関東地方も梅雨が空け 暑い日が続いています。
↑ ザ・ムリア前の オアシスプール
しばらくご無沙汰していましたが 2016年5月末に行った
「 バリ島 ザ・ムリア & セントレジスバリ 」 の旅行記を続けます。
今回はプールと2日目の様子です。
海とプールの写真で 涼を感じて下さい。
↑ ビーチの目の前にある大きなプール 「 オーシャンプール 」
ザ・ムリア 2日目、 ホテルの日本人スタッフさんが
ムリア内を案内してくださいました。
この日は気温がとても高く しかも蒸し暑い日でした。
スタッフさんの制服は リゾートにしてはきちんとした物で 長袖で
しかも生地が汗を吸い取りにくい材質だったので スタッフさんは大変暑そうで
申し訳なかったです。
ムリア内には誰でも使えるプールが4ヶ所あります。
( 他にザ・ムリア & ムリアヴィラズ宿泊者のみが使えるプールが
それぞれ一つずつあります ) ↓ クリックすると大きくなります。
↓ 海に面して横に広がっているのが オーシャンプールです。
多くの人で賑わっていましたが プールが大きいので 混雑感はありません。
私は プールの周りの木陰のデッキチェアーで
のんびりと本を読んで過ごしました。
なぜか 読んだのは 「 君の膵臓を食べたい 」 と言う本です。
明るいビーチとは全く似つかわしくない本ですが
成田空港で買おうと思っていた本がなく その頃話題になっていて
表紙がきれいだったこの本を買いました。
以前旅行先で 「 もしドラ 」 を読んだことがありますが
その本と同じく 今回も 主人公が亡くなってしまうストーリーでした。
全く なんで こんなところで こんな悲しい本を読んで言るのだろう、と
思いながら読んでいましたが この本の 「 会話 」 が素晴らしかったです。
叉吉さんの 「 火花 」 も圧倒的な会話力でしびれましたが
こちらも うなるほどの会話の質に こんな会話をする高校生と
同じ時間を共有してみたい、 と思いながら読み進んでいました。
そんな 不釣り合いな 「 膵臓とプールの不思議な時間 」 を
この素晴らしい環境で過ごすことが出来ました。
↑ 写真できれいな景色を見た後に 実際に行ってみると これだけ?
と思う事がよくありますが ムリアに関しては 全くそんなことはなく
このプールの写真は オーシャンプールのほんの一部なのです。
↓ これが上から見たオーシャンプールですが。。。
右端にムリアガールズの像が見えます。
このプールは横に大きく広がっていて 左側にも同じ像があります。
オーシャンプールを背に階段を上ると プールと海が見渡せる 「 スカイバー 」 があります。
スカイバーにはカウンター席もあり、夕方からは ここでお酒を頂きながら
素敵な時間が過ごせます。
海からは順番に プール ~ スカイバー ~ レストラン、チャペル
~ お庭 ~ ホテル棟と 縦につながっています。
スカイバーの並びには海に面してチャペルがあります。
確かチャペルは何ヶ所かあったと記憶していますが こちらのチャペルが
景色は1番良さそうです。
↓ お庭側から観たチャペルの入り口です。
入り口の周りにも水盤があり 水の中に建っているようです。
お庭からホテル棟を観たところです。
正面がロビー、レストラン棟で 両側に2つ 宿泊棟が広がっています。
ロビー棟の下にもプールがあります。
お花を持っているムリアガールズが並んでいるのは
「 レディースコートヤードプール 」 です。
この辺りからは海が見えないので 大変静かなプールで
あまり泳いでいる人は見かけませんでした。
↓ プールの向かい側にも カウンタバーがあります。
↓ その手前には しっかり泳げる コートヤードプールが
そして その横には子供用のスプラッシュプールがあります。
どのプールも周りにはデッキチェアーとパラソルがたくさん用意されていて
いつでもゆっくりと くつろげるようになっていました。
ではホテル棟に入って見みましょう。
私達はホテル見学の順路で お庭からホテル棟に行きましたが
下の階にはジムがあり たくさんのマシーンとかっこいいお兄さんが
待機していました。
ホテル棟のロビーです。
大変明るくて天井も高く 広々としています。
こちらはお部屋数も多いので チェックインのカウンターは2ヶ所ありました。
ロビーからお部屋に行く通り道も 開放的です。
ロビー正面からは お庭と海が一望です。
海が真正面に見えますね。
ロビー先には 「 カスケードカフェ 」 がありますが
何せ 日よけがないので 日中は厳しいですね。
正面からの プールと海の眺めはとても華やかです。
↓ 正面左側のホテル棟、 ホテルの下にはカバナが見えます。
↓ 正面右側のホテル棟、 こちらにもホテルの下にカバナが見えますね。
ホテル巡りの最後に ムリアリゾート内のカバナを見学させて頂きました。
カバナとは
廊下や通路を経ずに、直接外に出られる浜辺やプールに面した客室。
語源は、スペイン語で、浜辺やプールに面した所にあって、
ベッドや王座などの上に付けられる移動式のテントのようなキャノピー(天蓋)を
備えて、両サイドにカーテンを下げた「しのぎ場」の意味。
米国、メキシコ、西インド諸島の海浜リゾートに見られる。
だそうです。 ホテル観光用語辞典 ホテリエガイドより
前回もお話しましたが ザ・ムリアの宿泊者のみが使える 「 カバナ 」
が工事中で3部屋しか使えないと言うことで 私達が使おうと思った時間帯も
すでに一杯で使えませんでした。
ただ ムリア宿泊者は こちらのムリアリゾート内の 「 カバナ 」 も
無料で使えるとの事で 最初の日は こちらのカバナを利用させて頂きました。
↓ プライベートカバナ入り口
ムリアリゾート内の 「 カバナ 」 は通常は使用料金として
確か 50万ルピア 約5千円くらい かかるようです。
ただ その金額を飲食で使えるようになっています。
ですから ランチやドリンクなどを頂けば そのカバナ料金は実質無料になる、
という感じだったと思います。
( ザ・ムリア宿泊者は無料で使えましたので このシステムについて
詳しくお聞きしていません。 利用の場合は確認してくださいね )
カバナ内部は4畳半くらいの広さはあったと思います。
お部屋の中には 丸い大きなソファー、 デイベッド、 椅子とテーブルがあります。
勿論タオルもおいてあります。 お水も貰えました。
横に7部屋のカバナが並んでいますが そのお部屋の前に
プールが広がっています。
しかもそのプール、 カバナ7部屋専用のプライベートプールなのです。
たまたまこの時は 他のお部屋を どなたも利用していなかったようで
私達だけでこのプールを独り占めできました。
プール周りの植栽もきれいに手入れされていて 見事に 葉っぱ一枚も
落ちていませんでした。
水に浮いていたのは ブーゲンビリアの花が一つ。
落ち着いて静かな午後を過ごせました。
さてバリ島2日目 夕方になりました。
ザ・ムリアの宿泊者は 1階のロビーラウンジで 4時から6時まで
アフタヌーンティーとイブニングカクテルタイムが楽しめます。
通常は アフタヌーンティーは午後 カクテルタイムは夕方から と
分かれているホテルが多い中 こちらのホテルはその2つが同時に楽しめます。
アフタヌーンティーは 英国式 と インドネシア式の2種類があります。
最初のこの日は インドネシア式をお願いしました。
飲み物は モヒートで。
3段式のスタンドに 上段は可愛いスイーツ、 下段には揚げ物的スイーツが
たっぷりと乗っています。
1人前でお願いします、 と言ったけれど こんなに乗っていたので
2人分かしら?
この他に ケーキ類はワゴンに、 また カナッペはスタッフさんが回ってきて、
勧めてくれます。
私達が さほど頂かないのをみて スタッフさんは これだけは是非食べて欲しい、
と言って マンゴーケーキを持ってきてくれました。
マンゴー山盛りの美味しいケーキでした。
この時期 マンゴーはシーズンではないけれど このホテルでは
朝食時にも 美味しいマンゴーを提供してくれました。
マンゴー好きの私はニコニコです。
最後にサインをしましたのでお値段です。 ( 宿泊者は無料です )
一人分 410190ルピア = 3400円 ( 2016年5月時点 )
( 今 2016年8月 ならば 一人3200円くらいだと思います。 )
インドネシアは 税金11%、 サービス料10% なので
計算すると 思っていたよりも高くなりますね。
きれいなお姉さま達の演奏もあり 優雅なアフタヌーンティーを
楽しめました。 お腹いっぱいになりました。
アフタヌーンティーの詳しい様子が ガルーダオリエントホリディの
バリ支店ブログに載っています。
この日の夕食は 「 グランドニッコーバリ 」 の鉄板焼を
日本から予約していました。 ( JALマイレージのクーポン使えます )
ザ・ムリアから グランドニッコーまでは 道つながりで行けるので
タクシーで5分ほど、 基本料金内で行けます。
( 基本のメーターは3万ルピア = 250円程度です )
夕暮れにグランドニッコーバリに着いて 夕食前に少しホテルを見学しました。
バリテイストあふれるホテルです。
だいぶ年月が経っているので 今風のホテルではないけれど
大変立派な大きなホテルです。
残念ですが このグランドニッコーバリは 今年の11月で日航ホテルとしての
営業は終わり 12月からはヒルトンになるそうです。
詳しくはこちらです。
日航ホテルが姿を消すのは 何だかさみしいですね。
以前 私達夫婦が新婚旅行で泊まった フランスの 「 ホテル日航パリ 」
も今はなくなり 香港もなくなってしまいました。
今回利用した 和食レストラン 「 弁慶 」には、 鉄板焼きもあります。
以前 本を読んだり 映画を観たりした 「 沈まぬ太陽 」 の中で
JALの財務が悪化した原因の一つに 日航ホテル事業の
世界への拡大 過剰投資 買収 があった、 と書かれていました。
今回の バリ島のニッコーホテル終了のニュースで
映画での そのシーンを思い出しました。
世界中にあった日航ホテルですが 東南アジアで今あるのは
ホーチミンとハノイの2軒だけと 上のサイトに書いてありました。
ホテル自体もかなり古くなってきていますので 仕方がないことですね。
でも JALホテルはオークラと組んだ事により 新しい形を探り
これからも頑張って欲しいです。
そうそうお台場にあった 「 ホテル日航東京 」 も ヒルトンに替わりましたね。
でも向かい側の 「 グランパシフィック Le 台場 」 が
「 グランドニッコー東京台場 」 になったとか。
もう びっくりです!
と言うことで 「 弁慶 」 の鉄板焼です。
和牛コース 73万ルピア 税サ込み ( 約6000円 )
ロブスターコース 79万ルピア 税サ込み ( 約6500円 )
お決まりの ファイヤ~~~ や ハワイの田中オブや沖縄のサムズで
見られるヘラのパフォーマンスもありました。
( これらのパフォーマンスは スタッフのみなさんで
ユーチューブを見ながら研究すると言っていました )
それぞれに前菜 お刺身 サラダ ガーリックライス デザートがついています。
こんなに大きなロブスター きれいですね~、 和牛も美味しい!
最後に料理長さんがご挨拶に見えて 色々お話を伺うことが出来ました。
世界各国を回っていらした料理長さん。
言葉や世情でご苦労したお話や 世界の驚いた事など 面白おかしく
お話ししてくださいました。
ホテルブランドが変わると 店長さんも 勤務ホテルを変わるのでしょうか?
また どこかでお会いして 楽しいお話を伺いたいです。
ごちそうさまでした。
あっ 最後に 「 弁慶 」 で感心した事です。
テーブルスタッフさんは現地の女性でしたが 挨拶程度の日本語は上手に話してくれます。
でも驚いたのは 私のことを 最初からずっと 「 紀子さま 」 と
呼んでくれたことです。
びっくりして どうして名前を知っているの? と聞くと
予約フェイス ( シート? ) をみて 紀子さま、 と言うことが分りました。
と言ってました。
お客様は 名前で呼ぶように、 と教育されているのでしょうね。
宿泊者でもないのに 名前で呼んでくれるなんて とても嬉しかったです。
日本のおもてなしの気持ちがあふれていた 「 グランドニッコーバリ 」 でした。
帰りもタクシーで 3万ルピアで帰りました。
↓ 夜のムリアリゾ-ト、 ロビー館
明日も ザ・ムリアで 至福の時を過ごしましょう。
次は3日目の様子 ~ バリ島でオバマ大統領の広島訪問を見る、 の回です。