紀子の部屋・New

旅好きな私が行く楽しい旅の記録 パート4

2020、12 「箱根 強羅佳ら久」

2020,12  『 箱根 強羅佳ら久 』2 お食事、お風呂

佳ら久 正面


2020年12月に訪れた箱根・強羅 「 佳ら久 」

今回は ゲストラウンジ 「 間 AWAI 」
夕食 「 グリルレストラン 十邑 とむら 」 
朝食 「 メインダイニング 六つ喜 むつき 」、
そして 展望露天風呂 の様子などを綴っていきます。

ゲストラウンジ 間


ゲストラウンジは 宿泊棟の2階、東館と西館の間にあり
お部屋に行くために必ず通る場所に位置しています。
たまたま私達のお部屋は2階だったため
便利に利用させていただきました。

ラウンジ内


ラウンジに入って正面に ドリンク・フードカウンターがあります。
その左右に様々なタイプの椅子が用意されていて
各自気に入った場所でくつろげるようになっています。
 
ラウンジ 左奥


ラウンジ内のフリーフロータイムは 14:00~19:00までと
( テラス席は日没まで ) 翌朝 7:00~11:00 で
この時間内は ドリンク フード共に 全て無料です。

夕方以降の 19:30~24:00 はバータイム となっていて
この時間帯は有料になっています。

ラウンジ右奥には外に通じる扉があり 森のテラスに出られます。
ラウンジから飲み物などを持ち出して 外のテラスで
楽しむことも出来ます。

森のテラスに通じるドア


テラスで飲食を楽しめるのは日没までとなっています。
また テラスとラウンジの出入りには お部屋のカードキーが
必要になりますので 必ずお持ちくださいね、と
スタッフさんから案内がありました。

森のテラス、カウンター


↓ 缶ビールやジュースなどはこちらから自由に
  持ち出すようになっています。

ジュースなどのドリンク


ジュースは 紀尾井町プリンスにもあった 「 YOGA  」
が置いてありました、 濃くってとても美味しいジュースです。
アルコール類はスタッフさんが用意してくれました。

アルコール類


スパークリングワインを用意して下さったスタッフさんと
お話ししたところ そのスタッフさんは
九州別府の 「 杉乃井ホテル 」 からいらしたそうです。

杉乃井ホテルは毎日2千人以上のお客様が来るほどの
大型ホテルで ある日突然 上司から
「 箱根に行ってくれ 」 と話があり 
たいへん驚いたと言っていました。

杉乃井ホテルは屋上の露天風呂の写真が有名ですよね。

杉乃井ホテルも 佳ら久 も同じオリックスホテルのグループ
なので人事異動という事でしょう。

↓ ボージョレヌーボーのこんなワインもありますよ、 
  と勧めて下さいました。

アルベールビショー


杉乃井ホテルと 佳ら久、 2つのホテルは 
規模もスタイルも全く違うので 最初はとても戸惑いました、
と言っていました。

でも生き生きと元気に接客していたそのスタッフさんを見て
スタッフの皆さんのつながりが とても良いホテルなのだな、
と想像できました。

アルコール&フードカウンター


コーヒーを頂こうとマシーンのそばに近づいたら
スタッフさんが飛んできて 
「 このマシーンは時々機嫌が悪くなるので 」 と言って
操作する私の後ろに待機してくれていました。

コーヒーマシーン


初めてのマシーンは使い方がわからなくて 
いつもマゴマゴするので ありがたかったです。

カプセルがこんなにたくさん、 きれいですね。

ネスプレッソ


フードはどれも透明な小さなカップに入っていて
一口サイズのカナッペ類です。
ホタテの燻製的なものがとっても私好みで 美味しかったです。

カナッペ


ミニスイーツもありました。
夕食前なので 少し頂こうと思いながらも
あまりに可愛くてきれいなので 目移りしてしまいました。

スイーツ


このハーブポテトチップスもおいしかったです。

おかきとハーブポテトチップス


少しね、と思いながら 取ってみるとこんなにも。。。

カクテルタイム


とっても美味しくて気持ちの豊かになるラウンジでした。

私達は夕食が7時半からでしたので このラウンジを
夕食前に利用しましたが みなさん利用なさっているので 
お席がすべて埋まっていました。
( 客室の数を5~6割に抑えて稼働中でしたが )
満室になると ここだけでは収容しきれないと感じました。

またグループで来ている方たちが お酒が入ると
かなり声高でおしゃべりを楽しんでいたので 
それもちょっと気になりました。

自分もグループで来ていたら きっとこうなると思ったので
これからは注意が必要だと 強く感じました。
( でもお部屋の規模からして お二人で来ている方が
  多かったので この日は たまたま だったのかも )

では時間になりましたので夕食に向かいましょう。
夜のロビーはひっそりとしています。

夜のロビー


グリルレストラン 「 十邑 とむら 」 です。

入り口


大きなカウンターが3面で その周りにテーブル席が
配置されています。
窓際テーブル席も2面にあり 絶景景色を眺めながら
朝食が頂けるとのことです。

テーブル席


カウンター、一辺に椅子は6席ほどです。 

カウンター


今回はコロナの影響で 一辺に1グループとなっていました。
テーブル席には3~4組いらっしゃいました。

カウンターから


焼き手の方は4人くらい いらっしゃったかと。
鉄板焼きでは お食事が終わった後に名刺を頂くことが
多いのですが こちらでは最初の挨拶時に名刺を頂きました。

メニュー


名刺を見て私が 「 足が速いのですか? 」 と
お聞きしたら 「 野球ですね、 もちろん早いですよ~ 」 
と絶妙な返しで お食事は和やかにスタートしました。

最初の一品、海老芋の鰹節焼き 
( 的な感じ、ちょっとフォアグラ風でおいしかったです )

海老芋海老芋のブランチャ


名刺の苗字の読み方 ( 漢字は違いましたが ) が
2019年のWBSCプレミア12で活躍し 昨年は盗塁王も獲った
選手の名前と同じだったので そう聞きましたが 
さすがの鉄板焼きのスタッフさんは お話がお上手でした。

前菜5種盛り合わせ

前菜盛り


温前菜、3種類から一つを選択、 選んだ2種 ↓

温前菜 選択


眼鏡にマスク、 レストランのすべてのスタッフさんの
標準装備です。

足の速いシェフ


ホタテとしめじの香草バターソース 
ホタテ大好きな私です、美味しかった~

ホタテとしめじの香草バターソース


桜エビと白身魚の手打ちパスタ、トマトソース

桜エビと白身魚のトマトソース


黒むつのブランチャ 
( ブランチャとはスペイン語で鉄板焼きの事だそうです )

黒むつ黒むつのブランチャ


次はステーキです。
開業記念とのことで ヒレとサーロイン2種類のお肉の
食べ比べをお楽しみください、と。

「 では行きますよ~ 」 と言う合図で火が付きます!

フランベ!


このパフォーマンスはカウンター席の醍醐味です。

実は 佳ら久 に泊まる数日前に 「 キャピトル東急 」に
泊まり そこでも鉄板焼きを頂いていました。
そこでは フランベの前に シェフから
「 炎の量を調節できますが 大 中 小、どれにしますか? 」
と聞かれました。
もちろん私たちは 大 でお願いしました。

その事をこちらのシェフさんにもお話しして 
炎の大きさが選べるサービスは 喜ばれるかもしれませんよ、
とお話しました。
( って偉そうだね、私 ← うざいお客とも言われる )

小さなお子様がいると怖がるので その場合は極小とか
勿論 特大もいいかも などと 小声で何度もお互いに
聞き返しながらの会話が楽しかったです。

ステーキ


ステーキ2種 ( 量は私の分も少し主人に分けているので
通常よりも多めになっています。)
主人は 「 よく焼き 」 です。

ステーキ2種


最後のチャーハンはガーリックではありませんでした。
ガーリックを使うと やはり 汗や匂いが体から出るので
この後 宿泊する事を考えて それが出ないように 
ガーリックは使わないのだそうです。
ふんふん、 そうなんですね、

その辺が 普通のレストランの鉄板焼きとは違いますね。

この三島葱とエビ味噌の焼きご飯が「 佳ら久スタイル 」です。

葱とエビ味噌のチャーハン


チャーハン


最後のデザートはテーブル席で頂きました。
とってもお腹いっぱい、もちろんお肉も美味しいし 
写真とメニューにはありませんが お野菜盛り合わせも
出ました。 とても新鮮でおいしかったです。

デザート


私たちの担当の 「 足の速い 」シェフさんは 
東京の 日本を代表するホテルからこちらにいらしたとか。

イチゴの飴掛け


どうしてこちらに、と聞いたところ
「 ぜひ一度 ホテルの立ち上げに参加したかった 」 と。
立ち上げは 一から何もかも自分たちで決めるので
とても興味があったと言っていました。
たまたまオリンピックが延期になったので 時期的に
良い機会だと思って 思い切ってこちらに来たそうです。

レストランでは メニューや仕入れ先や食器、インテリア
などなど みなさんで意見を出し合って練られたとか、
本当に大変だったそうですが やりがいもあったようで
そのお話を熱く語って下さいました。

東京の暮らしと箱根の暮らしの違いなど
興味深いお話も聞けて楽しかったです。

いつもの夫婦二人だけの夕食とは違って
美味しいお料理と楽しい会話で 久しぶりに
素敵な夕食の時間を持てました。
ありがとうございました。

さて翌朝です。
朝日が反射して 天井に写っている様子がきれいです。

朝のお部屋


朝食はメインレストラン 「 六つ喜 」で頂きました。
朝日が降り注ぐ明るい店内です。

日本レストラン


窓側と反対側には 半個室風のお席があります。

半個室風


とてもしっかりとした箱にお箸が入っています。
この箱 特別にデザインされたもので 凝ってるね~
と主人は感心していました。

和食


和食はお膳で出てきます。 メニュー

朝食


おばんざい色々と 干物は えぼ鯛です。

頂きます


朝食


昨日 シェフさんに立ち上げの事を聞いたばかりだったので
これらの小食器やおてしょ などに注目してしまいました。
どれも素敵な小物で 竹との取り合わせもセンスにあふれています。
 
天塩皿 おてしょ


箱根名物の寄せ木細工の楊枝入れもありました。

PC080293


最後にお箸を拭くナプキンが出てきました。
立派な箱だったのに納得!
このお箸 使った後にお持ち帰りが出来るものでした。

お持ち帰りのお箸


程よい量の美味しい朝食でした
早い時間でしたら窓側の明るいお席で頂けると思います。

最後にこの松の盆栽、 主人がスタッフさんに
「 立派な松で高そうですね~ 」 と言ったら
スタッフさんから思いがけないお言葉が。。。

入り口の松の盆栽


これ、 作りものなんですよ、と。

えっ! えっ! ええっ~
全く本物にしか見えません。
実はこの枝?幹? は本物の木で 葉だけを幹に
差し込むようになっているんです。
本物は管理が大変でしょうし これは素晴らしいですね~
言われなければ全くわからないし、この松に注目するお客さんも
あまりいないかもしれません。
もし行かれる方は是非この松を凝視してみてください。


とここで。。。。
先ほどから給仕をして下さる女性のスタッフさん、
一人だと思ったら2人いらしたのです。
松の話の時にもう一人出ていらして ビックリしました。

と言うのも マスクに眼鏡 そして髪型も夜会巻き風と
お二人ともそっくりなんです。
お聞きしたら 髪型が決まっているんだとか。
オープンまでの間 みなさん髪の毛を伸ばして
夜会巻きの講習があったと言っていました。

そんなお話を聞いていたら 沖縄のリッツを思い出しました。
リッツも髪型が決まっていて「 リッツ巻き 」 と
言っていたので こちらは 「 佳ら久巻き 」 ですね、
と命名して 楽しいレストランを後にしました。
( こちらでも私、ウザい感 炸裂させてきました 汗 )

どのスタッフさんも 私たちのたわいのない会話に
お付き合い頂き 色々なエピソードを披露してくださり
より滞在が楽しめました。

最後に大浴場と展望露天風呂です。
お掃除が始まる直前にお断りして写真を
撮らせていただきました。

大浴場


お天気がいいと本当にすがすがしくて 最高の露天風呂です。

露天風呂


お風呂の温度も明記されていました。

大浴場の温度


ただこの時期はタオルが置かれていなかったので
手ぶらで入ることは出来ません、それが残念でした。

カウンターも広々。

大浴場 カウンター


各カウンターにはダイソンのドライヤーと 
お部屋と同じスチーマーも完備されていました。

ダイソンとスチーマー


最後に 朝の客室露天風呂も楽しみました。

朝のお風呂


チェックアウトは11時でした。
みなさん同じく 最後までお部屋で楽しまれたようで 
ロビーの椅子は チェックアウトのお客様で
すべて埋まっていたほどです。

ただこの時期は 自由に外を観光するのは憚れたので
必然的にお部屋で過ごす方が多かったせいもあるでしょう。

チェックアウト時に 小田原の梅干しのお土産を頂きました。
こちらもお箸の箱と同じく こんなに可愛いオリジナルの
袋に入っていました。
頂いたマスク入れも 持ち帰らせていただきました。

お土産


小さな備品にも とても気を使って選ばれた品々に囲まれた
ステキなお宿でした。

私たちが直接 接したスタッフさんは みなさん
各ホテルから精鋭さんが選ばれたという感じで
こなれた接客で安心感がありました。
( メールのやり取りについては 
  しっかりと確認してほしかったですが )

楽しい滞在になり、お世話になりました。
他にも貸切風呂もあるので 出来れば2泊したいお宿でした。

帰りは乙女峠から富士山を見よう、と思っていましたが
やっぱり雲がかかっていて きれいに見ることは
出来ませんでした。

乙女峠から


一日も早く のんびり旅行をしたいものです。
これで 「 こっそりマイクロツーリズム箱根 」 を終わります。

次回は首相官邸を上から見下ろすホテル、
こっそりシリーズ 「 ザ・キャピトルホテル東急 」 です。

首相官邸


キャピトル東急、 多くの口コミ通り 
とってもとっても良かったです。

2020,12 『 箱根、強羅佳ら久 』1 館内、お部屋

2021年 今年もよろしくお願いします。

2021お正月


今年のお正月は残念ながら 親戚や友人家族とのお集りは
取り止めになったので ごくごく身内でのお正月となりました。
お料理もたくさん用意しなくて済んだので 体は楽でしたが
やっぱり寂しく感じました。
大人数で集まれる時期が来るのを願うばかりです。
( おせちと手巻きずしです )


さて2020年12月に 箱根の「 強羅佳ら久 」に
行ってきました。

↓ 本館屋上の水のテラスにあるガラスのオブジェ

強羅 佳ら久 水のテラス


箱根は同じ県内で車で行ける事、 お部屋に露天風呂が
ある事、 またホテルの衛生環境が良かった事などで
コロナ禍でも安心して滞在できました。

昨年2020年10月に新規開業したお宿で
「 オリックスホテル&リゾーツ 」の新築旅館です。

予約は10月にJTBのサイトからしました。

お部屋は全部で70室 
( 宿泊した時点では お部屋は5~6割の稼働でした )
一部を除いて広さは同じで 露天風呂テラス含むと56㎡、 
お部屋のみだと44㎡ になっています。
レイアウトは和室か洋室か、お部屋の位置が東館か西館か、
( 東と西では間取りが違うようです )
そして高層階かどうか、の選択肢があります。
( 大きなお部屋も最上階にありました )

場所は強羅駅から徒歩3分、登山鉄道の踏切を渡って
下に降りる急こう配の道沿いです。
ここは以前、丸井の保養所だった記憶があったので 
ホテルの方に聞いたら やはりそうでした。

佳ら久 入り口


料金ですが GoToが使えるという事で 宿泊代は
開業前の予約の段階の値段よりも徐々に
上がっている気がしました。
12月はHPや一休だと 2名2食付きで10万円以上に
なっていました。(  GoToを使って7~8万円くらい )
ところが同じ条件でJTBのサイトでは7万7千円だったのです。
( GoToを使って5万円くらい )

車寄せへ


多分 JTBはこのお宿のいくつかのお部屋を独自に
確保していて( たぶん3室かと? )
値段は お宿側で最初に決めた金額のままで
GoToが使えるようになっても 値上げはしていない
のでは、と思います。 ( 私の勝手な想像です )

JTBの予約の詳細とHPを確認しましたが 
内容が同じだったので、私はJTBで申し込みました。
GoTo割引は JTB側で自動的に割引され
旅行代金合計 77,000円  (消費税 サービス料込み)
GoTo割引利用  -26,950 円
支払い 2名2食 計50,050円で予約出来ました。

この50050円というお値段を考えると お部屋 
お食事 接客共に お値段以上の素晴らしいお宿でした。
 
車寄せ


HPとJTBであまりにも金額が違うので 何か差があるのかと
心配しましたが 全くそれはなかったので安心しました。
JTBは 他のホテルにおいても たまにお安い金額を
出しているので 参考にしてみるといいかもしれません。
( 現在はGoToは使えませんが 3月まで平日は
  2名で7万7千円で出ています )

佳ら久 入り口


車寄せには黒服のスタッフさんが待機していますが
車は自分で駐車場に入れるよう促されました。
( バレーパーキングに対応してそうだったけれど
  この時期なのでコロナ禍の対応かもしれません )

佳ら久 入り口


エントランスの扉が開くと現れる 壁一面の竹細工。

正面に富士山


おおお~~~
一面の富士山、 雲と鳥?

竹細工


すごく大きな壁面です。
箱根の寄せ木細工を模しているような雰囲気です。

そしてドアを開けるとロビーが現れます。

エントランスの扉を開けると


空間の広いロビーです。
この時点ではお部屋は5~6割の稼働と言っていたので
もしかして椅子の数を減らしているのかもしれません。
白木とグレーの石の内装で 気品ある高級感がありました。

ロビー


この写真は夜に撮ったものなので 誰もいませんが
通常はスタッフさんがたくさん待機しています。
チェックイン時間の3時や チックアウトの11時の
時点では ほぼすべての椅子が埋まっていました。

新しいお宿なのですべてがピカピカで どこを見ても
気持ちの良い佇まいです。
ただロビーには窓がないので 館内に入ったとたん
わぁ~~~ と言う景色が見えないのがちょっと残念です。

季節の花がお出迎え


私は先にスタッフさんに案内されロビーに
主人は駐車場から他のスタッフさんに案内されて
少し遅れてロビーに現れました。

主人を同伴していたスタッフさんはイケメンで
シュッとしていて背がすごく高い素敵な方でした。
思わず主人も背が高いですね~ と言ったほどだったそうです。

ロビーでチェックイン


と言うのも事前にお宿から 作務衣やパジャマの用意のため
身長をお知らせ下さい、と言うメールが来ました。
私は早速 主人は180㎝と返信しました。
最近は少し背が縮んだでので 実際には178㎝だったけれど
それを書くのは忍びなかったので 180㎝と申告したのです。

主人にそれを言ったら たいそう驚いていて
「 なんでそんなところで嘘をつくの? 」 と言われました。
私は 「 でもね、そのかわり私は2センチ低くして150㎝と
言っておいたから それでいいでしょう? 」と言ったのですが 
主人は「 それじゃ何の意味もないじゃない? 」 
と却って呆れられました。

お茶とお菓子


そんな経緯があったので 自分の身長が180cmない事が
この背の高いスタッフさんにバレたのではないかと、
心配になったようでした。 ( ふふふ 小心者ね )

大丈夫よ! 私を案内してくれたスタッフさんが言うには
私が送ったメールは見ることは出来ない と言っていたから 
身長の事も メールを受けた担当者以外は知らないと思うよ、
と言って 主人を安心させました。
その理由は後程説明します。

ロビーでの手続き後 主人を案内してきたイケメンで
シュッとしていて背のすごく高い(185cm)素敵な
スタッフさんがお部屋まで案内してくれました。

ロビー横には センスの良い品々が並んでる
ショップコーナーがあります。
このショップは箱根の名店と提携しているようで 
強羅や湯本のお店でもお買い物をして下さいね、
とスタッフさんは言っていました。

センスの良いショップ


本館からゲストルーム棟に行くにはロビーの地下部分を
歩いて行くようになっています。
その渡り廊下の壁は 地層をイメージしたものとか。

本館からゲストルーム館へ


途中には色浴衣が選べる棚があります。
また各棟に行くには その都度キーをセンサーに
かざすようになっているのでセキュリティーも万全です。

色浴衣


館内図です。
かなり複雑な館内になっていて 最初はとても迷いました。
↓ クリックすると大きくなります。
 
本館から廊下でゲストルームへ


まず建物はロビーのある本館( 上層階はレストランと大浴場 )
と別館( 鉄板焼きレストランやスパなど )があります。
そこから先ほどの写真の地下通路を通って宿泊棟に行きます。
宿泊棟は東館と西館となっていますが お部屋は
どちらも南向きで あくまで建物の位置が
東側にある 西側にある と言うものだと思います。

西館2階 洋室212号室


私たちのお部屋は 西館の洋室、2階に位置しています。
2階はラウンジと同じ階だったので 他の階よりも
エレベーターに乗る回数が1回分少なくて便利でした。

212号室 西館洋室


↓ 西館洋室の間取りです。 ( HPより )

西館 洋室


スタッフさんの同行で入室し お部屋の案内があります。

お部屋に入るとすぐそこは玄関の様になっていて
三和土( タタキ )部分があります。
ここで靴を脱ぐようになっています。
その先右にトイレ、左に洗面所 シャワールームがあります。
その先に扉があり 居室になります。

写真を見て頂くと分かるように 玄関部分で靴を脱いで
室内は青いスリッパ、 館内はすべて黒いサンダルで移動する
ことが出来ます。( 上部の黒いスリッパはトイレ内です )

館内スリッパ、室内スリッパ


ただ この玄関部分がとても狭いので 2人並んで
靴を脱いだり 履いたりするのには 窮屈な広さでした。

↓ トイレです、 手すりがあるのがとても有難いです。

トイレ


居室に入る手前に お風呂に行くための籠が置いてあります。
お部屋からタオルをもっていかなくてはならないので
籠が必要です。
( 大浴場にタオルがないのはコロナのためと言っていました )
とっても素敵な黒塗りの籠でした。

大浴場用の籠


ではお部屋に入りましょう。

手前にトイレ 洗面があり


入ってすぐにベッドが その奥に3人用のソファーと
1人用の椅子、そしてスツールがあります。
44㎡の割にはとても広く感じました。

お部屋です


さて先ほどの身長申告メールの続きですが 
私達のメールを 他のスタッフさんが見ていない事に
ついてです。

話は予約時の事に戻ります。
こちらの夕食は和食と鉄板焼きの2種類があり
JTBのプランでは その選択は各自直接ホテルに
連絡するようになっていました。
それで 宿泊一ヵ月ほど前に お宿のHPから 
夕食の選択とシャトルバスの予約をお願いしました。
( 小田原からホテルまで無料の送迎サービスがあります )

ソファースペース


その後 宿泊の1週間前にお宿から 身長確認の
連絡が来たのです。 

その時に 身長と共に 予約時よりもコロナが再燃してきたので 
送迎バスはキャンセルして車で行くと返信しました。
その後のメールのやり取りでも 送迎バスのキャンセルについて
再度書いて送りました。

ソファー


ところが送迎バスのキャンセルが バスの方に
伝わっていなくて 当日 小田原のバス乗り場に
私達がいないので 携帯に電話がありました。
こちらは 既にメールでキャンセルした旨を伝えました。

そんな事があったので お宿に着いた時に
スタッフさんから 送迎バスについて連絡の行き違いがあり 
申しわけなかった、と謝罪がありました。
私はてっきり 私からのメールを確認してくれたのかと思って
メールを確認して頂いたのですか? と聞くと
スタッフさんは そのメールは見る事が出来ない と
言っていました。

窓側から入り口を見る


でもメールを見ることが出来ないって ちょっと不思議に
思ったので もしかしたら私の勘違いで 
実際には私がメールに バスのキャンセルを書き忘れていて 
それを私に言うのは 私に失礼になるとの気遣いで 
メールを見ることが出来ない と言ったのだろうと想像しました。

それで私は 最近年齢のせいで 記憶違いが多いので
もしかしたら メールにバスのキャンセルを書いていなかった
のかもしれません、本当にすみませんでした。
と謝りました。

スタッフさんはとっても恐縮して そんな風に言っていただき
こちらへのお気遣いありがとうございます、
と言っていました。

あぁ やっぱりメールにキャンセルを書いたと思ったのは 
私の勘違いだったのね、ちょっとショックだわ、
と思いながらのチェックインだったのです。

以上のような理由から
現場のスタッフさんは 身長のメールのやり取りを
見ることは出来ないので 主人の身長は知らない
と思った、 という長いお話でした。
( 実はまだ続きがあるんです、汗 )

では お部屋の説明に戻ります。

向かい側にはロングカウンターがあり テレビ 鏡 
冷蔵庫 ミニバー などが収まっていました。

テレビ&ミニバーカウンター


↑ この写真の右側に写っている茶色のタンス風のものは 
  クローゼットで 中には作務衣とパジャマが入っていました。

180cmと150cmの私たち夫婦にはジャストサイズで
私は裾を気にすることなく 主人はつんつるてんになることなく
おしゃれに作務衣を着こなせました。

客室の案内の途中でスタッフさんから
「 先ほどお客様のメールを確認しまして 実は一つ
謝らなくてはならない事が。。。 」とのお言葉がありました。
( えっ? メール、見れるんかいっ! )
すわ! きっと私からのメールを確認してくれたのね、
そして バスのキャンセルメールを見逃した、と言う
謝罪の言葉なのね、と思いました。

しか~し 
謝罪の言葉は パジャマは上下別々のものがある、
とメールでお返事しましたが パジャマは丈の長い
上着タイプのもので下のズボンはありませんでした、 
と言うものでした。

あら そっち?

ソファーの先には 広いベランダに露天風呂があります。

広いテラス


最近は 手荷物を少なくするために パジャマと
クルクルドライヤーの有無をホテルに聞いているのですが 
その時のお答えは 上下別れたパジャマがあります、
とのお返事でした。

でも実際は 分かれていないものだったのです。
スタッフさんは 作務衣のズボンが柔らかい素材なので
そちらをパジャマのズボン代わりに利用してください、
との事でした。

そうなのね、それはぜんぜんOKよ!
ズボンがあればいいのだから。
とパジャマの件は 笑顔で一件落着です。

メールを読んだものが まだホテルの備品に詳しくなくて
間違ったお返事をしてしまい申し訳ありませんでした
とスタッフさんは言っていました。

でも先に気が付いていただき 後からズボンがないと
慌てなくて済みました。

テラス


が しか~~~し、
私も気になったので 帰宅後 自宅のメールを確認しました。
( 旅先では自宅のPCメールが見れなかったので )
そしたら やっぱり私はちゃんと送迎バスのキャンセルの事
メールにきちんと書いていました。
しかも2回も書いてました。
私の記憶違いでなくてよかった、 とホッとした次第です。

話は戻って テラスについてです。
2階なのでもっと樹木が生い茂って暗いと思っていましたが
テラスに出ると向こう側も見渡せて 明るい景色が望めました。

ただ 室内は細長く 奥までは十分な光が届かないため
どうしても室内に入ると暗い印象があります。
室内も明るさを求める方は 3階以上がいいかもしれません。

テラスの露天風呂


朝 8時ごろには 朝日も入ります。

朝8時 日も入ります


翌日 午前中


人目が気になる場合は 2面にシェードが降ります。
室内側にもシェードがあるので すべて隠すことが出来ます。
ただ 向かい側の山に小さくホテル群が見えますが
とても遠いので 人目は気にならないと思います。

外側は2方向にシェードが


室内に戻ってカウンターです。

カウンター


タブレットが置いてあり 備品のリクエストや
大浴場の込み具合 照明などはすべてこれで
操作するようになっています。
スタッフさんは タブレットの操作に時間をかけて
丁寧に説明してくれました。

タブレット


電気香炉もあり 良い香りを楽しむことも出来ました。

電気香炉


冷蔵庫はお水のみです。

冷蔵庫 お水のみ


グラス類

グラス


コーヒーはカプセルではなく 自分でドリップするものでした。
コーヒーはラウンジで頂くことが出来たので 
これは利用しませんでした。
 
コーヒーセット ポット


1人前用のコーヒーの粉は ポップなデザインの袋に入っていました。

粉コーヒー


電気ケトルは大変珍しいもので 私は初めてお目にかかりました。
説明書がなければお湯を沸かすことは出来なかったかも。
下の木製の板の角に温度が現れて 指でなぞって温度を
調節できるものです。
カリタ製で昨年出たばかりの ドリップ専用ポットです。

カリタ電気ケトル


次に洗面所です。

洗面カウンター


お部屋が広い分 洗面部分は狭いです。
カウンターには備品がぎっしり!
ドライヤーはパナソニック、 同じくパナの美顔器
「 ナノケア 」 も置いてありました。

洗面台


アメニティはボトルで置いてあります。
これは最近のエコブームで いい取り組みですね。

アメニティはボトルで


タオルウォーマー完備です。

タオルウォーマー


シャワールームも 着替えなど全体的なスペースを考えると
手狭な印象です。

シャワールーム


参考までに 東館のお部屋の間取図です。

東館 洋室


東館はシャワールームが露天風呂に続いているので
便利かもしれません。

最後に ホテル敷地内にある2つのテラスの写真です。
↓ ホテル本館正面です。

ホテル正面


ホテル正面


ホテル正面から竹林を望むその先に「 森のテラス 」があります。

ホテル正面から見る森のテラス


箱根の山々や渓谷を望む広いテラスにソファーがあります。

ホテル正面の森のテラス


このソファースペースの下部分が 宿泊者専用の
ラウンジになっています。

森のテラス ソファー


そのテラスから下段に降りると 真っすぐに延びた
ロングカウンターがあります。

上から見るテラス席


このロングカウンターは ホテル宿泊棟2階にある
宿泊者専用ラウンジ 「 間 AWAI 」 に通じています。
ラウンジからドリンクを持って こちらで景色を眺めながら
頂くことも可能になっています。

森のテラス テラス席


森のテラスから見ると 山の中に箱根離宮が
小さく見えます、 絶景ですね。
( お部屋のテラスからもこの景色が見えました )

テラス席からの景色


次に「 水のテラス 」です。

日本料理レストラン


本館屋上にある水のテラス、 メインダイニングに面しています。

レストラン前の水のテラス


竹の植え込みの向こうに見えているのは宿泊棟です。
水盤の中の石の小道をずっと行くと。。。

水の中を行くと


こんなガラスのオブジェに水が流れています。
実際に見ると もっともっと神秘的で素敵です。

ガラスのオブジェ


とても気持ちの良い空間です。

水が落ちる


テラスにはソファーがいくつかあって こちらに座りながら
夕日に照らされた山々を見るのも気持ちの良いものです。

夕暮れのテラス


館内棟だけでなく 敷地内にも施設が色々あるので 
お宿めぐりが楽しいお宿です。

ただ1泊では忙しすぎて。。。
お部屋のお風呂に入って ラウンジでお茶して
お散歩をして 大浴場に行って 再度ラウンジに行って 
お食事を頂いて。。。
とっても忙しかったです。

夕食はグリルレストラン「十邑」で鉄板焼きを頂きました。
予約の時間は7時半でした。
早い時間が希望の場合は 予約も早めにした方がいいようです。
ただお風呂に入って ラウンジで軽く飲んで、と考えると
私達には 7時半が丁度良かったです。

十邑 鉄板焼き


楽しい会話と共に美味しいお肉をたっぷりと頂きました。
次回はお食事とラウンジの様子をお知らせします。

今週は多くの県に緊急事態宣言が出ました。
みなさま、換気に気を付けて 暖かくしてお過ごし下さい。


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プロフィール

ぽにょ

学生時代観光研究部に入っていました。
その時の経験と知識を生かして自由旅行を計画して楽しんでいます。
この先もずっと楽しい旅を続けたいな!

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