安比リゾートの中心となる
「 ANAクラウンプラザ安比高原 」のタワー棟です。
黄色の外観が印象的です。
2022年8月末に訪れた
「 ANAインターコンチネンタル安比高原 」旅行記
2回目の今回は 周辺のお散歩とお食事などです。
1回目の 手配~ホテル編はこちらです。
安比リゾートにはANA、IHG系のホテルが3棟建っています。
今回宿泊したANAインターコンチネンタル安比高原は
今年2022年2月に新規開業したホテルですが
後の2つ( ANAクラウンプラザとANAホリディイン )は
既存のホテル 安比グランドホテルと安比ヒルズを
リブランドしたホテルです。
インターコンチからリゾート内のメインとなるホテル
クラウンプラザまではインターコンチ宿泊者専用の
渡り廊下があって 外に出ないで行き来出来ます。
( クラウンプラザからインターコンチに入るには
カードキーが必要です ) ↓
そもそも安比高原スキー場は 1978年にリクルートが
社員の研修施設として宿泊施設やゴルフ場などを
作ったのが始まりまです。
その後 折からのリゾート開発ブームに乗り
官民一体となってとして開発された大規模なリゾートで
「 安比高原スキー場 」は1982年オープンしました。
なんと敷地は山手線の内側の3分の2の広さだそうです。
1985年に安比グランドホテルが出来
それが昨年12月にリブランドされANA・IHG傘下に入り
「 ANAクラウンプラザリゾート安比高原 」になりました。
安比ヒルズと安比高原温泉ホテルも同じくリブランドで
「 ANAホリデイ・インリゾート安比高原 」になりました。
運営は現在「 岩手ホテル&リゾート 」 です。
インターコンチとクラウンプラザを繋ぐ渡り廊下は
真っ白で庭の緑も見えてとっても素敵な空間です。
壁には暖房機も入っているので冬でも快適に移動できるでしょう。
廊下を曲がるとANAクラウンプラザホテルです。
壁には秋に開校した「 ハロウ 」の紹介パネルが
展示されています。
少し進むとラウンジのようなお部屋があります。
そのお部屋の窓際には この一大リゾートの構想や歴史
開業するまでに尽力した方の紹介や
ホテルのデザインなどの逸話が紹介されています。
特徴的な黄色のタワーをデザインしたのは
谷口吉生で、私が7月に行った広島のゴミ工場の
デザイナーと同じ方でビックリしました。
谷口氏は 当初 建物の外観は白のタイルを
提案したそうですが 白は雪の中で沈んでしまう事、
雪景色の中で際立ち夏の自然の色にも調和するという事で
レモンイエロー色のタイルを使用する事になったそうです。
↓ そんな経緯は、クリックすると読めると思います。
リゾート紹介コーナーを過ぎて中に入ると
吹き抜けの廊下から眼下に大きなロビーを見下ろすことが出来ます。
ANAクラウンプラザはとても大きなホテルで
立派な重厚なロビーが見えました。
建った当初はリゾート内のメインのホテルという事で
館内移動は浴衣などは禁止というドレスコードが
あったそうですが 現在は皆さん浴衣でくつろいで
いらっしゃるるお客様が多かったです。
温泉リゾート感が出ていました。
とにかく立派な大きなホテルです。
ホテルは本館とタワー館があり 客室数も相当なものですが
レストランも多く またリゾート関連のショップなどもあり
最盛期には大変な賑わいだったと想像できました。
( 宿泊当時は営業しているレストランは半分くらいでした )
またいわゆるお土産ショップも 品数も充実していて
コンビニの品ぞろえに加えて 医薬品などの
ドラッグストア的な物までそろっていました。
又カタログになりますが 前沢牛や安比牛なども
送ることが出来ます。( お肉はこんな感じ )
どれもお支払いをお部屋付けにすることが可能なので
プランについていたホテルクレジットはすべてここで
支払うことが出来ました。
( プランで1泊1万円 一休のダイアモンド特典で
1泊3千円、計26000円分のクレジットを頂けました )
ショップから歩いて歩いて ショッピングモール
(だったであろう)所を抜け、プールを通り
安比プラザ館(スキー関連の建物)まで行くことが出来ます。
そこを抜けて外に出ました。( 途中かも出られます )
広大な庭には つい数日前まで使用していたとても大きな
子供用のビニールプールが設置されていました。
広大な中庭には 前森山を臨む正面に
インターコンチネンタルホテルが建っています。
では前森山山頂までゴンドラに乗りましょう。
( ホテル宿泊者は1600円です、往復 )
8人乗りの大きなゴンドラです。
外にスキー板を入れられるようになっています。
この日は朝方は良いお天気でしたが 日中は曇りがちで
あまり良い景色ではありませんでしたが
雄大な雰囲気は味わえました。
ゴンドラの窓からタワーを見て出発です。
1304mの頂上までゴンドラが続く様は圧巻です。
頂上に着きました。
「前森山スカイデッキ」という木で作られた展望台があります。
↓ 前森山のスキーコース案内です。
このようにたくさんのコースがあるのですね。
↑ 今いるのが上の図の現在地の赤丸、頂上です。
乗ってきたのは右下の赤丸のところです。
ゴンドラは黒字の1番のコースです。
では そこからの景色をご覧ください。
冬はここが真っ白になるのですね~
中心にあるのがANAクラウンプラザホテルです。
拡大するとよくわかります。
せっかくなので少し歩いて頂上まで行ってみます。
スキー場の安全祈願を願う安比山頂神社がありました。
前森山1304mです。
その前には岩手山も見えます。
天空ブランコもあり 順番を守って撮影しましょう、
と書いてありましたが この日は十数分後に一組来た
だけだったので主人と2人で色々ポーズを撮って
写真を撮りました。
それで何とか撮った写真がこれです。
主人はもっとブランコを空に向かって漕げば良かったし
私はもっと下から撮影すればよかったのでしょうか?
主人と私ではこんな写真が精一杯でした。
なかなか映える写真は難しかったです。
私にいたっては 漕ぐこともままならないヘタレでした。
途中には「天空恐竜パーク」という無料で楽しめる
恐竜の展示などもあって お子様には楽しい時間が
過ごせるでしょう。
またこの時期には安比アートプロジェクトとして
写真家の蜷川実花(にながわみか)さんの作品が
山頂にある安比の廃ゴンドラ乗り場を舞台にした空間
に展示されています。
そこには行かなかったのですが ゴンドラ乗り降り場にある
「 UNKAI cafe 」にもその素晴らしい写真が
展示されていました。
軽食など、カフェのメニュー
店内 「 蜷川実花 胡蝶の旅 」
入り口から想像したよりも店内は広く
その空間に溢れるばかりの色とりどりの花が
咲き誇ってました。
すばらしい写真の数々、こんなきれいな写真に
見入ってしまいました。
こんな写真が撮れたらいいな~、と心から思いました。
季節によりますが 朝早くこのカフェから
雲海が見えるようです。
絶景を見ながらのソフトクリームも絶品でした。
さて再びゴンドラで下界に降りてきました。
ゴンドラ乗り場にある傘がきれいに並べられていました。
このセンス、可愛すぎる~
さて再びホテルを抜け ホテル正面から外に出てみました。
ANAクラウンプラザホテルはリブランドしたとはいえ
やはり近くで見ると建物の老朽化は見て取れますね。
聞くところによると ホテルのお部屋は開業当時から
所有している人も多くいらっしゃるようです。
クラウンプラザのスタッフさんは 皆さん気軽に
ご挨拶して下さり そんなお話も聞けました。
一旦公道に出ると 素敵な別荘風の建物が現れ
そこから次々とお若い方が出てきます。
思い切ってその建物を訪ねると ホテルのスタッフさんの
寮という事です。
ステキな寮ですね~
たまたま時間的に 午後の勤務のスタッフさんが
仕事場に向かう時間と重なっていたので
そういう光景が見られました。
スタッフさんは地元採用の方が多いようです。
でもここは 盛岡から1時間以上離れているので
お若い方はみな寮住まいの方が多いのでしょう。
さぁお散歩も終わりインターコンチネンタルに戻りました。
4階のエレベーターホールの可愛いチェアー
ホテル4階の屋上には安比・八幡平の山々の風景を
望む屋上ビューテラスがあるというので行ってみました。
わぁ~~~ 広い!
気持ちの良い空間が広がっています。
正面には前森山が広がっています。
後ろ側にはクラウンプラザが見えます。
お盆の時期にはこちらでドリンクなどが頂ける
オープンカフェ?バー?がオープンしたようです。
ゲストの皆さんには大変好評だったと
スタッフさんはおっしゃっていました。
ただ天候によるので 常設するには厳しいとの事でした。
たまたまオープンの時期に当たるといいな~と思った
ステキな広い空間でした。
また花火もお盆の時期は行われていたようです。
きっと 他にも色々イベントが行われていたのでしょう。
さてお散歩から館内散策の後は アフタヌーンティーの時間です。
(13時から15時まで)
暑くなったのでオレンジジュースとショコラショーを
アイスで頂きました。
インターコンチネンタルのアフタヌーンティーは
3段で提供されるので かなり満足感があります。
中段のサンドイッチ、スタッフさんは卵の、と言って
いたのですが 食べてみたら うう? これ玉子?
という感じでちょっと不思議な食感のフィリングでした。
次にカクテルタイムです。
2階のお部屋に行く廊下から下のロビーが見えます。
いつも素敵なロビーですが 夕方になるともっと素敵!
中央に火が炊かれるのです。
カクテルタイムのドリンクです。
お願いすれば色々作ってくださいます。
主人はシャンパン、私はホワイトミモザをお願いしました。
手軽につまめるオードブルが8種。
他のインターコンチのカクテルタイムですが
石垣ではプレートの他にビュッフェもありました。
横浜ピア8では 冷菜プレートと温菜プレートが出ました。
と比べると少し寂しいですね。
ただこのホテルは全てのお部屋が
「 クラブインターコンチネンタル 」なので
どのゲストにも どの予約にも 朝食と
アフタヌーンティ―とカクテルタイムが提供されます。
そのため予約の時に プランを色々考えなくても
いいので便利です。
シャンパンは「 ローランぺリエ 」 です。
( JALのファ-ストクラスラウンジでも
時期や場所によりますが提供されています )
「 クラブルームでローランペリエを
お出ししているのは唯一このホテルだけでは 」
とスタッフさんはおっしゃっていました。
一日5,6本提供するという事でした。
余談ですが キャピトルホテル東急のカクテルタイムでは
ボランジェだけでも最低一日10本は開く、と
言っていたのを思い出しました。( GoTo時 )
2日目のカクテルタイムです。
この日はひと切れですがステーキも出てとても美味しかったです。
地元の遠野麦酒「ZUMONA」
私は桃とオレンジのカクテルを作っていただきました。
次にディナーです。
今回の予約は1泊目が2食、ディナー付き
2泊目は朝食のみの予約でした。
ディナーはレストラン「白露」で頂きました。
レストランはオーセンティックな内装をベースに
遊び心のあるインテリアも随所に見られます。
柱には苔が縦に植わっています。
これって大変珍しいので私がスタッフさんに
「 毎日霧か何かをかけているのですか? 」と聞くと
スタッフさんは「 実は私は昨日からこちらに
入ったのでよくわからないのです。
ただ霧とかをかけてはいないようなので
多分 プリザーブドフラワーなのでは 」
というお話でした。
プリザーブドにも驚きましたが 昨日から配属された
スタッフさんがいらしたことにも驚きました。
と昼間に上記のような話をしていて その時に
夕食は外の席で食べたいとリクエストしていました。
多分そのスタッフさんの一存では判断できないと思い
カクテルタイムの時に可否を教えて下さいね、
とお願いしました。
そしてカクテルタイムの時に(他のスタッフさんに)
先ほど テラス席でディナーを頂きたい旨
リクエストしていたのですが どうなりましたか?
と聞くと、奥に調べに行って相談するという事になり
その後戻ってきてOKを貰いました。
(昼間のリクエストは全く通っていなかったようです)
ではカクテルタイムを楽しんだ後 予約時間の6時半に
行きますね、とお伝えしました。
そして6時半に行くと 案内された席は室内席でした。
そこでまたスタッフさんに今までの経緯を
話しましたが 何もわからない様子のスタッフさん。
とここで レストランを見回していた男性の
責任者風の方が こちらの雰囲気を察して登場してきました。
やはり スタッフさん間の伝達がうまく行っていない様で
責任者の方は 新人スタッフの多い現状を詫びていて
そしてすぐ席を作って下さいました。
それでようやくこの席に座ってディナーを楽しむ事が
出来たという訳です。
気候も暑くもなく寒くもなく丁度いい季節だったので
気持ちよくディナーを楽しむことが出来ました。
上記の件があったので ずっと責任者風の方が
気を配ってくださいました。
プランについていたコース、和食 洋食が選べます。
そういう流れだったので 責任者風のスタッフさんには
色々お話を伺うことが出来ました。
そのスタッフさんは飲食全体を見る責任者で
色々ご苦労話も聞くことが出来ました。
和、 三陸産雲丹と鮑の土佐ジュレ掛け
洋、 八幡平マッシュルームのクリームスープ
この地域ではマッシュルーム栽培が盛んで お土産物店では
マッシュルームスープが多く売られていました
( お値段は高かったです )
濃厚でとっても美味しかったです。
洋、 いわて牛3種の炭火焼
( 安比牛、岩手雫石の赤牛、いわて牛の3種 )
和、 岩手短角牛の炭火焼
和、洋 ともに地元の和牛の提供があり
食べ比べも出来 とっても美味しかったです。
写真を見てもわかるように 量もしっかりとあって
男性でも十分満足できる内容だと感じました。
和食の〆は冷製稲庭うどんで これがさっぱりとして
とても嬉しかったです。
地元や東北地方の食材を多く使っていて
とても充実した夕食でした。
ただ柑橘類は北限があって地元ではできないそうです。
それをタッフさんは非常に残念がっていました。
デザートは室内席で頂きました。
その他 色々お話を聞かせて頂きました。
運営している岩手ホテルからは 今年
このインターコンチに10名配属されたそうです。
今は1,2年生のスタッフさん中心の運営なので
まだまだ教育中、という事でした。
ただお綺麗なスタッフさんばかりで驚きました。
( そのあたりのお話は ぜひ行く機会があれば
聞いてください )
石垣に行った時には CAさんが期間限定で働いていましたが
こちらにはANAの方はいないようです。
(石垣は元の全日空ホテルなので そのあたりが違うのでしょうか)
またここには近くに酒屋さんがなく すべて50kmほど
離れている所から配達されるので 価格も含め
大変だとおっしゃっていました。
私達のディナーの時間がカクテルタイムの時間内
だったからでしょうか?
ローランペリエからニュージーランドの白ワインと
ドリンクも無料で頂くことが出来ました。
( 席のお詫びも兼ねているのかしら? )
和のデザートはメロン、ソルダム、巨砲、
シャインマスカットでした。
どれも甘くて大変美味しかったです。
洋のデザートは おしゃれなピーチメルバでした。
通常のディナーのお値段は24200円という事ですが
プラン用のこのコースは15000円位の内容だそうです。
今回の2食付プランと朝食のみのプランでは
2名分で2万円位の差だったので 2食付きの
プランはお得だったと感じました。
またカクテルタイム時に ラウンジで軽食を
召し上がっている方をお見受けしました。
ルームサービスメニューもラウンジで頼めるようです。
次の日の夕食ですが その日はランチもアフタヌーンティーも
カクテルタイムも頂いたので ディナーはとらなくても
全くお腹はすきませんでした。
念のためショップでカップ麺を買っていたのですが
食べることもなく そのままわが家に持って帰りました。
という事で2泊目の夜はバー「 畚 MOCCO 」
に行ってきました。
チェックインの時にバーが30%引きになる
チケットを頂いたのでそれを利用しました。
19時にカクテルタイムが修了すると
そちらのスタッフさんが1名バーに来て営業を始めます。
先ほどお話をした責任者の方もバーテンダーとして
いらしてくださいました。
前夜「 バーにもぜひいらしてください 」と
勧めて下さったので シグネチャーカクテルを
作っていただきました。
店内は思ってよりも広いです。
常時バーテンダーさんは一人いらっしゃいますが
シグネチャーカクテルを作れるのは 後からいらした
責任者のスタッフさんだけだそうです。
その方がいる時で良かった!
100回シェイクして出来上がったシグネチャーカクテル
「 ドラゴンアイ 」1600円
ブルーのカクテルでチーズを使用していました。
すっきりとしているのだけれどコクもあって
とっても美味しいカクテルでした。
私はおまかせでしたが「 南部美人 」という
ステキなネーミングのカクテルを作っていただきました。
2000円
こちらもキリッとしていて私の性格の様でした、なぁ~んて。
2杯で30%引きで2660円でした。
おつまみのナッツとあられも美味しくて。。。
みなさんそうおっしゃいます、と言っていました。
お得な美味しいカクテルを頂き 素敵な夜になりました。
夜のお部屋はカーテンがゴールドでゴージャスでした。
枕は低反発をリクエストでき ぐっすり眠れました。
そうそう ベッドの幅は140cmくらいありました!
最後に朝食の様子です。
レストランに入ってすぐ左に 四角い大きな
カウンターテーブルがあり その周りに
ビュッフェが並べられています。
朝食のメニュー
洋食(選択肢色々あり) お粥膳 とろとろ旨だし倉膳
から選び スイートセレクションも追加で選べます。
つまりどれでもいくつでもオーダー出来る感じです。
ビュッフェカウンターです。
フルーツなど
コールドハムなど
サラダ
私の頂いたビュッフェ
安比高原生ハムのエッグベネディクト
フレンチト-スト安比高原牛乳仕立て(ハーフで)
主人の選んだ「 とろとろ旨だし倉膳 」
これとっても美味しかったそうです。
とろろの鉢の他に、岩手麦、岩手牛の炙り、
焼魚荒ほぐしの小鉢が3種
お漬物の横にはマグロもありました。
普通の和食膳とは全く違うスタイルで 驚きました。
昨日の夜にスタッフさんが話してくれましたが
スタート時の和食膳は普通のスタイルだったそうです。
それでお客様からの提案を受け 色々試行錯誤して
もっと郷土食を前面に出したこのようなメニューも
考えたそうです。
( 日替わりで出しているのかもしれません )
そのお話の通り 岩手ならではのメニュー構成で
今までで一番忘れられない朝食になりました。
スタッフさんの矜持を感じた朝食メニューでした。
そしてもう一つの和食メニューがこのお粥膳です。
見た目がとってもスタイリッシュで可愛いのです。
お粥のお供に 梅干し、明太子、塩こぶ、シラス
などなどスプーンに乗っています。
優しく頂けて 私にはぴったりでした。
他に数品オーダーしましたが 忘れられたようで
出てきませんでした。
スタッフさんは大勢いましたが 皆さん忙しそうで
周りに目を配っている余裕がないようでした。
それは残念でしたがメニューには大満足。
とても美味しくてアイデアいっぱいの朝食でした。
そして驚いたことに 多くのお客様は
本当にたくさん召し上がっていました。
全てのメニューを食べつくしているかのように
お箸を進めていました。
それほどおいしかったという事ですね。
1回ではすべてのメニューを味わえないので
今回は2泊して 美味しい朝食を2回も楽しめました。
レストラン入り口のカウンター上部には
金色に輝く「ルイ・ロデレール」が飾られています。
オープンの時にお祝いで頂いたものだそうです。
(JALのファーストクラスでも提供されていますね。)
そしてカウンターには野菜ジュースが、
キュウリスティック添え。
体に良さげ!、頼めばよかったです。
写真を見ると あれもこれも頂きたかった物ばかりです。
残念ながらそれほど食べる事の出来ない自分に
腹立たしかったです。
滞在中大浴場にも行きましたが 写真は撮りませんでした。
内湯と露天そして寝湯もあって 気持ちが良かったです。
また敷地内から送迎バスで5分くらいのところに
東北最大の露天風呂「白樺の湯」もありました。
ゆったりと過ごす事が出来た2泊3日
帰りの列車の時間があるので12時にチェックアウトし
12時30分の送迎バスでホテルを後にしました。
乗っていたのは帰りは2組でした。
クラウンプラザでお話をしたスタッフさんの運転でした。
駅前で写真も撮っていただいて 小さな駅ともお別れです。
最後にもう一度 旅行代金です。
交通費 新幹線+花輪線 一人往復22640円
宿泊費 2名分
一休.comのお得なプラン
プレミアムテラス付ツイン
1泊目 クレジット1万円付 夕朝食付きプラン
60548円
2泊目 クレジット1万円付 朝食付きプラン
39270円
合計2名2泊分 145098円でした
参考までに安比高原の駅前に出ていたマップです。
既に営業していない施設もあるかと思いますが
ずいぶんたくさんの施設があるのですね、驚きました。
もう一つ参考までに 安比高原駅の時刻表です。
私達は12時50分の列車で帰りました。
帰りは少しお天気も持ち直し 稲穂が綺麗に揺れていました。
前回のアリス様のコメントにもありましたが
こんなに小さな駅員さんもいない駅の奥に
こんなに素晴らしい世界的なホテルがあることに
とっても感激しました。
北海道や京都などにもそういう流れがありますので
これからも今まで知らなかった地域に足を運ぶことが
出来るとしたら まだまだ元気でいなくては、
と思った今回の旅行でした。
今回も長い旅行記を読んで下さりありがとうございました。
「 ANAクラウンプラザ安比高原 」のタワー棟です。
黄色の外観が印象的です。
2022年8月末に訪れた
「 ANAインターコンチネンタル安比高原 」旅行記
2回目の今回は 周辺のお散歩とお食事などです。
1回目の 手配~ホテル編はこちらです。
安比リゾートにはANA、IHG系のホテルが3棟建っています。
今回宿泊したANAインターコンチネンタル安比高原は
今年2022年2月に新規開業したホテルですが
後の2つ( ANAクラウンプラザとANAホリディイン )は
既存のホテル 安比グランドホテルと安比ヒルズを
リブランドしたホテルです。
インターコンチからリゾート内のメインとなるホテル
クラウンプラザまではインターコンチ宿泊者専用の
渡り廊下があって 外に出ないで行き来出来ます。
( クラウンプラザからインターコンチに入るには
カードキーが必要です ) ↓
そもそも安比高原スキー場は 1978年にリクルートが
社員の研修施設として宿泊施設やゴルフ場などを
作ったのが始まりまです。
その後 折からのリゾート開発ブームに乗り
官民一体となってとして開発された大規模なリゾートで
「 安比高原スキー場 」は1982年オープンしました。
なんと敷地は山手線の内側の3分の2の広さだそうです。
1985年に安比グランドホテルが出来
それが昨年12月にリブランドされANA・IHG傘下に入り
「 ANAクラウンプラザリゾート安比高原 」になりました。
安比ヒルズと安比高原温泉ホテルも同じくリブランドで
「 ANAホリデイ・インリゾート安比高原 」になりました。
運営は現在「 岩手ホテル&リゾート 」 です。
インターコンチとクラウンプラザを繋ぐ渡り廊下は
真っ白で庭の緑も見えてとっても素敵な空間です。
壁には暖房機も入っているので冬でも快適に移動できるでしょう。
廊下を曲がるとANAクラウンプラザホテルです。
壁には秋に開校した「 ハロウ 」の紹介パネルが
展示されています。
少し進むとラウンジのようなお部屋があります。
そのお部屋の窓際には この一大リゾートの構想や歴史
開業するまでに尽力した方の紹介や
ホテルのデザインなどの逸話が紹介されています。
特徴的な黄色のタワーをデザインしたのは
谷口吉生で、私が7月に行った広島のゴミ工場の
デザイナーと同じ方でビックリしました。
谷口氏は 当初 建物の外観は白のタイルを
提案したそうですが 白は雪の中で沈んでしまう事、
雪景色の中で際立ち夏の自然の色にも調和するという事で
レモンイエロー色のタイルを使用する事になったそうです。
↓ そんな経緯は、クリックすると読めると思います。
リゾート紹介コーナーを過ぎて中に入ると
吹き抜けの廊下から眼下に大きなロビーを見下ろすことが出来ます。
ANAクラウンプラザはとても大きなホテルで
立派な重厚なロビーが見えました。
建った当初はリゾート内のメインのホテルという事で
館内移動は浴衣などは禁止というドレスコードが
あったそうですが 現在は皆さん浴衣でくつろいで
いらっしゃるるお客様が多かったです。
温泉リゾート感が出ていました。
とにかく立派な大きなホテルです。
ホテルは本館とタワー館があり 客室数も相当なものですが
レストランも多く またリゾート関連のショップなどもあり
最盛期には大変な賑わいだったと想像できました。
( 宿泊当時は営業しているレストランは半分くらいでした )
またいわゆるお土産ショップも 品数も充実していて
コンビニの品ぞろえに加えて 医薬品などの
ドラッグストア的な物までそろっていました。
又カタログになりますが 前沢牛や安比牛なども
送ることが出来ます。( お肉はこんな感じ )
どれもお支払いをお部屋付けにすることが可能なので
プランについていたホテルクレジットはすべてここで
支払うことが出来ました。
( プランで1泊1万円 一休のダイアモンド特典で
1泊3千円、計26000円分のクレジットを頂けました )
ショップから歩いて歩いて ショッピングモール
(だったであろう)所を抜け、プールを通り
安比プラザ館(スキー関連の建物)まで行くことが出来ます。
そこを抜けて外に出ました。( 途中かも出られます )
広大な庭には つい数日前まで使用していたとても大きな
子供用のビニールプールが設置されていました。
広大な中庭には 前森山を臨む正面に
インターコンチネンタルホテルが建っています。
では前森山山頂までゴンドラに乗りましょう。
( ホテル宿泊者は1600円です、往復 )
8人乗りの大きなゴンドラです。
外にスキー板を入れられるようになっています。
この日は朝方は良いお天気でしたが 日中は曇りがちで
あまり良い景色ではありませんでしたが
雄大な雰囲気は味わえました。
ゴンドラの窓からタワーを見て出発です。
1304mの頂上までゴンドラが続く様は圧巻です。
頂上に着きました。
「前森山スカイデッキ」という木で作られた展望台があります。
↓ 前森山のスキーコース案内です。
このようにたくさんのコースがあるのですね。
↑ 今いるのが上の図の現在地の赤丸、頂上です。
乗ってきたのは右下の赤丸のところです。
ゴンドラは黒字の1番のコースです。
では そこからの景色をご覧ください。
冬はここが真っ白になるのですね~
中心にあるのがANAクラウンプラザホテルです。
拡大するとよくわかります。
せっかくなので少し歩いて頂上まで行ってみます。
スキー場の安全祈願を願う安比山頂神社がありました。
前森山1304mです。
その前には岩手山も見えます。
天空ブランコもあり 順番を守って撮影しましょう、
と書いてありましたが この日は十数分後に一組来た
だけだったので主人と2人で色々ポーズを撮って
写真を撮りました。
それで何とか撮った写真がこれです。
主人はもっとブランコを空に向かって漕げば良かったし
私はもっと下から撮影すればよかったのでしょうか?
主人と私ではこんな写真が精一杯でした。
なかなか映える写真は難しかったです。
私にいたっては 漕ぐこともままならないヘタレでした。
途中には「天空恐竜パーク」という無料で楽しめる
恐竜の展示などもあって お子様には楽しい時間が
過ごせるでしょう。
またこの時期には安比アートプロジェクトとして
写真家の蜷川実花(にながわみか)さんの作品が
山頂にある安比の廃ゴンドラ乗り場を舞台にした空間
に展示されています。
そこには行かなかったのですが ゴンドラ乗り降り場にある
「 UNKAI cafe 」にもその素晴らしい写真が
展示されていました。
軽食など、カフェのメニュー
店内 「 蜷川実花 胡蝶の旅 」
入り口から想像したよりも店内は広く
その空間に溢れるばかりの色とりどりの花が
咲き誇ってました。
すばらしい写真の数々、こんなきれいな写真に
見入ってしまいました。
こんな写真が撮れたらいいな~、と心から思いました。
季節によりますが 朝早くこのカフェから
雲海が見えるようです。
絶景を見ながらのソフトクリームも絶品でした。
さて再びゴンドラで下界に降りてきました。
ゴンドラ乗り場にある傘がきれいに並べられていました。
このセンス、可愛すぎる~
さて再びホテルを抜け ホテル正面から外に出てみました。
ANAクラウンプラザホテルはリブランドしたとはいえ
やはり近くで見ると建物の老朽化は見て取れますね。
聞くところによると ホテルのお部屋は開業当時から
所有している人も多くいらっしゃるようです。
クラウンプラザのスタッフさんは 皆さん気軽に
ご挨拶して下さり そんなお話も聞けました。
一旦公道に出ると 素敵な別荘風の建物が現れ
そこから次々とお若い方が出てきます。
思い切ってその建物を訪ねると ホテルのスタッフさんの
寮という事です。
ステキな寮ですね~
たまたま時間的に 午後の勤務のスタッフさんが
仕事場に向かう時間と重なっていたので
そういう光景が見られました。
スタッフさんは地元採用の方が多いようです。
でもここは 盛岡から1時間以上離れているので
お若い方はみな寮住まいの方が多いのでしょう。
さぁお散歩も終わりインターコンチネンタルに戻りました。
4階のエレベーターホールの可愛いチェアー
ホテル4階の屋上には安比・八幡平の山々の風景を
望む屋上ビューテラスがあるというので行ってみました。
わぁ~~~ 広い!
気持ちの良い空間が広がっています。
正面には前森山が広がっています。
後ろ側にはクラウンプラザが見えます。
お盆の時期にはこちらでドリンクなどが頂ける
オープンカフェ?バー?がオープンしたようです。
ゲストの皆さんには大変好評だったと
スタッフさんはおっしゃっていました。
ただ天候によるので 常設するには厳しいとの事でした。
たまたまオープンの時期に当たるといいな~と思った
ステキな広い空間でした。
また花火もお盆の時期は行われていたようです。
きっと 他にも色々イベントが行われていたのでしょう。
さてお散歩から館内散策の後は アフタヌーンティーの時間です。
(13時から15時まで)
暑くなったのでオレンジジュースとショコラショーを
アイスで頂きました。
インターコンチネンタルのアフタヌーンティーは
3段で提供されるので かなり満足感があります。
中段のサンドイッチ、スタッフさんは卵の、と言って
いたのですが 食べてみたら うう? これ玉子?
という感じでちょっと不思議な食感のフィリングでした。
次にカクテルタイムです。
2階のお部屋に行く廊下から下のロビーが見えます。
いつも素敵なロビーですが 夕方になるともっと素敵!
中央に火が炊かれるのです。
カクテルタイムのドリンクです。
お願いすれば色々作ってくださいます。
主人はシャンパン、私はホワイトミモザをお願いしました。
手軽につまめるオードブルが8種。
他のインターコンチのカクテルタイムですが
石垣ではプレートの他にビュッフェもありました。
横浜ピア8では 冷菜プレートと温菜プレートが出ました。
と比べると少し寂しいですね。
ただこのホテルは全てのお部屋が
「 クラブインターコンチネンタル 」なので
どのゲストにも どの予約にも 朝食と
アフタヌーンティ―とカクテルタイムが提供されます。
そのため予約の時に プランを色々考えなくても
いいので便利です。
シャンパンは「 ローランぺリエ 」 です。
( JALのファ-ストクラスラウンジでも
時期や場所によりますが提供されています )
「 クラブルームでローランペリエを
お出ししているのは唯一このホテルだけでは 」
とスタッフさんはおっしゃっていました。
一日5,6本提供するという事でした。
余談ですが キャピトルホテル東急のカクテルタイムでは
ボランジェだけでも最低一日10本は開く、と
言っていたのを思い出しました。( GoTo時 )
2日目のカクテルタイムです。
この日はひと切れですがステーキも出てとても美味しかったです。
地元の遠野麦酒「ZUMONA」
私は桃とオレンジのカクテルを作っていただきました。
次にディナーです。
今回の予約は1泊目が2食、ディナー付き
2泊目は朝食のみの予約でした。
ディナーはレストラン「白露」で頂きました。
レストランはオーセンティックな内装をベースに
遊び心のあるインテリアも随所に見られます。
柱には苔が縦に植わっています。
これって大変珍しいので私がスタッフさんに
「 毎日霧か何かをかけているのですか? 」と聞くと
スタッフさんは「 実は私は昨日からこちらに
入ったのでよくわからないのです。
ただ霧とかをかけてはいないようなので
多分 プリザーブドフラワーなのでは 」
というお話でした。
プリザーブドにも驚きましたが 昨日から配属された
スタッフさんがいらしたことにも驚きました。
と昼間に上記のような話をしていて その時に
夕食は外の席で食べたいとリクエストしていました。
多分そのスタッフさんの一存では判断できないと思い
カクテルタイムの時に可否を教えて下さいね、
とお願いしました。
そしてカクテルタイムの時に(他のスタッフさんに)
先ほど テラス席でディナーを頂きたい旨
リクエストしていたのですが どうなりましたか?
と聞くと、奥に調べに行って相談するという事になり
その後戻ってきてOKを貰いました。
(昼間のリクエストは全く通っていなかったようです)
ではカクテルタイムを楽しんだ後 予約時間の6時半に
行きますね、とお伝えしました。
そして6時半に行くと 案内された席は室内席でした。
そこでまたスタッフさんに今までの経緯を
話しましたが 何もわからない様子のスタッフさん。
とここで レストランを見回していた男性の
責任者風の方が こちらの雰囲気を察して登場してきました。
やはり スタッフさん間の伝達がうまく行っていない様で
責任者の方は 新人スタッフの多い現状を詫びていて
そしてすぐ席を作って下さいました。
それでようやくこの席に座ってディナーを楽しむ事が
出来たという訳です。
気候も暑くもなく寒くもなく丁度いい季節だったので
気持ちよくディナーを楽しむことが出来ました。
上記の件があったので ずっと責任者風の方が
気を配ってくださいました。
プランについていたコース、和食 洋食が選べます。
そういう流れだったので 責任者風のスタッフさんには
色々お話を伺うことが出来ました。
そのスタッフさんは飲食全体を見る責任者で
色々ご苦労話も聞くことが出来ました。
和、 三陸産雲丹と鮑の土佐ジュレ掛け
洋、 八幡平マッシュルームのクリームスープ
この地域ではマッシュルーム栽培が盛んで お土産物店では
マッシュルームスープが多く売られていました
( お値段は高かったです )
濃厚でとっても美味しかったです。
洋、 いわて牛3種の炭火焼
( 安比牛、岩手雫石の赤牛、いわて牛の3種 )
和、 岩手短角牛の炭火焼
和、洋 ともに地元の和牛の提供があり
食べ比べも出来 とっても美味しかったです。
写真を見てもわかるように 量もしっかりとあって
男性でも十分満足できる内容だと感じました。
和食の〆は冷製稲庭うどんで これがさっぱりとして
とても嬉しかったです。
地元や東北地方の食材を多く使っていて
とても充実した夕食でした。
ただ柑橘類は北限があって地元ではできないそうです。
それをタッフさんは非常に残念がっていました。
デザートは室内席で頂きました。
その他 色々お話を聞かせて頂きました。
運営している岩手ホテルからは 今年
このインターコンチに10名配属されたそうです。
今は1,2年生のスタッフさん中心の運営なので
まだまだ教育中、という事でした。
ただお綺麗なスタッフさんばかりで驚きました。
( そのあたりのお話は ぜひ行く機会があれば
聞いてください )
石垣に行った時には CAさんが期間限定で働いていましたが
こちらにはANAの方はいないようです。
(石垣は元の全日空ホテルなので そのあたりが違うのでしょうか)
またここには近くに酒屋さんがなく すべて50kmほど
離れている所から配達されるので 価格も含め
大変だとおっしゃっていました。
私達のディナーの時間がカクテルタイムの時間内
だったからでしょうか?
ローランペリエからニュージーランドの白ワインと
ドリンクも無料で頂くことが出来ました。
( 席のお詫びも兼ねているのかしら? )
和のデザートはメロン、ソルダム、巨砲、
シャインマスカットでした。
どれも甘くて大変美味しかったです。
洋のデザートは おしゃれなピーチメルバでした。
通常のディナーのお値段は24200円という事ですが
プラン用のこのコースは15000円位の内容だそうです。
今回の2食付プランと朝食のみのプランでは
2名分で2万円位の差だったので 2食付きの
プランはお得だったと感じました。
またカクテルタイム時に ラウンジで軽食を
召し上がっている方をお見受けしました。
ルームサービスメニューもラウンジで頼めるようです。
次の日の夕食ですが その日はランチもアフタヌーンティーも
カクテルタイムも頂いたので ディナーはとらなくても
全くお腹はすきませんでした。
念のためショップでカップ麺を買っていたのですが
食べることもなく そのままわが家に持って帰りました。
という事で2泊目の夜はバー「 畚 MOCCO 」
に行ってきました。
チェックインの時にバーが30%引きになる
チケットを頂いたのでそれを利用しました。
19時にカクテルタイムが修了すると
そちらのスタッフさんが1名バーに来て営業を始めます。
先ほどお話をした責任者の方もバーテンダーとして
いらしてくださいました。
前夜「 バーにもぜひいらしてください 」と
勧めて下さったので シグネチャーカクテルを
作っていただきました。
店内は思ってよりも広いです。
常時バーテンダーさんは一人いらっしゃいますが
シグネチャーカクテルを作れるのは 後からいらした
責任者のスタッフさんだけだそうです。
その方がいる時で良かった!
100回シェイクして出来上がったシグネチャーカクテル
「 ドラゴンアイ 」1600円
ブルーのカクテルでチーズを使用していました。
すっきりとしているのだけれどコクもあって
とっても美味しいカクテルでした。
私はおまかせでしたが「 南部美人 」という
ステキなネーミングのカクテルを作っていただきました。
2000円
こちらもキリッとしていて私の性格の様でした、なぁ~んて。
2杯で30%引きで2660円でした。
おつまみのナッツとあられも美味しくて。。。
みなさんそうおっしゃいます、と言っていました。
お得な美味しいカクテルを頂き 素敵な夜になりました。
夜のお部屋はカーテンがゴールドでゴージャスでした。
枕は低反発をリクエストでき ぐっすり眠れました。
そうそう ベッドの幅は140cmくらいありました!
最後に朝食の様子です。
レストランに入ってすぐ左に 四角い大きな
カウンターテーブルがあり その周りに
ビュッフェが並べられています。
朝食のメニュー
洋食(選択肢色々あり) お粥膳 とろとろ旨だし倉膳
から選び スイートセレクションも追加で選べます。
つまりどれでもいくつでもオーダー出来る感じです。
ビュッフェカウンターです。
フルーツなど
コールドハムなど
サラダ
私の頂いたビュッフェ
安比高原生ハムのエッグベネディクト
フレンチト-スト安比高原牛乳仕立て(ハーフで)
主人の選んだ「 とろとろ旨だし倉膳 」
これとっても美味しかったそうです。
とろろの鉢の他に、岩手麦、岩手牛の炙り、
焼魚荒ほぐしの小鉢が3種
お漬物の横にはマグロもありました。
普通の和食膳とは全く違うスタイルで 驚きました。
昨日の夜にスタッフさんが話してくれましたが
スタート時の和食膳は普通のスタイルだったそうです。
それでお客様からの提案を受け 色々試行錯誤して
もっと郷土食を前面に出したこのようなメニューも
考えたそうです。
( 日替わりで出しているのかもしれません )
そのお話の通り 岩手ならではのメニュー構成で
今までで一番忘れられない朝食になりました。
スタッフさんの矜持を感じた朝食メニューでした。
そしてもう一つの和食メニューがこのお粥膳です。
見た目がとってもスタイリッシュで可愛いのです。
お粥のお供に 梅干し、明太子、塩こぶ、シラス
などなどスプーンに乗っています。
優しく頂けて 私にはぴったりでした。
他に数品オーダーしましたが 忘れられたようで
出てきませんでした。
スタッフさんは大勢いましたが 皆さん忙しそうで
周りに目を配っている余裕がないようでした。
それは残念でしたがメニューには大満足。
とても美味しくてアイデアいっぱいの朝食でした。
そして驚いたことに 多くのお客様は
本当にたくさん召し上がっていました。
全てのメニューを食べつくしているかのように
お箸を進めていました。
それほどおいしかったという事ですね。
1回ではすべてのメニューを味わえないので
今回は2泊して 美味しい朝食を2回も楽しめました。
レストラン入り口のカウンター上部には
金色に輝く「ルイ・ロデレール」が飾られています。
オープンの時にお祝いで頂いたものだそうです。
(JALのファーストクラスでも提供されていますね。)
そしてカウンターには野菜ジュースが、
キュウリスティック添え。
体に良さげ!、頼めばよかったです。
写真を見ると あれもこれも頂きたかった物ばかりです。
残念ながらそれほど食べる事の出来ない自分に
腹立たしかったです。
滞在中大浴場にも行きましたが 写真は撮りませんでした。
内湯と露天そして寝湯もあって 気持ちが良かったです。
また敷地内から送迎バスで5分くらいのところに
東北最大の露天風呂「白樺の湯」もありました。
ゆったりと過ごす事が出来た2泊3日
帰りの列車の時間があるので12時にチェックアウトし
12時30分の送迎バスでホテルを後にしました。
乗っていたのは帰りは2組でした。
クラウンプラザでお話をしたスタッフさんの運転でした。
駅前で写真も撮っていただいて 小さな駅ともお別れです。
最後にもう一度 旅行代金です。
交通費 新幹線+花輪線 一人往復22640円
宿泊費 2名分
一休.comのお得なプラン
プレミアムテラス付ツイン
1泊目 クレジット1万円付 夕朝食付きプラン
60548円
2泊目 クレジット1万円付 朝食付きプラン
39270円
合計2名2泊分 145098円でした
参考までに安比高原の駅前に出ていたマップです。
既に営業していない施設もあるかと思いますが
ずいぶんたくさんの施設があるのですね、驚きました。
もう一つ参考までに 安比高原駅の時刻表です。
私達は12時50分の列車で帰りました。
帰りは少しお天気も持ち直し 稲穂が綺麗に揺れていました。
前回のアリス様のコメントにもありましたが
こんなに小さな駅員さんもいない駅の奥に
こんなに素晴らしい世界的なホテルがあることに
とっても感激しました。
北海道や京都などにもそういう流れがありますので
これからも今まで知らなかった地域に足を運ぶことが
出来るとしたら まだまだ元気でいなくては、
と思った今回の旅行でした。
今回も長い旅行記を読んで下さりありがとうございました。