紀子の部屋・New

旅好きな私が行く楽しい旅の記録 パート4

2020年08月

2019.2 雪の函館 美味しいものをたくさん食べたよ!

函館 トラピスチヌ修道院、 慈しみの聖母マリア像

聖母マリア像 後姿


猛暑も少し落ち着きましたが まだまだ蒸し暑い日々が続いています。
少しでも涼しくなっていただけたらと 雪の函館の様子を
お伝えします。

一回目は 「 函館で美味しいものをたくさん食べたよ! 」 
編です。

( 2019年2月当時の内容ですので 今とは違っている部分も
あるかと思います。 )

函館へ


羽田から函館までは1時間20分、 あっという間です。
メンバーは 私たち夫婦と娘2人の4人旅。
私達と長女の3人が羽田から出発し 次女は当時札幌にいたので 
1泊だけ参加で 函館空港で合流しました。

JALダイナミックパッケージ利用、 羽田~函館 往復
ホテルは2泊目のホテルのみ 「 ラビスタ函館ベイ 」 を予約
朝食付きデラックスルーム3名1室、 一人30600円でした。
今なら Go To が使えるのでもっとお得なはずです。
(  なお JALのツアーでGo To を使うには専用のページからの
  予約に限ります )

1泊目のホテルは4人滞在だったので 別途 自分で予約しました。
函館 「 海峡の風 うみのかぜ 」
展望露天風呂付和洋室 4名1室 2食付き 5万6千円
一人1万4千円、 なので 
旅行代金は JALパッケージ3万600円+追加のホテル1万4千円
合計 一人 44600円でした。 


今回初めて知りましたが 札幌から函館までは意外と遠くて
大阪から広島に匹敵するくらいの距離があるそうです。
移動手段としてはJRの特急で3時間半、
高速バスで6時間、 マイカーで5~6時間 という事です。
飛行機だと40分くらいで着きますが 値段が高く 
片道でも1万5千円ほどしたようです。
ただ 新千歳空港まで行かなくても 札幌市内の丘珠空港から
函館行きが出ていますので 値段以外は大変便利だと感じました
( この距離を知り 改めて 北海道は広いと実感しました )



↑ 函館のグーグルマップです、 クリックして移動できます。
空港は地図右下の高松町と書いてあるあたりです。
今回の旅は一泊目は高松町の左辺りの湯の川温泉に、
2泊目は地図を左側に移動して 函館駅そばのベイエリアに
泊まりました。

まず空港に着いて路線バスで湯の川温泉迄行き 荷物をホテルに預け
タクシーで五稜郭に向かいました。 ホテル ~ 五稜郭 1500円
( 地図上の 左中上の 青緑色の史跡のマークの所です )
その後 五稜郭公園から歩いてお寿司屋さんに行きランチをとり 
公園の横のカフェでお茶をして タクシーで地図の右上の 
トラピスチヌ修道院を見学してタクシーでホテルまで戻る、
という行程でした。

五稜郭公園


五稜郭タワーに上りました。
タワー展望チケット900円。

五稜郭タワー


展望階2階フロアーは地上90mの高さで ガラス貼りの窓からは
眼下に五稜郭がきれいに見えます。

五稜郭


フロアーは 五稜郭と同様に五角形になっていて 外の景色と共に
当時の歴史も学べるような造りになっています。
新選組の土方歳三のブロンズ像も展示されています。
五稜郭に関しての詳しい歴史はこちらを見てください。

五稜郭タワーから


五稜郭復元模型もあり実物と比較して見学できます。
天気が良かったので 函館山や津軽海峡までキレイな景色を
見る事が出来ました。

五稜郭模型


この季節は雪の五稜郭でしたが 春には桜が楽しめ 夏は緑に 
秋は紅葉で真っ赤に染まる と いつ来ても大変美しい景色が
楽しめるようです。

ではタワーを降りて 雪の五稜郭公園を歩きましょう。
雪がたくさん降った後なので とってもきれいでまぶしいです。

雪の公園


お堀に沿ってしばらく歩くと左に 「 六花亭五稜郭店 」 が
あります。
帰りにこちらでお茶をいただくことにしましょう。

公園脇の六花亭


↓ 六花亭はこの辺りにあります。 
そこからもう少し歩いて 「 グルメ回転ずし函太郎 」 に
行きましょう。



雪のお堀に沿ってぐるっと歩いて行きます。
タワーからは500mくらいの距離だと思いますが 写真を撮ったり
また 雪で滑るのを注意しながら歩くので 20分くらいかかったと思います。
さすがに北の大地です、 函太郎は広々とした敷地にある店舗です。

グルメ回転すし 函太郎


回転すしと言っても 常時お皿が回っているわけではなく 
注文したものがレーンで回ってくるという感じでした。
お客さんもたくさんいらして にぎわっているお店です。

回転すし


お寿司


白い四角のお皿は 「マグロづくし」 で960円です。

マグロ


黒金のお皿は550円です。

トロ


以前のブログでも写真を紹介した 「 海宝こぼれ巻き 」 は
300円、 すご~くおいしかったです。

お寿司好きのわが家、 みんなでビールを飲み 1万1千円で
大満足のランチになりました。

こぼれ寿司


鶏のから揚げの 「ザンギ」 や 「インカの目覚め」 の
フライドポテトなどもあり 北海道の味覚を十分堪能しました。

メニューはこちらで見ることが出来ます。

お腹一杯なので また雪の公園内を歩いて 「 六花亭五稜郭店 」
に向かいます。

六花亭 


入り口は公園とは反対側の道路側になります。
直接店内が見えないような造りで 日常とは隔たれているように感じました。

入り口


六花亭


店内は大きな窓のせいで大変明るいです。
公園の景色がとてもよく見え 目の前には桜の木でしょうか?
春には多くのお客様が訪れることでしょう。

店内


店内


お買い物の客で大変人気の六花亭です。
その横にはカフェがあります。
冬の平日でしたが こちらも大変人気で 少し待ったほどです。

ストロベリーパフェ 450円、 おしるこ 500円、
コーヒー 300円 などをいただきました。

カフェ


まだホテルのチェックインには時間があったので タクシーを拾って
トラピスチヌ修道院に行ってもらいました。

↓ ブログ冒頭の写真、 聖母マリア像 の正面です。

聖母マリア像


修道院として有名なのはクッキーやバターで有名なトラピスト修道院
ですが 場所は 函館からは30キロくらい、 列車で40分くらい
離れたところにあります。

その点このトラピスチヌ修道院は 空港や湯の川温泉にも近く
こじんまりとはしていますが 大変きれいな心が洗われるような施設でした。

聖母マリア像


タクシーの運転手さん曰く 函館は市電があり便利なのですが
観光施設に行くには停留所が微妙に離れていて 観光客には使い難いとの事です。
トラピスチヌ修道院も バス停は少し離れていたり 修道院付近では
タクシーがつかまらない、という事だったので タクシーに待っていてもらい 見学後にホテルまで送ってもらうことにしました。

お庭は大変素晴らしく きれいに手入れがされていました。
見学できるのは この写真の前庭のほか、資料室で
院内での生活や修道院の歴史などを知ることが出来ます。

トラピスチヌ修道院


建物は洋風でしたが庭木は雪つりなどが施してあり 
和風の庭園が広がっていました。
また 庭園の奥には 南フランスにあるルルドの洞窟を模して作られた
「 ルルドの聖母 」 もありました。

資料室に隣接して 小さいけれどショップもありました。

トラピスチヌ修道院 庭


30分ほど見学して 待っていたタクシーに乗りホテルへ向かいました。
やはり修道院の周りには タクシーの運転手さんが言う通り
車の姿は見かけませんでした。
大型のバスが訪れることはありましたが 時間的にも午後だったので
個人で来る方は少ないようでした。

タクシー代 
六花亭 ~ トラピスチヌ ( そこまでで2300円 )
~ 30分待機 ~ 湯の川温泉 まで 総額4000円でした。

トラピスチヌ修道院へは 各観光地を回るシャトルバスも出ていますが
冬は1時間に一本、 また路線バスは 修道院前まではいかず、 
坂の下の修道院入り口 というバス停迄だそうで 
バスを使いこなすのは難しそうでした。
事前にアクセスを調べてから行くのがいいようです。

↓ 趣のある市電

函館 路面電車


今回は 1日目の宿泊は 「 海峡の風 」 
2泊目は 「 ラビスタ函館ベイ 」 に泊まりました。
宿泊に関しては次回という事で 今回は2日目以降のグルメを書いていきます。



泊まったホテル 「 ラビスタ函館ベイ 」 ( 正面の高いビル )
と 人気の観光商業施設 赤レンガ倉庫はすぐ隣です。↓

赤レンガ倉庫街からベラビスタ


横浜の赤レンガ倉庫のような建物がずらっと並んでいます。

赤レンガ倉庫


函館山をバックに 金森赤レンガ倉庫 が並んでいる絵は壮観です。

赤レンガ倉庫


ホテルの通りを挟んですぐ横の倉庫は 「 海鮮市場 」 になっています。

海鮮市場


イートインスペースもあります。

イートインスペース


海鮮売り場、 東南アジア系の団体さんが多く訪れてていましたが
今はどうなのでしょうか?

海鮮売り場


こんなメニューが食べられます。

海鮮市場


海に面して 北海道と言えば有名な 「 ラッキーピエロ 」 があります。 
マリーナ末広店です。
こちらも入り口には多くのアジアの方が楽しそうに集まっていました。

有名なラッキーピエロ


ラッキーピエロ


メニューはこんな感じです。
ハンバーガーが有名だそうですが 他にもカレーライスや
オムライス 焼きそばなど 色々ありました。

メニュー


巨大ハンバーガーの前で皆さん写真を撮っていました。

ラッキーピエロ 巨大ハンバーガー


店内はかなり広くてボックス席に分かれています。

店内


私達の座った席からは 泊まっているホテル 
「 ラビスタ函館ベイ 」 が良く見えました。
ここでは飲み物とポテトをいただきました。

P2218261


倉庫街にある 「 函館ビヤホール 」 にも行きました。

函館ビアホール 入り口


ブリュワリー


函館で初めてのビアホールとして函館市谷地頭町にオープンした函館ビヤホール。
それから一世紀の時を超えて 金森赤レンガ倉庫に当時の趣のまま
再現されたビヤホールです。

ビアホール レストラン内部


北海道限定サッポロクラシック生ビールもあります。
小グラス、 中ジョッキ、 大ジョッキ と色々なサイズがあり
飲み比べも出来ました。

函館ビアホール 飲み比べ


赤レンガ倉庫内には カフェやレストランの他 お土産物屋さんや
おしゃれなセレクトショップもあり ゆっくりめぐりたい建物でした。

金森赤レンガ倉庫


ショップ散策の後は 近くにはスタバもあり 美味しいコーヒーもいただきました。

スターバックス函館ベイサイド店


ホテル 市場 倉庫 ビヤホール スタバ などの位置関係です。
どこも近くに固まっているので とても便利です。



上の地図を少し下まで辿って 函館市電を南に行くと宝来町という駅があります。
その近くにある 「 阿さ利 」 というすき焼き屋さんで遅い昼食を頂きました。
私達はベイエリアから歩いていきました。( 20分くらい )

宝来町 阿さ利 あさり


こちらのお店は お肉屋さん経営で 大変人気で予約は必須です。
今回は 娘が以前行ったことがあり とても美味しかったので 
ぜひお父さんに食べてもらいたい、と 直前に予約してくれました。
あいにくお昼ごろは満席で お昼を過ぎての予約になってしまいました。

牛肉屋さん


大変趣のある建物で 黒光りする床や磨きこまれた手すりに
時代を感じました。
『 ミシュランガイド北海道 2017 特別版 』 にも選ばれています。

仲居さんに先導され 2階のお部屋に案内されました。

2階 和室前の廊下


大勢いるとこんな感じのお部屋で頂けます。

2階 お座敷


私達はその隣のこじんまりとしたお部屋で頂きました。
床の間もあって 可愛らしい設えのお部屋です。

個室


メニューです。

メニュー


すき焼きセットのメニュー、 私たちは和牛ロース2800円と
上級和牛ロ-ス3500円の2種類を2人前ずつお願いしました。
( 11時から13時半迄は お得なランチメニューがあります )

すき焼きメニュー


↓ 手前が2800円 上が3500円のお肉です。
  どちらのお肉も大変美味しかったです!

牛肉 2種類


担当の仲居さんが作ってくれます。

すき焼き 作ってくれます


たれを入れる


作り方を見習って 頃合いを見計い あとは私達で作りました。
和室でゆっくりいただけ 家族で楽しむことが出来ました。

すき焼き


大変美味しいすき焼きで 主人も大満足でした。
お値段もそれほど高くないし
( 最上級のA5サーロインでも4千円 )
我が家の様にお肉好きには喜ばれると思います。
帰りはタクシーでホテルまで帰りました、 もう お腹一杯よ~

4名で 2800円×2、 3500×2、 ビール 瓶2本
合計 13960円でした ( メニューは税込みでした )


以上が函館グルメでした。
( ビアホールとスタバは 3日目 午後の利用です )


次回は 1泊目の湯の川温泉 「 HAKODATE海峡の風 」
スタイリッシュなきれいなホテルでした。

海峡の風


お食事は 賑やかな市場のような雰囲気の中で頂く 
( お肉のない ) 海鮮ビュッフェでした。
↓ お魚や貝などを焼いてくれる網焼きコーナーもありました。

夕食 焼き物


2泊目の函館ベイエリアのホテル 「 ラビスタ函館ベイ 」 の様子をお伝えします。

2月だったので館内には吊るし雛が各所に飾られていました。

吊るし雛


朝食の美味しいホテルとして有名な 自分で作る 「 海鮮丼 」 

ラビスタ函館ベイ


夜は函館山観光にも行きました。
( ホテルからバスが出ます、一人1500円 )

どちらのホテルも とっても良かったですよ!
またぜひ行きたい函館エリアです。

一日も早く 心置きなく自由に旅ができるようになる事を
願っています。

湯河原離宮 2018、2019 春 夏 秋

湯河原離宮 ロビーから


ますます感染者が増えているこの頃ですが 何とか元気で過ごしています。

毎日変化のない生活の繰り返しで 先の読めない私の人生が
こんな事で終わってしまうのは 悔いが残るわ、 などと家人に言っています。 
そしたら家人曰く 「 前から もうすぐ死ぬ、 死ぬ  と言っているわりには 
もうすでに18年も生きているから 大丈夫だよ! 」 と言われました。

あら 「 死ぬ、 死ぬ 」 って私が言ったんじゃないのよ、
先生から 「 6ヵ月で死ぬ 」 って言われ その後も 
「 そろそろ覚悟をした方がいいね 」 とか 「 これが最後かも 」
なんて何度も言われてたから あらら大変!、 っていう思いで 
ファーストクラスに乗ったり 七つ星ホテルに泊まったりしたのよ。
でも いまだに生きているなんて 「 死ぬ死ぬサギ 」 だね。 
てへへ。。。

道路沿いにも案内が


さて ヨタ話はこれくらいにして
今回は 2018年 夏, 2019年 春、 秋に 訪れた 
「 エクシブ湯河原離宮 」 の滞在と その前後に訪れた レストラン 美術館 
シイタケ狩り などの様子を思い出しながら 書いていきます。
( このタイミングで でこ様、 2年前の旅行記ですが kumiさま も 
エクシブについて書かれています )
参考までに 写真がきれいな 会員権販売用のHPもあります。

以下の写真は2018年の夏の写真ですが お料理などの写真は
3回の旅行時のものが混ざっています。
また今はコロナ禍で ホテル滞在に関しても 色々と変更している部分も
あるかと思います。
そんな中 雰囲気を味わっていただけたら と思っています。

入り口を見る


今回泊まった 「 エクシブ湯河原離宮 」 はJR湯河原駅から県道を通り 
3キロくらい奥に入ったところにあります。  
以前泊まった 「 海石榴(つばき) 」 はここより2キロほど先になります。
この県道はバスも通っていますので 交通は結構便利だと思います。

ホテル前の道は このホテルの前を通って緩やかに右に
曲がっているので 意外とホテルを見落としがちです。
という理由かどうかはわかりませんが 建物がある右側は勿論
反対側の道路沿いにも 湯河原離宮の看板が出ていました。

堂々とした門構え


堂々とした門構えです。
「 箱根離宮 」 とよく似た造りで 用事がないと決して入れるような
雰囲気ではありません。

湯河原離宮


広々と そして塵一つ落ちていないエントランス入り口です。
お掃除のスタッフさんが 一生懸命お仕事をしている姿を
何度か見かけました。 
緑に囲まれた敷地をきれいに保つのは さぞ手間がかかることでしょう。

湯河原離宮 8月


堅牢な門をくぐり エントランスを上がるとスタッフさんが笑顔で迎えてくれます。
スマートな案内で荷物を預かってくれて 館内にいざなわれます。
囲まれたアプローチを抜けて館内に入ります。

エントランス


横を見ると見事な水盤、 その上には渡り廊下が見えます。
ワクワクする景色です。

エントランス水盤


進んだ先の扉を開けるとロビーです。

ロビーへ


広いロビー、 とにかく豪華 重厚です。

漆黒と金箔を用いて 琳派モダンの世界観を演出しているというこの建物 
圧倒的な非日常感を味わえるホテルです。

上の写真の入り口を入ったところが 下の写真の金の壁のドアのところです。
ロビーにはたくさんのお客様がいて ロビー全体の写真を撮るのは憚れました。

天井が高いロビー


ロビーから見た水盤 ( HPでは水庭と書いてありました ) です。
素晴らしい景色です。

ロビーから


ちょっと写真を加工してスケッチ風にしてみました。

湯河原離宮 スケッチ


下の外観図の 真ん中の三角建物がロビー棟です。
左が宿泊棟 右の L字型の建物がレストラン、 宿泊棟です。
三角のロビーから右を見たところが上の写真になります。
 ↓ 客室タブレット画面より

全体図


広いロビーの中 チェックイン場所は2か所に分かれています。
このホテルは会員制なので オーナーの方は座って手続きが出来る
オーナー席に案内されます。 ↓

平松礼二 「月下梅宴」


それ以外の 私達の様に 会社が従業員のための福利厚生として
会員権を持っているなどの 権利を利用しているお客様は
こちらのカウンターで手続きします。 ↓

チェックインカウンター


そこには並んで待つようロープが張ってあるので 時間によっては
かなり長い列が出来ていることがありました。 
そのうえ この辺りには椅子が数席しか置いてないので
手続きをする代表者以外のお客様は ロビーでうろうろして待っているようになります。
それがロビーが混んでいる理由だと思われます。

ロビーの後ろには 魅力的な品揃えのショップがあり 
女性陣は そこを見学していれば待ち時間も気にならず 時間が潰せます。
( 箱根離宮と同じく 並行輸入のブランド物などもあります )

チェックインカウンター


2ヶ所のチェックインカウンターの後ろの絵は 平松礼二画伯の作品で
後述しますが 湯河原町立美術館内に 「 平松礼二館 」 があります。

ロビーにいるスタッフさんは ( 特に男性スタッフさんは )
イケメンさんが多く 気軽にお客様にお声がけをしているのが好印象でした。
( 今はコロナ禍なので どうなっているのでしょう )
正統派の接客の箱根離宮とはまた違った フレンドリーな印象を受けました。

さてチェックインを済ませ お部屋に向かいます。
1回目は夏に滞在し 2泊 2部屋予約しました。
2回目 春、 3回目 晩秋は 1泊で こちらも2部屋で滞在しました。

湯河原離宮のお部屋は3グレードあります。
私達が利用できるのは そのうち一番下のグレードのお部屋です。
とはいっても さすがエクシブ、 とってもゴージャスです。
まずは 1ベッドルーム和室 定員2名です。

和室入ると右にベッドが


室内はかなり暗いです。 ( 写真はだいぶ明るく修正しました )
部屋の階数にもよりますが 和室は 畳の色が黒なので暗く感じます。

窓に向かってソファーが 


またテーブルやソファーの色も暗いので 家具や建具は白木で 
窓も大きいのですが 暗い印象はぬぐえません。
ホテルのスタッフさんも 洋室のほうが明るく感じます、と言っていました。

和室 窓側から


ベッドから


バスルームも黒のカウンターとグレーのバスタブです。

和室 バスルーム


バスルームは広く バスタブはジャグジーになります、
が 大浴場があるので ゆっくりとお部屋のバスタブに浸かることはなかったです。

ジャグジー


ドリンクカウンターです。
お菓子とお茶の用意があります。
タブレットもあり レストランの予約などもできるようになっていたかと。

ドリンクカウンター


次は1ベッドルーム洋室です、 こちらも定員は2名です。
窓からは夏の緑が押し寄せてくるような圧巻の眺めでした。

洋室の窓から


洋室は壁が白くて 家具は白木 ソファーや絨毯はベージュで
まとめられているので 和室に比べると明るい印象を受けました。

洋室


ベッドボードも白と金の細長市松で とっても豪華で
スタイリッシュに見えました。
ホテル全体のコンセプトが 琳派モダンだそうで その世界観が
感じられるインテリアです。

洋室 ベッド


バスルームも真っ白で とても広いです。

洋室バスルーム


ただ大理石模様のタイルに艶がなく マットな質感だったので
ちょっと無機質に感じ なぜか私は怖かった印象でした。
( なぜだろう。。。 なんかちょっと病院の浴室みたいな気がして。。。 )

洋室 バスルーム


イヤイヤ これは私の偏った印象です。
明るいお部屋希望の方は 洋室を選択するといいと思います。

トイレとバスルーム


洋室のフロアマップです、 HPより。

洋室 HPから


洋室の全体写真、HPより。

公式HPから 洋室


後の2回の滞在は6人だったので 和モダンタイプ+1ベッドルームを選びました。
和モダンタイプのお部屋は4人まで泊まれます。 ( 5人定員のお部屋もあり )

↓ 参考までに 和モダンのフロアーマップです。 HPより。

和洋室


次にレストラン まずは 日本料理の 「 華暦 」 です。

日本料理 華暦


和食レストラン


日本料理レストランから見る水庭。

レストランから見る水庭


日本料理 華暦


日本料理も中国料理も テーブルにこのショープレートが置いてあります。
七宝焼きのようなプレートで 富士山が見事です。

ショープレート


この旅行では 1泊2食付きのプランで申し込みました。
人数にもよりますが 平均すると一人2万円くらいのプランで
夕食は和食で11000円のコースだったと思います。

華暦 夕食


↓ 黒毛和牛のしゃぶしゃぶ

和食 しゃぶしゃぶ


2019年春にお友達6人で行った時に 金目鯛の煮つけが出てきました。
普通は金目の煮つけって メインのお料理だと思いますが この時は
ほぼコースも終わりの段階でこれが出てきました。
その大きな金目鯛を見て みんなで 「 わぁ~ 大きいね~ 立派だね~ 」
なんて騒いでいましたら ( 最初は 6人で一尾だと思っていました )
すぐにもう一尾出てきたので 「 3人で一尾なのね~ 」 などと言っていたら
その後次々と金目鯛が出てきて 「 えっ? 2人で一尾?
あら? 1人一尾? 」、 結局1人一尾 出てきました。

金目鯛


まぁ ビックリよ!
こんな大きい金目鯛が1人一尾づつだなんて、 嬉しいけれど食べれるかしら?
と驚いていたところ 奥から料理長さんがやってきて
「 実は昨日から この金目の煮つけをお出ししているのですが
いかがでしょうか? 当日の荷揚げの大きさにもよるのですが。。。
お客様に喜んでいただきたいので できれば大きいものを。 」 
とのお話でした。

やはり 厨房でもいろいろ意見が出ているのかもしれません。
私たちは この金目は大変立派なので 2~3人で一尾でいいのでは、 
もしこれをメインにするのなら 1人一尾で 料理の最初の方に
出したらいいと思いますよ 」 とお答えしました。

これが今日の様に最後の方に出てくると 思っていないものが出てきて
嬉しい驚きというよりも 大きすぎて食べきれなくて申し訳ない
という気持ちの方が 強くなるような気がしました。

もちろん大変美味しい金目で みんな頑張って一生懸命賞味させていただきました。

今年の春の金目鯛の煮つけは どのような量で提供しているのでしょうか、 
気になる所です。

↓ 鱧のしゃぶしゃぶ。

鱧のしゃぶしゃぶ


P8210132


和朝食です。

和朝食


このお膳の他に 釜揚げシラスと卵が自由に頂けるようになっていました。

次は 中国料理 「 翆陽 」 の夕食です。
こちらは 10500円の内容です。

中国料理 翆陽


中華1中華2


北京ダックは スタッフさんがその場で切り分けてくれます。
私は北京ダックが大好きなのですが 1人ひとつなので いつも
もっと食べたいと思っています。

北京ダック


最後に イタリアンレストラン 「 マレッタ 」 の朝食です。

イタリアンレストラン 


こちらのレストラン、 ガラスで囲まれた店内は光を反射してものすごく素敵です。
クリムトのエッセンスを取り入れたのですって!
色使いがとても素敵です。

イタリアン 照明


朝食と言ってもワインに合いそうなおしゃれな内容です。

イタリアン 朝食


イタリアンレストラン 朝食


連泊されるなら ぜひこちらの朝食も楽しんでみてください。

イタリアン 朝食


そのほかビュッフェの朝食もありました。
こちらは 大きなホールを朝食会場にしているような雰囲気で 
窓がなく外の景色が見えないので 朝食ビュッフェとしては
箱根離宮のほうが良い印象でした。

次に 大浴場 「 ザ・スパ 至泉の湯 」 に行く途中にある
幻想的なスペースです。

大浴場への入り口


スパフロアー


トリートメントサロン前にあるディスプレー

スパ ディスプレー


以上が 「 湯河原離宮 」 の思い出です。

館内が複雑で一回では覚えられないような内部でしたが
重厚で高級な建物に意匠、 とっても美味しいお料理、
楽しいショップ、 と福利厚生のありがたみが詰まった滞在でした。


次に 離宮に行く前に寄ったレストラン、 「 エルルカンビス 」 です。

エルルカンビス 春


以前も海石榴に行く前に寄りましたが それから何年も経っているものの
今でもランチは満席で 人気のほどがうかがわれました。
( 2009年に行った 「 エルルカンビス 」 はこちら )

春のテラス。

テラス 春


秋のテラス、 紅葉が始まっていました。

秋


お昼のコース をいただきましたが
お値段の割に品数も多く とっても美味しいランチになりました。
ランチ3850円 → 税込みで4235円でした。

エルルカンビス 店内


お客様が多かったので写真は撮れませんでしたが お料理の説明など
丁寧にしていただけました。
湯河原駅からはタクシーで行きましたが 帰りはお店でタクシーを呼んでくれます。
特にグループで行った時は お店の方から 6人乗りのタクシーを
提案してくれましたので 2台に分乗することもなく 移動できました。


次に 離宮から歩いてすぐのところにある「 町立湯河原美術館 」 です。

湯河原町立美術館 秋


離宮に泊まるたびに寄っていますが 離宮のロビーに飾ってある大きな絵の
作者、 平松礼二画伯の作品画が展示してある美術館です。
( こちらも参考にしてください )

その中に 「 平松礼二館 」 が2006年に開館しました。

平松礼二美術館


実際のアトリエも見学出来 湯河原離宮滞在とこの美術館を
セットで訪れると 大変興味深いと思います。

平松礼二


アトリエ


広い趣のある庭に面して カフェもあるので 軽いランチなどもいただけます。
カフェは 美術館の入場料金不要で入れるので
お庭を楽しみながら ホッと一息つくことが出来ます。
モネの池もありますよ♪


最後に伊豆や湯河原の帰りに立ち寄った 「 シイタケ狩り 」
を紹介します。
「 きのこ苑 お山のたいしょう 」 です。

お山のたいしょう


こちらは息子がまだ小さかったころ 家族でヒルトン小田原に行った際
帰りに寄ったのが最初でした。
小さなシイタケハウスがあり そこで原木シイタケ狩りを楽しんで 
そのままそのシイタケを炭火で焼いて食べられるというお店です。

今回 晩秋に湯河原離宮に行った帰りに寄ってみました。
まだ営業しているか不安だったのですが 事前に電話をしたところ
今も営業しているとのことで ホッとしました。
電話の対応もとても親切で 行き返りの車の送迎もお願いしました。
( 無料送迎は一応時間が決まっているようでしたが 
  混雑時でなけれなこちらの希望の時間でしていただけました。
  場所はJRの根府川駅、 もしくはヒルトン小田原も可能の様です )
 
苑内 案内


シイタケ狩りには季節はすでに終わっている頃でしたが 
ハウスでは 何とか狩ることが出来ました。
肉厚の素晴らしいシイタケです。
狩ったシイタケは グラムいくらで買い取ります。

シイタケ狩り


店内はこんな感じで野趣あふれる民芸調です。

入り口


お座敷席とテーブル席があり 平日だったので お客様は数組しか
いませんでしたが それでも 30分に一組くらいお客様が来ていて
意外と人気のお店だなと感じました。
知る人ぞ知るお店です。
秋の土日は大変混むので 予約は必須だそうです。

店内


お料理はセットになっていて お肉の種類と シイタケが入っているか
どうかで数コースあります。 ( 単品のお料理もあります )
注文したのは 炭火焼コース4、 萩コース、 
お肉は鶏もも肉 シイタケなし ( 他のきのこあり )
1800円を 4人で2人前お願いしました。
( 1人前は結構多いので 人数分頼む必要はないと思います )

炭火焼1メニュー2


今回 私たちは 自分で狩ったシイタケを焼いて食べました。
残ったシイタケはお土産に持って帰りましたが とっても美味しかったので
シイタケ入りのコースを注文して 狩ったシイタケは全てお持ち帰りにしても
よかった、 と感じました。

紫蘇ジュース


野菜 キノコ こんにゃく

炭火焼


その後 キノコ入りの焼きおにぎりと鶏もも肉を焼きました。
( 焼きおにぎりは1人前2個ついてきます )

↓ シイタケの焼き方です。
  家で焼いて食べましたが本当においしかったです。

しいたけの焼き方


シイタケ狩りのほか ミカン狩りなども楽しめるようだったので 
お願いしていましたが ミカン狩りの敷地は斜面にあり 前日の雨で
だいぶぬかるんでいるとの事だったので 今回は断念しました。
お子様がいればきっと喜ぶと思います。
とてもほっこりとするお店でした。
根府川駅からは だいぶ山の中を上るので 車は駅前に預けて 
送迎車で行ったほうが楽でいいと思います。
( 以前車で行った時に 道中も駐車も苦労しました )

根府川駅


根府川駅です。
こじんまりとした 優しい雰囲気の駅で 映画の一コマの様です。

駅からの眺め


根府川駅で電車を待っていると 見たこともない素敵な列車がやってきました。
そしてなんとこのホームで泊まったのです。
窓は真っ黒で車内の様子は見えませんが 何やら高級な列車です。
「 サフィール 」 って書いてあります。

サフィール踊り子


そしたら列車の中から運転手さんが登場、 
その後スーツ姿の紳士も続々と登場!

踊り子号の新しい列車 「 サフィール踊り子号 」 です。
試運転で根府川に停車したようですが なんとこの列車
全席 グリーン車ですって!!!
今の 「 踊り子号 」 はだいぶ年季が入っていましたからね~
この時点では来年の3月に ( 今年の3月 ) にこの列車に
変わるようです。
素敵な列車、 今度ぜひ乗りたいな~ と強く思いました。

いつか乗りたいサフィール踊り子


しばらくして今年に入って、 このサフィール踊り子号に乗って 
( サフィールは片道だけですが ) 下田東急ホテルに泊まって
金目鯛を食べる、 というツアーを見つけました。
結構お安い値段設定になっていて 6月頃なら行けるかも,
と思っていました。
が 無理でしたね。
( 私が見たツアーはこれです 今ならGo Toが使えるようですよ )

いつになったら 「 サフィール踊り子号 」 に堂々と乗れるかしら?


最後に 私の旅への渇望感を表す一枚です。
国内線A350の機内窓から ( 昨年12月 北海道→羽田 )

A350 国内線


国内線でもモニターがついているA350です。
一日も早くコロナが終息し 又 自由に飛行機に乗れる日が来ますように。。。

では皆様も 夏休みをお気をつけてお過ごしください。

最新コメント
カテゴリー
プロフィール

ぽにょ

学生時代観光研究部に入っていました。
その時の経験と知識を生かして自由旅行を計画して楽しんでいます。
この先もずっと楽しい旅を続けたいな!

記事検索
  • ライブドアブログ