「 ふふ日光 」お部屋に飾ってあった招き猫の置物

眠り猫


1月に次いで6月に再び日光に行ってきました。

昨年 主人のお誕生日旅行で予約したものの
コロナでキャンセルした「 ふふ日光 」に泊まりました。
そして2泊目は 1月に雪の中で2泊した
「 リッツカールトン日光 」を再訪しました。

前回に続き今回も 日光まではJRの「 日光1号 」
を利用しました。

日光1号


えきねっとで予約しましたが この列車は
ほとんど利用する人がいないのでしょうか?
直前の予約でも「 トクだ値30%OFF 」の席が
予約できました。

日光1号 トクだ値30,2860円


新宿~東武日光 片道2860円なんです。
( 乗車券と特急券がセットの値段です。)

新宿から乗り換えなしで東武日光まで行けるうえに
とってもお安く行けるという優れもののチケットです。
ただ朝が早いのが難点、朝7時31分JR新宿駅発です。

帰りは 日光8号 ↓

日光8号  (2)


こちらも「 トクだ値30%OFF 」で予約出来ました。

割引なしの通常チケットは特急券2100円の他に
乗車券1980円がかかるので合計4080円になります。
それが2860円になるなんて(片道の代金です)
往復の割引でランチ代がゆうに出ました。

という事で、朝早いのが苦ではない方には
お得なチケットだと思います。

さて前回同様 朝早く東武日光につきました。
今回は6月という事で小雨模様です。

前回利用したバスの乗り放題が付いた往復チケットを
買おうと窓口に行くと 親切な係のお姉さんが 
私たちの旅程で利用するバス代を計算して下さいました。
そして 今回は乗り放題付きの往復チケットを買わず 
乗るたびにバス代を払うほうがむしろ安い、との事。
今回は観光も一か所だけで バスもホテル往復しか
利用しないので お姉さんの提案通り
乗り放題チケットは購入しませんでした。
( 前回は冬期限定の半額チケットだったので
  だいぶお得になりました )

日光東照宮


前回修復中で見ることが叶わなかった陽明門を見るために
再び日光東照宮を訪れました。

その前に 手前にある「 日光東照宮宝物館 」
を見学することにしました。

日光東照宮宝物館


今までも宝物館があるのは知っていましたが
入るのは初めてです。
東照宮拝観券と宝物館の入館のセット料金は
2100円です。

宝物館1階にカフェ


立派な建物で1階部分にはカフェ、上島珈琲が入っています。

1階にカフェ


急ぐ旅ではないので まずはコーヒータイムにしました。
朝早かったので こちらでトーストとコーヒーを頂き
ホッとしました。

上島珈琲


1階部分の小さなホールに東照宮のビデオが流れています。
(この時期は2階のシアターが閉まっていたので
 多分同じものをこちら1階で流していたのかもしれません)

宝物館


1階の展示ホールは無料で見学できます。

世界遺産としての説明


日光東照宮の模様


1階ホールのビデオには 遠くから東照宮の杜を
撮ったものや 陽明門の細部を撮った映像が流れます。

東照宮の最も有名な建造物である陽明門を、
精密なCGで再現し、建造当初の姿や修復される過程など、
実物を見るだけではわからない魅力に出会える作品です。


と書いてありました。

映像はCGを駆使したものでしょうし 
多分ドローンで撮ったものもあると思います。
だから色がとってもきれいなんです。
それはそれは素晴らしい景色と建物を見る事が出来ます。
陽明門の細部の極彩色も見ることが出来ます。

その素晴らしいビデオを見た後 東照宮を見学すると
特に陽明門の細部のあたりは、あれれ? 
もっと綺麗だと思ったのにそれほどじゃないね~
的な感じがありました。
やっぱりドローンとかCGは実物以上に
綺麗に見えるんだね、というのが素直な感想です。
それほどビデオ映像がきれいでした。

なぁ~んて 事前に余計な情報でしたね。

2階の展示室も見て回り だいぶ知識も仕込んで
では東照宮に参りましょう。

苔むした石積み擁壁


1月は雪だった「 日光東照宮 」、今日は小雨です。

東照宮


修復が終わった陽明門です。

東照宮


世界遺産に登録されている日光の社寺内で
国宝に指定されている「 陽明門 」、
パワースポットでもあります。

陽明門


508体もの豪華な彫刻が施され、
その美しさは一日中見ていても飽きないことから
「日暮の門」とも呼ばれています。

その彫刻が 先ほどのビデオでは本当に細部にわたって
綺麗だったもので それを目が所望して
目を凝らして見ました。

陽明門


白い獅子が新緑に映えてとってもきれいです。
( でもさっきのビデオの方がもっときれいだったかな )

境内から


MAPです。

日光東照宮MAP


雨も止んできたので 前回は雪が降っていて
行かなかった奥社へ行ってみることにしました。

奥社へ


家康のお墓が祭られているところです。
回廊から奥社まで階段は207段、 
いつもブログを通して仲良くさせて頂いている
でこ様の旅行記に 2022年にお参りすると
多くのご利益を頂ける、と書いてあったので
(欲深な)私も行ってみよう!となったのです。
( 以前 もっと若いころには行った事もあるんですよ )

奥社への道


この長い階段 手すりがないのでとっても怖いです。
私は脇にある苔むした石の塀を触り
長い階段を一段ずつ上りました。
敷石も石壁も濡れているので怖かったですが 
雨が降っていなかったので何とか登り切りました。

お墓所です。

御墓所


こんなところにも眠り猫がいました。

無事到着しました。


帰りは再び雨が降ってきて より注意が必要でしたが
次々に登ってくる小学生や男子高校生とすれ違うと
その皆さんも ヒーヒー言って登っていました。
こんな若い人たちもみんな苦労して登っている姿を見て 
なんだかちょっと安心しました。

そして無事登り切ってお詣りが出来たことに、
( 最近めっきり感じることがない )
達成感が湧いてきて ちょっと自分でも驚きました。
これで多くのご利益がいただける事を願うばかりです。

この後近くでランチをして バスで今回の最初の宿泊先
「 ふふ日光 」に向いました。
東照宮からは2キロくらいの場所で バス停は 
お宿の真ん前の「 蓮華石 れんげいし 」です。

蓮華石 バス停


入り口にあるこの石は 栃木県の大谷町一帯で
採掘される大谷石でしょうか、

ふふ日光


広い前庭は駐車場になっています。
この後高級車が続々と停まっていました。

ホテル前駐車場


初心を忘れないようにと ふふシリーズ1号の
「 ふふ熱海 」から移設されたという
庵治石(あじいし)が迎えてくれます。

前庭


黒い建物伝いにエントランスへ
スタッフさんのお迎え付きです。

エントランスへ


扉が開くと。。。

扉が開くと


みなさんの旅行記で何度もお目にかかった
梅の形の照明とご対面です。

印象的な照明


2020年10月に田母沢御用邸記念公園隣に
開業した「ふふ 日光」。

かつて大正天皇の夏のご静養地だった
田母沢御用邸のご学問所が「梅の間」と
呼ばれていた事、また旧紀州徳川家江戸中屋敷を
移築した建物もあるなどの理由から 
梅のモチーフを用いたのかもしれません。
梅の形の照明が綺麗に並んで お客様を出迎えてくれます。

照明は梅の形


ただこのロビー、もっと広いと思っていましたが
扉を入って正面は すぐお庭となっていて 
奥行、横幅ともにそれほど広い空間ではありません。

ロビーの正面には 皇室にゆかりの深い
五葉つつじが存在感を放っています。
( 五葉つつじの花は愛子さまのお印ですね )
などなど ふふ日光にまつわるお話を聞きながら
スタッフさんの案内でラウンジに通されます。

ラウンジ


ラウンジは三方がガラス張りになっているため
非常に眺めがよく この時期は雨に濡れた緑が
目に鮮やかです。

ラウンジ


スタッフさんも 雨のこの時期は
緑がとっても綺麗なんですよ、と説明されていました。
本当にその通り!
そう考えると雨でも楽しい滞在です。

ウエルカムドリンクを頂きながらチェックインです。

ウエルカムドリンク


ラウンジは窓際に沿ってお席が配置されています。

こんなお席も


あんなお席も


窓側のお席の他 暖炉を中心とした背もたれの高い
ソファー席も配置されていて 他の人の視線が
全く気にならないように 配慮されていました。

暖炉がある中のお席

↑ この写真はHPからお借りしました。

渡り廊下から見たラウンジ

ラウンジ


ではお部屋に向かいましょう。
館内図です。

エントランス ラウンジ レストランが入った
平屋の建物から渡り廊下を通って 3階建ての
宿泊棟に向かいます。

館内地図


1階の案内

1F案内


中庭を見ながら宿泊棟へ

中庭を見ながら


お部屋は 全24室 
すべて温泉付きのスモールラグジュアリーリゾートです。
( ただスタッフさん曰く ホテルではなく
 旅館という位置づけだそうです )

スタイリッシュスイート、56㎡
コンフォートスイート、56㎡
プレシャススイート、65㎡
その上のクラス プレミアム、ラグジュアリー
それ以上 と広いお部屋があります。

渡り廊下でお部屋に


スタイリッシュスイートとコンフォートスイートは
広さは同じ56㎡ですが お部屋の階が違い
コンフォートスイートは2階です。
ただ内装はお部屋毎にすべて違うと案内されました。

今回は公式HPからコンフォートスイートを予約しました。

↓ 顧客に送られてくるプレミアムメンバープラン

プレミアムメンバープラン

過去にふふグループに宿泊したゲストに対して
年に数回 小冊子が送られてきます。
その中に嬉しい特典が付く「プレミアムメンバープラン」
というお得な宿泊プランが出ています。

今回はそのプランで申し込みました。
2人2食付き 75000円

特典 1,ケーキとドリンクサービス
2,オリジナルバスソルトのお土産
3,レイトチェックアウト(11時→12時)

通常はコンフォートスイート宿泊だと
最安値で39600円、2人で79200円になります。
( 夏はもっと高くなりますが。)
特典が付くことを考えると良心的なお値段設定に
なっていると思います。

DSC_0292


では参りましょう。
入り口の照明が宮中っぽくて とても可愛かったです。

入り口


案内される途中 スタッフさんから
ホテル開設のお話を色々聞けてより興味深かったです。

御用邸の隣地にある別邸の土地を東武鉄道が譲り受け 
そこに「ふふ」の親会社の カトープレジャーグループが
ホテルを建てた、という事です。 

日光田母沢記念公園敷地図

↑これは元々の御用邸の敷地図です。
現在は黄色で囲まれた部分が記念公園になっています。
そして左側の青い線で囲われたところが「 ふふ日光 」
の敷地になってます。
( その下の土地は東大の植物園になっています )

ただ運営や経営に東武は一切かかわっていないという事で
それが同じ東武系のホテル 金谷やリッツなどとは
異なる、とおっしゃっていました。

追記 あとで私の旅メモを見たら
経営はヒューリックとカトープレジャーグループの合弁会社、
運営はカトープレジャーグループが行なっている、
とメモしてありました。

スタッフさんと共に


玄関には かすかに香るアロマが下がっていましたし
スイッチは真鍮製で すでに独特の世界観が
広がっていました。

香りのおもてなし


靴を脱いで入ります。

玄関スペース


右に曲がる廊下の先はお風呂が、
その右側は洗面スペースとトイレ
廊下左正面が居室、その手前にベッドルームがあります。

廊下


廊下にはガウンがかかっています。
これを着て館内どこでもOKで、お食事もこれで行けます。

ガウン


ではお部屋に入りましょう。

お部屋に入ります

わぁ~ すごく趣があります。
大正時代テイストだそうです、
なんか 昭和初期の応接間的な雰囲気です。

お部屋の正面は緑あふれるお庭です。

リビング正面


ソファーの向こうに見えるのは「ふふ日光」のお庭と
向こう側には ふふと同じく御用邸の別邸の一部を譲り受けた
東京大学の研究用の「 日光植物園 」になっています。
(一般公開あり)

だから周りは 緑 緑 緑 が溢れています。

ソファースペース


スタッフさん曰く 1階も2階も明るさや眺めは
さほど変わらないのでは とおっしゃっていました。

懐かしい緑のビロードのソファーとサテンのクッション。

L字型ソファー


お部屋手前はベッドルームです。

こちらは意外と今風なスタイリッシュ空間です。

リビング奥にベッドルーム


シンプルなベッドルーム、落ち着いています。
こちらの照明も大正風で素敵です。

ベッドルーム


ドレッサーの照明もいい感じです。

デスク


次にバスルームへ参りましょう。

バスルーム


木のぬくもりが暖かい洗面室です。
広くはありませんが 床暖房も入っていたので
冬でも快適でしょう。

アメニティは ふふは 色々な種類から選べたと
記憶していましたが こちらではすでに
雪肌精とロクシタンが置いてありました。

洗面台1ボウル


カウンタ―には持ち運べるテレビと
ドライヤーはダイソンです。

カウンター


このテレビすご~く重宝しました。
たまたまこの日は テラビドラマ「正直不動産」の
放送日だったので 入浴後の身支度をしながら
こちらで見ることが出来ました。
便利~

シャンプーのせいかもしれませんが
ダイソンのドライヤーもすごく良かったです。 
とってもきれいにスタイリング出来て 
ツヤッツヤ髪で嬉しくなりした。

バスルームです。

バスルーム


窓を開けると外の空気がすがすがしい半露天になります。
自家天然温泉ですご~く温まります、42度設定でした。
湯船も広くて 縦が180cm、横幅が150cmと
たいへん大きくて家族で入れる広さです。
( 広さの数字は私の腕を広げてそれが150cm
  と計算して測りました、大体の目安です ) 
写真で見るよりもずっと広いです。

緑がきれい


シャワーは オーバーヘッドシャワーと
ハンドシャワーの2つあり、また湯船に入るための
手すりも付いていて安心でした。

シャワー


ではお部屋に戻って 飾り棚です。

窓際の飾り棚


飾り棚


金色の三猿が飾ってありました。
とっても可愛いので写真に撮って遊んだりしました。

金の三猿


が、これショップで売っていてお値段を見たらびっくり!
3万円くらいしていました。
後で調べたら3万円は一体で3猿で揃えると何と!
9万4千円もしていました。

それで私はこんな事していたので不安になり
スタッフさんにこの写真を見せて
「 実は三猿がこんなに高価なものだと知らずに
  こんな写真を撮ったりしていたのですが
  良かったでしょうか? 」 と聞きました。

お菓子を食べる猿


そしたら この写真を見て、かえって喜んで下さり
「 どうぞどうぞ こんなに可愛く撮ってくれて
  ありがとうございます 」と言ってくださいました。

ホッとしました。

もちろん大事に扱ってはいましたが むやみに飾り物を
触ってはいけないと感じました。
本当にすみませんでした。

ソファーの後ろの飾り棚には

DSC_0238


眠り猫がいました。
こちらはもっと高かったような。。。 汗。

眠り猫


眠り猫


備品には いたるところにこだわりがありました。
スマホを差し込んで聞くスピーカー

ソファー横に


冷蔵庫は札がかかっているもの以外無料です。
天然水、炭酸水、ビール、マスカットティーです。

冷蔵庫


カップなど

カップなど


ドリンクメニュー(クリックするとはっきり見えます)

ドリンクメニュー


ミールメニュー

インルームダイニング

インルームダイニングメニューはすご~くお安くて
ビックリしました。
親子丼1500円、オムライス1800円 などなど 
とても良心的なお値段で 気兼ねなく頼むことが出来ます。

そして良心的と言えば、の話ですが
昨年 主人のお誕生日にふふ日光を予約していましたが
キャンセルした、とお話ししました。
そして今回1年後に再度予約した所
予約センターのスタッフさんから
「 今年はご主人様の喜寿のお祝いですね 」
とメールが来ました。

ビックリしました。

私は 今年主人が77歳とはわかっていましたが
それが喜寿だとは 全く思っていませんでした。

しかも今回の予約では 主人の77歳のお誕生日
とは書いていなかったのです。

それをふふのスタッフさんが 
昨年のメールで76歳のお誕生日と書いてあったのを
覚えていてくださって 今年は喜寿ですね、と
言ってくださったのです。
顧客管理がとてもしっかりしているのですね。
そのスタッフさんは ずっと以前「海峯楼」の
予約時にお世話になったスタッフさんでした。
( ふふ系の予約は 各お宿ごとではなく 
  すべて予約センターで管理している様です )

そんな嬉しい言葉があったので 行く前から
このお宿の印象がぐっと良くなっていました。
その方に限らず どのスタッフさんも 
気持ちの良い接客をして下さり 思い出に残る滞在に
なった事、主人もとても喜んでいました。


では だいぶ長くなりましたので 続きは次回という事で。

「 ふふ日光 」の大浴場や

ふふ 露天風呂


お食事 ( 鉄板焼き )

パールが埋め込んであるお皿


お隣にある田母沢御用邸見学、などです。

田母沢御用邸


コロナが猛威を振るっています。
先日ワクチン4回目を受けてきました。
できる対策をしっかりとして行動したいと思っています。