紀子の部屋・New

旅好きな私が行く楽しい旅の記録 パート4

2020,12 ザ・キャピトルホテル東急

2020,12 『ザ・キャピトルホテル東急』2 コロナ禍のラウンジ

あっという間に2021年も3月になりました。

お雛祭り


息子の家で 孫のお雛祭りのお祝い会がありました。
いつもは洋食が得意なお嫁さんですが 今回は和食のラインナップ、
とてもセンスあふれる美味しいお料理をふるまってくれて
幸せな雛祭りでした。

お雛様 お食事会


ホタルイカ、ブリ大根、ズッキーニとマッシュルーム、
唐揚げ、お刺身盛り合わせ、菜の花のお浸し、
ひじきの煮物、たくさんいただきました。

ホタルイカ、ブリ大根


では 前回の続き、「 ザ・キャピトルホテル東急 」の滞在記です。
今回はクラブラウンジの様子を綴っていきます。
( 2020年12月 コロナ禍での滞在です )

クラブラウンジ 茶寮


クラブルーム宿泊の場合 チェックイン、アウトは
27階のクラブラウンジ「 SaRyoh 」で行われます。

ラウンジ入り口にカウンターがあり そこには かなり年配の
ステキなおじさまスタッフさんが常に3~4人いらっしゃいました。
その方たちが チェックインやアウト、またいろいろな相談に
乗って下さいます。

SaRyoh 入り口


ラウンジ名は 「 SaRyoh 」 茶寮です。
この茶寮と言う名前については ( 以下 HP より )

ホテルが建つ日枝神社の小高い丘は、古来、星の眺めがきれいな
景勝地として知られ、大正末期から昭和初期には、
稀代の美食家・北大路魯山人が会員制料亭「星岡茶寮」を
主宰して交歓の場として栄えました。
脈々と受け継がれるおもてなしの心に加え、和モダンのエッセンスを
各所に散りばめ、新たな感動をお贈りするという気持ちを込めて
「The Capitol Lounge SaRyoh」と名づけました。

だそうです、 由緒のあるステキな名前ですね。

クラブラウンジ


2018年秋に リニューアルされたラウンジは
明るく 和モダン風な内装です。
ラウンジ内は 奥行きはそれほど広くはありませんが
横に長い造りで お席からは 日本の中枢の素晴らしい眺めが
望めるようになっています。

事前に荷物を預かっていただいた時にもドリンクを頂きましたが 
ランチ後のチェックイン時に もう一度ウエルカムドリンクを頂きました。

和服のスタッフさんから お抹茶もお出しできます、と勧められ
私は お抹茶と和菓子をカウンター席で頂きました。
↓ 窓の景色、右下の四角い建物が 首相官邸です。
 12月のこの時期は 銀杏並木がとてもきれいでした。

お抹茶


和服のスタッフさん


立礼( りゅうれい )の設えもされていて 
そこでお茶をたてて頂きました。
私は病気になる前は 長い間お茶を習っていたのですが 
やめてからすでに20年近く経ち 今ではすっかり
そのお作法も忘れてしまいました。
着物のスタッフさんの 流れるようなお作法に
思わず引き込まれて その所作に見入ってしまいました。

お茶


ラウンジスタッフさんの数は多く みなさん落ち着いた
方ばかりで 気持ちの良い滞在が出来そうです。

おせんべいとデニッシュ


柿山のおかきと小さなデニッシュ類が用意されています。
( これらはいつの時間帯もあったような )

午後のドリンク


ドリンクは一日中、こんなラインナップです。
アルコールもいつでも頂け 珍しいビールもありました 

ステキな茶器で


この後サンドイッチやケーキなどもカウンターに並びましたが
なにぶんにも3人とも鉄板焼きでお腹がいっぱいです。
残念ながら おかきを少し頂いただけでお部屋に向かいました。

ここでも窓からのビルの案内を頂きました。

窓からの景色


お部屋で少し休み その後ホテルの周辺を散歩して
7時になったらカクテルタイムに参加する という流れにしました。
少し運動もしなくては お腹がすきませんからね。

それと7時にしたもう一つの理由は…

夕方のカクテルタイムですが 5時から8時までです。
その後もお料理の提供はないけれど お酒とスナック的な
物の提供はあるようです。
(2020年12月初旬の情報 随時変更があると思います )
この時期はGoToの影響のため 宿泊者も多かったようで
混雑時はラウンジは2時間まで、という事になっていました。
ですのでスタッフさんから 5時台、6時台は 
多少待つこともあるので 7時にいらっしゃれば
待つことなく入れますよ、 と言われました。
それで7時まで散歩をした、という理由もありました。

ホテルの真横は日枝神社です。

日枝神社


ホテル周辺も クリスマス時期でライトアップされていました。

夜のホテル周り


ライトアップされた国会議事堂、 
周りは人っ子一人いなくて 深夜のようで怖かったです。

夜の国会議事堂


ホテルの周りを一周して この先の首相官邸横の坂を下りると
ホテルにたどり着くのですが なになに?
道路の角々には警察官が待機、 警備の車も止まっています。
道も車が入れないように柵でふさがれています。
さすがに 首相官邸ですもの、警備も厳重です。
って それはいいのですが 私達、この道通れるの?
てか通りたいんですけれど。。。

警備が厳重


「 この道 通っていいのですか?」 と警察官の方に聞くと
「 いいですよ~ 」 とのお答え。
よかった、やれやれ、 と官邸を横に見ながら坂を歩いて行くと。。。

坂の上の警察官が 私達の後ろをさりげなくついてくる、
そして坂の下の警察官も さりげなく私達に向かってくる。。。

「 絶対 私達見張られてるよね? 」

別に悪さをするわけではないので 夜の官邸の写真を撮ったりして
ゆっくり のんびり 歩いていたら。。。

夜の官邸


坂の上から下から 少しづつ警察官が私達に近づいてきます。
そしてとうとう 前後に警察官に囲まれ 発せられた言葉とは!


「 立ち止まらないでくださいね、 
  写真もあまり撮らないようにね 」
と優しく注意を受けました。
す、す、すみません。 

こんな程度のご注意で良かったわ。

もし私達が 一気に駆け出していたりしたら 
すわ!っという感じで 警察官がわらわらと出てきて 
きっと私たちは取り押さえられていた
と言う緊張感あふれる官邸の一夜でした。

↓ これが官邸の横の坂です、結構暗くて長いのよ。

官邸、横の道


↓ 坂から見るキャピトルホテル

官邸横の坂からホテルを見る


↓ この赤い道が 警察官に見張られて私たちが歩いた道です。

歩いた道


さて緊張から解放されて向かった先は

PC050115


クラブラウンジのカクテルタイムです。
お客様はまだたくさんいらっしゃいましたが
みなさん静かに 夜景とお酒を楽しまれていたのが印象的でした。

夜景カウンター


カウンターには 小さなお重に詰められたオードブルが
3種類ありました。

オードブル1


オードブル2オードブル3


お重の中にはどれも一口サイズで食べやすく 
アルコールに会う美味しいオードブル類が入っていました。
このお重を3種類頂くと 意外とお腹がいっぱいになります。

デニッシュ類です。

デニッシュ色々


サンドイッチ

サンドイッチ


野菜スティック

野菜スティック


デザートは何種類もあって どれもきれいで可愛く盛られていました。

デザートも充実


ドリンク類 ( 各自で自由に取り出せます )

ドリンク


アルコールは色々な種類があり スタッフさんにお願いして
持ってきてもらうようになっています。

アルコール色々


サントリーのウイスキー3種や 高価な竹鶴もありました。

サントリー3兄弟も


シャンパンは。。。

ボランジェ


ボランジェです。

シャンパン ボランジェ


よ~く見たら このボランジェ 
007リミテッドエディションですって。
ボランジェは ジェームズ・ボンドが愛したシャンパン
として有名だそうです。
( シリーズ8作目、『死ぬのは奴らだ(1973年)』で初登場 )
この限定版は シリーズ最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」を
記念してリリースされた1本だそうです。

007リミテッドエディション


そういえば 007のショーンコネリーが亡くなった時
(2020年10月31日)新聞に色々記事が出ていましたが 
007で有名なお約束ブランドと言えば
クルマは「 アストンマーチン 」、時計は「 オメガ 」
スーツケースは「 グローブトロッター 」 
そしてシャンパンは「 ボランジェ 」と書いてありました。

そのうえ初代ジェームズボンド役のショーンコネリーは 
来日時には このホテルの前身「 東京ヒルトン 」 に
撮影時泊まっていたんですって。

という事で 私たちの滞在時の一ヶ月前に亡くなった
ショーンコネリーと007へのオマージュの意味も含んでの
シャンパン「 ボランジェ007リミテッドエディション 」
だったのかもしれません。( 私の勝手な考えです )

ホワイトミモザ


次女はずっとボランジェを頂いていました。

007リミテッドエディションが いつも置いてあるのか
この時期だけの限定なのかはわかりませんが。


さて 私は何を飲もうか迷っていたら スタッフさんが
「 ホワイトミモザ 」 はいかがですか?
と提案して下さいました。
ミモザはスパークリングワインとオレンジ系の柑橘類で
割るのですが グレープフルーツなどの白い柑橘類で
割るものを「 ホワイトミモザ 」と言うのですって。
ステキな名前とすっきりとした飲み口に とても気に入りました。 

長女はシャンパンの後は ウイスキーに移りましたが
色々銘柄があるので さていったい何を頂こうかと迷い 
スタッフさんに相談していました。
で結局スタッフさんの提案は
「 今回はお値段の高いものから順番に飲むのはどうでしょう 」
と提案されたそうです。
そんなお酒の頂き方も クラブラウンジならではの楽しみ方
( 飲み放題だからね )だと思いました。
長女は楽しく飲んでいました。

カウンターに並べられたオードブルの他に
ホットミールもサーブされました。
今日はローストビーフです。

アルコールの後ろに鉄板があり スタッフさん2名が担当してます。

ローストビーフ


大変美味しいローストビーフです。
お代わりも出来ますよ!

ローストビーフ


この時期 他のホテルのラウンジでのお料理の提供は
コールドディッシュ、ホットディッシュ の2皿を
提供するというスタイルが多いようでした。
そんな中 キャピトルホテルでは 自由に取れる個別提供の
オードブルをはじめ 暖かいお料理も日替わりで用意していて 
たいへん満足なカクテルタイムを楽しむことが出来ました。


そうそう ラウンジに飾ってあるお軸ですが 
伊達政宗による書だそうです。

伊達政宗 書


このお軸、 普通にさりげなく飾ってあるけれどいいの? 
と思いましたが スタッフさんが言うには
この程度の書はたくさん残っているので
さほど値打ちのあるものではない という事です。
内容はお魚の調理法?保存法?みたいなものだそうです。


ラウンジのスタッフさんですが 人数も多く 
お客様にも目を配って 積極的にお酒の提供の
お声がけをしていました。

先ほども書きましたが お客様も静かに思い思いに
このラウンジを楽しんでいて 感心しました。
大人のラウンジと言う雰囲気です。
そして何より みなさん、相当たくさんお酒を召し上がっていました。

と言うか ここでは お酒を思いっきり楽しめるという事を
お客様もホテル側も 十分認識しあっているようで
出し惜しみをしない 太っ腹な雰囲気にあふれていました。

だからみなさん 色々なお酒を楽しむことが 出来ているようでした。

スタッフさんに聞いたら ボランジェだけでも最低
一日10本は開く、と言っていましたからね。
たぶんGoToの土曜日、という事だと思いますが凄いですね.
だってシャンパンだけでなくワインやウイスキー、ビール
日本酒などもあるわけですからね。

などなど すべてに気持ちの良いカクテルタイムを
過ごすことが出来ました。
ホットミールもあるので 充分夕食替わりにもなりました。

次に翌朝の朝食についてです。

朝日の入るラウンジ


朝日がまぶしいラウンジです。

朝のラウンジ


白木の飾り棚にも和の雰囲気が見られます。

ラウンジ


予約した時点では 朝食はホテルのレストラン「 ORIGAMI 」
での提供となっていましたが 少し前からラウンジでの
朝食が再開されました。
( ORIGAMIは 菅首相が官房長官の頃から
  毎日のように通っていたレストランとして有名です。 )

クラブラウンジ朝食メニュー

朝食


洋食は卵料理が数種から選択、他に和食も選べます。
その他 パン スモークサーモン ハム チーズ
フルーツ ジュース がビュッフェコーナーから頂けます。 

チーズ、ハム


フルーツは十分な量が盛り合わせられていました。

フルーツ


ドリンク類は終日同じだと思いますので 
朝からアルコールもいただけます。

ドリンク


卵料理は グリルカウンターで作られています。

グリルカウンター


最初に配膳された朝食。

ラウンジ朝食


和食

和食


洋食から、エッグベネディクト

エッグベネディクト


どれもお皿がとっても素敵で( 深川製磁 )
色合いもきれい、お味も満点で 食が進む朝食でした。

「 ORIGAMI 」の朝食も有名なので 頂きたかったですが
ラウンジでの朝食も負けず劣らず大満足な朝食でした。
長女が この直前にお友達と「 ORIGAMI 」 の朝食を頂いた
のですが セットメニューでしたがジュースがとてもおいしくて
色々な種類をお代わりできた、と言ってありがたがっていました。

次回 滞在する事があれば ぜひ「 ORIGAMI 」で
朝食と共に有名な パーコー麺とナシゴレンも食べてみたいです。

朝の景色


ホテルの会員 コンフォート会員になると チェックアウトが
1時間延長されます。
という事で13時にチェックアウトだったので 
それ迄プールを楽しみました。

プールは事前予約制で( 人数制限あり、この時は2グループ迄 ) 
最初は10時から11時までの予約をお願いしていましたが
既に予約がいっぱいという事で 予約のスタッフさんから
チェックアウトが13時なので 11時からの予約を
お取りできますのでいかがでしょうか、と提案を頂きました。
希望の予約が取れない場合も 代替案を出してくださり
有難い対応でした。

プール


クラブルーム利用者は ロッカーなども無料で利用でき
また水着も無料で借りられるので 手ぶらで楽しめました。 
( スイムキャップが要ります )

大きなジャグジーもありましたし 窓からは国会議事堂も見えました。

プールから見る国会議事堂


チェックアウトもラウンジで行われました。

ラウンジに入ってみると 多くのお客様がくつろいでいました。
精算時にもドリンクを頂けるとあって チェックアウト後も
都会の景色を眺めながら 皆さん寛いでいました。

精算は入り口のカウンターに3~4名いらした
おじさまスタッフさんが担当していました。
どの方も背の高い白髪の紳士で きっと元支配人クラスの方で
あったであろうというオーラを発していました。
物腰が柔らかく笑顔がステキで でもちょっとお茶目で
と言う感じの方々で 私が勝手に思うに 定年前後の
最後の勤務地を 東急ホテルのフラッグシップである
キャピトルホテルで終える、と言う方々のように感じました。

ベテランならではの ゆったりとした安心感がありました。

このラウンジカウンターのおじ様スタッフに
ホテルの予約時に レストランの予約やプールの予約などで
お世話になった宿泊予約の方に 感謝の気持ちを言付けたところ
「 はい、○○さんですね 」とすぐその方を分かってくださり 
ビックリしました。
ホテルには従業員がたくさんいるし 部署も違うのに
すぐその方を認識したという事に このホテルの
横のつながりの良さを感じました。

どのスタッフさんも 長く東急ホテルマンとして
誇りを持って働いている気がしました。

外資系のキラキラ感はありませんし 今回の宿泊で特に
何か特別なことをしていただいたわけではありませんが
どんな方でも安心して泊まれる、 またホテル側が
お客を選ばないホテルだと感じました。

一休.comで 「 東京でお客様からの評価が高い宿 」
で キャピトルが堂々一位なのも頷けました。

宿泊代、土曜日3名


12月土曜日 3名 クラブルーム泊 107448円
鉄板焼き 23249円  合計 130697円
そこから 地域共通クーポン ー16000円
GoTo割引 ー37606円
支払いは 77091円でした。


↓ 溜池山王駅付近から見た首相官邸

溜池山王から見る官邸


最後に 息子から勧められたホテル近くのラーメン屋さんに寄って
帰路につきました。

はしご


カウンターの中から中国人のスタッフさんが 
「 おいしいか? 」と何度も聞いてくれてました。
私は 麺の量を半分にしてもらっていましたが
娘たちと同じくらいあったので 不思議に思ったら
笑顔で「 サービスしたよ! 」と言われました。
そのサービスは 笑顔だったのか、麺の量だったのか
不明でしたが お気持ち有難く戴きました。
美味しかったです。

支那麺はしご


最後に キャピトルと首相官邸の位置です。



という事でGoTo利用のホテル滞在でした。

一都三県の緊急事態宣言も 再び延長されます、
この生活スタイルも2年目に入り なんの思い出も
作れない事が寂しいですが もう少しの辛抱でしょうか。
ワクチンを待つばかりです。

次回は 旅ネタではありません 「 私の家の話 」 です。

2020,12 『ザ・キャピトルホテル東急』1 鉄板焼き お部屋

だいぶ暖かい日が増えてきましたが コロナをはじめ
オリンピックや地震と次々とニュースが駆け巡るこの頃です。

ウエルカムドリンク


早く 気候も日常も 暖かくなる日が来ることを
祈るばかりです。

さて少し時間が空いてしまいましたが
今回は 12月最初の土日に娘2人との3人で宿泊した
「 ザ・キャピトルホテル東急 」 の滞在の様子を綴っていきます。

あいにく宿泊日は薄曇りでしたので このホテルの目玉である
「 眼下に見える国会議事堂 」は霞んでいました。

翌日は快晴、お部屋から国会議事堂がきれいに見えました。

国会議事堂が見えるお部屋


ザ・キャピトルホテル東急ですが 
前身は「 東京ヒルトンホテル 」で1963年に
(昭和38年)オープンしました。
ビートルズが泊まったことでも有名ですね。
後に1984年(昭和59年)に「 キャピトル東急ホテル 」
に改称され その後 2006年に一時閉館し 
2010年(平成22年)「 ザ・キャピトルホテル東急 」として
新装オープンしました。
詳しくはWikiをご覧ください。

ホテルへは 東京メトロ地下鉄の
国会議事堂前駅、 溜池山王駅から表に出ずに
ホテルまで行く事が出来ます。
この日はお天気が悪かったので助かりました。

ザ・キャピトルホテル東急


アクセスはこちらです。

東京ヒルトンには 以前 よくパーテーなどで宴会場を
利用していた記憶があります。

私のOL時代は これからバブルに向かう経済の高まりが
ものすごくあった時代で 色々な企業が
パーティーや発表会などを ホテルの宴会場で
催していた頃でした。
私もそんな時代の恩恵を受け 一介のOLでありながら
色々貴重な体験をさせて頂きました。
「 東京ヒルトン 」 と聞くと その頃の事を思い出します。 
でも泊まるのは初めてです。

12月だったので各所にツリーが飾ってありました。
グリーンとゴールドの2色の大人っぽいツリーで
とても素敵でした。

地下からのエントランス


メリークリスマス


夜の写真ですが 正面玄関入り口です。
車寄せにはドアマンさんがいつも待機しています。

ホテル 車寄せ


玄関から見ると ホテル棟の右側に和食レストラン棟があり 
その間は 水盤の上をガラスの渡り廊下で繋がっています。 
( 外気には触れません、室内廊下です )

ホテル 入り口


↓ ホテルのHPからの写真です。
  左側がホテル棟で 渡り廊下の右側の建物が
  日本料理レストランになっています。

キャピトルホテル東急エントランス


エントランスから ロビーに入ります。
奥行きのあるダイナミック感あふれるロビーが
広がっています。
木組みの天井をみて。。。

やはり 隈研吾デザインでした。

ロビー


ロビー正面の生け花は 草月流が担当しているそうです。
( ヒルトン時代からずっと草月だそうです )
この時は 水引を連想させる花材で 
ツリーを表わしているように見受けられました。
どこをとっても日本の和を意識した 
大変 品のある意匠のロビーです。

3階ロビー


この日は 宿泊前のランチに鉄板焼きレストランを
予約していました。

( ↓ HPからの写真です )

鉄板焼き カウンター


鉄板焼きレストランは日本料理レストラン「 水簾 」
の中にあります。

「 水簾 」には 和食のテーブル、個室の他
お寿司 天ぷら 鉄板焼き のカウンターがあります。

当初 ホテルのHPも一休などのレストラン予約サイトでも
満席表示になっていて予約は出来ませんでした。
がホテルからの宿泊確認メールで レストランの予約などが
あればお手伝いさせていただきます、との事でしたので
お願いしたところ 無事 3名でランチの予約が取れました。
( 日にちや時間など選択肢を広くしてお願いしました )

コロナでお席も間引いているようですが 宿泊者は
可能な限り 調節してくださるようでした。

L字型のカウンター席、 長辺にご夫妻一組が 
短辺に私達3人が座りました。
その間の距離は大変広くとってあり 安心でした。 

カウンター


なぜこの日 キャピトルに泊まり 鉄板焼きを頂いたかと言うと
昨年2020年2月 娘と河津桜を見るため
「 今井浜東急ホテル 」に泊まった際に 
そこで鉄板焼きを頂いたのがご縁です。
その時のブログです。

↓ キャピトル東急の焼き手スタッフさん。
  とってもお若く見えますが 後輩が何人もいらっしゃいます。
 ( 後でクラブラウンジで 後輩さんにお会いしました )
  すご~くお話しやすくて とってもいい雰囲気で
  お食事は進みました。

笑顔がステキなシェフさんです


話は戻って キャピトルの鉄板焼きに来た理由です。

今井浜東急で夕食に鉄板焼きを頂きとっても美味しかった事、
そして何より 焼き手の方が かなりの年配者で
( 私より少しお若いくらい? かな )
伊豆のホテルの事をよくご存じで 子供のころから
夏はよく伊豆に旅行に行っていて海好きだった私と 
昔の伊豆の話に花が咲きました。

キャピトルの鉄板焼き、最初にこの日の食材の披露です。
籠に盛ってある野菜がとっても美味しそうです。
( 一番お手頃なコースを予約しています、  
  菫(スミレ)コース、 税 サ 込み 5505円 )

食材です


3~40年以上前の伊豆の、特にホテルの初期の話が出来たので
「 そんな昔話が出来たのは久しぶり、楽しかったです 」 
と言って 焼き手のスタッフさんは私を喜ばせてくれました。

その時に名刺を頂き 
次回はぜひご主人さまといらしてください、
いらっしゃる時には 必ず事前に連絡してください、と
有難い言葉をかけてくれました。

おさかな


いつも思うのですが 娘と行くと必ずホテルやお宿の方に
「 次回はぜひご主人さまと行らしてください 」
と言われることが多いです。
ご主人さまと行くと もっと豪遊してくれると
思われるのでしょうか?
残念ながら 我が家の場合は ご主人さまは
たいそう地味な感覚をお持ちなので。。。 
豪遊は期待できないのよ。

と言いたかったです。

↓ お肉は2種の部位の食べ比べです。( キャピトル東急 )

お肉 2種の食べ比べ


と余談はさておいて。。。

そんな良い思い出が出来た 昨年2月の
今井浜東急ホテルの鉄板焼きでした。

さてここからがキャピトルに来た理由です。
( えっ、ここから? 長くて済みません )

その時に「 河津桜 」で混雑しているであろうこの時期に 
キャピトル東急から ヘルプでいらしているスタッフさんがいました。
ただ この時期コロナが流行り始めた頃でしたので
お客様も多くなく ヘルプのスタッフさんも比較的時間に
余裕があり この時もずっとカウンターの横にいて
私達の話をにこにこしながら聞いていました。

コースから 最初の一皿

最初の一皿


そして最後にこのヘルプのタッフさんも
私たちに名刺を下さり 「 是非キャピトルに 」と、
「 是非 ご主人様とキャピトルの鉄板焼きを
食べに来てください 」と私たちに何度も言ってくれました。

秋の前菜2種

秋の前菜


私は行きたいけれど キャピトルは高いから 無理無理、
と言いましたが スタッフさんはひるまず
ランチなら 高くないから、絶対にご満足いただけますから
是非いらしてください、と何度も誘われ?ました。

翌日も浜辺で出会った時に お誘いを受けたほどです。
( 全然嫌な感じではなくて スマートな営業トークでした )

スープ

スープ


以上のような理由から いつかはキャピトルの鉄板焼きにも
行かなくちゃね~ と娘と話していたほどです。
( なぜに主人と行くという選択肢はないのか、私に )
もちろん河津桜を見に 来年も今井浜東急ホテルに
行きたいね、とも話していました。( 娘と )

お魚

おさかな



そんなこんなで 時は過ぎていきましたが 
コロナのため いつもは泊まる機会のない都心のホテルに
泊まる、と言う選択肢が出来 キャピトルに泊まる事になりました。

以上がキャピトルに泊まることになった理由です、
長くてすみません。

おしゃべりも楽しい


レストラン予約の際に ホテルの宿泊予約の方に
メールした、と書きましたが その際に 今回キャピトルに
泊まる事になった今井浜での経緯を お知らせしました。
その宿泊予約の方は その話にとても喜んでくださり 
早速 その時の今井浜にいたヘルプスタッフさんと
情報を共有させていただきます、とお返事を下さいました。

ということで 今回の鉄板焼きのレストランで 
今井浜にヘルプでいらしていたキャピトルのスタッフさんと
2月以来の再会をさせていただきました。
以降 今井浜にヘルプでいらしていたスタッフさんを
マネージャーさん、と呼ばせていただきます。

野菜はお好みで選べます。

野菜はお好みで


マネージャーさんは リゾートホテルでお会いした時とは
雰囲気も変わり これぞ高級ホテルのスタッフさん、
という感じでご立派な佇まいでした。

焼き野菜です、美味しそう~

焼き野菜


私のお野菜は 数種にしたのでお皿が寂しかったです。

さてお肉に入ります。
シェフさんから 「 炎の量を選べますよ~
大 中 小、 どれにしますか~ 」と。
( 佳ら久の鉄板焼きでお話した炎の種類が選べるサービス )
ここはやっぱり大でしょう、という事で。。。
シェフさん、「 それでは思いっきり行きましょう! 」

炎は大で!


うわお~ ( 心の中の叫び! )、これ特大だよね~、 
油を注いで火を点ける それをヘラで切る! 
一連の動作がすご~くかっこよかったです、
ありがとうございました。

お肉のたれ


マネージャーさん曰く
「 あの今井浜で 皆さんをお誘いしたトークのおかげで 
  最近 チラホラとこのホテルに訪れてくださるお客様も
  いらっしゃるのですよ 」 と言っていました。
焼き手のシェフさんも 
「 そうですよね~ 〇ちゃんの営業トーク効果が
  最近 表れていますよね 」と言っていました。
スタッフさんたちは お互いを ちゃん付で呼んでいて 
レストラン内の雰囲気の良さが表れ 微笑ましかったです。

私達の様に マネージャーさんのトークにひかれて
こちらにいらした方もいると聞き なんだか嬉しくなりました。

お肉はヒレとロースの2種の味比べです。

2種の食べ比べ


こちらはガーリックチャーハンです。
 
ガーリックチャーハン


シェフさんは ガーリックチップスを作って下さったり 
今井浜で出た「 ロマネスコ 」 と言うお野菜も 
奥に取りに行って焼いて下さったり 色々良くしていただきました。
シェフさんは 昨年の夏休みに 今井浜の鉄板焼きに
ヘルプでいらしていたそうです。
( 今井浜はコロナ禍でも夏休みは満室だったそうです )

デザート1デザート2


デザート3


可愛いパフェを最後に 和やかに美味しいランチを頂くことが出来ました。
シェフさんとマネージャーさんには 色々ご配慮もいただき 
大変感謝しています、ありがとうございました。

私達でも手が届いた 「 ザ・キャピトルホテル東急 」の
鉄板焼きランチでした。

3人でコース( 一人5505円 )とアルコール
ビール1573円×3杯、赤ワイン2299円×2杯
25832円でした。 ( すべて税サ込 )
東急の株主優待を使い ここから1割引きになり
支払いはチェックアウト時で 23249円でした、 
( 地域共通クーポンも使えます ) 

マネージャーさんとシェフさん


立派なマネージャーさんと可愛いシェフさんと記念写真を。
( お顔出しは了解いただいています )
何だかみんな表情が硬いですが ほんとに楽しいランチだったのよ!

さぁ ではこれからチェックインしましょう。
クラブルーム宿泊者のチェックインは ラウンジで行われます。

ランチの前に荷物を預けた際、 すでにウエルカムドリンクを
頂きましたが ラウンジで2回目の正式な
ウエルカムドリンクを頂きました。
ドリンクはこの5種類から選べます。

ウエルカムドリンク


娘たちはシャンパンを頂いています。

ボリンジャー


グラスの中に国会議事堂を入れようと思いましたが
中々きれいに撮れませんでした。

グラスの中に


今回私たちが予約した宿泊プランは
「 コンフォート会員優待 クラブ&スイートルーム  ~専用ラウンジ付き~ 」 と言うものです。
このコンフォート会員とは 東急ホテルの会員組織で
誰でも無料で会員になる事が出来 ポイントが貯まります。
それとチェックアウトが1時間延長されます。
意外と地味な特典ですが ありがたかったです。

クラブプレミアキングルーム 64.5㎡
3名で 107448 円です。
GoTo割引ー37606円で 支払いは69842円でした。
( 土曜日泊で一人23300円で ラウンジ付きは
  かなりお得だと思いました、 GoToのおかげです )

ラウンジの内容は次回という事でお部屋に参りましょう。

お部屋は クラブプレミアキングルームです。

↓ 館内図の下の黒い部分がクラブラウンジ( 27階 )で 
  国会議事堂や首相官邸が見えます。

お部屋


クラブプレミアキングルームは ホテル短辺の中心に
左右1室づつあり 今回のお部屋は28階の赤丸のお部屋です。 

↓ お部屋の見取り図ですが 上下反転のお部屋でした。

クラブプレミアキング


ドアを入って2方向に行けるようになっています。
正面は 洗面カウンター、バスルーム、トイレ、
クローゼットエリア と繋がっています。

お部屋に入って正面


左側に行くとお部屋があります。

入って左を見る


まずはお部屋に入りましょう。

そのまま進むと


わぁ~ 広くて明るい。
とても素敵な色合いで品がある室内です。
何しろお部屋の広さは64.5㎡もあるんですって。

入ったところ


入って右にベッドが。( キングベッドのみの様です )
今回は3人での宿泊なので窓際にエキストラベッドが置かれています。
それでも室内はゆったりしています。
上の写真ではエキストラベッドは小さく見えますが…

テーブルには


↑ こちらの写真で見るとちゃんと普通のベッドに見えますね。

↓ 外の景色です。

外の景色


テーブルには小さなお菓子( おせんべいと飴とチョコレート)
が置かれていました。
小さな紙袋はオルゴールで 他の東急ホテルでも
記念日利用のレストランなどで頂いた事があります。

ウエルカムスイーツなど


窓側から見ると、右奥が入り口です。

右奥から入ります


キングベッドの両側が出入り口になっていて
右側が入り口に、左側がトイレやクローゼット、
バスルーム~入り口に繋がっています。
ぐるっとお部屋を一周出来る造りです。

最近 お部屋を一周出来るホテルが多いですが
このホテルが建ったのは2010年なので 
すでに10年建ってるものの 今でも全く古さを感じない
デザインと意匠です。

キングベッドが中心にあります。


ベッド両側の通路に出るドアは障子風になっていて
和を意識して落ち着いた作りです。
ベッドボードも着物柄のような和模様になっています。

障子風のドア


↓ デスク側から見たところ。

エキストラベッドの向こうの窓側には 長いソファーがあり
景色を寝転んで眺められるようになっています。
( もちろん座ってもいいのよ )

デスク側から


次に 居室の後方に位置しているバスエリアです。

広いウエットエリア


↑ 右側に長~い2ボールカウンター、左にバスルーム
  突き当りがトイレ その右にクローゼットがあります。

↓ 鏡はライト付きです。

2ボールカウンター


その後ろにバスルームが、この部分も相当広いです。
こんなに広いバスルームは( スイート以外のお部屋では )
まずないと思います。

バスルーム


カウンター、バスルームエリアの向こうには
( この写真では手前側です、 奥が入り口 )
オープンなクローゼットがあります。

クローゼット


↑ この写真のクローゼット右の通路からも居室に入れます。

クローゼット側の通路から


その通路には引き出しがあり バスローブとパジャマが
入っていました。
基本のパジャマは丈の長いワンピース型ですが
下のズボンの貸し出しがあり それをはくと
パジャマ的になるので ズボンをお願いしました。

バスローブとパジャマ


次にアメニティです。
アメニティーはフランスのスパ・ブランド
「 THEMAE(テマエ)」 です。

アメニティ


ホテル3階の小さなショップではホテルグッズが販売されていて
これに石鹸がついて3300円で販売されていました。
( 高いのね。 )
販売用は各35ml入りですが お部屋用は50ml入りでした。

基礎化粧品セットとマウスウォッシュも用意されていました。

カウンター


ブラシは頭皮によさそうでした。

ブラシと基礎化粧品


基礎化粧品は 始めて見ましたがとてもかわいいお花の
パッケージで「 カルトゥージャ 」と書いてありました。

カルトゥージャ基礎化粧品


ドライヤーとクルクルはどちらも安定のパナソニックの
ナノイーでした。

パナのナノイー


次にミニバー周辺です。
入り口 入ってすぐのカウンターにグラスが置いてあります。
後ろからライトが当たっていて 素敵です。

グラスなど


ネスプレッソとカプセルは6個。

ネスプレッソ


カプセルなど


有料のスナック類です。

有料のアルコールとスナック


以上がお部屋の説明です。
3名での宿泊は このプレミアキングルームと
プレミアコーナールームの2つのお部屋のみだったのですが 
( スイート以外では、通常のデラックスルームは2名迄 )
どちらも明るくて眺めの良いお部屋です。

今回泊まったキングルームは お部屋も広いし窓が大きくて
ジュニアスイートと言ってもいいようでした。
コーナールームはバスルームがビューバスで
素晴らしい眺めが期待できるのですが 
位置的には 国会議事堂は望めない そうです。
いずれにしても キングルーム、コーナールーム
どちらも素敵な滞在になると思います。

余談ですが このホテルは国会議事堂や首相官邸の
近隣にあるという環境のため 建築時には
いろいろ制約があったそうです。
そのため官邸側のお部屋にはバルコニーを造らず
また開閉窓も設けない、などとなったようです。

また官邸屋上のヘリポートを使用する時には 
ものすごい音が出るそうで 事前に予定がわかった際には
官邸からホテルに連絡が入るそうです。
お部屋にももちろん その旨連絡が行くようです。

そんなところが他のホテルとは一味違う滞在が
楽しめるかもしれません。


最後に お部屋のカーテンはリモコンで
操作できるようになっていました。

カーテンのリモコン


翌日は快晴で 初冬の景色を堪能しました。( お部屋から )

議員会館と国会議事堂


お部屋からは 10月に主人と滞在した
「 プリンスギャラリー東京紀尾井町 」がきれいに見えました。

お部屋からの景色


↓ その時のプリンスギャラリーのお部屋からの眺めです。
  向かい側に首相官邸とキャピトル東急が見えました。

紀尾井町プリンスからの眺め


プリンスとキャピトルは 共にホテルは向かい側に位置し
たまたま泊まったお部屋も偶然にも向かい合っていたので
両ホテルの滞在が より思い出深いものになりました。

お部屋からの夜景も少し見てください。

プリンス紀尾井町が見えます


ライトアップされた国会議事堂もキレイに見えました。

国会議事堂


次回は秀逸なクラブラウンジの様子をお伝えします。
コロナ禍において 素晴らしい内容だったと感じました。
お客様も落ち着いた方が多く 安心して滞在できました。

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プロフィール

ぽにょ

学生時代観光研究部に入っていました。
その時の経験と知識を生かして自由旅行を計画して楽しんでいます。
この先もずっと楽しい旅を続けたいな!

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