あっという間に2021年も3月になりました。
息子の家で 孫のお雛祭りのお祝い会がありました。
いつもは洋食が得意なお嫁さんですが 今回は和食のラインナップ、
とてもセンスあふれる美味しいお料理をふるまってくれて
幸せな雛祭りでした。
ホタルイカ、ブリ大根、ズッキーニとマッシュルーム、
唐揚げ、お刺身盛り合わせ、菜の花のお浸し、
ひじきの煮物、たくさんいただきました。
では 前回の続き、「 ザ・キャピトルホテル東急 」の滞在記です。
今回はクラブラウンジの様子を綴っていきます。
( 2020年12月 コロナ禍での滞在です )
クラブルーム宿泊の場合 チェックイン、アウトは
27階のクラブラウンジ「 SaRyoh 」で行われます。
ラウンジ入り口にカウンターがあり そこには かなり年配の
ステキなおじさまスタッフさんが常に3~4人いらっしゃいました。
その方たちが チェックインやアウト、またいろいろな相談に
乗って下さいます。
ラウンジ名は 「 SaRyoh 」 茶寮です。
この茶寮と言う名前については ( 以下 HP より )
ホテルが建つ日枝神社の小高い丘は、古来、星の眺めがきれいな
景勝地として知られ、大正末期から昭和初期には、
稀代の美食家・北大路魯山人が会員制料亭「星岡茶寮」を
主宰して交歓の場として栄えました。
脈々と受け継がれるおもてなしの心に加え、和モダンのエッセンスを
各所に散りばめ、新たな感動をお贈りするという気持ちを込めて
「The Capitol Lounge SaRyoh」と名づけました。
だそうです、 由緒のあるステキな名前ですね。
2018年秋に リニューアルされたラウンジは
明るく 和モダン風な内装です。
ラウンジ内は 奥行きはそれほど広くはありませんが
横に長い造りで お席からは 日本の中枢の素晴らしい眺めが
望めるようになっています。
事前に荷物を預かっていただいた時にもドリンクを頂きましたが
ランチ後のチェックイン時に もう一度ウエルカムドリンクを頂きました。
和服のスタッフさんから お抹茶もお出しできます、と勧められ
私は お抹茶と和菓子をカウンター席で頂きました。
↓ 窓の景色、右下の四角い建物が 首相官邸です。
12月のこの時期は 銀杏並木がとてもきれいでした。
立礼( りゅうれい )の設えもされていて
そこでお茶をたてて頂きました。
私は病気になる前は 長い間お茶を習っていたのですが
やめてからすでに20年近く経ち 今ではすっかり
そのお作法も忘れてしまいました。
着物のスタッフさんの 流れるようなお作法に
思わず引き込まれて その所作に見入ってしまいました。
ラウンジスタッフさんの数は多く みなさん落ち着いた
方ばかりで 気持ちの良い滞在が出来そうです。
柿山のおかきと小さなデニッシュ類が用意されています。
( これらはいつの時間帯もあったような )
ドリンクは一日中、こんなラインナップです。
アルコールもいつでも頂け 珍しいビールもありました
この後サンドイッチやケーキなどもカウンターに並びましたが
なにぶんにも3人とも鉄板焼きでお腹がいっぱいです。
残念ながら おかきを少し頂いただけでお部屋に向かいました。
ここでも窓からのビルの案内を頂きました。
お部屋で少し休み その後ホテルの周辺を散歩して
7時になったらカクテルタイムに参加する という流れにしました。
少し運動もしなくては お腹がすきませんからね。
それと7時にしたもう一つの理由は…
夕方のカクテルタイムですが 5時から8時までです。
その後もお料理の提供はないけれど お酒とスナック的な
物の提供はあるようです。
(2020年12月初旬の情報 随時変更があると思います )
この時期はGoToの影響のため 宿泊者も多かったようで
混雑時はラウンジは2時間まで、という事になっていました。
ですのでスタッフさんから 5時台、6時台は
多少待つこともあるので 7時にいらっしゃれば
待つことなく入れますよ、 と言われました。
それで7時まで散歩をした、という理由もありました。
ホテルの真横は日枝神社です。
ホテル周辺も クリスマス時期でライトアップされていました。
ライトアップされた国会議事堂、
周りは人っ子一人いなくて 深夜のようで怖かったです。
ホテルの周りを一周して この先の首相官邸横の坂を下りると
ホテルにたどり着くのですが なになに?
道路の角々には警察官が待機、 警備の車も止まっています。
道も車が入れないように柵でふさがれています。
さすがに 首相官邸ですもの、警備も厳重です。
って それはいいのですが 私達、この道通れるの?
てか通りたいんですけれど。。。
「 この道 通っていいのですか?」 と警察官の方に聞くと
「 いいですよ~ 」 とのお答え。
よかった、やれやれ、 と官邸を横に見ながら坂を歩いて行くと。。。
坂の上の警察官が 私達の後ろをさりげなくついてくる、
そして坂の下の警察官も さりげなく私達に向かってくる。。。
「 絶対 私達見張られてるよね? 」
別に悪さをするわけではないので 夜の官邸の写真を撮ったりして
ゆっくり のんびり 歩いていたら。。。
坂の上から下から 少しづつ警察官が私達に近づいてきます。
そしてとうとう 前後に警察官に囲まれ 発せられた言葉とは!
「 立ち止まらないでくださいね、
写真もあまり撮らないようにね 」
と優しく注意を受けました。
す、す、すみません。
こんな程度のご注意で良かったわ。
もし私達が 一気に駆け出していたりしたら
すわ!っという感じで 警察官がわらわらと出てきて
きっと私たちは取り押さえられていた
と言う緊張感あふれる官邸の一夜でした。
↓ これが官邸の横の坂です、結構暗くて長いのよ。
↓ 坂から見るキャピトルホテル
↓ この赤い道が 警察官に見張られて私たちが歩いた道です。
さて緊張から解放されて向かった先は
クラブラウンジのカクテルタイムです。
お客様はまだたくさんいらっしゃいましたが
みなさん静かに 夜景とお酒を楽しまれていたのが印象的でした。
カウンターには 小さなお重に詰められたオードブルが
3種類ありました。
お重の中にはどれも一口サイズで食べやすく
アルコールに会う美味しいオードブル類が入っていました。
このお重を3種類頂くと 意外とお腹がいっぱいになります。
デニッシュ類です。
サンドイッチ
野菜スティック
デザートは何種類もあって どれもきれいで可愛く盛られていました。
ドリンク類 ( 各自で自由に取り出せます )
アルコールは色々な種類があり スタッフさんにお願いして
持ってきてもらうようになっています。
サントリーのウイスキー3種や 高価な竹鶴もありました。
シャンパンは。。。
ボランジェです。
よ~く見たら このボランジェ
007リミテッドエディションですって。
ボランジェは ジェームズ・ボンドが愛したシャンパン
として有名だそうです。
( シリーズ8作目、『死ぬのは奴らだ(1973年)』で初登場 )
この限定版は シリーズ最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」を
記念してリリースされた1本だそうです。
そういえば 007のショーンコネリーが亡くなった時
(2020年10月31日)新聞に色々記事が出ていましたが
007で有名なお約束ブランドと言えば
クルマは「 アストンマーチン 」、時計は「 オメガ 」
スーツケースは「 グローブトロッター 」
そしてシャンパンは「 ボランジェ 」と書いてありました。
そのうえ初代ジェームズボンド役のショーンコネリーは
来日時には このホテルの前身「 東京ヒルトン 」 に
撮影時泊まっていたんですって。
という事で 私たちの滞在時の一ヶ月前に亡くなった
ショーンコネリーと007へのオマージュの意味も含んでの
シャンパン「 ボランジェ007リミテッドエディション 」
だったのかもしれません。( 私の勝手な考えです )
次女はずっとボランジェを頂いていました。
007リミテッドエディションが いつも置いてあるのか
この時期だけの限定なのかはわかりませんが。
さて 私は何を飲もうか迷っていたら スタッフさんが
「 ホワイトミモザ 」 はいかがですか?
と提案して下さいました。
ミモザはスパークリングワインとオレンジ系の柑橘類で
割るのですが グレープフルーツなどの白い柑橘類で
割るものを「 ホワイトミモザ 」と言うのですって。
ステキな名前とすっきりとした飲み口に とても気に入りました。
長女はシャンパンの後は ウイスキーに移りましたが
色々銘柄があるので さていったい何を頂こうかと迷い
スタッフさんに相談していました。
で結局スタッフさんの提案は
「 今回はお値段の高いものから順番に飲むのはどうでしょう 」
と提案されたそうです。
そんなお酒の頂き方も クラブラウンジならではの楽しみ方
( 飲み放題だからね )だと思いました。
長女は楽しく飲んでいました。
カウンターに並べられたオードブルの他に
ホットミールもサーブされました。
今日はローストビーフです。
アルコールの後ろに鉄板があり スタッフさん2名が担当してます。
大変美味しいローストビーフです。
お代わりも出来ますよ!
この時期 他のホテルのラウンジでのお料理の提供は
コールドディッシュ、ホットディッシュ の2皿を
提供するというスタイルが多いようでした。
そんな中 キャピトルホテルでは 自由に取れる個別提供の
オードブルをはじめ 暖かいお料理も日替わりで用意していて
たいへん満足なカクテルタイムを楽しむことが出来ました。
そうそう ラウンジに飾ってあるお軸ですが
伊達政宗による書だそうです。
このお軸、 普通にさりげなく飾ってあるけれどいいの?
と思いましたが スタッフさんが言うには
この程度の書はたくさん残っているので
さほど値打ちのあるものではない という事です。
内容はお魚の調理法?保存法?みたいなものだそうです。
ラウンジのスタッフさんですが 人数も多く
お客様にも目を配って 積極的にお酒の提供の
お声がけをしていました。
先ほども書きましたが お客様も静かに思い思いに
このラウンジを楽しんでいて 感心しました。
大人のラウンジと言う雰囲気です。
そして何より みなさん、相当たくさんお酒を召し上がっていました。
と言うか ここでは お酒を思いっきり楽しめるという事を
お客様もホテル側も 十分認識しあっているようで
出し惜しみをしない 太っ腹な雰囲気にあふれていました。
だからみなさん 色々なお酒を楽しむことが 出来ているようでした。
スタッフさんに聞いたら ボランジェだけでも最低
一日10本は開く、と言っていましたからね。
たぶんGoToの土曜日、という事だと思いますが凄いですね.
だってシャンパンだけでなくワインやウイスキー、ビール
日本酒などもあるわけですからね。
などなど すべてに気持ちの良いカクテルタイムを
過ごすことが出来ました。
ホットミールもあるので 充分夕食替わりにもなりました。
次に翌朝の朝食についてです。
朝日がまぶしいラウンジです。
白木の飾り棚にも和の雰囲気が見られます。
予約した時点では 朝食はホテルのレストラン「 ORIGAMI 」
での提供となっていましたが 少し前からラウンジでの
朝食が再開されました。
( ORIGAMIは 菅首相が官房長官の頃から
毎日のように通っていたレストランとして有名です。 )
クラブラウンジ朝食メニュー
洋食は卵料理が数種から選択、他に和食も選べます。
その他 パン スモークサーモン ハム チーズ
フルーツ ジュース がビュッフェコーナーから頂けます。
フルーツは十分な量が盛り合わせられていました。
ドリンク類は終日同じだと思いますので
朝からアルコールもいただけます。
卵料理は グリルカウンターで作られています。
最初に配膳された朝食。
和食
洋食から、エッグベネディクト
どれもお皿がとっても素敵で( 深川製磁 )
色合いもきれい、お味も満点で 食が進む朝食でした。
「 ORIGAMI 」の朝食も有名なので 頂きたかったですが
ラウンジでの朝食も負けず劣らず大満足な朝食でした。
長女が この直前にお友達と「 ORIGAMI 」 の朝食を頂いた
のですが セットメニューでしたがジュースがとてもおいしくて
色々な種類をお代わりできた、と言ってありがたがっていました。
次回 滞在する事があれば ぜひ「 ORIGAMI 」で
朝食と共に有名な パーコー麺とナシゴレンも食べてみたいです。
ホテルの会員 コンフォート会員になると チェックアウトが
1時間延長されます。
という事で13時にチェックアウトだったので
それ迄プールを楽しみました。
プールは事前予約制で( 人数制限あり、この時は2グループ迄 )
最初は10時から11時までの予約をお願いしていましたが
既に予約がいっぱいという事で 予約のスタッフさんから
チェックアウトが13時なので 11時からの予約を
お取りできますのでいかがでしょうか、と提案を頂きました。
希望の予約が取れない場合も 代替案を出してくださり
有難い対応でした。
クラブルーム利用者は ロッカーなども無料で利用でき
また水着も無料で借りられるので 手ぶらで楽しめました。
( スイムキャップが要ります )
大きなジャグジーもありましたし 窓からは国会議事堂も見えました。
チェックアウトもラウンジで行われました。
ラウンジに入ってみると 多くのお客様がくつろいでいました。
精算時にもドリンクを頂けるとあって チェックアウト後も
都会の景色を眺めながら 皆さん寛いでいました。
精算は入り口のカウンターに3~4名いらした
おじさまスタッフさんが担当していました。
どの方も背の高い白髪の紳士で きっと元支配人クラスの方で
あったであろうというオーラを発していました。
物腰が柔らかく笑顔がステキで でもちょっとお茶目で
と言う感じの方々で 私が勝手に思うに 定年前後の
最後の勤務地を 東急ホテルのフラッグシップである
キャピトルホテルで終える、と言う方々のように感じました。
ベテランならではの ゆったりとした安心感がありました。
このラウンジカウンターのおじ様スタッフに
ホテルの予約時に レストランの予約やプールの予約などで
お世話になった宿泊予約の方に 感謝の気持ちを言付けたところ
「 はい、○○さんですね 」とすぐその方を分かってくださり
ビックリしました。
ホテルには従業員がたくさんいるし 部署も違うのに
すぐその方を認識したという事に このホテルの
横のつながりの良さを感じました。
どのスタッフさんも 長く東急ホテルマンとして
誇りを持って働いている気がしました。
外資系のキラキラ感はありませんし 今回の宿泊で特に
何か特別なことをしていただいたわけではありませんが
どんな方でも安心して泊まれる、 またホテル側が
お客を選ばないホテルだと感じました。
一休.comで 「 東京でお客様からの評価が高い宿 」
で キャピトルが堂々一位なのも頷けました。
12月土曜日 3名 クラブルーム泊 107448円
鉄板焼き 23249円 合計 130697円
そこから 地域共通クーポン ー16000円
GoTo割引 ー37606円
支払いは 77091円でした。
↓ 溜池山王駅付近から見た首相官邸
最後に 息子から勧められたホテル近くのラーメン屋さんに寄って
帰路につきました。
カウンターの中から中国人のスタッフさんが
「 おいしいか? 」と何度も聞いてくれてました。
私は 麺の量を半分にしてもらっていましたが
娘たちと同じくらいあったので 不思議に思ったら
笑顔で「 サービスしたよ! 」と言われました。
そのサービスは 笑顔だったのか、麺の量だったのか
不明でしたが お気持ち有難く戴きました。
美味しかったです。
最後に キャピトルと首相官邸の位置です。
という事でGoTo利用のホテル滞在でした。
一都三県の緊急事態宣言も 再び延長されます、
この生活スタイルも2年目に入り なんの思い出も
作れない事が寂しいですが もう少しの辛抱でしょうか。
ワクチンを待つばかりです。
次回は 旅ネタではありません 「 私の家の話 」 です。
息子の家で 孫のお雛祭りのお祝い会がありました。
いつもは洋食が得意なお嫁さんですが 今回は和食のラインナップ、
とてもセンスあふれる美味しいお料理をふるまってくれて
幸せな雛祭りでした。
ホタルイカ、ブリ大根、ズッキーニとマッシュルーム、
唐揚げ、お刺身盛り合わせ、菜の花のお浸し、
ひじきの煮物、たくさんいただきました。
では 前回の続き、「 ザ・キャピトルホテル東急 」の滞在記です。
今回はクラブラウンジの様子を綴っていきます。
( 2020年12月 コロナ禍での滞在です )
クラブルーム宿泊の場合 チェックイン、アウトは
27階のクラブラウンジ「 SaRyoh 」で行われます。
ラウンジ入り口にカウンターがあり そこには かなり年配の
ステキなおじさまスタッフさんが常に3~4人いらっしゃいました。
その方たちが チェックインやアウト、またいろいろな相談に
乗って下さいます。
ラウンジ名は 「 SaRyoh 」 茶寮です。
この茶寮と言う名前については ( 以下 HP より )
ホテルが建つ日枝神社の小高い丘は、古来、星の眺めがきれいな
景勝地として知られ、大正末期から昭和初期には、
稀代の美食家・北大路魯山人が会員制料亭「星岡茶寮」を
主宰して交歓の場として栄えました。
脈々と受け継がれるおもてなしの心に加え、和モダンのエッセンスを
各所に散りばめ、新たな感動をお贈りするという気持ちを込めて
「The Capitol Lounge SaRyoh」と名づけました。
だそうです、 由緒のあるステキな名前ですね。
2018年秋に リニューアルされたラウンジは
明るく 和モダン風な内装です。
ラウンジ内は 奥行きはそれほど広くはありませんが
横に長い造りで お席からは 日本の中枢の素晴らしい眺めが
望めるようになっています。
事前に荷物を預かっていただいた時にもドリンクを頂きましたが
ランチ後のチェックイン時に もう一度ウエルカムドリンクを頂きました。
和服のスタッフさんから お抹茶もお出しできます、と勧められ
私は お抹茶と和菓子をカウンター席で頂きました。
↓ 窓の景色、右下の四角い建物が 首相官邸です。
12月のこの時期は 銀杏並木がとてもきれいでした。
立礼( りゅうれい )の設えもされていて
そこでお茶をたてて頂きました。
私は病気になる前は 長い間お茶を習っていたのですが
やめてからすでに20年近く経ち 今ではすっかり
そのお作法も忘れてしまいました。
着物のスタッフさんの 流れるようなお作法に
思わず引き込まれて その所作に見入ってしまいました。
ラウンジスタッフさんの数は多く みなさん落ち着いた
方ばかりで 気持ちの良い滞在が出来そうです。
柿山のおかきと小さなデニッシュ類が用意されています。
( これらはいつの時間帯もあったような )
ドリンクは一日中、こんなラインナップです。
アルコールもいつでも頂け 珍しいビールもありました
この後サンドイッチやケーキなどもカウンターに並びましたが
なにぶんにも3人とも鉄板焼きでお腹がいっぱいです。
残念ながら おかきを少し頂いただけでお部屋に向かいました。
ここでも窓からのビルの案内を頂きました。
お部屋で少し休み その後ホテルの周辺を散歩して
7時になったらカクテルタイムに参加する という流れにしました。
少し運動もしなくては お腹がすきませんからね。
それと7時にしたもう一つの理由は…
夕方のカクテルタイムですが 5時から8時までです。
その後もお料理の提供はないけれど お酒とスナック的な
物の提供はあるようです。
(2020年12月初旬の情報 随時変更があると思います )
この時期はGoToの影響のため 宿泊者も多かったようで
混雑時はラウンジは2時間まで、という事になっていました。
ですのでスタッフさんから 5時台、6時台は
多少待つこともあるので 7時にいらっしゃれば
待つことなく入れますよ、 と言われました。
それで7時まで散歩をした、という理由もありました。
ホテルの真横は日枝神社です。
ホテル周辺も クリスマス時期でライトアップされていました。
ライトアップされた国会議事堂、
周りは人っ子一人いなくて 深夜のようで怖かったです。
ホテルの周りを一周して この先の首相官邸横の坂を下りると
ホテルにたどり着くのですが なになに?
道路の角々には警察官が待機、 警備の車も止まっています。
道も車が入れないように柵でふさがれています。
さすがに 首相官邸ですもの、警備も厳重です。
って それはいいのですが 私達、この道通れるの?
てか通りたいんですけれど。。。
「 この道 通っていいのですか?」 と警察官の方に聞くと
「 いいですよ~ 」 とのお答え。
よかった、やれやれ、 と官邸を横に見ながら坂を歩いて行くと。。。
坂の上の警察官が 私達の後ろをさりげなくついてくる、
そして坂の下の警察官も さりげなく私達に向かってくる。。。
「 絶対 私達見張られてるよね? 」
別に悪さをするわけではないので 夜の官邸の写真を撮ったりして
ゆっくり のんびり 歩いていたら。。。
坂の上から下から 少しづつ警察官が私達に近づいてきます。
そしてとうとう 前後に警察官に囲まれ 発せられた言葉とは!
「 立ち止まらないでくださいね、
写真もあまり撮らないようにね 」
と優しく注意を受けました。
す、す、すみません。
こんな程度のご注意で良かったわ。
もし私達が 一気に駆け出していたりしたら
すわ!っという感じで 警察官がわらわらと出てきて
きっと私たちは取り押さえられていた
と言う緊張感あふれる官邸の一夜でした。
↓ これが官邸の横の坂です、結構暗くて長いのよ。
↓ 坂から見るキャピトルホテル
↓ この赤い道が 警察官に見張られて私たちが歩いた道です。
さて緊張から解放されて向かった先は
クラブラウンジのカクテルタイムです。
お客様はまだたくさんいらっしゃいましたが
みなさん静かに 夜景とお酒を楽しまれていたのが印象的でした。
カウンターには 小さなお重に詰められたオードブルが
3種類ありました。
お重の中にはどれも一口サイズで食べやすく
アルコールに会う美味しいオードブル類が入っていました。
このお重を3種類頂くと 意外とお腹がいっぱいになります。
デニッシュ類です。
サンドイッチ
野菜スティック
デザートは何種類もあって どれもきれいで可愛く盛られていました。
ドリンク類 ( 各自で自由に取り出せます )
アルコールは色々な種類があり スタッフさんにお願いして
持ってきてもらうようになっています。
サントリーのウイスキー3種や 高価な竹鶴もありました。
シャンパンは。。。
ボランジェです。
よ~く見たら このボランジェ
007リミテッドエディションですって。
ボランジェは ジェームズ・ボンドが愛したシャンパン
として有名だそうです。
( シリーズ8作目、『死ぬのは奴らだ(1973年)』で初登場 )
この限定版は シリーズ最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」を
記念してリリースされた1本だそうです。
そういえば 007のショーンコネリーが亡くなった時
(2020年10月31日)新聞に色々記事が出ていましたが
007で有名なお約束ブランドと言えば
クルマは「 アストンマーチン 」、時計は「 オメガ 」
スーツケースは「 グローブトロッター 」
そしてシャンパンは「 ボランジェ 」と書いてありました。
そのうえ初代ジェームズボンド役のショーンコネリーは
来日時には このホテルの前身「 東京ヒルトン 」 に
撮影時泊まっていたんですって。
という事で 私たちの滞在時の一ヶ月前に亡くなった
ショーンコネリーと007へのオマージュの意味も含んでの
シャンパン「 ボランジェ007リミテッドエディション 」
だったのかもしれません。( 私の勝手な考えです )
次女はずっとボランジェを頂いていました。
007リミテッドエディションが いつも置いてあるのか
この時期だけの限定なのかはわかりませんが。
さて 私は何を飲もうか迷っていたら スタッフさんが
「 ホワイトミモザ 」 はいかがですか?
と提案して下さいました。
ミモザはスパークリングワインとオレンジ系の柑橘類で
割るのですが グレープフルーツなどの白い柑橘類で
割るものを「 ホワイトミモザ 」と言うのですって。
ステキな名前とすっきりとした飲み口に とても気に入りました。
長女はシャンパンの後は ウイスキーに移りましたが
色々銘柄があるので さていったい何を頂こうかと迷い
スタッフさんに相談していました。
で結局スタッフさんの提案は
「 今回はお値段の高いものから順番に飲むのはどうでしょう 」
と提案されたそうです。
そんなお酒の頂き方も クラブラウンジならではの楽しみ方
( 飲み放題だからね )だと思いました。
長女は楽しく飲んでいました。
カウンターに並べられたオードブルの他に
ホットミールもサーブされました。
今日はローストビーフです。
アルコールの後ろに鉄板があり スタッフさん2名が担当してます。
大変美味しいローストビーフです。
お代わりも出来ますよ!
この時期 他のホテルのラウンジでのお料理の提供は
コールドディッシュ、ホットディッシュ の2皿を
提供するというスタイルが多いようでした。
そんな中 キャピトルホテルでは 自由に取れる個別提供の
オードブルをはじめ 暖かいお料理も日替わりで用意していて
たいへん満足なカクテルタイムを楽しむことが出来ました。
そうそう ラウンジに飾ってあるお軸ですが
伊達政宗による書だそうです。
このお軸、 普通にさりげなく飾ってあるけれどいいの?
と思いましたが スタッフさんが言うには
この程度の書はたくさん残っているので
さほど値打ちのあるものではない という事です。
内容はお魚の調理法?保存法?みたいなものだそうです。
ラウンジのスタッフさんですが 人数も多く
お客様にも目を配って 積極的にお酒の提供の
お声がけをしていました。
先ほども書きましたが お客様も静かに思い思いに
このラウンジを楽しんでいて 感心しました。
大人のラウンジと言う雰囲気です。
そして何より みなさん、相当たくさんお酒を召し上がっていました。
と言うか ここでは お酒を思いっきり楽しめるという事を
お客様もホテル側も 十分認識しあっているようで
出し惜しみをしない 太っ腹な雰囲気にあふれていました。
だからみなさん 色々なお酒を楽しむことが 出来ているようでした。
スタッフさんに聞いたら ボランジェだけでも最低
一日10本は開く、と言っていましたからね。
たぶんGoToの土曜日、という事だと思いますが凄いですね.
だってシャンパンだけでなくワインやウイスキー、ビール
日本酒などもあるわけですからね。
などなど すべてに気持ちの良いカクテルタイムを
過ごすことが出来ました。
ホットミールもあるので 充分夕食替わりにもなりました。
次に翌朝の朝食についてです。
朝日がまぶしいラウンジです。
白木の飾り棚にも和の雰囲気が見られます。
予約した時点では 朝食はホテルのレストラン「 ORIGAMI 」
での提供となっていましたが 少し前からラウンジでの
朝食が再開されました。
( ORIGAMIは 菅首相が官房長官の頃から
毎日のように通っていたレストランとして有名です。 )
クラブラウンジ朝食メニュー
洋食は卵料理が数種から選択、他に和食も選べます。
その他 パン スモークサーモン ハム チーズ
フルーツ ジュース がビュッフェコーナーから頂けます。
フルーツは十分な量が盛り合わせられていました。
ドリンク類は終日同じだと思いますので
朝からアルコールもいただけます。
卵料理は グリルカウンターで作られています。
最初に配膳された朝食。
和食
洋食から、エッグベネディクト
どれもお皿がとっても素敵で( 深川製磁 )
色合いもきれい、お味も満点で 食が進む朝食でした。
「 ORIGAMI 」の朝食も有名なので 頂きたかったですが
ラウンジでの朝食も負けず劣らず大満足な朝食でした。
長女が この直前にお友達と「 ORIGAMI 」 の朝食を頂いた
のですが セットメニューでしたがジュースがとてもおいしくて
色々な種類をお代わりできた、と言ってありがたがっていました。
次回 滞在する事があれば ぜひ「 ORIGAMI 」で
朝食と共に有名な パーコー麺とナシゴレンも食べてみたいです。
ホテルの会員 コンフォート会員になると チェックアウトが
1時間延長されます。
という事で13時にチェックアウトだったので
それ迄プールを楽しみました。
プールは事前予約制で( 人数制限あり、この時は2グループ迄 )
最初は10時から11時までの予約をお願いしていましたが
既に予約がいっぱいという事で 予約のスタッフさんから
チェックアウトが13時なので 11時からの予約を
お取りできますのでいかがでしょうか、と提案を頂きました。
希望の予約が取れない場合も 代替案を出してくださり
有難い対応でした。
クラブルーム利用者は ロッカーなども無料で利用でき
また水着も無料で借りられるので 手ぶらで楽しめました。
( スイムキャップが要ります )
大きなジャグジーもありましたし 窓からは国会議事堂も見えました。
チェックアウトもラウンジで行われました。
ラウンジに入ってみると 多くのお客様がくつろいでいました。
精算時にもドリンクを頂けるとあって チェックアウト後も
都会の景色を眺めながら 皆さん寛いでいました。
精算は入り口のカウンターに3~4名いらした
おじさまスタッフさんが担当していました。
どの方も背の高い白髪の紳士で きっと元支配人クラスの方で
あったであろうというオーラを発していました。
物腰が柔らかく笑顔がステキで でもちょっとお茶目で
と言う感じの方々で 私が勝手に思うに 定年前後の
最後の勤務地を 東急ホテルのフラッグシップである
キャピトルホテルで終える、と言う方々のように感じました。
ベテランならではの ゆったりとした安心感がありました。
このラウンジカウンターのおじ様スタッフに
ホテルの予約時に レストランの予約やプールの予約などで
お世話になった宿泊予約の方に 感謝の気持ちを言付けたところ
「 はい、○○さんですね 」とすぐその方を分かってくださり
ビックリしました。
ホテルには従業員がたくさんいるし 部署も違うのに
すぐその方を認識したという事に このホテルの
横のつながりの良さを感じました。
どのスタッフさんも 長く東急ホテルマンとして
誇りを持って働いている気がしました。
外資系のキラキラ感はありませんし 今回の宿泊で特に
何か特別なことをしていただいたわけではありませんが
どんな方でも安心して泊まれる、 またホテル側が
お客を選ばないホテルだと感じました。
一休.comで 「 東京でお客様からの評価が高い宿 」
で キャピトルが堂々一位なのも頷けました。
12月土曜日 3名 クラブルーム泊 107448円
鉄板焼き 23249円 合計 130697円
そこから 地域共通クーポン ー16000円
GoTo割引 ー37606円
支払いは 77091円でした。
↓ 溜池山王駅付近から見た首相官邸
最後に 息子から勧められたホテル近くのラーメン屋さんに寄って
帰路につきました。
カウンターの中から中国人のスタッフさんが
「 おいしいか? 」と何度も聞いてくれてました。
私は 麺の量を半分にしてもらっていましたが
娘たちと同じくらいあったので 不思議に思ったら
笑顔で「 サービスしたよ! 」と言われました。
そのサービスは 笑顔だったのか、麺の量だったのか
不明でしたが お気持ち有難く戴きました。
美味しかったです。
最後に キャピトルと首相官邸の位置です。
という事でGoTo利用のホテル滞在でした。
一都三県の緊急事態宣言も 再び延長されます、
この生活スタイルも2年目に入り なんの思い出も
作れない事が寂しいですが もう少しの辛抱でしょうか。
ワクチンを待つばかりです。
次回は 旅ネタではありません 「 私の家の話 」 です。