
この時点では来年の3月に ( 今年の3月 ) にこの列車に
変わるようです。
素敵な列車、 今度ぜひ乗りたいな~ と強く思いました。
しばらくして今年に入って、 このサフィール踊り子号に乗って
( サフィールは片道だけですが ) 下田東急ホテルに泊まって
金目鯛を食べる、 というツアーを見つけました。
結構お安い値段設定になっていて 6月頃なら行けるかも,
と思っていました。
が 無理でしたね。
( 私が見たツアーはこれです 今ならGo Toが使えるようですよ )
いつになったら 「 サフィール踊り子号 」 に堂々と乗れるかしら?
最後に 私の旅への渇望感を表す一枚です。
国内線A350の機内窓から ( 昨年12月 北海道→羽田 )
国内線でもモニターがついているA350です。
一日も早くコロナが終息し 又 自由に飛行機に乗れる日が来ますように。。。
では皆様も 夏休みをお気をつけてお過ごしください。
で、エクシブですが、私の初エクシブは25年前?鳥羽でした。けばけばしい室内装飾にジェットバス、カウンターバー 恥ずかしくなるような部屋でした。時代ですね~
紀子さまの長い記事に対してこのコメントじゃ少な過ぎですが、悲しいお盆なので元気でなくてこの辺で引き上げます。大文字をライトでサプライズしたニュースに、保存会の親分がマジでキレてたのもショックです。笑って許してあげたらいいのに。
あ~長くなりました。お休みなさいませ。