梅雨前の爽やかな日々が続いています。
仮住まいへの引っ越しなどで だいぶ更新が滞っていたブログですが
ようやく落ち着いてきましたのでまた台湾旅行記を始めたいと思います。
↑ 台中で訪れた虹の村
台湾旅行記、 1日目はマリオットホテル台北に宿泊
2日目は 娘と合流して マンダリンオリエンタル台北へ
そして3日目は 台中一日観光をしました。
午前中は自由に回り 午後から半日台中観光を予約しました。
↓ 半日観光で訪れた 台湾のウユニ塩湖といわれる高美湿地です。
オプショナルツアーで申し込んだ台中市内観光ですが
台中からの発着の場合は 半日市内観光が約3千円と
お手頃な値段で観光することが出来ました。
こちらです。 760TWDの方です。
台北発着の場合は 新幹線代も含まれているので高額になります。
また台中市内観光は 「 高美湿地 」 を除けばどこも個人で
行ける場所なので ゆっくり個人で回るのも悪くないと思い
午前中は個人で回り 午後からは 個人では行きにくい 「 高美湿地 」を
回る 半日市内観光を申し込みました。
早朝のマンダリンオリエンタル台北のロビーには コーヒーとパンのセットが
置いてありました。
朝早くて朝食もいただけない場合でも ロビーでちょっとおなかに入れることが出来ます。
クアラルンプールのマンダリンオリエンタルもそうでしたので
このサービスは マンダリンオリエンタルのデフォルトのサービスなのかもしれません。
私達は6時半からクラブルームで朝食を頂き
7時半にマンダリンオリエンタルホテルを出発しました。
ホテルからはタクシーで台北駅に向かいました。
日曜日の早朝と言うことで道も空いていたので、15分 175元
( 約700円 ) で台北駅に着きました。
早朝の台北駅は まだ閑散としています。
一番最初のブログにも書きましたが新幹線の予約についてです。
台中は個人でも日帰りで行ける所なので 個人で行く方のためになればと
少し詳しく書いていきます。
台湾新幹線には 海外からの旅行者に限り 新幹線 = 台湾高速鉄道 ( 髙鐵 )
の代金が2割引になると言うチケットがあります。
このチケットを日本からネットで ( 台北 ⇔ 台中 ) 予約しました。
髙鐵2割引のチケットは 台湾の旅行社KKdayと
日本の会社で 海外オプショナルツアーを販売している VELTRA で扱っています。
KKdayが片道 2088円、 VELTRA が560元 ( 2157円 )
と あまり値段が違わなかったので 今回はVELTRAで予約しました。
( 正規の料金は700元です )
( 上記は2018年1月の値段です。 為替によって値段は日々違います )
チケットは片道のみの販売ですので 往復だと2回の予約が必要になります。
台北 ⇔ 台中 指定席 往復 1人 4314円でした。
( この2割引のチケットは指定席でも自由席でも値段は同じです )
参考までに 高鐵の料金表です。
まずネットで予約を完了するとVELTRAの予約表が送られてきます。
そのメールには 現地ツアー催行会社のEチケットが添付されています。
( これは乗車券ではありません )
この紙をもって 高鐵の切符販売窓口に行き 希望の日時の乗車券を発券します。
↓ ここが高鐵の窓口です。
事前に送られてきたバウチャーには 乗車駅以外でも
全ての高鐵の窓口でチケット引き替えが可能と書いてありました。
台北の高鐵窓口は 日中はかなり混んでいたので
時間に余裕を持つか 前日に引き替える方が安全かもしれません。
( 私達は前日の日中に引き替えましたが 結構時間がかかりました )
↓ 切符販売窓口の場所です。 右側に出入り口があります。
↓ 出口は 外側にEAST3、 内側には東3門(中山北路) と書いてあります。
↓ 窓口の係員は 私達の希望を聞いた上で パソコン画面で
幾つかの列車を提示してくれます。
係員さんは ( 日本で言う 「 のぞみ 」と「 こだま 」 のように )
停車駅の数が違う2種類があると教えてくれて 停車駅の少ない方の列車を
勧めてくれました。 ( こちらは全席指定のようでした )
乗車券引き替え時と乗車時には共にパスポートの提示が必要です。
引き替えたチケットは 台北 ~ 板橋 ~ 台中 に停まる列車で
乗車時間は47分でした。
台湾新幹線は 日本の新幹線の車両技術を導入した列車なので
全く違和感なく快適に乗れました。
車内から見る台中の街
高鐵台中駅と台湾新幹線
高鐵 ( 新幹線 ) 台中駅
日本の新幹線の駅もそうですが 高鐵台中駅と在来線の台中駅とはかなり離れています。
在来線の台中駅に行く場合は 高鐵台中駅に隣接している在来線の新鳥日駅で
乗り換えが必要です。 ↓ 在来線 新鳥日駅
乗り換えすべく新鳥日駅まで連絡通路を歩いて行ったのですが
残念ながら在来線はだいぶ待たなくては来ないようだったので
結局 タクシーで台中駅まで向かいました。
新鳥日駅から台中駅までは意外に距離があって 325元かかりました。
( 1200円くらい )
タクシーで行く場合は新鳥日駅まで行かないで 高鐵台中駅から乗った方が
ほんの少しですが近いように感じました。
↓ 日本の統治時代の建物が多く残っている台中市内
最初の目的地は 「 宮原眼科 」 です。
在来線の台中駅のすぐ傍にあるので タクシーで 宮原眼科と言ったら
運転手さんはすぐ分かってくれました。
「 宮原眼科 」 と言う建物は 戦前は 本物の眼科でした。
戦後に宮原医師は日本に帰り その後は 色々な施設に転用されましたが
長い間 建物のみが残っていたそうです。
詳しくはこちらをどうぞ。
それを大手のお菓子メーカー 日の出グループが リノベーションして
再生したのが この 「 宮原眼科 」 という名前のお菓子屋さんです。
最近のインスタブームで 今 大人気のお店です。
10時前でしたが もう店内は観光客でいっぱいでした。
中に入ると まぁビックリ 想像も付かない素敵な空間が広がっています。
ちょっと ハリーポッター風な感じもします。
本屋さんを模しているのでしょう、 本棚にたくさんの商品が並んでいます。
天井も高く 提灯も下がっていて アジアの雰囲気もあります。
定員さんの真っ赤な制服が ちょっと妖艶でソソられました???
クラシックでノスタルジックな内装、しかも時間を超えた不思議な空間が
店内には広がっていました。
その上 パッケージが凄いんです。
女子が喜びそうな包装、 と言うのではなく
デコラティブでゴスロリチックな包装なんです。
何となく分かって頂けると思いますが 可愛い~ と言うのとは
違う方向性のお店です。
コーナー毎に商品が並べられていて それぞれを見ていると
時間を忘れてしまいます。
私達は ⒉階にあるレストラン 「 酔月楼 」 で人気のスイーツを食べようと
予定していましたが 時間的に早かったため オープン前でした。
もう一度来ることがあれば ぜひお料理を頂きたいです。
商品をたくさん買うと金額に応じてお菓子などが頂けるようで
私達も 素敵なパッッケージのお菓子を1箱頂きました。
接客してくれた店員さんに 次の行き先を尋ねられたので
「 無為草堂 」 に行きたい とお話ししたところ
そこまでバスで行けますよ、 とバスの時間を調べてくれました。
ご親切に本当にありがとうございました。
宮原眼科からバスで 美味しいお茶が頂ける「 無為草堂 」 まで、
そして 無為草堂から 午後の市内観光の集合地 「 草悟道 」 まで
詳しくメモしてくれました。
なんと 「 バス 」 と言うカタカナまで織り交ぜてくれて
その親切さに 心からありがたく思いました。
なお 悠遊カード( EasyCard )などを使えば 台中市内のバスは
無料で乗れると言う情報を事前に目にしていたのですが
バスの乗り降りで気を使っていたので すっかり失念して
悠遊カードの使用金額が0円だったのを 確認出来ませんでした。
当初はタクシーで移動するつもりでしたが 親切な店員さんのお蔭で
市内の景色を楽しみながら 無料で楽しく次の場所まで移動できました。
バスに乗車したのは 「 第一廣場 」 バス的です。
「 無為草堂 」 は 「 公益大燉路口 」 のバス停下車です。
午後からの市内観光の集合場所は 乗ってきたバスを戻る感じで
「 草悟道 」 バス停近くです。
バスで20分くらいで公益大燉路口バス停に着きます。
その目の前に 「 無為草堂 」 はありました。
ずっと以前 主人が台中を訪れた際 地元の方に連れて行っていただいた
茶芸館です。
今回 もう一度是非行きたい、と言うことで 昔の記憶をたどって調べました。
大変人気のお茶屋さんです。
入ってすぐはテーブル席が広がっています。
右側の廊下を行くと 日本式と中国式を混ぜたような造りの家があります。
池を中心に 各部屋がつながっていて 趣があります。
池には鯉がたくさん泳いでいました。
小上がりの席に案内されました。
茶芸館といっても お食事も充実していましたのでここでお昼を頂きました。
以下メニューです。 ( 日本語表記と写真もあります )
焼き肉丼 ゴマ油入り鶏スープ
それぞれランチセットは千円くらいで プラス2種類の点心を注文して
3千円くらいのお支払いでした。
この後 お茶を頂き しばしゆっくりしました。
希望すれば店員さんが お茶の入れ方のお手本を見せてくれます。
観光客よりも地元の方が多かったような印象です。
皆さん お昼のひと時をゆったりと過ごしているようでした。
では 次の目的地 半日市内観光の集合場所に向かいます。
先ほど乗ったバス停の向かい側から 5駅ほど戻り 「 草悟道 」
バス停まで行きました。
待ち合わせ場所は バス停から道を渡ってすぐの
勤美誠品綠園道(Park Lane by CMP) 前の ↓ このビルの1階
スターバックス前 です。
集合時間は13時30分です。
参加したのは
「 アクティビティ: 台中半日観光ツアー 虹の村 『 彩虹眷村 』&
高美湿地 逢甲夜市立ち寄り 見どころをギュッと濃縮
<午後/日本語 or 中国語ドライバー/台中発>
/ 日本語ドライバー(2名様以上) 」 と言う長~い名前のツアーです。
1人 3081円でした。
これも新幹線チケットと同じ VELTRAで申し込みました。
前の道は 並木の緑がきれいな とってもおしゃれな道です。
台中は緑に溢れた街という印象を受けました。
ビルの周りも またビルの中にも緑が使われていて ( どれも本物の )
とても癒やされる空間があちこちに広がっています。
ツアーの口コミでは スタバ前には添乗員さんがいなかったとか
観光バスの場所がわかりにくかった、等々書いてあって心配しましたが
この時は ちゃんと添乗員さんがスタバのお店前 ( 並木道側 ) で
待っていてくれました。
事前に添乗員さんの携帯番号もメールで送られてきましたので安心でした。
半日観光ツアーは 一日観光のツアーに途中から参加する形で
一日観光の人たちは このあたりで自由にお昼を頂いているようでした。
観光バスは スタバの前の道と直角に交差する 公益路に停車していました。
大型バスです。
添乗員さんは 中国語 英語 日本語 の順に説明してくれました。
( 日本人は私達以外にもう一組いらっしゃいました )
韓国のお若い男性が参加していましたが 添乗員さんは韓国語を話せないので
易しい英語で説明するから それを聞いてね、と言っていました。
最初に訪れたのは 台中メトロポリタンオペラハウス(台中國家歌劇院)、
2016年に出来た 日本人の設計による素晴らしい建築です。
とてもきれいで 環境に配慮した新しい試みがなされてる建物です。
中には カフェや売店などもあり 憩いの場所として利用されている方も
多く見受けられました。
さて次はいよいよ お待ちかねの 「 彩虹眷村 」 です。
メディアにも取り上げられ、今や世界が注目する「 虹の村 」。
高齢の一人のおじいさん ( 黃爺爺 ) が、廃村寸前の建物一軒一軒に
カラフルな絵を描きはじめ、結果 廃村を免れた と言う村です。
映画やミュージックビデオの撮影地もなりました。
詳しくはこちらをどうぞ。
↓ 案内図です。
村と言っても数軒のお家があるだけなので 一回りするだけなら
15分もあれば観ることは出来ます。
で、で、でも とっても可愛いお家の数々。
ゆっくりと見ていると時間を忘れてしまいます。
最初に添乗員さんが 故事館を案内してくれます。
日本からもたくさんの取材がきている事を嬉しそうに話してくれました。
なんとNMB48も来たそうな。。。
各国からこんなにたくさんの取材が来たそうです。
凄いですね~
カラフルなお家の数々。
どれもみんな明るくてユーモラスで生き生きとしています。
そしておめでたい四文字熟語があちこちに書いてあります。
屋根や地面もきれいに彩られているんです。
黃おじいさんは94歳なので 最近は 表に出ている日は少ない
との事でしたが 運のよい事に この日はおじいさんがいましたので
添乗員さんの案内で一緒に写真を撮らせて頂きました。
お礼に ペンキ代として少し寄付をさせていただいたところ
お返しに おじいさんの絵 ( のコピー ) を頂きました。
売店もあって色々なカラフルグッズが売られていました。
家の中を覗くと。。。
たくさんの絵の具の数々が。。。
今でも絵を描いているそうです。
おじいさん、 お元気で何時までも活動を続けられるよう祈っています。
カラフルで生き生きとした絵の数々、 ここに来た人はみんな
きっと元気を貰って帰ったことでしょう。
私が事前に地図で確認したところ 「 彩虹眷村 」 までは
高鐵 (新幹線)台北駅からは タクシーで10分ほどで着きそうでした。
タクシー代も500円くらいだと思います。
在来線の台中駅からは20~30分くらいかかりそうです。
↑ レインボービレッジと書いてあるのが虹の村です。
その下の74 と 1 の間に 高鐵台中駅、在来線新鳥日駅があります。
虹の村と高鐵台中駅間は3キロくらいだと思います。
レインボービレッジから右に地図を動かすと真ん中あたりに
台中火車站とあるのが在来線の台中駅です。
30分強の自由見学を終わり この後バスは 「 高美湿地 」 に向かいます。
台湾のウユニ塩湖 と言われていますが 夕日が美しい名所として
人気があるようです。
高美湿地までは50分ほどバスに乗りました。
高美湿地は個人では行きにくい場所にあるので
( 2017年夏から 台中駅からバスが運行しています。
ただ本数が少ない、 帰りのバスの時間が早い などと
夕日観賞には使い辛いかもしれません )
今回は ツアーを利用してよかったです。
この時期は お天気がよくない事が多い と聞いていたので心配していましたが
何と素晴らしい夕日を観ることが出来ました。
ただ ビックリするほど風が強くて とっても怖かったです。
( 実は最近 人間ドックを受けたのですが 何と体重が
34キロになっていました。 ギクッ!
だからあんなに怖かったんだ、 と今になって思います。
強風で吹き飛ばされそうでしたから。。。 )
では市内観光後半は 次の回に続きます。
仮住まいへの引っ越しなどで だいぶ更新が滞っていたブログですが
ようやく落ち着いてきましたのでまた台湾旅行記を始めたいと思います。
↑ 台中で訪れた虹の村
台湾旅行記、 1日目はマリオットホテル台北に宿泊
2日目は 娘と合流して マンダリンオリエンタル台北へ
そして3日目は 台中一日観光をしました。
午前中は自由に回り 午後から半日台中観光を予約しました。
↓ 半日観光で訪れた 台湾のウユニ塩湖といわれる高美湿地です。
オプショナルツアーで申し込んだ台中市内観光ですが
台中からの発着の場合は 半日市内観光が約3千円と
お手頃な値段で観光することが出来ました。
こちらです。 760TWDの方です。
台北発着の場合は 新幹線代も含まれているので高額になります。
また台中市内観光は 「 高美湿地 」 を除けばどこも個人で
行ける場所なので ゆっくり個人で回るのも悪くないと思い
午前中は個人で回り 午後からは 個人では行きにくい 「 高美湿地 」を
回る 半日市内観光を申し込みました。
早朝のマンダリンオリエンタル台北のロビーには コーヒーとパンのセットが
置いてありました。
朝早くて朝食もいただけない場合でも ロビーでちょっとおなかに入れることが出来ます。
クアラルンプールのマンダリンオリエンタルもそうでしたので
このサービスは マンダリンオリエンタルのデフォルトのサービスなのかもしれません。
私達は6時半からクラブルームで朝食を頂き
7時半にマンダリンオリエンタルホテルを出発しました。
ホテルからはタクシーで台北駅に向かいました。
日曜日の早朝と言うことで道も空いていたので、15分 175元
( 約700円 ) で台北駅に着きました。
早朝の台北駅は まだ閑散としています。
一番最初のブログにも書きましたが新幹線の予約についてです。
台中は個人でも日帰りで行ける所なので 個人で行く方のためになればと
少し詳しく書いていきます。
台湾新幹線には 海外からの旅行者に限り 新幹線 = 台湾高速鉄道 ( 髙鐵 )
の代金が2割引になると言うチケットがあります。
このチケットを日本からネットで ( 台北 ⇔ 台中 ) 予約しました。
髙鐵2割引のチケットは 台湾の旅行社KKdayと
日本の会社で 海外オプショナルツアーを販売している VELTRA で扱っています。
KKdayが片道 2088円、 VELTRA が560元 ( 2157円 )
と あまり値段が違わなかったので 今回はVELTRAで予約しました。
( 正規の料金は700元です )
( 上記は2018年1月の値段です。 為替によって値段は日々違います )
チケットは片道のみの販売ですので 往復だと2回の予約が必要になります。
台北 ⇔ 台中 指定席 往復 1人 4314円でした。
( この2割引のチケットは指定席でも自由席でも値段は同じです )
参考までに 高鐵の料金表です。
まずネットで予約を完了するとVELTRAの予約表が送られてきます。
そのメールには 現地ツアー催行会社のEチケットが添付されています。
( これは乗車券ではありません )
この紙をもって 高鐵の切符販売窓口に行き 希望の日時の乗車券を発券します。
↓ ここが高鐵の窓口です。
事前に送られてきたバウチャーには 乗車駅以外でも
全ての高鐵の窓口でチケット引き替えが可能と書いてありました。
台北の高鐵窓口は 日中はかなり混んでいたので
時間に余裕を持つか 前日に引き替える方が安全かもしれません。
( 私達は前日の日中に引き替えましたが 結構時間がかかりました )
↓ 切符販売窓口の場所です。 右側に出入り口があります。
↓ 出口は 外側にEAST3、 内側には東3門(中山北路) と書いてあります。
↓ 窓口の係員は 私達の希望を聞いた上で パソコン画面で
幾つかの列車を提示してくれます。
係員さんは ( 日本で言う 「 のぞみ 」と「 こだま 」 のように )
停車駅の数が違う2種類があると教えてくれて 停車駅の少ない方の列車を
勧めてくれました。 ( こちらは全席指定のようでした )
乗車券引き替え時と乗車時には共にパスポートの提示が必要です。
引き替えたチケットは 台北 ~ 板橋 ~ 台中 に停まる列車で
乗車時間は47分でした。
台湾新幹線は 日本の新幹線の車両技術を導入した列車なので
全く違和感なく快適に乗れました。
車内から見る台中の街
高鐵台中駅と台湾新幹線
高鐵 ( 新幹線 ) 台中駅
日本の新幹線の駅もそうですが 高鐵台中駅と在来線の台中駅とはかなり離れています。
在来線の台中駅に行く場合は 高鐵台中駅に隣接している在来線の新鳥日駅で
乗り換えが必要です。 ↓ 在来線 新鳥日駅
乗り換えすべく新鳥日駅まで連絡通路を歩いて行ったのですが
残念ながら在来線はだいぶ待たなくては来ないようだったので
結局 タクシーで台中駅まで向かいました。
新鳥日駅から台中駅までは意外に距離があって 325元かかりました。
( 1200円くらい )
タクシーで行く場合は新鳥日駅まで行かないで 高鐵台中駅から乗った方が
ほんの少しですが近いように感じました。
↓ 日本の統治時代の建物が多く残っている台中市内
最初の目的地は 「 宮原眼科 」 です。
在来線の台中駅のすぐ傍にあるので タクシーで 宮原眼科と言ったら
運転手さんはすぐ分かってくれました。
「 宮原眼科 」 と言う建物は 戦前は 本物の眼科でした。
戦後に宮原医師は日本に帰り その後は 色々な施設に転用されましたが
長い間 建物のみが残っていたそうです。
詳しくはこちらをどうぞ。
それを大手のお菓子メーカー 日の出グループが リノベーションして
再生したのが この 「 宮原眼科 」 という名前のお菓子屋さんです。
最近のインスタブームで 今 大人気のお店です。
10時前でしたが もう店内は観光客でいっぱいでした。
中に入ると まぁビックリ 想像も付かない素敵な空間が広がっています。
ちょっと ハリーポッター風な感じもします。
本屋さんを模しているのでしょう、 本棚にたくさんの商品が並んでいます。
天井も高く 提灯も下がっていて アジアの雰囲気もあります。
定員さんの真っ赤な制服が ちょっと妖艶でソソられました???
クラシックでノスタルジックな内装、しかも時間を超えた不思議な空間が
店内には広がっていました。
その上 パッケージが凄いんです。
女子が喜びそうな包装、 と言うのではなく
デコラティブでゴスロリチックな包装なんです。
何となく分かって頂けると思いますが 可愛い~ と言うのとは
違う方向性のお店です。
コーナー毎に商品が並べられていて それぞれを見ていると
時間を忘れてしまいます。
私達は ⒉階にあるレストラン 「 酔月楼 」 で人気のスイーツを食べようと
予定していましたが 時間的に早かったため オープン前でした。
もう一度来ることがあれば ぜひお料理を頂きたいです。
商品をたくさん買うと金額に応じてお菓子などが頂けるようで
私達も 素敵なパッッケージのお菓子を1箱頂きました。
接客してくれた店員さんに 次の行き先を尋ねられたので
「 無為草堂 」 に行きたい とお話ししたところ
そこまでバスで行けますよ、 とバスの時間を調べてくれました。
ご親切に本当にありがとうございました。
宮原眼科からバスで 美味しいお茶が頂ける「 無為草堂 」 まで、
そして 無為草堂から 午後の市内観光の集合地 「 草悟道 」 まで
詳しくメモしてくれました。
なんと 「 バス 」 と言うカタカナまで織り交ぜてくれて
その親切さに 心からありがたく思いました。
なお 悠遊カード( EasyCard )などを使えば 台中市内のバスは
無料で乗れると言う情報を事前に目にしていたのですが
バスの乗り降りで気を使っていたので すっかり失念して
悠遊カードの使用金額が0円だったのを 確認出来ませんでした。
当初はタクシーで移動するつもりでしたが 親切な店員さんのお蔭で
市内の景色を楽しみながら 無料で楽しく次の場所まで移動できました。
バスに乗車したのは 「 第一廣場 」 バス的です。
「 無為草堂 」 は 「 公益大燉路口 」 のバス停下車です。
午後からの市内観光の集合場所は 乗ってきたバスを戻る感じで
「 草悟道 」 バス停近くです。
バスで20分くらいで公益大燉路口バス停に着きます。
その目の前に 「 無為草堂 」 はありました。
ずっと以前 主人が台中を訪れた際 地元の方に連れて行っていただいた
茶芸館です。
今回 もう一度是非行きたい、と言うことで 昔の記憶をたどって調べました。
大変人気のお茶屋さんです。
入ってすぐはテーブル席が広がっています。
右側の廊下を行くと 日本式と中国式を混ぜたような造りの家があります。
池を中心に 各部屋がつながっていて 趣があります。
池には鯉がたくさん泳いでいました。
小上がりの席に案内されました。
茶芸館といっても お食事も充実していましたのでここでお昼を頂きました。
以下メニューです。 ( 日本語表記と写真もあります )
焼き肉丼 ゴマ油入り鶏スープ
それぞれランチセットは千円くらいで プラス2種類の点心を注文して
3千円くらいのお支払いでした。
この後 お茶を頂き しばしゆっくりしました。
希望すれば店員さんが お茶の入れ方のお手本を見せてくれます。
観光客よりも地元の方が多かったような印象です。
皆さん お昼のひと時をゆったりと過ごしているようでした。
では 次の目的地 半日市内観光の集合場所に向かいます。
先ほど乗ったバス停の向かい側から 5駅ほど戻り 「 草悟道 」
バス停まで行きました。
待ち合わせ場所は バス停から道を渡ってすぐの
勤美誠品綠園道(Park Lane by CMP) 前の ↓ このビルの1階
スターバックス前 です。
集合時間は13時30分です。
参加したのは
「 アクティビティ: 台中半日観光ツアー 虹の村 『 彩虹眷村 』&
高美湿地 逢甲夜市立ち寄り 見どころをギュッと濃縮
<午後/日本語 or 中国語ドライバー/台中発>
/ 日本語ドライバー(2名様以上) 」 と言う長~い名前のツアーです。
1人 3081円でした。
これも新幹線チケットと同じ VELTRAで申し込みました。
前の道は 並木の緑がきれいな とってもおしゃれな道です。
台中は緑に溢れた街という印象を受けました。
ビルの周りも またビルの中にも緑が使われていて ( どれも本物の )
とても癒やされる空間があちこちに広がっています。
ツアーの口コミでは スタバ前には添乗員さんがいなかったとか
観光バスの場所がわかりにくかった、等々書いてあって心配しましたが
この時は ちゃんと添乗員さんがスタバのお店前 ( 並木道側 ) で
待っていてくれました。
事前に添乗員さんの携帯番号もメールで送られてきましたので安心でした。
半日観光ツアーは 一日観光のツアーに途中から参加する形で
一日観光の人たちは このあたりで自由にお昼を頂いているようでした。
観光バスは スタバの前の道と直角に交差する 公益路に停車していました。
大型バスです。
添乗員さんは 中国語 英語 日本語 の順に説明してくれました。
( 日本人は私達以外にもう一組いらっしゃいました )
韓国のお若い男性が参加していましたが 添乗員さんは韓国語を話せないので
易しい英語で説明するから それを聞いてね、と言っていました。
最初に訪れたのは 台中メトロポリタンオペラハウス(台中國家歌劇院)、
2016年に出来た 日本人の設計による素晴らしい建築です。
とてもきれいで 環境に配慮した新しい試みがなされてる建物です。
中には カフェや売店などもあり 憩いの場所として利用されている方も
多く見受けられました。
さて次はいよいよ お待ちかねの 「 彩虹眷村 」 です。
メディアにも取り上げられ、今や世界が注目する「 虹の村 」。
高齢の一人のおじいさん ( 黃爺爺 ) が、廃村寸前の建物一軒一軒に
カラフルな絵を描きはじめ、結果 廃村を免れた と言う村です。
映画やミュージックビデオの撮影地もなりました。
詳しくはこちらをどうぞ。
↓ 案内図です。
村と言っても数軒のお家があるだけなので 一回りするだけなら
15分もあれば観ることは出来ます。
で、で、でも とっても可愛いお家の数々。
ゆっくりと見ていると時間を忘れてしまいます。
最初に添乗員さんが 故事館を案内してくれます。
日本からもたくさんの取材がきている事を嬉しそうに話してくれました。
なんとNMB48も来たそうな。。。
各国からこんなにたくさんの取材が来たそうです。
凄いですね~
カラフルなお家の数々。
どれもみんな明るくてユーモラスで生き生きとしています。
そしておめでたい四文字熟語があちこちに書いてあります。
屋根や地面もきれいに彩られているんです。
黃おじいさんは94歳なので 最近は 表に出ている日は少ない
との事でしたが 運のよい事に この日はおじいさんがいましたので
添乗員さんの案内で一緒に写真を撮らせて頂きました。
お礼に ペンキ代として少し寄付をさせていただいたところ
お返しに おじいさんの絵 ( のコピー ) を頂きました。
売店もあって色々なカラフルグッズが売られていました。
家の中を覗くと。。。
たくさんの絵の具の数々が。。。
今でも絵を描いているそうです。
おじいさん、 お元気で何時までも活動を続けられるよう祈っています。
カラフルで生き生きとした絵の数々、 ここに来た人はみんな
きっと元気を貰って帰ったことでしょう。
私が事前に地図で確認したところ 「 彩虹眷村 」 までは
高鐵 (新幹線)台北駅からは タクシーで10分ほどで着きそうでした。
タクシー代も500円くらいだと思います。
在来線の台中駅からは20~30分くらいかかりそうです。
↑ レインボービレッジと書いてあるのが虹の村です。
その下の74 と 1 の間に 高鐵台中駅、在来線新鳥日駅があります。
虹の村と高鐵台中駅間は3キロくらいだと思います。
レインボービレッジから右に地図を動かすと真ん中あたりに
台中火車站とあるのが在来線の台中駅です。
30分強の自由見学を終わり この後バスは 「 高美湿地 」 に向かいます。
台湾のウユニ塩湖 と言われていますが 夕日が美しい名所として
人気があるようです。
高美湿地までは50分ほどバスに乗りました。
高美湿地は個人では行きにくい場所にあるので
( 2017年夏から 台中駅からバスが運行しています。
ただ本数が少ない、 帰りのバスの時間が早い などと
夕日観賞には使い辛いかもしれません )
今回は ツアーを利用してよかったです。
この時期は お天気がよくない事が多い と聞いていたので心配していましたが
何と素晴らしい夕日を観ることが出来ました。
ただ ビックリするほど風が強くて とっても怖かったです。
( 実は最近 人間ドックを受けたのですが 何と体重が
34キロになっていました。 ギクッ!
だからあんなに怖かったんだ、 と今になって思います。
強風で吹き飛ばされそうでしたから。。。 )
では市内観光後半は 次の回に続きます。