紀子の部屋・New

旅好きな私が行く楽しい旅の記録 パート4

2019,6 アブダビ ドバイ エミレーツ

2019,6 灼熱のアブダビ~ドバイ 8  リッツ ~ 帰国

2006年に初めてドバイを訪れた際に泊まったホテル 
「 バージュ アル アラブ 」 ↓

2006年 バージュアルアラブ


その時の私のドバイ旅行ブログは 今見ると写真が小さくて
とても読みにくいものです。
改めてブログを読み返してみたところ きれいに撮れている写真もありましたので
今回の旅行記で その中から1枚を載せてみました。 ↑

今回のドバイ滞在時にはバージュアルアラブ付近に行っていないので 
車で遠景を眺めるだけでしたが 今でも堂々とその姿を見せていました。

中心地へ向かう途中


高速道路から撮った写真なので小さいですが いつかまた訪れてみたいものです。

では2019年6月の 「 アブダビ ~ ドバイ 旅行記 」 に戻ります。

↓ リッツカールトンドバイ、 ホテルからお庭に行く出入口

庭への入り口


前回の旅行記では リッツカールトンのクラブラウンジ、 お部屋の様子を
書いていきましたが 今回は お庭や市内へのお出かけ、 
帰国時の様子などを綴っていきます。

ホテル前のビーチです。 水はとっても綺麗です。

ビーチ


ビーチの後ろ側には高層ビルが何棟も建っています。

リッツ前の海


2006年にこの辺りを車で通った時にはこんな状況でした。↓

2006年 マリーナ地区


その頃はこの地区だけでなく ドバイ全体が建設ラッシュで 
世界のクレーンの16%がドバイにある、 とまで言われていました。
このマリーナ地区も何棟もの高いビルが建設中でしたが それがすべて出来上がり 
今ではこんな景色になっています。 ↓
すごいですね~

浜辺越しの高層ビル


ホテル越しの高層ビル


海に面した浜辺にもきれいにチェアーが並んでいます。
でもこの季節、6月はここでのんびりするのはちょっときついですね。

リッツ お庭


お庭のプールです。

プール


プールは何か所もあり 楽しめそうです。

プール


午前中は泳いでいる方も多かったです。
主人も少し泳いだり庭を散歩していました。

低層階の海辺に面したホテル、 リッツは リゾート感あふれ 
とてもロケ―ションに恵まれていると感じました。
浜辺沿いには すでに有名どころのホテル
( リッツ、 ワン&オンリー、 ロイヤルメリディアン など )
は2000年以前には建っているので 新しいホテル レジデンスは
道路沿いの高層ビルになっているのかもしれません。

プール越しの高層ビル


朝食会場の様子です。
ホテルの一階、 お庭沿いに位置しています。
結構広いレストランです。

朝食レストラン


レストランは 想像以上に多くのゲストでにぎわっていました。
夏のオフシーズン時期にもかかわらず ヨーロッパ方面のゲストが
くつろいでいる様子が印象的でした。

朝食 レストラン


この期間はイングリッシュフェアーが開催されていました。
いつものビュッフェの他にイギリス特有のお料理が並べられているようです。
私達には ちょっとよくわかりませんでしたが ヨーロッパの方々には
きっと楽しめる内容になっているのだと思います。

もちろん居心地の良いテラス席もありました。

屋外席


パンの種類がとっても多かったです。

パン類


パン


フルーツもたくさんありました。

フルーツ


私は食べてはいないけれど こんなソーセージのようなものもありました。

ソーセージのようなもの


2泊目の朝食はラウンジで頂きました。

ラウンジ朝食


レストランよりは品数は少ないですが きれいに並べられていて
必要な種類は揃っていました。

ラウンジ朝食


こちらのほうが落ち着いていただけるので 私達にはよかったです。

ラウンジ朝食


フルーツも手をかけて並べられていました。

ラウンジ フルーツ


リッツには2泊しました。
が帰国便の空港出発が深夜なので行動できる夜は3回ありました。

初日の夜は付近のマリーナ地区を散策しました。

素敵空間


この地図を見て頂くとリッツの右下にドバイマリーナという
ヨットやモーターボートを係留する川があるのがわかります。
この川のリバーサイドがとてもきれいで またお店もたくさんあって
多くの人でにぎわっているそうなのです。
それで夕方から ぶらぶら歩いて行こうと思い ホテルを出ました。



ホテルのドアマンさんに ドバイマリーナ付近に行くと言うと
ドアマンさんから タクシー呼ぶ? と聞かれました。
私たちが 歩いていく、 と言うと ちょっと驚いたしぐさを見せ
では水を持っていってね、 と親切に水を持たせてくれました。

どうしてあんなに驚いたのかしら?
だって500メートルくらいの距離なのよ? と不思議に思いホテルを出ました。
ホテル前も夕方の良い雰囲気です。

リッツ 夕方


ホテル周辺は先に紹介した写真でもわかるように 
高層ビル群が所狭しと立っています。
私は もっとリゾート感あふれる街並みが広がっているのかと思っていましたら
なんのその 周りは大都会です!
車がすごいスピードでビュンビュン走っていて 通りを歩くのはとても怖いです。
( ドバイはタクシーに乗るのも怖いけれど 道を歩くのも同じくらい怖かったです )
しかも気温はまだ高く湿気もあります。
ほんの2~300メートルくらい歩いたところで 
すでに私は気持ちが悪くなってしまいました。

交差点で信号を待ちながら こわごわ 水を飲んで何とか先を急ぎます。
( ホテルに帰るのも大変だしね。 )

何とか道路を渡り ふらふらしながらたどり着いたマリーナプロムナードです。

マリーナプロムナード


お店の灯りが川面に反射してとってもきれいです。
( 写真よりもずっときれいです )
この道の向こう側がにぎわっているように見受けられました。

夜になると気温も下がってきました。
私達の歩いている側は遊歩道で ジョギングをしている人を何人も見かけました。
しばらく歩いた先に とてもきれいに輝いているモスクが見えました。
金色に輝くモスクを見て少し元気を取り戻しました。

マリーナプロムナード


全1キロくらい歩いたでしょうか?
もう少し涼しかったら橋を渡って向こう側に行ったら楽しそうだったのですが
今回の散歩はここで断念しました。
この時期は 直接目的のお店を見つけて タクシーで行ったほうが
よかったかもしれません。

リバーサイドのモスク


モスクを見て大通りに出て そこからタクシーでホテルに帰りました。
ドバイの道は広くてなかなか曲がることができず 
だいぶ遠回りをしてホテルに戻りました。

お部屋に帰る前にラウンジに寄ってみたら 相変わらずラウンジは
大勢のゲストが楽しそうに談笑していました。
朝から晩までラウンジはとてもにぎわっていました。
しかも いつ行っても同じメンバーが同じ場所でくつろいでいるのが
興味深かったです。
( 欧米のゲストは1週間くらい滞在しているのでしょうか? )
私たちも一日数回、 お部屋に帰る前に必ずラウンジに寄っていました。

スタッフさんはいつも笑顔で とても居心地の良いラウンジでした。


次の日は 夜にショーの予約をしていたので午後からドバイモールに行きました。

ドバイモール


世界一大きいモールです。
ホテルからは定期的に無料のシャトルバスが出ていますが そのバスは
各ホテルを回ってドバイモールに行くので リッツからは40分ほどかかりました。
また途中のホテルでは乗り切れない人も続出したほどです。
リッツは バスの最初の方の停留所だったので乗れないことはないと思いますが
早めにロビーの入り口でバスを待っていたほうがいいと思います。

↓ ホテルから各モールへ行くシャトルバスの時間表

シャトルバスの時間


2006年に行った時には まだドバイモールはできていませんでした。

ドバイモールからは世界一高い 「 ブルジュハリファ 」 が見えます。

ブルジュカリファ


↓ 参考までに 2012年に写真に撮ったブルジュハリファです。

2012年 ブルジュハリファ


ブルジュハリファの池の向かい側には 2012年に泊まった 
「 ジ アドレスダウンタウン ドバイ 」 が見えました。
やはりこの辺りに泊まるとショッピングなどの行動範囲は広がりますね。

ジアドレス


余談ですが 「 ジ アドレスダウンタウン ドバイ 」 の話です。
2015年の大晦日にこのホテルが火災に遭い日本でもニュースになりました。
その時に私のブログの読者数が急激に多くなりびっくりしました。
どうも このホテルの宿泊ブログを書いている人は 少なかったようです。

そうそう 昨年も急に訪問者が増えたことがありました。
2~3日にわたり ものすごく多くの方に来ていただいていました。
フォーシーズンズダナンの記事です。
( AのSショー が泊まっていたんですって )

と余談はさておき ドバイモールの中に小さなブースが建っていました。
2020年に行われる 「 ドバイ万博 」 のブースです。
( ドバイ万博は どうも延期されるようです )

ドバイ万博


チラッとブースをのぞいてみたら 受付にいた女性スタッフさんが
私達を見て 「 ねぇ~ あなた達日本人? 」 と聞いてきました。
そうよ、 と答えると 
「 どうぞ中に入ってプロモーションビデオを見ていって。 」 と。
私達を部屋の中心に誘い入れました。

ドバイ万博 


カラフルなドバイ万博のプロモーションビデオを見た私達に
「 どうどう? すごいでしょう? 」 と誇らしく万博の説明をしてくれました。
続いて 「 私、日本のアニメが大好きなのよ! 特に名探偵コナンが大好き!! 
あれすごくいいわよね~  日本人のあなた達がうらやましいわ~ 」
などと日本のアニメの話を興奮して話してくれました。

日本人だというだけで こんなに親切にしてくれて ありがたい気持ちです。
アニメの影響力はすごいんだな~ と フォーシーズンズアブダビの
スタッフさんに続き ここでもまた実感しました。

プロモーション


そんなこんなで 楽しいドバイモールでした。
そして ショーに行く前に早めの夕食をモール内の中華レストランでとりました。

ドバイモール中華料理


オーダー時に 思わず 「 ビール2つ! 」 と言ってしまいました。
そしたらスタッフさんがすかさず 「 アルコールは。。。 」 と
あ~ そうでした、ここドバイは ( アブダビも ) ホテル以外では
アルコールは飲めないのでした。
すっかり忘れていました、その事。
アブダビではホテルで食事をしていたので 失念していました。
この国ではアルコールはNGでした。
という事で おとなしく夕食をいただきました。

この日は夜にショーを予約していました。
それでショーの会場がこのドバイモールの近くだったので
リッツからモールまでシャトルバスで来たのです。 
モールからショーの会場まではタクシーで行きました ( 21AED=630円 )

Vホテルbyヒルトン


ショーの会場は 「 ハプトゥールシティ 」 の 「 Vホテルbyヒルトン 」 です。

このショーがみられる 「 ハブトゥールシティ 」 は比較的新しいエリアで
以前はスターウッド系のホテル Wホテル、 セントレジス、 ウェスティン
が建ってました。 ( 2015年 )
ところが 2018年には  ヒルトン系になり
現在はWホテル → 「 V ホテル by ヒルトン 」、
ウエスティン → 「 ヒルトン ドバイ アル ハブトゥール シティ 」 
セントレジス → 「 ハブトゥール パレス LXRホテルズ&リゾーツ 」
に変わっていました。



ショーは 「 ラ ペール バイ ドラゴン 」 というもので
上の地図の La Perle DXB がショーの場所です。
大量の水を使ってアクロバティックな技を見せるパフォーマンスショーで
舞台演出を手掛けるのは、シルク・ドゥ・ソレイユの監督としても活躍した
世界的演出家フランコ・ドラゴーヌ だそうです。

「 ハブトゥールシティ 」は このホテル3つを中心に 
レストランやショップなどが集まり 大変にぎやかな地区で
ショーの前にお食事をしたり 敷地内を流れている運河で船に乗ったり
楽しく過ごせそうな地域です。
今回は気温が高い時期だったので 直接 ショーのホテルまで行きました。

ラペール 舞台


ラペール ステージ


ラペール 水の舞台


公演日は19時からと21時30分からの2回あり ( 1回の日もあり )
上演時間は90分でした。
夏の間サマーセールをやっているのでチケットは大変お手頃に買えました。
ホテルのコンシェルジュさんに予約をお願いしました。

定価           サマーセールのチケットの値段 
シルバー  630AED=18900円→199AED=6000円
ゴールド  840AED=25200円→249AED=7470円
プラチナ  1260AED=37800円→299AED=8970円
VIP     1680AED=50400円→599AED=17970円

というもので夏の時期は定価と比べると大変お安く
私たちは シルバー199×2 ( 約1万2千円 ) を購入しました。
昨年調べた時には 他にもお食事と組み合わせたチケットなど
いろいろありました。
現在は セールのチケットの値段は出ていますが 5月下旬までは
予約はできないようになっています ( コロナのせいかもしれません )

ラペールバイドラゴン


席はかなり空いていたのでこの時期は事前に予約する必要はないと思います。

大量の水とレーザー光線が溢れたショーは 圧巻でした。

ステージ


真ん中に大きな丸いプールがあり 周りから滝のように水が流れている
と思いきや 次には一気に水が引けてそこは床になっている。
という感じです。
水の量が半端ではなく 本当にびっくりするほどです。
またアクロバティックな動きもすごくて 一人一人の一流の技にも 
引き込まれました。
物語は一人の少女が真珠を求めて 様々な出会いや戦いを乗り越えて
行くというストーリです。

サマーセールで見学


この辺りは工事中のところが多く ショーの後 タクシーに乗る際にも
車が多く またスピードを出しているので とても大変でした。
ショー会場からホテルまで54.5 AED=1635円、 25分かかりました。

という事で夜は中心地に出かけて楽しみました。
ドバイモールやブルジュハリファーなどダウンタウンを中心に
楽しむのには リッツのあるマリーナ地区は少し不便に感じました。
でもタクシーは安価で どこにでも行けるので メリハリをつけて滞在すれば
静と動の2つのドバイを楽しめるとも言えます。



楽しかったドバイともお別れです。
今回のリッツでは クラブラウンジのスタッフさんはもとより
この女性スタッフの方にも大変よくして頂きました。

お世話になったスタッフさん


朝食レストランの前にキッズ向けプログラムのデスクがあり
そこにいらっしゃるスタッフさんです。
きっかけは ホテル内の中華レストランを探していた時に 
そのレストランの場所に連れて行ってくれたのが始まりです。
でもそのレストランが私たちが滞在中、 貸し切りで行くことが出来ず
その流れで色々とお話をすることが出来ました。

ドバイは初めてか? とか 今までどんなホテルに泊まったのか?
など尋ねられ 私たちがドバイ好きな夫婦とわかると とても喜んでくれました。
その後もホテルのお庭に出る時やレストランを利用する際にも
必ずそのブースの前を通るので そのたびにお話をさせて頂きました。

最後の日に彼女から 素敵なカードと プレゼントと 花束をいただきました。
まぁ こんなに良くして下さり とっても感激しました。
私も彼女のお仕事のお話を聞くのがとても楽しかったです。

プレゼントを頂いたからというのではなくてリッツのスタッフさんは
みなさんフレンドリーで とっても親しみやすかったです。
ステキな滞在が出来ました。

リッツカールトンドバイは クラブラウンジのスタッフさんと共に
この女性に出会えた事で ぜひまた訪れたいホテルになりました。

スタッフさんから頂いたバラの花束


お部屋は午後4時まで使わせていただきました。 
その後ラウンジで少し休み 夕方シャトルバスでエミレーツモールに行き 
彼女のことを思い出しながら プレゼントを買い求めました。
彼女はすでにお仕事を終わられていたので コンシェルジュさんに
渡してもらうようお願いしました。
( エミレーツモールからホテルまで 渋滞もあり
  タクシーで 41AED=1230円 でした )

 リッツカールトンドバイ 宿泊料金
HPから予約 サマーセール料金  ( 通常より25%オフ 朝食付き )
2泊 クラブデラックスシービュールーム → スイートルームにアップ 
2410.78AED 72650円でした ( カードのレート 30.143 )


1泊36325円でクラブラウンジが使えるオーシャンビュールーム
に泊まれ アブダビ、ドバイは 夏の時期はとてもお得だと実感しました。
ありがたいことです。
( 各ホテルともに サマー料金は直前に出たと記憶しています )


さぁ 長かったアブダビ~ドバイ旅行も帰国です。

夜の8時過ぎ ホテルからタクシーで空港に行きました。
ロビーのスタッフさんが 「 普通のタクシーが怖い 」 という
私の意見を汲んで下さり 定額のホテルタクシーを勧めてくれました。
安全運転をしてくれるという約束で ホテルタクシーを利用しました。
タクシー代は確か100AED と言われたような気がします。 3千円
( この値段については いつもつけているノートに書いていなかったので
記憶はあやふやです、違っていたらごめんなさい
たしか普通にタクシーに乗っても80AEDくらいと言っていたような気がします )

事前に料金は決めてあるので 渋滞とかは気にしなくて楽でした。

ホテルタクシーというのは ホテルカーとは違って 
豪華とかお水があるとかではありません。
普通のタクシーです。
ただ 運転手さんはとても紳士的な運転をしてくれて 色々お話も
楽しくできたので ホテルのスタッフさんにお願いしてよかったです。
小一時間でドバイ空港到着です。

2012年以来の空港です。
ビジネスクラスチェックインカウンターの絨毯はブルーでした。
ファーストクラスカウンターは 赤でした。

ビジネスクラスカウンター


ドバイ国際空港にはターミナルが3つあり エミレーツが使用しているのは
ターミナル3です。
ターミナル3は コンコース A B C と3つに分かれています。
AとBの間は電車で移動ですが BとCの間は徒歩での移動となります。 

ドバイ ターミナル3


チェックインするとコンコースBにつくようになっています。
少し早めに到着したので 私は免税店街をゆっくりとみてみたかったので
コンコースBのショップをゆっくりと見て回りました。
目の保養です。

そしてそろそろラウンジに行こうかとなって 周りを見渡すと
2012年に ファーストクラスラウンジに行くために乗った
エスカレーターが見えました。
確かその時に ファーストクラスラウンジの向かい側に
ビジネスクラスラウンジがあったのを思い出したので 
このエスカレーターに乗ってラウンジフロアーに行きました。

↓ ファーストクラスラウンジ ビジネスクラスラウンジ、 と書いてあるでしょう?

ラウンジはこちら


そうそうここよ!  ラウンジの入り口は。

コンコースB ラウンジ


ラウンジのカウンターはいくつもありました。

ここで カウンターの綺麗なお姉さんに搭乗券を見せて入ろうとしたら
「 ここは違うわよ! ほら ここにコンコースCのラウンジと書いてあるでしょう?
  そっちまではすごく遠いから そっちに行って! 」 と
搭乗券のラウンジの所を指で示しながら 結構きつく言われました。
 
あれ? 本当だわ、 コンコースCのラウンジって書いてあるわ。
私、知らなかったのです。 ラウンジが A B C 毎にあるってことを。

そしたらそのお姉さん そばにいたガードマン風の男性に
「 ちょっとあんた この人たちに あっち、って言ってやって 」 
とこれまたきつく言っていました。
そのガードマン風の人は ビックリして すぐさま そばにいた主人の所に
飛んで行って 説明を始めていました。

エミレーツのお姉さんとガードマン、 ここのスタッフごとの力関係が
わかったようで ちょっと笑っちゃいました。
お姉さんはとってもきれいだけど とっても怖かったわ!
( でもツンケンした美人も 意外とよかったです )

ラウンジBコンコース


という事で コンコースBのラウンジから コンコースCのラウンジまで
歩いていきました。
上の空港の地図を見て頂ければわかるように コンコースA と B は
電車で移動できます。
( コンコースA のラウンジが一番新しく フロアー全体がラウンジに
なっているそうです ← 帰国してから調べました )
ところが コンコースB から C へは徒歩で行くしかありません。
この時点で私たちは遠いと言われたものの どれくらいかかるのかわかっていません。
とりあえず歩き始めました。

以下 歩いている途中の写真です。

ここはまだコンコースBです。 

DSC_0159 1


だいぶ歩いた先にコンコースCはあっち、 という表示が出てきました、 ほつ!

DSC_0162 2


いやいや ここからが遠い。

DSC_0163 3


ようやくコンコースC に行く動く歩道が出てきました。

DSC_0165 4


ヤシの木に囲まれた動く歩道を歩く歩く。

DSC_0170 5


金色のヤシの木を見ながら歩く歩く。

DSC_0174 6


ふぅ~~~ もうすぐらしい。

DSC_0178 7


ようやく着きました~
写真を見ると時間は歩き始めて30分かかっていました。

コンコースCのラウンジ


本当に遠いです。
香港の空港よりも遠い!
いつものんびりの私ですが この時は結構 速足で歩いたのよ。
しかも動く歩道も使ったし。
ただ この動く歩道を使ったせいで 左側にラウンジが見えても 途中で
歩道を降りるわけにはいかず ずっと先まで行って また戻るという
無駄足もありました。

↓ コンコースCの図ですが 右側に通じているコンコースBの
  真ん中くらいからこのCのオレンジ色のラウンジまで30分かかったという事です。

どれだけこの空港が広いか改めて驚きました。

コンコースC ラウンジ


もちろん私の足ですので もっと速く歩ける方は20分ほどで行けるかもしれません。
でも とにかく遠い!!! とう印象です。
さすがの主人もあせっていました。
私の 「 免税店街ぶらぶら歩き 」 を強く非難していました。。。

ラウンジソファー席


コンコースCのラウンジです。
私の思い込みかもしれませんが 前回利用したコンコースBのラウンジは 
もっとキラキラしていた感じがあります。
何となく ちょっと寂しい、古い 感じがしました。

2階席から見る


といっても ラウンジは2階建てで お食事など 過不足なく何でもそろっていました。
アイスクリームのワゴンもあったほどです。

フルーツ


ラウンジについて少しホッとしたので 私はここでシャワーを使いました。 

アルコール


ほんの少しお食事をいただき 私たちの乗るC14ゲートに向かいました。
( ゲートはその都度変わると思います )

お食事


コンコースBのラウンジには モエ・エ・シャンドンのバーなども
新しく出来たようです。 ← これも帰国後知りました。 
こんなに遠いと知らないで入っていたら 搭乗に間に合わなかったかもしれません。
あのお姉さんに きつく言われてよかったです。

次回もドバイに行けるとしたら もっともっと時間に余裕をもって
行ってみたいと思います。
そしてはっきりと カウンターのお姉さんに
「 遠いのは知っているわ、 時間に余裕をもってきているから入らせてね 」 
と言ってみるつもりです。
( って 言えるかしら? 私に。。。 )

エミレーツ機


日本行きのC14ゲート前は たくさんの人で溢れかえっていました。
ヨーロッパへのツアーの方が多かったようで、 添乗員さんから渡された
アンケートを みなさん書いていました。
眠くてたまらない私たちに比べ ツアー客の中高年の方たちは
とってもイキイキしてお元気そうでした。
見習わなくてなね。

機内ラウンジメニュー


↑ A380の機内後方にある機内ラウンジのメニューです。

とっても美味しそうなものがたくさんありますね。
エミレーツのA380の日本発着便は深夜便なので 
これをいただくことは ( 私には ) 無理なので
ぜひ次回は昼間便で このラウンジを利用したいものです。

機内ラウンジ


という事で 前回のブログに書いたように 5月にヨーロッパ便を予約したわけです。
ドバイ ~ ヨーロッパ便は 昼間便を選んで 機内を堪能するつもりでした。
残念ながらコロナの影響でキャンセルになりました。

朝食


朝食をいただくともう日本に到着です。

日本に帰ってきました


コロナはまだまだ拡大し 終息しないようです。
旅行に行けないのはとってもさみしいですが お楽しみはとっておくことにします。

これで 「 2019,6 アブダビ ~ ドバイ 旅行記 」 は完了です。
今回の旅行記もとても長くなってしまいました。
最後まで読んで下さり ありがとうございました。


次回は 随分前になりますが 2016年にホーチミンで滞在したホテル 
「 レヴェリーサイゴン 」 の様子を書いてみようかなと思っています。
すごくグラマラスなホテルでした。

レヴェリーサイゴン レストラン

 
では皆様くれぐれもお元気でお過ごしください。

2019,6 灼熱のアブダビ~ドバイ7、 リッツカールトンドバイ

ドバイの海 2019.6

アブダビの海


コロナが猛威を振るっています。
私は 最初のうちはすぐ収束するだろうと軽く思い 
1月末にはクイーンのコンサートで埼玉スーパーアリーナに行ったり
2月には 念願の伊香保温泉の 「 諧暢楼 」 に泊まったり 
2月中旬には 「 河津桜 」 を見に伊豆に旅行したりしていました。
ところが事態は徐々に深刻に。。。
高齢者や基礎疾患のある人、 抗がん剤をやっている人などは要注意ですって。
あれっ? 私、最も危ない部類の人? と気づき急におとなしくなりました。

あんなに強気だった私が 北海道の鈴木知事の会見を見て涙ぐんだりしています。
だから 今は 旅行のきれいな写真を見ながら家で静かに過ごしています。
一日も早く終息することを願うばかりです。

という事で前置きが長くなりましたが アブダビからドバイへ移動した
「 リッツカールトンドバイ 」 の様子を綴っていきます。

アブダビ メインバスターミナル


11時にフォーシーズンズホテルアブダビをチェックアウトして 
タクシーでアブダビメインバスターミナルに向かいました。
( タクシーで10分 17AED=500円 )
もちろんホテルのスタッフさんは えっ? バスで行くの? みたいに驚かれました。
アブダビでは バスに乗る人は限られているのかもしれません。
でもタクシーがスピードを出すから怖いのよ、 と話すと納得してくれました。

バスは頻繁に出ています。


アブダビ ~ ドバイに行くバスはこの時刻表を見てもらえばわかるように
20分に1本くらいと頻繁に出ています。
だからいつ行っても絶対乗れるはずです。
行き先は ドバイ中心地のアルグバイバ行き E100番と
その手前に位置するイブンバトゥータメトロ駅行き E101番 の2か所です。
私たちが乗るのはイブンバトゥータメトロ駅行きのE101番です。
( 駅に隣接しているイブンバトゥータモールには
世界一美しいスタバがあることで有名です。 私たちも2006年に行きました )

↓ アブダビ行きのバス
 
ドバイ行きバス


バスに乗るにはカウンターで切符を買う必要があります。
でも ドバイ空港に到着した際 ドバイメトロの駅で買った
NOLシルバーカードを持っていた私たちは カウンターに寄る事はなく 
そのカードをバス内の機械にタッチするだけで乗れました。 
( 日本のバスと同じシステムです )
バス代は 25AED = 750円です。
アブダビ ~ ドバイは160kmほどあるので750円とは安いですね。

イブンバティータメトロ行き


バスは小ぎれいで 何の不安もなく乗ることが出来ました。
11時38分発のバスは 乗車率は5割弱くらいでした。

たった二泊三日でしたが アブダビ滞在は異国に来た感満載で
とても素晴らしいたものでした。

アブダビには 私たちが訪れた観光地の他にも
フェラーリの室内テーマパーク 「 フェラーリワールド 」 や
ヤスマリーナサーキットなど本格的な体験型の施設もあります。
また お子様連れには ワーナーブラザースワールドもあります。
ドバイと違いアブダビはとても落ち着いた雰囲気のある国でした。
成熟した大人の国の様に感じて とても安全で好感が持てました。

またぜひ訪れてみたいものです。

車内には温度計があり 砂漠では47度を示していました。↓

外は47度です!


このバスの中で 私の隣に座っている青年の顔を見て私はびっくりしました。
彫りの深い横顔 まっすぐ前を見ているその潔い姿勢。
どこかでこの青年を見た事があるのです。
それを主人に言うと 全く取り合ってくれません。
だってこんな砂漠の真ん中に知り合いがいるはずがありませんからね。
ありえないと主人はあきれていました。
でも絶対知ってるのよ 私はこの人を。 
( 念のため オチは 一部のマニアを除いては全く面白くありません )
。。。。
。。。。

あっ! わかった、 と膝を叩く私。
この人、マコっちゃんです!? ( 正確には マコっちゃんに似ている人 )
アドゥワ誠、カープのピッチャーです。( ねっ オチは面白くないでしょう? )

まるで瓜二つ、 野球の時期には週に一回は会っていたんです。 ( テレビでね )
主人に言ったら 骨格が似ているんだろう、などと 
面白みのないまともな返事をしていました。 ( チェッ! )
でも思い出して 私はほっとしました。

とこんなたわいのない会話をしていた1時間半、 
13時10分にバスはイブンバティータメトロ駅に到着しました。
( もう一つのバスは あと2~30分は余計に時間がかかると思います )

ドバイにつきました 外はビルばかり


駅からはドバイメトロに乗ってもう少しホテル近くの駅に行けるのですが
スーツケースもあったので 降りたバス停からタクシーでホテルまで向かいました。
( 意外と遠かった! 26AED = 780円 )

アブダビとドバイの位置関係、 ほとんど直線です。 ↓



私たちの行くリッツカールトンはこの地図の ↑ E11 の手前です。
 
タクシーで 「 リッツカールトンドバイ 」 に到着しました。

リッツカールトンドバイに到着


海に面して建っているホテルです。
私達が最初にドバイに行った2006年にリッツはすでにありましたが
( 1998年築 ) 周りの建物はほとんど工事中でした。
今はすっかり都会になっていて 道路に面してビルが立ち並んでいました。

なおドバイにはリッツカールトンは2軒あり 
マリーナ地区にあるのが 今回泊まるリッツカールトンドバイ、1998年築 
中心地の金融街にあるのがリッツカールトン国際金融センター、 2011年築 です。

↓ ホテルのHPからお借りしたホテル全景の写真です。

リッツカールトンドバイ


↓ ホテル正面入り口、 建物の後ろ側が海で 手前が道路側です。

ホテル正面


ロビーに入ります。
中央に噴水があり 入ってきたゲストにはスパイスの薫り高い
アラビックコーヒーがふるまわれていました。

ホテルロビー


アラビックコーヒー


ロビーの周りにはアラビアンナイトの空間が広がっています。

アラビアン~


タイムスリップした気分が味わえるコーナーです。

アラビアンなロビー


そしてこちらにも王族の方々の肖像画がかかっています。

こちらにも王族の写真が


その奥にはカフェがあります。

ロビー横のカフェ


ロビーラウンジという位置づけのカフェで かなり広い空間です。

ロビー横 カフェ


イスラム模様の風を通す造りの間仕切り。

風の通る造り


こちらもイスラム建築特有のアーチ状の通路

アーチ状の通路


ロビー奥には下に降りる階段があり そこから外に出られます。

ロビーから外を見る


ではチェックインをしましょう。
入り口で名前を告げるとすぐクラブラウンジに案内されました。

クラブラウンジへ


今回はマリオットのHPからクラブラウンジが使えるお部屋を予約していました。
クラブデラックス シービュールーム、 朝食付き
税 サービス料 ツーリストフィー すべて含んで
2泊 2410.78AED = 72650円 
( クレジットカードのレート30.125 ← 2019.6 )
通常よりも25%オフの「 サマーセール 」 というプランです。

クラブラウンジ入り口


帰国便が深夜なのでチェックアウトを過ぎてもラウンジが使えると
ありがたいので 少し奮発してクラブルームを予約しました。
という事でチェックインもラウンジで行われました。

まぁ素敵なインテリア!

エキゾチックなインテリア


以下のラウンジの写真は 時系列ではなく 色々な時間帯での
様子が混ざっています。

クラブラウンジ


ラウンジを入ってすぐにはテーブル席が その奥はソファー席があります。
ラウンジはかなり広くてゆったりとしています。

ラウンジ内


写真では人はいませんが いつもゲストでいっぱいのラウンジ内でした。
お料理はこんな感じで アラブのお食事の綺麗さが印象的でした。

アラブフード


中央の丸いテーブルにはチーズやフルーツ ドライ物が並んでいます。

チーズ ドライフルーツ


朝食 ランチ アフタヌーンティ カクテルタイム 以外の時間帯も
この丸いテーブルにはポテトチップスやナッツなどが置いてあり
いつ行っても 何かしら飲んだり食べたりする事が出来ました。

フルーツ


アフタヌーンティータイムのケーキ類

ケーキ類


そして自慢のドリンクコーナーです。
このカウンター内にはいつでも陽気なおば姉さんがいて 
こちらのリクエストに応えてカクテルなどを作ってくれます。

ドリンクコーナー


ビールはハイネケンとコロナでした。
自分で取ってもいいのかもしれませんが いつでもスタッフさんがすぐに来て
毎回ビールを注文する主人に対しては 今日はハイネケン? コロナ? 
と聞いてくれました。
私にはいつも 「 ミモザでいい? 」 と聞いてくれて
ゲストの好みも把握してくれていました。

ハイネケン、コロナ


そうそう チェックインの話ですが まずはウエルカムドリンクをいただきました。
こちらのリクエストで 出来る範囲でなんでも作ってくれると思います。

ウエルカムドリンク


そして担当のスタッフさんから ラウンジの案内を受けました。
英語の苦手な私は耳を皿のようにして一生懸命聞きました。
わからないところは詳しく説明してもらい一つ一つを理解しながら
説明を受けました。

又 スタッフさんからもドバイは初めて? などと聞かれ
もう3回目、と答えると とっても喜んでくれました。
今まではどこのホテルに泊まったの? と聞かれ
今まで泊まったホテルを答えると これまたとっても感激してくれました。
私たちがドバイ大好き夫婦と知ると 今回リッツカールトンを
選んでくれて大変光栄だとお礼を言われたほどです。

ラウンジでのランチ


そしてあまりにも真剣に案内を聞く私たちにスタッフさんは苦笑いをしていました。
だって後で勘違いしてた、なんてことがあるとイヤだからね。

説明されたことは

ラウンジ案内


以上の内容です。
それに加え 最後の日はチェックアウトは4時までOK, 
その日はラウンジは夜の10時まで使っていいですよ、と
うれしい案内を受けました。

そしてスタッフさんは 
「 よかったらここで どうぞゆっくりランチを楽しんでください。
  それが済んだらお部屋に案内しますよ、
  眺めの良い素敵な スイートルームをご用意しましたよ 」
とにっこりして去っていきました。

午後のラウンジ


「 えっ! あの人スイートルームって言ったよね?
  あなたも聞いたよね~ 」 とざわつく私。
主人は 「 そう聞こえたけど。。。 まぁあまり ぬか喜びをしなさんな 」 
と私をたしなめました。
そうなのです、 いつも 私は希望的観測で物事を考える癖があり 
ぬか喜びをして後からがっくり、 なんて事がよくあるからね。
もしかしてスイートルームではなくて おいしいスイーツを楽しんでんね、
と言ったのかもしれないし。。。

夕方のラウンジ


というのも私たちは数年前にブログを通して仲良くさせて頂いている
京都のT様からのご紹介で SPGカードというマリオットホテル系の
カードに入会しました。
そのカードを持っているとマリオットのゴールドステータスがもらえます。
そしてマリオット系のホテルに宿泊すると ( ホテル直接予約に限る )
お部屋のアップグレード(空室があれば) レイトチェックアウト 
などの特典がついているのです。
以前はゴールドステータスでもラウンジや朝食がついていたのですが
SPGとマリオットが合併してからは ゴールド保有だけでは
ラウンジアクセスはつかなくなり お部屋のアップグレードも
スイートへのアップはなくなったようなのです。
( プラチナ会員以上はOKかと ← リッツは特典が他とは違うようですが )
だからここでのアップグレードもせめての高層階、 という感じで
スイートルームへのアップは絶対にないと思っていました。

さて ランチも終わり スタッフさんとお部屋とに向かいました。

お部屋に向かいましょう


エレベーターで6階に ( これ最上階です )
6階の638号室です。 

むむ。。。
お部屋に入ったら リビングの横にちらっとベッドルームが見えました。
おお やっぱりスイートルームでした。 ありがたい!
スイーツではなくスイートで 私の耳は正常でした。 

↓ この図面の緑のお部屋です。 
 ( 横にもう一棟、同じような建物があったと思います ) 

館内図638号室


↑ 右側の 私が自分で緑色で囲った部分はベッドルームになっていたので 
  広さ的にはこの階ではかなり広いお部屋という気がします。

では入りましょう。 ( この写真ではあまり広くは感じませんね )
でも右側にちらっとベッドルームが見えるでしょう?

リビング


ここがリビングです。 先細りの間取りです。

ソファー


ベランダ側から見るとこんな感じ。 ( 結構広いんですよ )

リビング ベランダ側から


ソファーの後ろにはダイニングテーブルがあります。
ここで 主人のお誕生日のお祝いに戴いたケーキを食べたりしました。

P6179239


先細りの部分に一人用のソファーが、 このスペースが大好きで
私はいつもこの椅子に座っていました。

リビングから


リビングの横にあるベッドルームです。

ベッドルーム


ベッドルームの後ろには 見えないけれどウオーキングクローゼットがあり
その奥にバスルームがあります。

ベッドルーム


大きなベッドに 窓側にはデイベッドソファーがあり 真ん中にテレビがあります。

ベランダ側から


真っ赤なバラが飾ってありました。

ベッドルームから


こちらにもベランダがあり きれいな海が真正面に眺められます。

ベッドルームのベランダ


お部屋係の方がタオルアートを作ってくれたようで
スタッフさんに会うと 
「 今日のは僕が作ったんだけど どう? 気に入った? 」
と フレンドリーに聞いてくれました。
もちろん とってもかわいかったです。

バラとタオルアート


ベッドルームの後ろのスペースにウオーキングクローゼットがあります。
海に持っていくバックと スリッパがありました。

クローゼット


その奥がバスルームです。

バスルーム


床置き式の大きなバスタブと こちらも置き型の2ボールの洗面台です。

バスタブ


バスタブ横の壁は金色のマーブルタイルで とてもきれいでまぶしかったです。
このホテルはすでに20年以上経っているので 何度か改装したと思いますが 
このバスルームは最近改装したものと思われます。
床や壁も大理石でとってもゴージャスです。

床置きバスタブ


2ボール


アメニティは リッツカールトンお決まりの 「 アスプレィ 」 です。

アメニティ


トイレ

トイレ


シャワールームです。
シャワールームはとても広くて しかもシャワーが2つついています。
2人並んで同時にシャワーが利用できるようになっています。 

2シャワー


ところがバスルーム全体に言えることですが この床が滑るんです。
もうツルッツル、 怖いのなんのって。
洗面所全体がシャワールームも含めて広いので 空間がありすぎて
手で支えるところがないのです。
油断しているとすってんころりんとして 頭でも打ったら大変。

シャワーシャワールームの床


だから 立つと怖いので 少しでも安定するように 
初日は 床にしゃがんでシャワーを浴びていました。 
この姿を想像すると笑っちゃいますね。
高い天井の空間で しゃがんで上からのシャワーを浴びている小さな老婆、
ちょっとこれ、怖い図ですね。 
2日目には 床にバスタオルを敷いてその上でシャワーを浴びました。
これなら滑らないので 気分的に少しは楽にシャワーを浴びられました。

これについてはホテルのコメント欄に書いて出しましたが 
若い人なら問題なく 立ってシャワーを浴びられるのでしょうか?
もちろん今までのホテルでも 床が大理石で怖いというのはありましたが
今回は空間が広いので 気分的に安定感がなかったのかもしれません。
ぜひこのシャワールームを体験した方にお聞きしたいものです。

↓ お部屋を入ってすぐのところにも トイレがありました。

入り口のトイレ


入り口付近にあるドリンクのカウンターです。

ドリンク


このネスプレッソ、 途中で下からお湯がじわじわ溢れてくるので 
スタッフさんに見てもらいました。
そしたら機械の下にタオルを敷いて これなら問題ない と言って笑っていました。
これでいいの? 
バスルームといいネスプレッソといい 今回の滞在では 
タオルは万能で 良い仕事をしてくれました。
そのせいか その後は タオルを何枚も山のように置いて行ってくれました。
そうそうネスプレッソのカプセルも 有り余るほどたくさん補充していってくれました。
ありがとう、お兄さん。

立派なウエルカムフルーツです。

ウエルカムフルーツ


頂いたケーキ。

お誕生日のケーキ


次にベランダからの景色です、 海が真正面です。

ベランダ


お庭は木々が並び プールも見えます。

ベランダからの眺め


海の真正面には ヤシの木の形をした人工の島に建っている
前回宿泊した 「 アトランティスザパームホテル 」 もかすかに見えました。

ズームでアトランティスザパーム


お庭からホテルを見ます。 
ホテルの後ろ側には高層ビルがこれでもかというほど建っています。
これがドバイのマリーナ地区ですね~

プールから


前回のブログで 今回でこの旅行記は最終回と書きましたが どうやら書き終わりません。
申し訳ありませんが最後にもう一回あります。
どうぞこれに懲りずにお付き合いください。

↓ ベランダから横を見ると飛行機も見えました。

ベランダから 飛行機も見えます


なお今回利用したマリオットホテルのカード 「 SPGカード 」 は
ご紹介で入会すると入会ポイントがよりたくさん貯まります。
もし興味のある方は私までご連絡ください。 

2019,6 灼熱のアブダビ~ドバイ6,シェイクザイードグランドモスク

夕暮れのモスク


「 2019.6 アブダビ ~ ドバイ旅行記 」 の6回目
今回は この旅行の最大の目的地 「 シェイクザイードグランドモスク 」
を訪問します。
( それにしては モスクになかなか行かなくてすみません 汗 )

このモスクについては エクスペディアの説明 が分かりやすいです。

その前に滞在している 「 フォーシーズンズアブダビ 」 の朝食の様子です。
レストラン 「 CRUST 」 のビュッフェで頂きます。

レストラン「CRUST」


すっきりとしてモダンな内装です。
リゾートホテルではないようで お仕事的な方々の利用が多かったです。
スーツとカンドーラ姿のエグゼクティブ風なグループで
ブレックファーストミーティングをしている方が多く見受けられました。
なぜお仕事とわかったかって? 
だって皆さん自己紹介をして 握手をしていましたから。

朝食


テーブルの上に飾ってあるフリージアの花がかわいらしくて癒されました。

ビュッフェカウンター


朝食はビュッフェと卵はオーダーです。

ブッフェ、卵オーダー


ビュッフェでは 思いのほか アラブ色が強いように感じました。
ドライフルーツやナッツの種類が多かったし ラクダのミルクもありました。

ナッツ


ラクダのミルクもあります


ヨーグルトにフルーツ。

ヨーグルト


フルーツ


レストランのスタッフさんにとてもかわいらしい女性がいました。
フィリピンの方ので お話を聞くと日本が大好きだとか。
それで私たちに気軽に話しかけてくれました。
今年はすでに4月の桜の時期に日本に行っているとかで 秋にまた行くとか。。。
やっぱりアニメ好きでした!!!

海外に行くと 日本のアニメが大人気という事がすごくよくわかります。
日本の事を 目をキラキラさせながら話してくれて嬉しかったです。

ハムやサーモン、それにグリルも数種ありました。

ハムやサーモン


グリル系


私はエッグベネディクトをお願いしました。

エッグベネディクト


午前中、私はスパに行きトリートメントを受けました。
昨日の晩に予約をしていました。
( ホテルの予約を IZUMIさん 経由でお願いしたので
  特典としてスパクレジットが100ドル分ついていました )

スパの内装

スパのプロダクツスパンの壁面飾り


更衣室はゴージャスで、 アブダビの若奥様風の方とご一緒になりました。
その方のアバヤは 上半身にキラキラの繊細な手刺繍が施されていて
見るからに品の良い とても高級なものでした。
( あまりに素敵なアバヤだったので ガン見しました )
スタッフさんは丁寧にそのアバヤを扱い しわにならないように
工夫してハンガーにかけていました。
私は カルフールで買った1770円のアバヤを着てこなくて良かった、
と思いました。 
だって私のアバヤの金の模様は ミシン刺繍ですからね~

更衣室


ジャグジーは自由に使えます。
施術の前に少し入りました、気持ち良かったです。

ジャグジー


氷漬けのお絞り、初めて見ました。

氷漬けのおしぼり


スパ内は結構冷房がきついので 私は少し寒かったのですが
ゆったりまったり施術を受けて 体も温まりました。
スパを先日予約した際は
ホットストーンマッサージ 50分 570AED = 約1万7千円
との事でしたが 当日から なんとサマー割引が始まったそうで
スパが30%引きになりました。
結局 570 → 399 = 約1万2千円となり
100ドル分のバウチャーがあったので スパの支払いは
千円くらいになりました。
ありがたいことです。 

その間主人はプールに入っていました。
午前中なので 少しは泳げたようです。

プール


気温は高いのですが 午前中は多少モヤッとした霞んだお天気でした。
砂漠の影響でしょうか?

シティビュー


お水はクーラーボックスに3本入っていて、
途中でフルーツサテが提供されたようです。

フルーツサテお水


さぁ~
夕方から シェイクザイードグランドモスク に出かけました。

シェイクザイードとはUAEアラブ首長国連邦の初代大統領の名前です。
彼が総工費550億円を費やして建設した イスラム教徒の礼拝堂です。

なんと建設中にシェイクザイードはなくなってしまい 
建設後に初めて行われた式典が 彼の葬儀だったという事です。

詳しくは こちら 地球の歩き方の記事 もどうぞ。


モスクに出発


チェックインの際アバヤの話をしたスタッフさんがいたので
マイアバヤ姿を見てもらいました。
スカーフのかぶり方を 奥にいた女性スタッフさんに聞いて
きれいに巻き直してもらいました。
ロビーの蘭の前で記念撮影です。
( 主人のサングラスがうまくハマらないのは 許してね。)



上の地図を拡大すると 左側にエミレーツパレスHが出てきます。
またモスクの右側には リッツカールトングランドカナルも見えます。
リッツカールトンはモスクの向かい側にあるので お部屋からもモスクが
臨めるようです。

モスクまではホテルからタクシーで30分 
45AED=約1350円でつきました。

タクシーで到着


顔出しする私、この後も複数回 激しく私が出てきます。

タクシーはモスクの道路を挟んで反対側に停まります。
後ろをくるりと向くと。。。
つぼみのような建物が。 これがモスクへの入り口です。

つぼみの入り口


つぼみから下に降りると地下には大きな広場があります。
その周りには ショッピング店やレストラン・カフェなどがありました。
そしてそこから長い通路を、つまり道路の下を通ってモスクに行くのです。

つぼみの入り口から降ります


カフェやショップを見ながら歩いた先に チェックイン機が現れました。
( 途中のショップにもアバヤ代わりになるような長い薄いドレスが
  売られていましたから こちらで衣装を調達することもできます )

モスクは拝観料無料です。
がチェックのため機械でQRコードを出します。

自動チェックイン機


自動チェックイン機の言語は英語とアラブ語と中国語かな?
大体わかりますが スタッフさんも周りに多くいるので
まごまごしているとすぐ教えてくれます。

無料ですが登録?します


これが入場券です。 あまり有難みがないですね。
これはモスク入場の際に必要なのでなくさないでくださいね。

入場券


自動チェックインの先には 荷物のチェックと服装のチェックがあります。
服装はこんな感じです。
イスラム教では女性の肌を見せることをとても厳しく制限をしています。

服装の既定


あら よく見ると 体全体を隠していても ぴったりとしたパンツではダメなんですね。

これに満たない人にはアバヤの貸し出しがあります。
でも色やスタイルがシンプルすぎて 以前クアラルンプールの
モスクで着たアバヤのように可愛いものではありません。

ヨーロッパ系の方は結構皆さんアバヤを用意してきていました。
日本人とみられるツアーの方々は 長いスカートやズボンに
大きめのスカーフできれいに体と頭を隠していました。
たぶんツアーの添乗員さんから事前にきちんと説明があったのでしょう。

そこから長い動く歩道に乗って向かいます。

長くて動く歩道


とうとう外に出ました、 モスクです!

外に出ました


↓ エクスペディアからお借りしたモスク全景です。
  右側から入り 左側がモスクの礼拝堂です。

シェイクザイールグランドモスク


↓ こちらもエクスぺディアからお借りしました。
  手前から入り 左右に回廊が広がり 正面の礼拝堂に入ります。
  回廊の周りにはプールのような水盤が広がっています。

シェイクザイールグランドモスク


正面から礼拝堂が臨めます。

中に入ります


↓ この写真を拡大して頂くとわかるように 皆さんこんなスタイルで
 見学をしていました。

モスク正面から


中心少し左側のブルーのアバヤを着ている女性2人
中心右側の肌色のアバヤ姿の女性1人
その方達が来ているのが 貸し出し用のアバヤです。
この日はこの2色だったようです。

正面から入ると モスクの前には広大な大理石の中庭が広がっています。
ここへは ガードマンもいるし縄も張ってあるので入る事はできません。

中庭


この日は少し砂っぽい天気だったので 夕焼けがきれいに見えるかどうか
ちょっと心配でした。

中庭を望む


モスク 中庭


白い大理石の床ですが近くで見ると細かいタイルで埋め尽くされています。
その上に植物の模様を入れ込んでいるのです。
細かい作業にびっくりしました。

床の大理石の模様


向こう側から入り口を見ます。
たくさんの人が見学をしているのがわかると同時に
モスクがとても大きいのがわかると思います。

入り口を見る


入場門を見る


では 左右の回廊を回って礼拝堂に入りましょう。

周りの回廊


この回廊 左右はオープンです。
でも床の大理石は全く埃や塵もなく とてもきれいです。

中庭の周りは回廊


優雅な回廊です。
パームヤシの木を模した柱だそうです。

柱には可愛い模様が


一つ一つの柱には植物の絵が描かれています。

螺鈿のようです


イヤ よく見ると 螺鈿のように 色大理石が埋め込んであります。
木や花に色が異なる大理石を使っています。
すごく細かい技術ですね、しかも数がすごく多い!

この回廊だけでも感動します。

中庭で


金色のミシン刺繍をこれ見よがしに見せつける私です。

室内に入ります。
壁にはやはり植物が描かれています。
この唐草模様のような絵がアラビアンな雰囲気を醸し出しています。
それにしても天井が高いですね。

壁には可愛い模様が


天井にはシャンデリアがあります。
このシャンデリア ビーズはすべてスワロフスキーでできているとか。
きれいですね~

シャンデリア


礼拝堂の中に入りましょう。

中に入りましょう


こちらも中には入れないので手前で見学します。

礼拝堂の中を見る


シャンデリと いくつもの柱で支えられている内部です。
写真では残念ながらそれほど広くは見えないのですが 室内はとても広いです。

↓ 正面の人型の金色のくぼみは メッカの方角を表しているそうです。

モスク内部


このシャンデリアも素晴らしいです。 縦に3つ並んでいました。

シャンデリア


直径10mのシャンデリア


一番大きいシャンデリは直径10メートルもあり お値段は7億円だそうです。

モスク内部


モスクと私


また出た~~~ 私!

柱や天井にも植物模様が彫ってあったりはめ込んであったり
イスラムの伝統職人細工が本当にきれいです。

柱にも模様が


モスク自体は4万人収容だそうですが この内部には7千人が
入れるようになっているそうです。
その上このペルシャ絨毯、 世界一の大きさと言われていて
すべて人の手で織られたものとか。
デザインに8か月 製作には1年 1200人がかかわったそうです。
2007年に建てられたモスクという事で すでに大勢の人が
この礼拝堂でお祈りをしたと思いますが 絨毯はとてもキレでした。

さすがに素晴らしい職人技の作品です。


絨毯


壁には 光の加減で陰影が出るよう星の模様が彫ってあります。

模様壁


随所にあるステンドグラス、 色がとってもきれいです。

ステンドグラス


こちらもかわいくてきれいな模様です。

ガラス模様


この写真以上に たくさんの素晴らしい模様がたくさんありました。
すべてお見せできないのが残念です。

1時間ほど経ったでしょうか?
夕方になりました。
日の入りは7時過ぎなので それまで外に出て日の入りを待ちましょう。

夕方のモスク


この日もたぶん暑かったのでしょうが モスクに来て私は一度も暑さを
感じることはありませんでした。
とても不思議です。
と言ったら主人は モスク内部には冷房が入っていたよ! と言っていました。
あらら。。。

この日の夕方は 多少風もあったので 小一時間 気持ち良く夕方からの
色の変化を楽しむことが出来て この時間帯に来てよかったです。

夕暮れ


夕暮れの回廊は幻想的です。
皆さん写真を撮っていました。

日が沈みます


私も水盤に映る回廊を写真に撮りました。

水に映る回廊


回廊も 外の暗さと室内の明かりが映えて とても素敵です。

夕暮れの回廊


夕焼けが始まりました。
しばらく夕焼けをお楽しみください。

夕焼け


夕暮れのモスク


夕暮れ


夕暮れの中庭


夕焼け


P6169142


最後は空が真っ赤に染まりました。
この世のものとは思えないほど素晴らしい幻想的な景色でした。
お天気が心配でしたが徐々に砂気もなくなり
最後はこのような真っ赤な景色を楽しめました。

礼拝堂方面の景色です。

幻想的すぎる!


最後の夕焼け


最後の夕景を楽しむ見学者たち。

見つめる見学者たち


素晴しい景色


自撮りのカップルタイムです。

カップルは自撮りタイム


最後まできれいなモスクでした。

さようなら、モスク


帰りもつぼみから出ます。
つぼみはライトアップされてきれいでした。

帰りもつぼみから出ます。


昼間はきっと 真っ青な空に真っ白なモスクが生えてそれも素敵でしょう。
昼間は大理石と建物の白がまぶしくて 目を開けていられないほどだそうです。

今回は昼~夕方~夜のモスクを見ることが出来ました。
4時40分にホテルを出発してモスク到着が5時10分。
モスク見学は5時半から ( この時間はまだ昼間状態でした )
日の入りは7時10分でした。 ← 6月中旬。

ほぼ2時間滞在の こんなスケジュールで見学しました。

タクシー乗り場から。

綺麗なモスク


帰りはタクシーでモスク向かい側のリッツカールトンまで行き
ホテル隣接のベネチアンビレッジ内で夕食をいただこうと思い少し見学しました。
が まったく人がいなくて寂しかったので すぐタクシーに乗り
ホテルに帰りました。
きっとベストシーズンならば観光客でにぎわっていることでしょう。

ホテルまで20分 38AED=1140円

↓ ホテルのお部屋からの景色です。

お部屋から 夜


↓ 翌日 ホテルのお部屋からの景色です。

お部屋から市街を見る


フォーシーズンズアブダビ 2泊 2朝食付き
宿泊代 663×2泊、 スパ 339.01、 税 61.24 
スパのバウチャー ー358.68
合計 1367.13AED、 カードの請求 41276円でした。

2泊した「 フォーシーズンズホテルアブダビ アット アルマリアアイランド 」
を後にして今日から2泊 ドバイに戻り ドバイマリーナにある
「 リッツカールトンドバイ 」 に宿泊します。

ようやく次回が最終回になります。 ほっ!

2019,6 灼熱のアブダビ~ドバイ5,フォーシーズンズアブダビ ~ ルーブルアブダビ

「 フォーシーズンズホテルアブダビ アット アルマリアアイランド 」

フォーシーズンズアブダビ


2020年 今年もよろしくお願い致します。
相変わらずのんびりブログですが 時間をかけて考えた私の旅行計画が
少しでも いつかどこかの誰かのお役に立てばと思っています。
今年もお付き合いください。

「 2019,6 灼熱のアブダビ ~ ドバイ 旅行記 」
アブダビ3日目は エミレーツパレスから
「 フォーシーズンズホテルアブダビ アット アルマリアアイランド 」
へ移動します。

ここまでの旅行記 「 1 計画 出発 ビジネスクラス編 」
「 2 エミレーツパレスアブダビ テェックイン 」
「 3 エミレーツパレス お食事編 」
「 4 空から見るホテル 」 はこちらです。

ホテル色使いがステキ!ホテル壁面


エミレーツパレスからタクシーで移動 
( タクシーで20分くらい 27.5AED = 825円 )
「 フォーシーズンズアブダビ 」 は縦に伸びる近代的なホテルで 
新しく埋め立てたペルシャ湾に面した土地に建っています。

下の地図の赤印がフォーシーズンズアブダビです。
右上の青緑印がこれから行くルーブルアブダビ美術館 
左下にはジュメイラエディハドタワーがあり、
さっきまで滞在していたエミレーツパレスはその左上の湾の手前にあります。
( 地図上でマウスを動かすと 地図を移動したり拡大縮小することが出来ます )



ホテル外壁はスモーキーな色の木材風の格子で覆われています。
よく見ると 色や木材の細さなど とても繊細で可愛らしいのですが
現地では遠目だったせいか その良さが分かりませんでした。
写真で見るととても華やかですね。

車寄せ


広々とした車寄せです。

エントランス


ファサードは近代的な中にも アラベスク風の装飾を施したガラスが
正面に使われています。

ではホテルに入りましょう。

清々しいロビー


ロビーは横に長く そして館内は真っ白です!
お昼過ぎのこの時間は ゲストはほとんどいません。
そのせいかスッキリとした館内がより強調されていて 清々しい雰囲気です。

ロビー


↓ 入って右側にカウンターがあります。

カウンター


スタッフさんは男女2名いて フレンドリーな中にもキチンとした
応対をしてくれました。
予約は 昨年のフォーシーズンズダナンを予約した
フォーシーズンズプリファードパートナーの IZUMIさん 経由でお願いしていました。

IZUMIさん経由の予約では特典として ( HP掲載の料金での予約で )
お部屋のアップグレード、 無料の朝食、 WIFI 
スパの100ドル分のクレジットなどがついています。
いつもながらありがたい特典です。 (手配料が5千円ほどかかります)

1時過ぎでしたが 快くよくお部屋に案内して頂けました。
そして もしモスクに行くのなら アバヤも貸してあげるよ、的なことも
言ってくれました。
私は すでに用意してあると話すと とても喜んでくれました。 

ロビー階 カフェ


ロビーはこんな感じで とても洗練されています。
ただエミレーツパレスと比べると その面積はとても狭いものです。
ロビーに立つと 館内全体が見渡せるくらいの広さです。
1階は 横に長いロビーとカウンター、 向こう側にカフェがあるだけです。
海辺のリゾートホテルのような解放感はありませんが 広さ的には
かえって館内を歩き回らなくても済むので それはそれでありがたいです。
建物の質感やセンスはとてもいいので お金がかかっているな~ という気がします。
雰囲気は日本の5つ星シティホテル、 広さとしては高級ビジネスホテルといった感じです。

ロビー ソファースペース


ロビー


↓ こんなアートがホテルにはたくさん飾ってありました。
  凄く気に入りました、 そしてこの絵がカードキーのデザインにもなっていました。

アートと共に


館内の壁は白い大理石で強めの畝が入っていました。
きりっとしていて大変素晴しいロビー空間です。

↓ エレベーターホールです。 外が見えて明るいです。

エレベーターホール


ここから見る景色はまだ開発中の土地で これからまだまだ建物がたくさん建ち並びそうです。

エレベーターホールの景色


お部屋に向かう廊下です。
こちらも絨毯にアラベスクな雰囲気があり 落ち着いた空間です。

お部屋に向かう廊下


フォーシーズンのお部屋の1月現在の料金を一休.comで調べてみました。
(1月31日で調べました)
スーペリアルーム 26000円
デラックスルーム 29000円
デラックスウォーターフロントルーム 31000円
プレミアルーム 36000円 となっています。
( +税 サ がかかります )

この料金を見ていただくと分かるように 
アブダビのフォーシーズンは他の国のフォーシーズンに比べると
お手頃な料金で泊れます。

しかもこれらの値段、 1月現在の値段で 一番良い季節の値段です。

私たちが昨年2019年6月に滞在したお部屋は
デラックスルーム 540×2+ 税 サ 他 = 1326.8AED
2泊で税 サ 込みで39800円でした。
夏でしたので1月の季節よりも大分お安く泊まれました。

今回は下から2番目のデラックスルームを予約したところ
( たぶん )1ランクアップのデラックスウォーターフロントルーム
にアサインされたと思います。

↓ 赤い線で囲った部分がお部屋です。
  2面採光のコーナールームでとても明るいお部屋でした。

コーナールーム


ではお部屋に入りましょう。

ベッドルーム


全体的に白とグレーを基調としたとても洗練された明るいお部屋です。

ツインベッド


ベッド足元


ベッドルームは奥行きがそれほどないので足元も広くはありません。
が足元に面して大きな窓があって それはそれは明るく
カテゴリー通りの まさに「ウォーターフロント」 の眺めが
独り占めできます。

青い景色


橋の向こうには市街地が臨めます。
こちらは埋め立てで出来た新しい土地に建っているので
まだまだ建設中の所が多いエリアです。

中心地を見下ろす


お部屋に入ってすぐのスペースにはテーブルがあります。
ここでお茶を飲んだり ホテルと繋がっているモールで調達した
お弁当を買って食べたりしました。
お仕事をするテーブルと言うよりも 私たちはダイニング的に使うのに重宝しました。

テーブル


ウエルカムスイーツは箱詰めのチョコレートです。
他にも主人のお誕生日旅行と伝えてあったので こちらでもケーキを頂きました。
UAEのケーキはとっても甘いです。
甘みの強さは 気温が高いことと関係があるのかもしれませんね。

ウエルカムスイーツ


お茶はネスプレッソとTWGでした。 ( 無料 )

ネスプレッソ


さて次は洗面スペースです。
お部屋と同じくらいのスペースを割いていると思うほど広い空間でした。
やっぱり新しいホテルは水回りが素晴しいですね~
感激しました。

明るいバスルーム


外に面してのバスタブ。
丸みを帯びた床置きタイプです。
最初のブログでもお話しましたが最近はこのような床置きバスタブが主流のようですね。

これがあると一気にスタイリッシュになります。
すてき!

可愛いバスタブ


縦の桟の間から外の景色も見えるんですよ。
でもね、熱いこの時期 外を歩いている人なんて人っ子1人いませんから。。。
と思って油断していましたら。。。
いました! 歩いている人が! 大丈夫かしら?

歩いている人発見42度の中歩く人


↓ バスタブ側から見た洗面台、 バスルームの広さが分かると思います。

P6158892


↓ わかりずらいと思いますが 洗面ミラーの表面にはテレビも映ります。

洗面ミラーにはTVが


トイレ シャワー

トイレシャワー


アメニティはエルメスです。

アメニティはエルメス


このように並んでいると壮観ですね。

壮観!


↓ フロアープラン 44m2,
上下逆で 少し部屋の形が違っていましたがほぼこれだと思います。

フロアープラン 44m2



先ほども言いましたがこの時の気温は42度です!

42度ですって、汗


でもお出かけしますよ、私たちは。
どこって? お部屋のバスルームから遙か遠くに見えた
「 ルーブルアブダビ 」 美術館に行きます。(銀色のドーム)

お部屋から見るルーブルアブダビ


もちろんタクシーで。( タクシー代 500円くらいだったかと )

ルーブルアブダビ


銀色のドームが 「 ルーブルアブダビ 」 です。
アブダビのベイエリアのサーディヤット島に建てられています。

2017年11月に開館。
フランスのルーブル美術館から 「 ルーブル 」 という名を30年間
使用するという権利を530億円で買ったそうです。
日産スタジアムみたいな 日本でいうネーミングライツのようなものかしら。
それにしても530億とは さすがオイルマネーの国ですね。

暑い!


夏の観光客が少ないこの季節でも 見学者は結構いました。

タクシーを降りて 入場までこの通路を歩くのですが 短時間でも熱い!
ましてや立ち話をしているなんて。。。
こんな暑い場所で話さなくてはいけない事なんてあるのかしら?

入り口近くでは ドームが海の中に建っているのが分かります。

海に立っているよう


入館料は大人63AED ( 1800円ほど ) です。
チケットは券売機で購入するようになっていて こちらではシニア割りは見つけられませんでした。

入館料


館内の案内書はこんなにたくさんの国の言語に対応しているのに
なぜか日本語の案内は見つけられませんでした。
先日 安倍ちゃんもアブダビに行って皇太子と会談をしていましたよね、
かなり友好的な関係と思いましたので もっと日本人観光客が増えれば 
パンフレットやオーディオガイドも日本語対応になるでしょうね。

P6158935


美術館の建築は プリツカー賞も受賞した フランスのジャン・ヌーヴェル作です。
建築費用も相当なものでしょう。
しかも本家のルーブル美術館やオルセー、 ポンピドーなどから
有名なアートを借りるレンタル料も莫大なお金がかかっているとか。

でも ただのアブダビの美術館だとしたら いくら有名な絵を展示していても
世界中から観光客は呼べないでしょうから この 「 ルーブル 」 を
冠したネーミング作戦は 話題と集客にはとても有効なものですよね。
この暑い中でも お客様は 混雑はしてはいない程度にはいましたからね。
ただ本家のルーブルよりは断然すいていましたし 展示物のボリュームも
観光客には程よいものでした。
自分のペースでゆったりと観賞することが出来ました。

展示室


展示室は年代別に展示されているようで 国や種類別にはわかれていなく
いろいろな国の展示物が現れてきてます。

展示室


館内の撮影は ( フラッシュをたかなければ ) 自由です。
↓ こんな風に楽しんでいるグループもいました。

私たちもその写真を撮ってもいい?、と聞いたら
もちろん いいよ いいよ! 的な感じで 周りの皆さんもみんな
この写真を撮っていました、 という館内は自由な雰囲気でした。

楽しい写真



展示物


日本のものも結構ありました。

鎧甲


日本の世界地図

日本の世界地図


1600年代の磁器の皿 
( こんなに綺麗なので 本物かしら? と疑う私 )

1600年代の皿説明


有名な絵もありました 「 アルプスを越えるナポレオン 」

アルプスを越えるナポレオン


そのほか ダヴィンチ、ゴッホ、喜多川歌麿の浮世絵もありました。
観賞時間は1時間半くらいでした。

ゆったりと展示物を観賞した部屋を出ると
展示室の外は広く気持の良い空間が広がっています。

気持の良い空間


ヤシの木の木陰から光が差し込むような造りのドームの天井、
光とともに向かい側からは風も入ってきても とても気持が良いです。

階段先の景色


階段に座ってひと心地ついている観光客の見る先にはこんな景色が!

半屋外からの眺め


この景色を見ると美術館は海の中に建っていると言うことが分かります。
絵画に詳しくない私たちですが 美術+この建物を味わうということに
十分価値がある気がしました。

その先にカフェがあり、一休みしました。

明るいカフェ


海に面して建っているカフェは 屋外席もありますが
この時期 座っている方はいませんでした。

カフェの屋外席


ステキな明るいカフェで 写真ではそうは見えませんが
多くのお客さまで賑わっていました。
軽食もあるので ランチにもピッタリです。

ソバヌードル&アビサラダ


ソバヌードル73AED


私たちは そばヌードル&海老サラダ ( 73AED=2千円ほど )
等を頂きましたが 思った以上に、想像した以上に とても美味しくて 
大満足なランチになりました。
( 味付けが ゴマ ショウガ お醤油 だったからでしょうか )
飲物は20~22AED=600円ほど でした。

ルーブル カフェ


ショップもあります、 ディスプレーがステキ!

ショップ


ディスプレー


夕方ですがまだまだ暑いアブダビ、 美術館を出るとタクシーがいるので
待つことなくホテルへ戻れました。( 19AED=570円 )
( 車で来た人には 駐車場までカートで送ってくれます=無料 )

ホテルで少し休んだ後夕食に向かいました。
ホテルは大きなショッピングモールと地下でつながっているのでとても便利でした。

モールには 一流ブランド店や 地元のレストランカフェなど
たくさんのショップが入っていて にぎわっていました。
この時期は 外には人がいないので 閑散としているのかな、と思いますが 
ショッピングモールなどは多くの人でにぎわっていたのが印象的でした。

ペルシャ湾の入り江の向こうに市街地が望めるカフェ、
夕暮れがとてもきれいでした。

モールのカフェ


夜のホテルのプールです。
ホテルの中ほどの階にありました。

プール


ホテルのカフェの屋外席

ホテル


すっかり日も暮れ 落ち着いた雰囲気の夜のロビーです。

夜のロビー


明日は午前中は 私はスパに行き 主人はプールに、 
そしてとうとう 夕方から モスクに行ってきます。
さてどんな世界が広がっているのでしょう。。。

2019年6月アブダビモスク2


モスク


夕方訪れたので 刻々とその姿が変わるのを楽しめました。
現実のものとは思えない様でした。。。

2019,6 灼熱のアブダビ~ドバイ4, 空からホテルを見てみよう

今年一年 ありがとうございました。( 札幌 )

札幌 大通り公園


今年もあっという間に年末がやってきてしまいました。
一年が経つのは早いですね、 と毎年言っています。
今年は引っ越しなどもあり 例年以上にブログの更新が滞っていました。
アブダビ旅行記も 頑張って年内に書き上げようと思っていましたが 
中々時間が取れず 来年に持ち越す事になりました。
どうぞこの先も よろしくお願いします。

クリスマス前に 次女のいる札幌に家族みんなで行ってきました。

↓ 札幌 大通り公園のクリスマスマーケット

札幌 大通り公園クリスマスマーケット


さて 前回のブログでお話した グアム島旅行の飛行機の欠航に伴う返金ですが無事 全て返金されました。

欠航になった帰路便 JALのグアム → 成田の飛行機代、
2人分 61800円 ( eJALポイント+カード返金 )
 
JALカードの欠航お見舞い金 11月29日入金 1人2万円

欠航になったチェジュ航空の 仁川 → 成田の飛行機代
12月初旬 予約時に使用したクレジットカードに返金
( グアム→仁川→成田 2人で10万8千円支払いましたが
  返金は2人で26730円でした )

グアム島での欠航に伴う飲食代 ( パン代 )
乗り換え地 仁川での欠航に伴う飲食代 ( 空港での朝食代 )
2つ合わせて5900円ほど
すべて滞りなく返金されました。

同じ内容ですが前回のブログに書いておきますので 興味のある方はご覧ください。

さて今回は アブダビ旅行記の4回目です。

フェアモントホテル



広大なホテルの敷地、 向かいのタワーの展望フロアーから見た
アブダビの景色、 豪華な首相官邸 の様子をお届けします。

ホテルの敷地は大変広いので 暑い時期は歩いて回ることは出来ません。
( 今の時期、 冬なら のんびり散歩も出来るはずです )
敷地内をカートに乗ってスタッフさんに案内して頂きました。

↓ イーストウィング前にある大人のプール

大人のプール


大人のプールでは 泳いでいる人はいませんでした。

↓ 芝生ゾーン、 こちらには 寛いでいるゲストがいました。

芝生ゾーン


↓ ウエストウィング前にあるファミリープール
  
ファミリープール


私たちが滞在した6月中旬ですが
水がまだ暑くならない午前中ならば 何とか泳ぐことも可能のようです。
数人泳いでいるご家族がいました。
でも直射日光はかなりキツイです。

敷地のずっと先にはヨットハーバーもあります。

ヨットハーバー


ヨットハーバーからは向かい側に宿泊ホテルが見えますが その奥に 
エディハドタワーズという5つのタワーが建っています。↓
後で行ってみましょう。

エディハドタワー


ヨットハーバーの反対側には 初日に買物したモールとフェアモントホテルが見えます。

ホテル敷地を見学


更に大統領官邸も見えます、 こちらも後で行ってみましょう。

大統領官邸


ホテル正面に立ちはだかっている 豪華絢爛で意表を突くデザインのビル群は 
エディハドタワーズと言って アブダビのランドマークとして建てられたそうです。

エディハドタワー


レジデンスやホテル 会社 レストラン ショップなど
生活、仕事、買い物、食事、そして思い出に残る滞在を
提供するように設計されているとの事です。

タワー2の74階には 「オブザベーションデッキ アット 300」 という展望フロアーがあります。
そこからはペルシャ湾やエミレーツパレスの全景が見られると言うことなので
ホテルの敷地見学の後 ホテルからタクシーで行ってみました。
( ホテルの目の前です ミニマム料金12AED=360円 )

HPはこちらです。

エディハドタワー入り口


タクシーでビルに到着すると スタッフさんが駆け寄ってきてドアを開けてくれます。
きっとこのビルに来る方はお金持ちの方ばかりなのでしょう。
ビル内のショップも一流ブランドばかり並んでいました。

もちろんエルメスもありましたよ!
 
エルメスも入っています


が、このブランドフロアー、人っ子1人いないんです。
売れてるのかしら? と心配する私。

入り口


誰もいないフロアーを通って 入り口に向かいます。
さぁ チケットを買って展望階へ向かいましょう。

オブザベーションデッキ入場券


入場券は95AEDです。( 約2850円 )
でもこの中に 55AED ( 1650円 ) 分の飲食代が含まれているのです。
ですから入場料自体は 40AED = 1200円 となります。
また このビル内にあるホテル 「 ジュメイラエディハドタワーズホテル 」
に泊っている方は 入場料は無料だそうです。
( もちろんお部屋からの景色も素晴らしいでしょう。)
さぁ着きました、地上300メートルにある
「 オブザベーションデッキ アット 300 」 です。

オブザベーションデッキ


フロアーの周りは全てガラス張りで 天井も高いです。

オブザベーションデッキ


窓の周りにイスとテーブルが配置されていて カフェにもなっています。
そして窓からの眺めがこれです!

席からの眺め


ペルシャ湾と私たちの泊っているエミレーツパレスホテル全景です。↓
ホテルの左側の海に突き出ている部分には 先ほどカートで行った
ヨットハーバーが見えます。

ホテル全景


ホテルの右側の海に突き出た部分には 初日にお買い物をした
マリーナモールとフェアモントホテルが見えます。

ホテル東側


埋め立て地もあり まだまだ都市が出来そうです。
アブダビはドバイのように これから益々発展するのでしょう

埋め立て地


それにしても海が綺麗ですね~

↓ 中心部の景色です。

展望台から


ホテルの左横には大統領官邸が見えます。
上から見てもかなり広大な敷地と言うことが分かります。
この春に一般の人にも見学が出来るようになったと言うことで
後で行ってみることにしました。

大統領官邸


最後に1200円のバウチャーを使ってランチをしました。

オブザベーションデッキでランチ


↑ コーラ 紅茶 ステーキサンド 合計140AED 
バウチャー110AED分があるので 支払いは30AED=900円 

帰りに同じビル内の 「 ジュメイラ アット エディハドタワーズホテル 」
をちらっと見てみました。

ジュメイラアットエディハドタワーホテル


とっても素敵なロビーラウンジがありました。
泊っているエミレーツパレスとは違い 異国感はありませんが
アメリカンスタイルのホテルで とてもスタイリッシュでステキでした。

私たちがアブダビ旅行に行く半年前に 京都のTさまが
お母様とアブダビにいらっしゃいました。
お二人が泊ったホテルは 「 リッツカールトンアブダビ 」 でしたが
「 エディハドタワーズホテル 」 もスタイリッシュで
とっても素敵だったので こちらのホテルも良いですよ、 と
おっしゃっていました。
このラウンジを見て Tさまの意見に同意しました。

もし 次回行くならば こちらのホテルも良いな~と 思いました。

ジュメイラアットエディハドタワーホテル


タワーの見学を終えホテルで小休止をして 
夕方からタクシーで大統領官邸を見学に行きました。 ( 360円 )
アブダビの豪華な宮殿 QASR AL WATAN  カスルアルワタン 、 
アラブ首長国連邦の外交の場として 世界の要人を迎えるいわゆる大統領官邸です。

タクシーで向かいます


夜にはライトアップのショーがあると言うことなので夕方から行きました。
ホテルからは見えますが 意外と遠いです。 (タクシー 360円)

この大統領官邸は今年の3月に一般公開されたばかりで
まだあまり認知はされていないようで それほど混んではいませんでした。

広場に着きます広場に着きます


タクシーは官邸内の広場までです、少し回廊を歩きこの建物に入ります。

ここで入場料を払います


この建物で入場料を支払います。
自家用車で来た方は駐車場からこのカートで ↑
この建物まで送ってくれます。

大統領官邸


開館は10時~夜7時まで。
入場料は大人60AED (1800円 ← 意外とお高いですね ) 
音と光りのショーは7時45分からです。
ショーの開始時間は日没後と言うことで 季節によって前後するようです。

入場料金


チケットカウンターはこんな感じで特別混雑している様子はありませんでした。

HPからもチケットを買えますが 日にちを指定することになるので
事前に購入する必要はないように感じました ←2019,6 現在

インド系のお客さまが多いようです


チケット代は大人60AED となっていたので
そのつもりでカウンターに行くと 係の方から
「 何歳ですか? 」 と問われ年齢を言うと 「 ではシニア料金です 」 との事。

シニアは1人42AED (1260円) となりました。。
シニア割引に関してはどこにも出ていないので 何歳以上が対象なのか
分かりませんが シニアの方は自己申告するといいでしょう。
( HPにも記載されていませんでした )

シニア42DHS=1250円


チケットを購入したら お茶とデーツのサービスがあります。

お茶とデーツを頂きます


その建物を出て バスに乗り込みます。
歩いては行けないくらい敷地が広いんです。 それに暑いし。

バスに乗ります


カスルアルワタン  見取り図

大統領官邸 カスルアルワタン


さぁ入りましょう、ワクワクします。

官邸 入り口


むふぉ~~~ 広い!
この右側にインフォメーションのカウンターがありました。
ツアーガイドの案内をしていましたが 日本語の案内は今のところないとのことでした。
またスタッフに日本語を話せる方はいないようで 韓国のスタッフさんが
簡単な日本語を話してくれました。

さぁ入りましょう


更に中央に進みましょう。

うひょ~~~ 素晴らしく豪華な宮殿です。
中央の大ホールです。 広くて綺麗!
ドームは地上60メートルの高さで 直径は37メートルだとか。
世界で最も大きなドームの一つだそうです。

くわ~~~


しかも内装が金色で 目、目、目が眩む~~~

金色です!


この建物は先ほども書きましたが今年の3月に一般入場が始まったばかりです。
私たちが訪れた2019年6月時点では 日本のオプショナルツアーの
市内観光にはまだ組み込まれていないようでしたが
今後は モスクと共に観光の目玉になるでしょう。 
ドバイと違いアブダビには まだまだ観光場所が多くないので
この官邸が公開されたことにより より観光客の注目を集めることでしょう。

壁の模様が素晴らしいです


壁には小さな植物や星の形などを模した模様が連なっています。
大変手の込んだ細かい可愛いモザイクが施されています。
アラビアの芸術と技術が余すことなく感じられます。

この輝き!


また床は大理石で やはり植物模様のタイルがはめ込んであります。
アラブの衣装がよく似合う素晴らしい空間です。

この衣装がピッタリ


どこまでも続く回廊


頭上のシャンデリアも キラキラしてとても精工で しかも品があります。

シャンデリア


大広間の周りにはいくつものお部屋があります。
こちらはプレジデンシャルギフトと名前の付いているお部屋です。
世界各国の要人が UAE ( アラブ首長国連邦 ) を訪れた際に 
贈ったギフトが展示されています。

プレジデンシャルギフト


もちろん日本からの贈り物もありました。

日本から 壺


壺と鎧甲 よろいかぶと です。 
その他 各国のギフトもそれぞれ特徴があって とても興味深かったです。

日本からの贈り物


こんな素敵なエスカレーターもあります。

素晴らしいエスカレーターホール


このエスカレーターの先には 会議室があります。
各国の代表が集まるのでしょう。

此方も豪華な会議場


こちらにも大きなシャンデリアがドンと存在感を見せています。

会議場


↓ このティッシュボックス、 黄金色でした。

金色のティッシュボックス


こちらは宴会場です。

宴会場


安倍首相も来たという大統領官邸。
こちらでお食事を召し上がったのでしょうか?

宴会場見学


食器も黄金色です。

黄金の食器


ステンドグラスもお花の模様でとっても可愛いです。

可愛いステンドグラス


このほかイスラムの歴史や文化を展示してあるお部屋や図書館もありました。

アブダビやドバイは UAEアラブ首長国連邦の中の一つの国です。
また現在 アブダビの王様がUAEの大統領です。
そしてUAEの首都もアブダビになります。

実はドバイよりアブダビの方が遙かにお金持ちのようです。

以上ミニ知識でした。


私の好きな色使いの空間が広がっている大統領官邸ですが
特に私好みの空間が幾つかありましたのでご覧ください。

素敵な空間1


素敵な空間を見て頂きながら私の事をちょっと。。。

今 私が治療しているのは 今から5年前 2014年秋に
バンコクから帰って来た後 再発がわかったリンパ腫の治療です。
その時の様子はこちらのブログに書いてあります。
それ以降のバンコク旅行記の中にもちょいちょい 書いてあります。

私はご存知のように過去に何度も再発していて 色々なお薬を使ってきました。
そのため使えるお薬がなく 今回は (前回もそうでしたが) 
まだ認可されていないお薬を 治験という形で使わせて頂いています。
日本とスイス、 米国の製薬会社が開発を進めている抗がん剤で
今回はその有効性や有毒性を確かめるために始められた治験です。

5年前の再発時に 主治医の先生からお話があって 
第一相と言う日本で初めてこの治験薬を使う患者群に入れて頂きました。

使うお薬の量によって 第1グループ 第2グループ 第3グループと
別れていましたが ( それぞれ4人づつ選ばれていたと思います。 )
第3グループは 薬の量が多かったせいか 海外の治験で亡くなる方が多く
始まって間もなく 海外も国内も中止になりました。
と言うことで 国内では私をふくめて 第1グループ 第2グループ
として8人ほど参加していたと思います。

素敵な空間2


その後 第1グループの方が抜け 第2グループの方もいなくなり
日本で今 この薬を単体で使って生きているのは 
紀子さんだけになったよ、 と先生から言われました。 

まぁ8人くらいしかいなかったから そうなんだ~、 と思っていました。
ところが先日 先生から 世界中でこの薬を使って生きている人の中で
一番長く生きているのは紀子さんになったよ、 と伝えられました。

えっ! せ せ 世界一???

確か海外でこの薬を 私より前から使っていたのは当初60~70人くらい
いたと記憶しています。
その方達がどのような理由でこの治験から抜けて行ったかは分かりませんが
治験はいつでも自分の意思で辞めることが出来ます。
また副作用がキツくて辞める方もいました。
そしてこれが一番 重要なのですが 一旦始めたら 予定通り
治療を受けなくてはいけないと言う決まりがあります。
例えば 体調が悪かったりして 指定された期間に治療が出来ないと
次に進むことは出来ず そこまでで終了になってしまいます。
そのほか 再発したり 途中で残念ながらお亡くなりになった
と言う方もいらっしゃったかと思います。
様々な理由で この治験をおやめになった方が多かったようです。

トイレ


それで この薬を使っている患者さんの中で 今 私が  
世界で一番長生きしているとは。。。
先生は良かったね とか すごいね とか言ってくれましたが
えっ? これって喜んでいいのかしら?
私にしてみれば 何となく嬉しくないような気もします。
だって。。。 
参加している多くの方に効果が出ていれば良かったのに。。。
複雑、 手放しでは喜べない気持でした。

ただ私はこのお薬のみ使う治験に参加していますが 数年前から
標準治療とこの薬を組み合わせて使う治験も行われているので
そちらの方で 多くの皆さんに良い結果が出ているといいな~ と
思うこの頃です。

この治験を初める時に この治療は何回やるのですか? と質問したら
先生から 「 エンドレス 」 と言われ ひどく驚いたものです。

エンドレスについてはこのブログの後ろの方に書いてあります。

でもまさしくエンドレスで それから5年も続けています。
先日 なんと70回目の抗がん剤治療を受けてきました。
5年もの間 何事もなく生き延びているとは自分でもビックリです。
やっぱり このお薬のお蔭なのかしら?

と こんな事のあった今年の私の病気でした。

金色のオブジェ


この金色のオブジェは アラビア文字を表しているようです。
皆さんこのオブジェをバックに写真を撮っていました。

最近テレビのアナウンサーの方が同じ病気で治療を始められました。
私と同じ型のリンパ腫で 発病したときの悪性度も
治療しなければ月単位の速さで進行していく と言う物で
似たような状態のようです。
でも こんな私でも生きているのですから きっとその方も
乗り越えられると信じています。

私のモットー 
「 ダラダラ生きて行く事 でも侮らないで でも堂々と 」
気負わずにこんな感じで生きていたら17年経ってしまった、
という感じです。



さて アブダビに戻ります。
官邸内には素敵なカフェもあります。

カフェ


スタイリッシュなショップもありました。

ショップ


外に出ると ほどよく陽も暮れていました。
昼間訪れたビルも よりくっきりと見えます。

エディハドタワー


アラビアンナイトの雰囲気満載です。

夕暮れ


大統領官邸 夕暮れ


薄暗くなり 音と光りのショー プロジェクションマッピングが始まりました。

ライト&サウンドショー


官邸がライトアップされて アブダビの歴史? みたいな物語が
表現されているような感じがしました。

ショー


金色


幻想的


大変幻想的で素晴らしいショーでした。
夜になると少しは過ごしやすくなるので 気持ち良く見学できました。
官邸もショーも 本当に素晴らしくて 感激しました。


タクシーでホテルに帰り 前日 混雑して行かれなかった
ホテル内の中華レストラン 客家山=ハッカサン へ行きました。

9時頃になっていたので 団体さんはいなくて 欧米系の
個人のお客さまばかりでした。 
( 中華料理は人気がありますね 満席でした )

中華レストラン


スタッフの方はどのレストランでも 日本人にとても親切でした。
私たちが日本人だと知ると 唐突に 「 厨房の中に入ってみる? 」
と提案してくれて 厨房を見学させてくれました。
そして料理長を紹介してくれました。
私たちから言い出したわけではなかったので
なぜ その様な提案をしてくれたのかは分かりませんでしたが
日本人に喜んで貰いたい、 と言う雰囲気があり 私たちも嬉しかったです。
( もしかして私たち夫婦をミシュランの審査員とでも思ったのでしょうか?
  ないない、 笑 )

点心盛り合わせ 4140円

点心138DHS=4140円


フルーツ盛り合わせ 1770円

フルーツ59DHS=1770円


お料理はどれもとっても美味しかったです。
周りの欧米の方達は皆さんお箸を使って上手に召し上がっていました。

点心4140円 ソフトシェルクラブ3500円 焼きそば2400円
フルーツ1770円 アイスクリーム1050円
飲物など入れて15000円ほどでした。 
( お料理のバウチャーが16000円分あったので 
  支払いはアルコール分の2300円のみでした )

15000円、支払い78DHS=2300円


バウチャー分は使い切れず もっと食べれば良かったと、
今 写真を見ながら思いました。

夜のホテル


夜のホテルです。
明日はフォーシーズンズアブダビに移動して 
ルーブルアブダビ美術館を見学します。

今年一年 長い旅行記にお付き合い頂き 本当にありがとうございました。
最近 以前はたくさんあった旅行記ブログが少なくなっているようで
旅の検索をすると 数年前の旅行記が多くて 最新の旅行記は見当たらなくなりました。

ずっと同じスタイルで続けている 「 紀子の部屋 」 ですが
少しでも どこかで誰かの旅行計画のお役に立てれば と思っています。

では 皆さまにとって2020年が素晴らしい年になりますよう
心からお祈りしています。

2019,6 灼熱のアブダビ~ドバイ 3, エミレーツパレス お食事

エミレーツパレス 朝食レストランと小鳥

朝食レストランから


2019年6月に行った アブダビ ~ ドバイ旅行
3回目の今回は スーパーで買ったアバヤ、 エミレーツパレスの食事、
などを綴って行きます。

お庭に出てみましょう


朝早くにチェックインさせて頂き 体もだいぶ休まりました。
一息ついたので今回の旅行に欠かせない モスク見学の際に着用を義務づけられている
アバヤを買いに行きました。

事前の口コミを参考に 大きなショッピングセンターなどに目星をつけていました。
ショッピングセンターにはアバヤ専門店もあるので買うのは簡単のようです。
ですが。。。 お値段が。。。

という事でまずはホテルの向かい側にある 「 フェアモントホテル 」 の
手前に見えている白いテントのような建物 「 マリーナモール 」 に出かけました。

P6130502


歩いて行けそうな距離ですが ホテルも敷地が広大なので 
ぐるっと回らなくては行けない事、 またこの季節は朝から高温になるので
1分たりとも外に出ることは出来ないと言う事でタクシーで向かいました。
( タクシーは最低料金の12AED = 360円 )

マリーナモール


タクシーはモール入り口まで横付けになるのかと思いきや 
入り口の道路を挟んだ手前で下ろされました。
外に出ると うわ~ 暑い!!!

この時点で36度あります。

午前10時過ぎ 37度


入り口まで30秒も歩かないのですが 途端に頭の中に汗がジワ~~~ンと出てきます。

観覧車もあります


中に入ると物凄い冷房で 温度差がすごい!
暑くなりそうだった体が 一気にキ~~~ンと冷えます。
これを繰り返していたら 体調がやられそうで 怖ろしくなりました。
侮れない 「 中東の夏 」 です。

マリーナモールに入りましょう


午前中と言うことでモール内は地元の方のお買い物が多いようです。
アバヤ姿の女性客がいっぱい。
基本的に UAEの方は男性はカンドーラという白い衣装、
女性はアバヤという黒い衣装をいつも着ています。

時間的にも地元の方が多いです


モールは意外と広くて 館内図を頼りにアバヤ専門店を探しました
専門店は3軒ほどあり とても素敵なドレスがたくさんありました。
お値段はだいたい1000AED(3万円)ほど、 セール品は700AEDほどで売られていました。
とても丁寧な製法で刺繍入のものが多かったです。
店員さんに試着を勧められましたが 着ちゃうと断りにくいので見るだけにしました。

そして地下にあるスーパー 「 カルフール 」 に行ってみました。
なんと衣料コーナーにありました!!!

↓ まずは男性用カンドーラです

カンドゥーラ104AED


カンドーラとは テレビのニュースなどで良く目にするアラブ湾岸諸国の男性が
身にまとっている白い長いワンピースのような服です。 
そのカンドーラと赤白チェックの頭に被る布、 それを押さえる黒い輪 
等々売っていました。
カンドーラは104AED=3000円、 スカーフは27AED=800円
黒い輪26AED=780円、一揃いで4500円くらいで揃うようです。

もちろんアラブの方はこれらはオーダーで作るので 
スーパーで売られている物は ちょっとしたコスプレ的なおみやげで
一時的に着る物でしょう。

カンドゥーラ頭グッズ


さてさて 隣に女性用があるかと期待したのですが 
女性用はずっと離れたところに置いてありました。
男性用のカンドーラで興奮した私は 女性用のアバヤを見て 
より興奮してしまい 写真を撮るのを忘れてしまいました。

あとからホテルで写真を撮りました、 これが買ったアバヤです。
  
マイアバヤ


ねぇ? 意外といいでしょう?
黒で 金の刺繍が胸と腕の所に施してあります。
頭に被るスカーフもちゃんと付いています。 ( ただスカーフは短いです )
すとんとした形なので 体型選ばず誰でも着られると思います。
サイズも色々あって 定員さんとも相談して私はミニマムサイズを買いました。
お値段? これが安いのよ。
59AED=1770円なり~~~  
良い買物が出来ました。
今回アバヤを買うことも旅の目的の一つだったので一安心。
これを着てモスク見学ができるなんて めっちゃ愉しみ。

1700円のアバヤを着る


↑ モスク見学の詳細はまだ先のブログになるので アバヤの写真を少し。

再び ねぇ 意外といいでしょう?

アバヤをすっぽり着ると 体の全体が隠れるし 顔や髪の毛も隠れて 
欠点が見えないので とってもステキに見えます。
しかもサングラスを掛けるので 顔のシワやくすみも全く目立たないし
アバヤ最高です!

ただ今流行のアバヤは上半身は小さくスッキリとして 
スカート部分が大きく広がっているスタイルのようでした。
それに比べると私のアバヤは何となく野暮ったいですね。

流行のアバヤ


話は戻って
この後 モール内のフードコートでランチを頂きホテルへ帰りました。

P6130573


ホテルの正面から向こう側を見ると 背の高いビルが建ち並んでいます。
明日はこのビルの一つ 「 エディハドタワー 」 の展望階に上って
エミレーツパレスの全景像を見る事にしましょう。

お部屋に帰ると主人のお誕生日のケーキとバルーンの飾りが届いていました。
先ほど部屋を案内してくれたバトラーさんからのプレゼントです。
最近のホテルは バルーンでお部屋を飾るのが流行なのでしょうか?
楽しい気分で頂きました。

バルーンケーキ


ベランダからの景色です。
夕方になったので少しお庭を散歩しましょう。
多少は気温も下がってきていることでしょう。

ベランダから



正面の本館の入り口から庭に出ました。

メイン棟


砂漠の国のホテルらしく砂壁のような建物が広がっています。
人が立っている写真を見ると いかにこの建物が大きいか分かると思います。

中庭に出ましょう


海からの夕日に照らされて壁がピンク色に染まっています。

本館から西館を見る


海に面して本館の両横に宿泊棟が1キロに渡って連なっています。

夕方のホテル


ペルシャ湾に沈む夕日です。

アラビアの夕日


気温も少し下がってきたので 子連れのご家族も海で遊んでいます。

海に遊ぶ


夕食の時間になったのでレストランに行きましょう。
何しろ2人で540AEDのバウチャーが ( 16000円 )ありますからね。

↓ レストラン階の様子。

レストラン前


エミレーツパレスには10ヶ所以上のレストランがあります。
ビュッフェ、シーフード、BBQ,イタリアン、ギリシャ、中華、レバノン、
ビーチ、中国料理 などなど
夏の時期は 屋外レストランを始め室内も数カ所 閉じていました。

夕食は当初 中国料理レストラン 客家山=ハッカサン へ行ったのですが 
この日はあいにく中国の団体のお客さま方達と一緒の時間になりました。
店内はとっても賑やかだったので レストランのスタッフさんは 
少し遅い時間の方が。。。 と気を利かせてくれたので 
今夜はレストランを変えました。

ホール席


イタリアンレストラン 「 メザルーナ 」 に行きました。

バーカウンター


アブダビでは最高級と言われているイタリアンレストランです。

6時過ぎという事で 私達が最初のお客さんらしく ちょっと緊張しました。
マネージャーさん風な方が恭しく接客して下さいます。

海の前の個室


この時期は外のお席は使っていないようで 景色は望めませんでしたが
テラス席はとっても素敵でした。
唯一 個室は海に面していました。

教会の様な天井


教会の様な内装のレストランです。
とっても荘厳で天井も高く 高級な雰囲気です。

イタリアンレストラン


コースもあったのですが 2人分では量も多いと思いアラカルトで注文しました。

パン ピクルス



パンとオリープ、チーズにピリ辛のたれ? 
これだけでも とっても美味しかったです。

注文したのは前菜の取り合わせ
2~3人前と書いてあり 色々な物が少しずつ頂けそうです。

前菜盛り合わせ336=1万円


これで2~3人前? いえいえい4~5人前はあるでしょう。
やっぱりそこは外国、 量が半端ないって! お皿も凄く大きいです。
 
でもシーフードの海老とホタテはとても美味しくプリップリでした。
なぜかシーフードはお肉に比べて量は丁度良かったです。
これは私担当、 そのほか ローストビーフ的なものが3種類 
これは主に主人担当で 2人で美味しく頂きました。
これで336AED=1万円です。(日本円にするは AED×30くらいです)

前菜2~3人前


後から入ってきた5人組のグループは この前菜を皆さんで取り分けていました。
それから各自 ピザとかスパゲッティーとかを頼んでいました。
4,5人だとこうして頂けるので この前菜はいいでしょうね。
2人ではきつかったです。( 頼んだこちらが悪いのですが )
前菜を残してしまったので マネージャー風の方に謝ったら、
「 あなた達では無理だと思った 」 と笑いながら許してくれました。
( それなら最初に言って欲しかったわ )

そしてステーキです。 246AED=7300円。
美味しいお肉 付け合わせのポテトの切り方が凄く可愛かったです。

ステーキ246AED=7300円


前菜盛り合わせと お肉 ビール40AED×2 お水29AED
すべてで691AED=20730円でした。
(支払ったのは お料理から540AEDを引き それにビールとお水を
足して 151AED=4500円を支払いました。

なかなかのお値段でしたが TV番組「 ゴチになります 」 に出てくる
高級レストランと同水準のお値段だと思うと 7つ星にしては
意外とリーズナブル? と思ってしまいました。
( 私にはバウチャーがあるからね~ 太っ腹発言が目立つ私です )

お腹もいっぱいになったので 夜の館内を巡ります。

カフェの階にはスイーツショップもあります。

スイーツショップ


イスラムの国はお酒が禁止なので 男性方もカフェ&スイーツが大好きなようです。
お偉そうな紳士の方々がお茶をしている姿をよく見かけました。

あま~~~いケーキ


お茶と言えば 立派なお茶室もありました。
「 緑水庵 」 と名付けられた茶室は 裏千家の千玄室大宗匠が
アブダビの皇太子さまのために2009年 ( 平成21年 )に献上した茶室です。
日本とアブダビの交流を 茶の湯を通して深めるという意味合いのようです。

立派なお茶室


館内をパトロールしているガードマンさんの許可を取って
写真を撮らせて頂きました。
本格的な茶室で スタッフさんによると 時折 茶会が開かれているそうです。

お茶室お茶室前庭、つくばい


館内散策も終わりお部屋に戻りましょう。
一日の終わりにこのような夜景を見ることが出来て 幸せです。

夜景 ベランダから


夜景


翌日 早速 朝食に参りましょう。
宿泊棟と本館をつなぐ長い渡り廊下を通ってレストランへ向かいます。

渡り廊下を渡って本館へ


館内には至るところにソファーが置いてあります。

至る所にソファーが


ホテル内は外に面しているところが少なく 中心部は意外と暗いです。
多分暑さの為に 開口部は少なくしているのでしょうか。
でもこの渡り廊下は 開放的で明るい気持の良い空間が広がっています。

写真で見ると普通の大きさのソファーとテーブルと思いますが
人が座ってみると凄く大きいのが分かります。
空間が広いので大きさは実感しませんが 実際は家具はとても大きく豪華です。

ホテル内


朝も煌びやか


朝食レストラン 「 ル・ヴァンドーム 」 です。

朝食レストラン店内


昨日のイタリアンレストランと同様 こちらも荘厳な雰囲気です。
ゲストはヨーロッパ系のかたが多く お年を召したご夫婦も多くいらしたので
私達も違和感なく過せました。

朝食レストラン


海が見えるテラス席もあります。

海が見える席も


海が見えるお席


朝と言っても気温はだいぶ上がっているので テラスに座っている方は数組でした。

テラス席


さぁ お料理を頂きましょう。
かなりたくさんのお客さまがいらっしゃいます。
ビュッフェ台もアラビアンを意識していて異国に来た感があります。

朝食ビュッフェ


ジュース

ジュース


トマトの種類が多いですね、トマト好きの私は嬉しかったです。
海外のフルーツはあまり甘くない と言う印象がありましたが
アブダビでは どこで頂いても 野菜やフルーツが美味しかったです。

トマトの種類が多い


アラブ料理コーナーはやはり充実していて おおくの場所を占めていました。

色鮮やかなアラブ料理


中華料理 点心もありました。
中華レストランがあるのでそこのシェフが作っているのでしょう。
今夜の夕食は中華料理レストランに行ってみましょう。

中華料理もありました


板前さん風の衣装を着たスタッフさんがカウンターの中で仕込みをしていたので
ランチやディナービュッフェ時には和食、お寿司もあるのかもしれません。

私の朝食

朝食


私のクレープ

パンケーキ


昨日のイタリアンレストランで 膝掛けを所望したところ
「 パシュミナがありますよ 」と言われたので 
ここでも 「 パシュミナはありますか? 」 と聞いたら
「 カシミアならありますよ 」 との事。 
どちらも凄い! さすがアブダビの7つ星レストランでした。

カシミアの膝掛け


↓ ル・ヴァンドームからの朝の景色。

朝の景色


窓の外


本当に海と空がキレイですね。
この世の物とは思えないほどの景色です。

さぁ今日は少し観光もしましょう。
次回のブログは エディハドタワーのオブザべーションデッキ 
そして2019年3月から公開が始まった大統領官邸見学をお伝えします。

大統領官邸






2019,6 灼熱のアブダビ~ドバイ 2, エミレーツパレスアブダビにチェックイン

上空から見た 「 エミレーツパレスアブダビ 」 全景

エミレーツパレス全景


2019年6月に訪れた 
「 エミレーツA380ビジネスクラスで行くアブダビ ~ ドバイ 」 
2回目は 「 ドバイ到着 ~ アブダビへ ~ ホテルチェックイン 」
をお伝えします。
前回の旅行記 「 計画 出発 ビジネスクラス編 」 はこちらです。

到着客と動く歩道


ドバイ時間 朝3時 ( 日本時間では朝8時 ) にドバイに到着しました。
乗っていたお客さまはほとんどがトランジットの方ばかりで 動く歩道では
たくさんのツアーのお客さまがいましたが 徐々に人がいなくなり。。。

空港 ガラガラです


私達の前後には 入国する人はほとんどいなくなりました。
この日は この後 電車に乗ってターミナル内のコンコースを移動しました。
多分第3ターミナルのコンコースAに到着し 入国はコンコースBで
行なったものと思われます。
この時点では案内に従って移動したのでそれほど空港内の広さを
実感する事はなかったのですが 帰国時にこのターミナルの広大さに驚きました。
やっぱり さすがのエミレーツ、という思いを持ちました。

きらきらな到着ロビー


入国審査の際に 観光客用の 「 ツーリストシムパック 」 を頂きました。

 ツーリストシムパック


SIMフリーの携帯ならば使えるのでしょうか?
これを使いこなせる能力がないもので使用しませんでしたが
UAE内は 空港始め 街中、ホテルでも フリーwifiがつながる所が
多かったので Wifiに関しては不便に感じることは少なかったです。

入国審査を終え荷物を受け取り 空港のATMでキャッシングをしました。
アメックスカードでは上手くいかなかったので
( ブログを読んで下さっているRIKACOさんよりコメントを頂きました。
アメックスカードにはキャッシング機能が付いていない、 との事です、 
私は全く知りませんでしたのでお知らせ頂き有り難たかったです )
マスターカードを入れたところ無事キャッシングできました。 
とりあえず5万円ほど欲しかったので
1600AEDをキャッシングしました。

空港のATMでキャッシング


↑ 上の写真では手数料が26.25AED取られていますが
帰国後のカードの請求時には計上されていませんでした。
( 以前ベトナムでキャッシングした際にも 画面上では手数料が
表示されていましたが 実際には請求されていませんでした )

参考までに 1600AED両替した場合の費用ですが
この日の公示レートは  1AED=29.52円 ( 47232円 )
成田空港の両替では   1AED = 34.8円  ( 55680円 )
空港ATMキャッシング  1AED=29.604円 ( 47366円 )
となっていて 成田空港と比べて やはり現地のATMで
クレジットカードからキャッシングするのがいいようです。
キャッシングではこれに利息が付きます。
帰国してすぐ返したので 10日間で利息は186円でした。
普通のクレジットカードの請求のように そのまま次の請求時まで待つと
利息が多くなりますが それでも日本で両替するよりは絶対安いと思います。

ATMでの海外キャッシングの流れはこちらです。

エミレーツシェーファーサービス


さて軍資金を調達したので アブダビまで向かいましょう。
といってもまだ朝の4時前。

エミレーツ空港はエコノミー席のお客さま用に アブダビまで
無料のシャトルバスを用意しています。
ビジネスクラス搭乗、 しかも特典航空券の私達はこの無料バスを
利用出来るのでしょうか?
有償のファースト&ビジネスクラスだったら UAE全土 無料の送迎サービスが付きます。
以前 2回目にドバイに行った時 送迎サービスを利用しました。
その時にドバイだけでなく アブダビまで行ってくれると聞きました。 

まさか その時には アブダビに行くとは思いませんでしたが。。。



という事で まずエミレーツのショーファードライブサービスに寄ってみました。
( 何しろ時間はたっぷりありますからね )

ショーファーサービス


ショーファードライブサービスのスタッさんは 私達の予約を
PCで見てくれて やはり送迎サービスも送迎バスも使えないけれど
アブダビ行きのバスの予約人数には 今のところまだ余裕があるので 
実際にバス停まで行ってみて そこのスタッフに聞いてみて下さい、
と助言してくれました。

ご親切に有り難うございました。

この日の朝一番のエミレーツ航空のアブダビ行きのバスは7時15分発です。
ただこのエミレーツのシャトルバスに乗れなくても アブダビまでは
公共のバスが頻繁に出ているので 心配することはありません。

とりあえず まだまだ時間はあるので 前回も早朝の空港で利用した
「 COSTAコーヒー 」 に寄り 一休みすることにしました。

夏の間は気温が高くなり観光客が少ないこのUAE全土では 
エミレーツ航空を利用したお客さまに向けて色々な割引サービスがあります。
「 マイ エミレーツ パス 」 という割引サービスの詳細が
載っている用紙を 行きの成田空港空港のエミレーツカウンターで貰いました。

エミレーツパス


そこにはCOSTAコーヒーで20%引きになる と書いてありました。
COSTAコーヒーの注文カウンターで 早速この用紙を見せると。。。
用紙は日本語なのでスタッフさんは全く理解してくれません。
何とか 「マイエミレーツパス」 と言って理解して貰えましたが 
何と 私達が この割引を利用する初めてのお客だったとかで 
レジの入力に手間取っていました。

お手間を掛けましたが無事20%引いて貰えました。
もし来年5~6月頃に利用される方は マイエミレーツパスの英語の用紙を
持参するといいかもしれません。

空港内COSTAコーヒー


コスタコーヒーで2時間ほど休み それから行動開始しました。
先ずドバイメトロやバスを利用する際に必要な スイカのようなカードを購入しました。
前述したように もしエミレーツのバスが利用出来ない場合 
公共のバスでアブダビに向かうために用意したものです。
( ただ公共バスは乗り場が 空港からドバイメトロで数駅先に
行くようになるので 空港直結のエミレーツのバスで行く方が便利です。 )
公共バスは頻繁に出ているようですし 帰りも利用することになるので
シルバーNOLカードを作りました。
アブダビまでの片道運賃 25AED=750円をチャージし
+カード代5AED=30AED =900円 を支払いました。
 
メトロ空港駅でNOLカードを買う


6時半過ぎに エミレーツのシャトルバス乗り場に向かいました。
既に大きなバスが停まっていました。
スタッフさんに搭乗券をみせると スタッフさんは紙に私達の情報を書いて
そのままここで待つように言いました。
( 人数だけ確認して乗れるのかと思ったら 意外と きちんと管理していて
  ちょっとビックリしました )
バスの周りには 私達のように 予約をしていないお客さまが
かなりの人数いたので 乗れるかどうか心配でした。
バスは40人乗りくらいで 続々と予約しているお客さまが乗り込んでいました。
よく観察していると 今日、早朝ドバイについて 取りあえず荷物を
空港かホテルに預け 身軽になってアブダビに行く( 日帰り観光で )
というようなスタイルの方も見受けられました。
それはいい方法ですね。 
早朝についてもホテルには入れないでしょうから 時間を無駄にしないで
アブダビを観光できることは効率的ですね。

アブダビ行き無料バス


なぜ私がタクシー移動ではなく バスにこだわるかというと 
前回、前々回と ドバイ滞在時にタクシーで砂漠のホテルに行った時 
運転手さんが物凄くスピードを出し 死ぬほど怖かった事
そしてもう一度は 単調な道が延々と続いていたので 運転手さんが居眠りを
し始めて 対向車とぶつかりそうになった事があったからです。
もう2度とあのような怖い思いをしたくない という事でバスを選びました。

ブログを通して仲良くさせて頂いている京都のT子さんが
昨年年末に アブダビ~ドバイにエミレーツのFでいらしていました。
送迎のお話を伺ったところ エミレーツ航空のサイトからのリンクで
送迎を予約したそうです。
車はメルセデスで 1万6千円、 時間は1時間半強、 
運転手さんも温和で良い方だったそうです。
またアブダビ→ドバイに帰る際には タクシーで245AEDだったそうです。 

( アブダビ → ドバイは距離にすると160km です。
  新幹線に例えると 東京 → 静岡は180km なので
  その少し手前と思うと雰囲気は分かりますね )

チップ込みで280AED ( 8400円 ) 支払ったとの事。
やはりタクシーは距離を考えると日本に比べて安いです、
1万円あれば移動できるようですね。
ただスピードは120~140kmは普通に出していたそうです。

ドバイ市内


話は当日のバスに戻ります。
7時になり この日は予約外のお客さまも全員乗り込むことが出来ました。
車内の乗客は8割程度で バスは予定通り7時15分に空港を出発して 
一路アブダビに向かいました。

( 最初からアブダビに行く事が分かっているエコノミーの方は
エミレーツ航空の予約の段階で 目的地をドバイではなくアブダビにすると 
飛行機と共にバスも同時に予約できるようになっています。 )

バスは まずはドバイの街中を快走していきます。
高層ビルがこれでもか と言うほどに次から次へと現れています。
途中、 世界一高いビル 「 ブルジュ カリファ 」 も見えました。 ↑

高層ビルが途切れると 一面の砂漠。。。

アブダビへ


と思っていましたが アブダビへ向かう道路はきちんと整備されていて 
両側には街路樹が植えられ 所々にモスクがあったりして
以前 「 バブアルシャム 」 に行った時に感じた 砂漠の荒涼感は 
ほとんど感じませんでした。

人っ子一人いない広大な土地の真ん中に ただただ真っ直ぐに
キレイに舗装された道路が走っている、 しかもその道路には
延々と木が植えられているという情景に 富んだ国なのだと感じました。

アブダビの中心地に入りました。
やはりビルと緑がとてもキレイです。

きれいな街


ドバイからは2時間ほどかかり 9時20分にエミレーツのオフィス前に
バスは到着しました。
ここにタクシーが数台待っています。
バスを降りると むわ~~~とした空気。 暑い!
一気にメガネが曇ります。
外は猛暑なので歩くことは出来ません、 このタクシーに乗る一択だけです。
乗客は皆 それぞれにホテル名を告げて乗り込みます。
私達が泊るのは 通称七つ星といわれるホテル 
「 エミレーツパレスアブダビ 」 です。

ホテルまでタクシー


タクシーで13AEDだったので15AED渡しました。 ( 450円 )

エミレーツパレスはこちら


広い大きな道路を入るとホテルの敷地ですが ぐるっと回って。。。
 
車窓から見るエミレーツパレス


再び ぐるっと回って ようやくホテルのエントランスに到着です。

タクシーから


この後も 暑くてホテルの外には出られないので ホテル正面の写真は
このタクシーの中からの写真しかありません。
この時の気温は既に35度くらいはあったと思います。
外に出ると メガネと共に一気にカメラのレンズも曇ります。

エミレーツパレス 敷地


↑ ホテルの全景です。
左側の突き出たヨットハーバーもホテルの敷地内です。
ヨットハーバーの左の部分のみ大統領官邸で ホテルの敷地ではありません。
これを見ると どれだけホテルの敷地が広いか分かると思います。
この写真は 翌日行ったホテル向かい側のビルにある展望階から撮りました。

↓ ( 夜にっ撮った ) ホテル正面 車寄せ。

ホテル 車寄せ


今回のアブダビ ~ ドバイで泊ったホテルは3ヶ所です。
最初の2泊が この 「 エミレーツパレスアブダビ 」で
次の2泊が 2016年にオープンした 「 フォーシーズンズホテルアブダビ 」
そして最後の2泊はドバイに戻って 「 リッツカールトンドバイ 」 です。

車寄せから外を見る


↓ 通称七つ星といわれていますが もちろん本当は五つ星です。

P6138613


通称七つ星ホテルは 以前ドバイで 「 バージュアルアラブ 」 に宿泊しました。
アブダビに来たかったのは UEAにある もう一つの七つ星ホテル
エミレーツパレスに泊ってみたい、 というのも理由の一つでした。

エミレーツパレス ロビー前


このホテルはアブダビ首長国が建てたホテルです。
そのため至る所に王族の写真が飾ってあります。
たしかこちらの1枚は ザイードハリファ氏だったかと。 ↓

エミレーツパレス ロビー


現在はアブダビ首長国所有からケンピンスキーホテルに移っています。

3つのホテルの話に戻りますが
エミレーツパレスは伝統的なアラビック様式のホテルなので 
後半は スタイリッシュなホテル、 という事でフォーシーズンを選びました。
最後のドバイは 今年出来たばかりの最新ホテル 「 マンダリン 」 と
迷いに迷って 「 リッツカールトンドバイ 」 にしました。

ホテルの予約は
エミレーツパレスはホテルのHPから直接予約しました。

フォーシーズンは ダナンのフォーシーズンの予約でもお世話になった
ヴィジョントラベルのIZUMIさんを通しての予約。

最後のホテルは せっかくSPGカードを作ったのでマリオット系のホテル
と言うことで リッツを選びました。
最終日は深夜発なので 遅い時間までゆっくり出来そうな
クラブラウンジ付きのお部屋を予約しました。
( 結果 お部屋は4時まで ラウンジは10時までOKと言われました )

さて エミレーツパレスは七つ星と言われていますが 
内部は一体どのような感じなのでしょう。

チェックインカウンター


うわぁ~ 昨日から痛む目が ますますくらみます~~~
黄金に輝くチェックインカウンターです。

チェックインカウンター


大理石の床、黄金に輝く柱、 広~~~いホール。
写真ではその広さが表現できませんが とっても広い空間のロビーです。

大理石のロビー床


時間は10時前です。
チェックインカウンター前にいる女性スタッフから
「 お部屋に入れるのは3時からですがいいですか? 」 と言われ
「 もちろん、 荷物を預かって下さい 」 とお願いしました。
男性スタッフさんから 女性にはバラの花が渡されます。
アラビックコーヒーとデーツのサービスもあります。

その間 女性スタッフさんはPCを見ていました。
そしておもむろに にっこりとした表情で
「 お部屋の用意ができていますので どうぞ 」 ですって。

「 まぁ嬉しい、いいのですか? 」
ホテル直接の予約なので リクエストの希望が入れられ 
アーリーチェックインに印をつけていました、だからでしょうか?

カウンターで色々案内され こちらからも色々質問し
無事チェックインも終了しました。
館内の案内を受けながら お部屋に向かいましょう。

本館ドーム


ここは中央のドームがあるロビーです。
凄く広い空間に金色の吹き抜けが圧巻です。

圧巻の吹き抜け


30億ドルを掛けて2005年にオープンした「 エミレーツパレス 」

5階建ての建物で 高さ70メートルのこのドームを中心に
左右に1Kmに渡って 394の客室を有する宿泊棟が広がっています。

上を見上げると


ドームの天井です。 すごい!
館内には100個以上のドームがあり 1000個以上のシャンデリアがあるそうです。
( スタッフさんの説明によると )

ドーム 天井


↓ これは夕方の写真ですが、午後からはツアーのお客さまが
  続々と見学にやってきて 大賑わいのドームです。

夕方のドーム


女性スタッフさんから説明を受けながらお部屋に向かいますが
なんのなんの まだまだつきません。

大階段


こんな館内を 「 凄い!凄い! 」 と連発しながら歩いて行きます。

金色の階段


豪華なアラビックの内装です。

イスラム的階段装飾


黄金のカプチーノで有名な 「 ルカフェ 」 があります。
このカフェは 市内観光やオプショナルツアーで訪れる方が多いです。

ル・カフェ


ここで予約のお話です。
先ほども言いましたが 夏のこの時期はホテルも宿泊代金を大幅に下げています。
という事で 通常はなかなか泊まれないこのホテルを選んだわけです。
夏の宿泊プランも色々出ていて 私達は 「 エスケープ イン スタイル 」
という2食付きプランを選びました。
朝食と 「 ランチやディナー 」 で使えるレストランクーポンが付いています。

当初はHPから予約を試みましたが なぜか予約が完了しません。
( もしかして我が家のPCのセキュリティーが強すぎたのかも )
ほかのPCでも試みましたが予約できないのでFAXで送ってみました。
がFAXもこちら側からは送信出来ているのに向こうには届いていないと。。。
何度もホテル側とメールのやり取りをしたり 挙げ句の果てに英語の得意な
お嫁さんに現地に電話までして貰ったほどです。

ロビー ソファー


そして 出発数日前にようやく予約完了のメールが来ました。
よかった~~~ とホッとしていると 数時間後にもう一通 
予約完了のメールが来ました。

しかも2つのメールの形状が違うものなのです。
予約番号も違うし。。。

2つ予約が入っていると思い どちらかを取り消して貰おうと 
またホテル側と何度もメールでやり取りをして。。。
本当に疲れました。

ウエスト棟へ


最終的に分かったのは この2通のメールは同じ予約のものだそうで
一方のメールには コンファーメーションNo.が もう一方のメールには
エージェンシーリファレンスNo.が記されているものでした。
だから数字が違っても同じ予約だそうです。。。ですって。
分かりにくさMAXです!  こんなことある?

ウエスト棟に向かう廊下


↑ ようやく宿泊する西棟に向かう廊下に着きました。

ウエスト棟は両側に客室があり 真ん中は吹き抜けになっています。

ウエスト棟吹き抜け


そこを抜けると小さなドームがあり またそこから先に 吹き抜けの客室が
つながっているという造りです。

ウエスト棟 小さなドーム


ウエスト棟 2つ目の付き抜け


私達の泊る客室は5階の 「 パールルーム 」 です。
客室は広さは同じ55㎡ですが 景観によて3つに分かれています。
コーラルルーム → ガーデンビュー
パールルーム → パーシャルオーシャンビュー
ダイヤモンドルーム → オーシャンビュー

私達のパールルームは 中庭と海が見えるとても華やかな
素敵な眺めのお部屋でした。 
下の黄色い丸が泊ったお部屋2515室です。

パールルーム2515号室オスマン帝国風衣装のすたっふさん


チェックイン時の女性スタッフさんと共に 途中からアフリカ系の
長身のバトラーさんも合流してお部屋に入ります。

お部屋のキーはメダルになっています、これも金色です!

お部屋のカギはメダルです


お部屋の写真は 外が明るすぎて室内が暗くなってしまうので 
ベランダ側から撮ったのものです。

全体


柔らかいサーモンベージュを基本とした優しいお部屋です。
が7つ星ホテルのお部屋か、 と言われれば そこまでではなく
意外と普通な造りです。
その意外と普通な造りのお部屋をご覧ください。

お部屋


ソファー


デスク テレビ


こんな感じです
ロビーや館内施設があまりにも広くて豪華で素晴らしかったので 
いやが上にも期待が膨らんでしまいますが お部屋はデラックスホテル的です。
同じ7つ星でも お部屋に関しては ドバイのバージュアルアラブのほうが 
圧巻! という感じでした。 ( 2006年に泊まったバージュアルアラブ )
( といっても ドバイとアブダビではホテルのお値段も全然違います。 
  バージュアルアラブは高かったですからね~ )
ただエミレーツパレスのHPのフォトギャラリーを見ると スイートルームは 
グレーと金を基調としたお部屋で 素晴らしい雰囲気です。

↓ チェックインの際に頂いた 食事のバウチャーです。

270AED,バウチャー


1日1人当たり 食事代として270AEDが使えます。
アルコール代には使えませんが ほとんどのレストランで使えます。
2人で一日 540AED=約16000円使えますので 
値段を気にせず頂けるね、 と思っていました、 が やっぱり7つ星ホテル、 
お値段もさすがの7つ星でした。 
コースはお高いので アラカルトで頼むといいようです。

遅くなりましたが 「 エミレーツパレス 」 の宿泊代金です。
夏のプラン 「 エスケープ イン スタイル 」

Pearl Room, 55 sqm
AED1464.42 x 2nights = AED2,928.84 with Half Board
ハーフボード(2食付き) 2928.84AED
クレジットカードのレート1AED=30.125円 
で合計88231円です。


7つ星で2食付きで 1泊44000円って、 やっぱりお得ですよね。

ウエルカムドリンク


↑ ウエルカムドリンクは後からバトラーさんが持ってきてくれました。
  無料の飲物はこれ ↓ 

無料飲物


ウエルカムフルーツもありました。

ウエルカムフルーツ


洗面室は広々していました。
シャワーとトイレです。 ビデもありました。

シャワー トイレ


バスタブ、 ガラス窓は開きません。

バスタブ


バスタブは普通のスタイルでしたが 最近の流行は床置きのバスタブのようです。

↓ この後泊ったフォーシーズンのバスタブ、 素敵でした!

フォーシーズン バスタブ


↓ リッツカールトンドバイも改装したようで バスタブはこんな感じ。

リッツカールトンドバイ


どちらも置き型のバスタブだったので これが流行なのでしょうか?

↓ エミレーツパレス、洗面台は。。。

洗面台


↓ フォーシーズンは2ボールで ボウルは置き型

フォーシーズン


↓ リッツも 置き型2ボールでした。

リッツカールトンドバイ


何だか比較してしまいましたが エミレーツパレスは2005年開業ですので
設備は多少古い雰囲気が感じられました。

でも既に14年経ってはいますが 建物 施設 レストラン プール 
庭園などは ほんとに目を見張るほど豪華で美しく 
さすがにパレス=宮殿 という名前にはじない立派なホテルでした。

↓ アメニティです、 拡大鏡もあります。

アメニティ拡大鏡


私はこのメーカーを知らなくて 後で調べたのですが 
アメニティは オマーンの高級香水メーカー AMOUAGE というメーカーのものでした。
夜は アイジェルも置いてありました。
また歯ブラシは枝の部分が金色でした。。。

アメニティ


参考までに 2006年に滞在したドバイのバージュアルアラブの
アメニティは全てエルメスでした。

2006年バージュアルアラブ


そしてどれもフルボトル。 オーデコロンもあり それ以来私は
このコロンを使用しています。 
( 全て市販品と同じ大きさで もちろんお持ち帰りできます )
バージュアルアラブはこういう分かりやすいゴージャスさを出していました。
( 古い情報なので今とは違っていたらごめんなさい )

最後にベランダからの景色です。 中庭と海が見えます。

右側には ホテルのウエスト棟と中庭が。。。

お部屋のベランダから


左側には海と ドバイのアトランティスパームによく似たホテルが見えます。
( このホテルだいぶ前から建っていますが 未だにまだ内装が
終わっていないとスタッフさんが言っていました。
帰国後調べると フェアモントマリーナアブダビ で2020年3月開業だそうです、
行ってみたいな~ )

中庭


さてお部屋で充分休んだので フェアモントマリーナホテルが建っている
向かい側の島にあるマリーナモールにお買物に行きましょう。
何を買うかというと モスクに行くためのアバヤを買いに行きます。

マリーナモールにお買い物


モスク入場では 昨年行ったクアラルンプールのモスクでもそうでしたが 
アバヤ着用の義務があり 観光客にはアバヤの貸出しを行なっています。
でも最近は 観光客もマイアバヤを持参する方が多いそうです。

私にぴったりな素敵なアバヤが見つかるといいな~ しかも安くてね。


次回は ホテルのお食事、 エディハドタワーのオブザべーションデッキ 
そして2019年3月から公開が始まった大統領官邸見学をお伝えします。

こちらは次次回になります。

大統領官邸


↑ ホテルの庭から見た大統領官邸 
ただただ素晴らしかったです!!!

2019,6 灼熱のアブダビ~ドバイ 1, 計画 出発 エミレーツビジネスクラス編

↓ アブダビ、 ビルの下に今回宿泊したエミレーツパレスが見えます。

海から見るエミレーツパレス


今回から 2019年6月に JALのマイルを利用したエミレーツ航空の
特典航空券で訪れた 「 アブダビ ~ ドバイ 」 旅行記を始めます。
今回も長い旅行記になると思いますが お時間のある時に読んでいただければ幸いです。
よろしくお付き合いお願いします。 

エミレーツ航空ドバイ行きの出発は21時20分です。
当日 空港に着いた夕方5時過ぎ フライト情報が表示される案内ボードには
21時20分出発のドバイ行きはまだ表示されていません。

4時間前 まだ出ていません


通常外国のエアラインの場合 チェックインカウンターは3時間前から
利用できるのですが 今回のエミレーツ便は A380という大型機で
搭乗人数も大変多いため 4時間前にはチェックインがはじまる、
と言う情報を得ていました。 

4時間前ということで まだ案内ボードには表示されていませんでしたが 
エミレーツの B カウンターに行ってみました。( C の場合もある )

Bチェックインカウンター


↑ Bカウンター、 EK319便 「 チェックインナウ 」 と出ていました。

本当に4時間前の5時20分からチェックインが始まっていました。

今回の特典航空券は 先ほどお話したようにJALのマイルで取りました。

昨年の夏に 11月中旬から特典航空券の取り扱いに大きな変更があると
JALから発表があり マイル数も大幅にアップする事が分かりました。
( JAL便だけではなくJMB提携航空会社特典航空券もアップしました )
せっかくなので 少ないマイルで行けるうちに いつもはなかなか行けない
遠い所に行きたい、と 夏から日々 JALの提携している航空会社の
特典航空券の空席を探していました。

ただ 皆さん考えることは同じで 東アジアや東南アジア路線を除くと
ほぼ どの路線も1年先までぎっしりと予約が埋まっていました。

それで コツコツと日程を変えながら調べていくと 
エミレーツのドバイ行きに 5~6月に少しの日程ですが空きがありました。
と言うことで 昨年の8月に 成田 ~ ドバイ を特典航空券で発券しました。
ビジネスクラス 往復1人65000マイルです。
サーチャージ、税金などで 1人28540円を支払いました。
( 現在は 1人85000マイルとなっています )
2回ほど変更しました、理由は後程。

↓ JMB提携航空会社特典マイル早見表です。  JALのHPより

JMB特典マイル早見表1
JMB特典マイル早見表2


注 上の表はJALの特典航空券の必要マイルでは有りません。
  JALの提携している航空会社で行く場合のマイルです。
  ( アメリカン航空、キャセイ、マレーシア、エールフランス、フィンエアー
    ブリティッシュエアウェイ、カタール、エミレーツなど)
  JALのHPから予約できます。

左側の総旅程距離と上の座席のクラスを選ぶと必要マイルが分かります。
(マイル利用の変更があった2018年11月19日以前に発券した場合と
 それ以降に発券した場合ではマイル数が大幅に増えた事が分かります )

総旅程距離の調べ方ですが 距離制特典区間マイル計算機 はこちらです。

今回の場合 出発地にTYOと入れると下に tokyo.JAPAN と出てくるのでそれを選びます。
到着地に DXB と入れると下にDubai, UNITED ARAB EMIRATES (DXB)
と出るのでそれを選びます。
下に書いてある 総旅程距離を調べる を押すと 4957マイルと表示されます。
それは片道なので 往復で9914マイルとなり 上の早見表の8001~10000をみると
65000マイル (現在は85000マイル)必要と言うことが分かります。

空港の3コードは 香港=HKG、 ハワイ= HNL、  など。
主な空港の3レターコードは 参考までにこちらをどうぞ。
( 一部 都市コードと空港コードで違う場合があります )

チェックインカウンターB


と言うことで出発4時間前にチェックインも無事終了し 
楽しみにしていたエミレーツのラウンジに向かいます。

エミレーツ ラウンジ


このラウンジ、 エミレーツのたった1便に乗るお客さまのためだけに存在しているのです。
本日の夜 9時20分発のEK319便に乗る ファーストクラス、 
ビジネスクラスのお客さま そしてエミレーツのマイレージ上級会員の
お客さまのみが利用出来るのです。

エミレーツ航空ラウンジ受付


エミレーツはマイレージで他の飛行機会社と提携していないので 
自社便のお客さまだけのラウンジとは。。。 すごいですね~

入ってすぐには小さいけれど噴水? ( 的なもの ) があります。
以前 ドバイで入ったファーストクラスラウンジにも入り口には大きな噴水がありました。
砂漠の国では水が大変貴重なので その水を使ってお客さまを
おもてなししようという 富んだ国ならではの演出方法なのでしょう。

小さいけれど噴水もあります


入って左側はソファースペースです。
ドリンクの用意のある落ち着いた空間で スタッフさんが立っている奥には
シャワールームがあります。
後からシャワーを利用させて頂きましたが スタッフさんが言うには
この日のラウンジの利用客は50人ほどだそうです。
多い時は100人ほど利用するようです。
( エアバスA380の乗客数は500人程度です )

左側ソファースペース


先ほどチケットの変更をした、と書きましたが 最初に空席を発見したのは
5月の中旬の日程でした。
主人のお誕生日もあり ちょうど良い日程と思っていましたら
なんとその日程はラマダン中と言うことでした。
それで5~6月中に 空席があったのでした。
ラマダン中は 日中は飲食が出来ない決まりになっていて 
レストランも通常とは違い 夜だけの営業になっています。
( 観光客は 日中は ホテルのレストランなどでは幕を張り 
  人目に付かない場所で 食事することは出来ます )

噴水の右横にはビジネスエリアがあります。

ビジネスエリア


でもせっかくなので 自由に動ける日程にしたいと考え 
たまたま空いていたのが6月中旬だった、 と言うことです。
夏は40~50度になるドバイですが ラマダン明けが6月なので
仕方なく かなり暑いのを覚悟で この日程にしました。

ビジネスエリアの右側には広いダイニングスペースが広がっています。
たくさんのテーブル席の他 コーナーには半個室的なペースも何ヵ所かありました。

右側がダイニングエリア


昨年11月中旬に行なわれた特典航空券の取り扱い変更ですが
最も大きな変更は マイル数の増加と共に 日程の変更や時間の変更は
一切できなくなった、ということです。
今までは 日程や時間の変更は何度でも無料で出来たのですが 
昨年11月20日以降に発券した特典航空券は変更が一切出来ず 
一旦 キャンセルして新しく取り直す、(3100円必要)
というルールになりました。

私の特典航空券は 11月19日前に発券したので 変更が出来ました。


話はラウンジに戻って 壁に沿ってホットミールカウンターがあります。
中東色のあるフードもあり興味深いラインナップでした。
また透明なドーム型の前菜カウンターもありました。

広いラウンジ


ホットミールカウンターにはステーキもあるのですが人気なので
カウンターに無い場合 スタッフさんにお声がけすると持ってきて頂けます。
また天ぷらもあり こちらはスタッフさんに注文するようになっていて
揚げたてを頂く事が出来ます。

ホットミール


オードブルが並ぶドームです。

オードブル


アラブ料理の前菜 「 メッゼ 」 があり ヒヨコ豆のサラダや
ハモスというペーストなども並んでいました。
どれも食べやすいお味です。

アラブ料理メッゼも


各国のチーズ、フルーツ、ケーキなど

各国のチーズ


お寿司もあります。
が なぜでしょう? あまり美味しくありません。
日本で作っているのになぜおいしくないのでしょうね。
奥にはキヌアとケージャンチキンサラダが並んでいました。

お寿司


アルコール色々、 シャンパンは 「 モエ・エ・シャンドン 」 でした。
機内でも またドバイのラウンジでも 「 モエ 」 が頂けます。 

アルコール


旅立ちに乾杯~!!!
といきたいところでしたが この日の私の体調は 文字通りお先真っ暗で。。。

モエで乾杯


と言うのも その日 私は目が痛くて痛くて 空けていられないくらい
ひどい状態だったのです。
私は2002年に悪性リンパ腫が発見されたのと同じ人間ドックで
緑内障、と診断されました。
それから 17年間 色々目の具合も悪く また手術をしたりもあり
毎月1回、 眼科を受診しています。
先生からは血液の循環が悪い、と言われていました。 (リンパ腫もそう)

この旅行中にも眼科の受診が入っていましたが 旅行に行く日の午前中に 
変更してもらい 眼科の診察を受けました。
いつも検査のため 瞳孔を開き 目に麻酔をかけ 鏡?のようなレンズを
目の中にはめ込んで 目の奥を先生に診て貰っています。

出発前のひと時


この検査は何十回もやっているので この日もなんの心配もなく検査をしました。
瞳孔が開いているので帰りは眩しくて目を開けていられないくらいになるので
サングラスをかけ 日陰を選んで ふらふらしながら帰っています。

ところがこの日は 物凄く目が痛くなり 家に帰って暫く休んでいても
目の痛みは引かず 益々痛くなり 目を開けることが出来なくなってしまいました。
ドライアイの私は いつも先生から目の表面が傷ついている、と
指摘されていますが 多少の違和感があるものの こんなに長時間
目を開けていられない事は 今までありませんでした。
ところがこの日はいつもとは違い 痛くて痛くて全く目が開けていられないのです。

↓ 一番美味しかった カニのサラダ

カニのサラダ


それで急に心配になり 今帰ってきた眼科にもう一度出かけて受診しました。
既にいつもの私の先生は病院を後にしていたので 院長先生が診てくれました。
第一声が 「 一体どうしたんだ!!! こんなに傷ついて!!! 」
と大きな声で私に言うのです。
と言ったって。。。 「 さっきまでは傷のことは言われなかったんです。。」
と小さくつぶやくのが精一杯です。
だって ついさっき 診て貰ったばかりで そんなに驚くほどの傷があるとは
と言われなかったのですから。

↓ 揚げたて天ぷら、 やっぱり揚げたてって美味しいね。

揚げたて天ぷら


私は 目に異物が入っているのかどうか調べて欲しい と言ったのですが
その様なものは見つけられず この痛みは やはり傷のせいでは、 
ということになりました。
目に麻酔をけていたので 自分の知らない間に何か異物が入り傷ついたか
レンズを外すときに傷が付いたのでしょうか?

今日から旅行に行くので 痛み止めの目薬があれば欲しいとお願いしましたが
先生は 痛み止めの目薬を使うと目に異常があっても気付くのが遅くなり
目がつぶれから、 と脅かされ 出せないと言われました。
 
結局ロキソニン ( 痛み止め ) を出してくれました。
( なぁ~んだ、ロキソニンか~ 、私持ってるし。。。 )

また数日後来るように言われたので これまた小さい声で
「 旅行で1週間ほど不在になりますが 」 と先生に言ったら 
「 どこに行くんだ、 」 というのでまた小さい声で 海外です。。。 
と言ったら先生は 「 国はどこだ! はっきり言いなさい! 」
と詰め寄るんです、私に。
私は頭の中で この先生に「 アブダビ 」 といっても知らないかもしれないので
少しは有名な 「 ド、ド、ドバイ です、 」 と怯えて言いました。
先生は 「 ドバイか~ 」 といいながら大きなため息をつき
ドバイの医療事情が分からないけれど 悪化したらすぐ病院に行くように、
と言って 私は放免されました。

いつもの先生は優しいんだけど この院長先生は怖いのよ~
怖いと言うよりは 声が大きいので 怒られているように感じるの。
怖かったわ、 行かなきゃ良かった、と思った旅立ち前の出来事でした。

ラウンジ 夕食


そんなこんなで 成田エクスプレスでも チェックインでも 
片目をずっとつぶりながら 室内でもサングラスを掛け 怪しい人、 
という風体で出国しました。

涙もずっと出ていて 旅行そのものに行かれるのか 主人はずっと心配していました。
が ここまで来たら行くよ! 
kumiさまだって 足を骨折しながらもハワイに行ったんだから。。。と。
それを思い出し なんとかラウンジまでたどり着いた、というわけです。 

ドリンクカウンター


以前も 旅行前に激しい目眩に襲われたり 具合が悪く機内で
嘔吐しまくったり と色々ありましたが まさか目が痛くなるなんて
思っていない出来事でした。

ドリンク

アルコールラインナップ


この後も3日ほど目の痛みはありましたが徐々に軽減して 
なんとか後半は旅行を楽しむことが出来ました。

さて お食事の後 シャワーーを使わせて頂きました。
シャワールームは3室あったと思います。
スタッフさんが入り口で管理しているので 室内はキレイです。

ラウンジ内シャワールーム


シャワールーム内には シャンプーとコンディショナー、 
ボディソープとボディクリームが付いていました。
洗面台にはハンドソープとハンドクリームが置かれていました。

ボディークリームもありますハンドクリームアンドソープ


スッキリとして搭乗ゲートに向かいます、 66番ゲートです。
エミレーツのラウンジは ( ↓ クリックすると大きくなります )
赤い現在地の矢印の左上 4F M20 と書いてあるところなので
66番ゲートまでは かなり歩きました。

M20がエミレーツラウンジ


ドバイ行きEK319 21時20分発


搭乗口に着くと 既に優先搭乗は終わりかけていました。
最近はいつも駆け込み搭乗の私達です。

66ゲート


機体は2020年にドバイで行なわれる 「 万博 EXPO塗装 」 です。
ドバイに行ってみて感じましたが 万博にはかなり力を入れているようでした。

EXPO塗装


ファーストとビジネス そしてエコノミー席の入り口はここで分かれます。

ファーストクラスとビジネスクラスはこちら


乗客はさすがに多いですが エコノミー席はツアーのお客さまが多い印象でした。
皆さんドバイを経由してヨーロッパやアフリカなどに行かれるようで
添乗員さんを中心に 健脚家の中高年層のグループが目立ちました。

赤い絨毯


さぁ搭乗しましょう、 一番前からの搭乗でファーストクラス席を通り抜け
ビジネスクラスエリアに入りました。

A380搭乗


初めてのA380のビジネスクラスです。

A380ビジネスクラス


以前もエミレーツのA380に乗りたくてドバイに行きましたが
その時にはたまたまA380の不具合で 世界のA380が検査に出ていて
乗ったのはB777-300ER という機種に変更になりました。
( 現在も 羽田発着は B777-300ERで運航しています )

A380の機内座席図です。
クリックすると大きくなります。

A380座席配置図


ビジネスクラスの座席は 横に 1-2-1 となっています。
窓際の1席は 席が窓側と通路側に前後に交互に配置されています。

↓ 真ん中の2席は 席が離れているタイプと 2席が隣どおしのタイプ 
  が前後で交互になっています。

真ん中2席


私達は 7K と9K を取りました。
前後の席ではないのですが 通路側の席は 人が通る度に空気が揺れて
気になるので 今回は2人とも窓際席にしました。
↓ Kの席 ( 席が窓際 )

K(窓側)の席


↓ Jの席 ( 席が通路側 )

J(通路側)の席


↓ Jの席から前を見たところです。 窓際に物入れが見えます。 
  これはA B と J K 席に付いています。

Jの席の後ろから


この窓際の物入れがとても便利で 幅はそれほどありませんが
長さがとても長いのでトートバッグや書類なども悠々と入ります。 
しかも最低2つもあります。

窓の下の物入れ


そのほか各席の横には大きなカウンターが付いていますので 
手荷物の置き場に困ることはありません。
飲物も冷えてはいませんが置いてあるので CAさんを呼ぶ手間も省けます。

座席横 カウンター


CAさんは皆さんとても明るい方ばかりで 私が片目で写真を取っていたら
あなたを撮ってあげるから さぁ座って!!! と促してくれました。

CAさんが撮ってくださいました


私 目が痛いし お化粧もしていないし。。。
でもね、 せっかくご親切に言ってくれているので 撮って貰いました。
ちょっと 沈んでいるでしょう? 私。

機内で


ウエルカムドリンクは シャンパンかオレンジジュースです。

シャンパンオレンジジュース


配られたアメニティーは ブルガリ仕様のものでした。

男女別ポーチ


ブルガリの乳液、ボディクリーム、オーデコロンの3点セット入りです。

アメニティ


紐の所にちゃんとブルガリのメダル? が付いていました。

ブルガリ


男性用もブルガリで 3点セットとシェービング系が付いていました。

男性アメニティ


往復でポーチの形状が違いました。
↓ 復路はファスナーのポーチでした。

復路便 アメニティ


9時20分出発で 夕食は10時40分頃からでした。

夕食メニュー夕食(洋食)


洋食、スープ サラダ

夕食 洋食


↓ 洋食のメイン、 とっても分厚いテンダーロインステーキに 
  これまたしっかりとしたニョッキが何枚も付いています。

夕食 メイン


夜10時過ぎのメニューとしては随分お腹に応えそうですね。
主人は完食していました、 見ただけでもうお腹いっぱいの私からしたら
主人に 「 あっぱれ! 」 をあげたい気分よ。

↓ 和食 こっちも負けてないわよね。

和食


小鉢と言っても 溢れるくらいにステーキが入っているサラダ。
その上 主菜にも 骨付きカルビがこれまたぎっしりと入っています。
私は どれも ほんの少しずつ頂きました。
これだけの量があれば 外国の方も満足することでしょう。

食事が終わって 私はすぐ寝る体制に入ります。
ドバイ到着は日本時間の朝8時なので ここですぐ眠れば日本にいるのと
同じくらいの睡眠が取れます。
ということで兎に角 目を休ませたかったので 横になりました。

主人が 機内後方にあるラウンジバーに行ったようです。

機内ラウンジカウンターで


機内後方にはこのようなラウンジバーがあり 各種ドリンクと軽食が振る舞われます。
CAさんや他の乗客の方とおしゃべりも楽しめたようで 主人はとても喜んでいました。

機内ラウンジ


深夜 トイレに起きた私を主人が呼び止め 2人で後方のバーへ。

機内ラウンジにて


エミレーツのCAさん達はとても背の高い方達ばかりで 
私なんて ( 老けた ) 子供のようで一緒に並ぶと恥ずかしかったです。

↓ 機内は夜モードです。

夜仕様


↓ ベッド使用時

ベッド仕様


↓ 朝食は ( 日本時間の )朝6時半頃でした。(現地時間では深夜1時半頃)
  和食、これまた夕食と言ってもいいような充実っぷりですね。

朝和食


朝食、 有り難いことに洋食は3つから選べました。
  1, ペストリーと温かい飲物、
  2, ペストリー 飲物 フルーツ ヨーグルトのコンチネンタル 
  3, それに+オムレツ、ローストビーフの冷製料理など
     選べるフルブレックファースト

私は2の パンとフルーツ ヨーグルトを頂きました。

私の朝食


日本時間の朝8時 ( 現地深夜3時 ) ドバイに到着です。

ドバイ到着


何とか睡眠を確保でき少しはホッとしました。
が、まだまだ目は痛いです。

↓EXPO塗装

EXPO2020


次回はドバイからアブダビまでの移動 ~ 最初2泊した
通称アブダビの七つ星ホテル ( 実際は五つ星 )
「 エミレーツパレス 」 滞在です。

エミレーツパレス お部屋からの景色


エミレーツパレス 黄金のロビー


綺麗な海とまぶしい黄金のホテルでした。


最新コメント
カテゴリー
プロフィール

ぽにょ

学生時代観光研究部に入っていました。
その時の経験と知識を生かして自由旅行を計画して楽しんでいます。
この先もずっと楽しい旅を続けたいな!

記事検索
  • ライブドアブログ