紀子の部屋・New

旅好きな私が行く楽しい旅の記録 パート4

2015,4東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA

2015年4月 京都旅行 西陣 「 ふじ義 」、 6月 アマン東京

                        2015年 6月23日記

西陣 ふじ義


2015年4月 原谷苑の桜 & 東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯 を楽しむ旅
2回目は 西陣 「 ふじ義 」 の 夕食と
6月に訪れた 「 アマン東京 」 のブラックアフタヌーンティーのお話です。
 ( 前回のブログ 2015,4 京都 東急ハーヴェスト鷹峯と桜編はこちら )

西陣 ふじ義


今回の京都旅行を勧めて下さった お知り合いの方が
夕食に この「 ふじ義 」 を予約しておいてくださいました。
その方曰く ハーヴェスト内のレストランは どこも高いので 
タクシーを使うようになるけれど 安くておいしい和食屋さんがあります、
とのことで 雨上がりの夕方 タクシーで行ってきました。 
( ハーヴェストクラブ京都鷹峯 から タクシーで千円ほど )

上の写真の漆喰壁と黒い建物の一軒家が 「 ふじ義 」 です。
横に見える2階建てのお家は 別の建物です。

むむ、 普通の住宅街? 小さな家?

そうなんです、見つけにくい路地の半ばに 「 ふじ義 」 はありました。

ふじ義


小さな玄関を入って すぐ左に小さなお部屋があり ( 4人くらい入れる? )
右側に行くと メインのお部屋があります。
お部屋は2つ、あわせて10席の小さな和食屋さんです。

ふじ義 店内


お若いご夫妻2人で 切り盛りしている和食のお店で
( もちろんご主人様は 有名店で修業なさった方です )
数年前に開店したそうですが 婦人雑誌などでも取り上げられていて 
立地が不便 ( と知人は言っていました ) にもかかわらず 
お二人のお人柄と 料理のおいしさで人気のお店だそうです。

すっきりとした内装のお部屋ですが いろいろなところに 
ご夫婦の気持ちが反映されていました。

4人掛けのテーブルの手前に 2人掛けテーブルもあります。

ランプ1ランプ


テーブルの上のランプ、 とても神秘的で素敵でした。
奥さまにお聞きしたら このランプは 富山の若い作家さんに
依頼して作ったとか、 宇宙? 夜空? を現わしているそうです。
室内が 幻想的な雰囲気になります。

カウンターとつり戸棚


カウンターと吊戸棚も クラシックで素敵でした。

ふじ義


ふじ義 の名前の由来は ご主人のおじい様が 大阪で 「 富士好 ふじよし 」 
というお寿司屋さんを まだ現役でやられているそうで そのおじい様を見習って
「 ふじ義 」 と付けたそうです。 ( ご主人の名前は義勝です )

メニュー、 サービス料はナシよん!


 夕食は 5000円と6800円の 2コース、 今回は6800円です。
( 税込です、 サービス料はナシです ← 良心的ですね! )

では 6800円のコース 一気に紹介します。

↓ 淡路のイイダコ

前菜


↓ 淡路のアイナメ ( 関西ではアブラメという ) と北海道の うに
  自家製の海苔の佃煮

お刺身お鍋

            
                      淡路の鯛、長岡のタケノコ ↑

↓ 富山のホタルイカ、 マスタードの酢味噌

ホタルイカ


↓ 小浜の白魚、 京都のこごみ 天ぷら  

天ぷら美味しいお肉


                  A4 北海道、牛肉の炭火焼 バルサミコ酢で ↑

ここでお肉が出てくるとは、 みんな大喜び、 とってもおいしかったです。
お料理が運ばれる度に 奥さまが丁寧に説明をして下さるので
色々知識も増えました。

↓ 淡路の鯛の土鍋ご飯、 タケノコの姫皮、 木の芽

鯛の土鍋ご飯桜デザート


            愛媛県 瀬戸香オレンジ、桜の花のゼリー ↑

土鍋ご飯は 3人で1.5合だそうです。
もちろんすべて完食、 きれいに頂きました。

今回は6800円のコースでしたが 5千円のコースでも品数は同じだそうで 
内容が変わるとの事、 量的には 満足いただけるようになっています、
との事でした。
例えば最後の 土鍋ご飯は お魚が入っていなくて タケノコご飯になる
という感じだと思います。 

↓ ふじ義のご夫婦

ふじ義、 女将さん ご主人


ご主人はとっても背が高く & 恥ずかしがり屋さんだそうです、 うんうん。
和食屋さんにあるカウンター席は 恥ずかしいから 作らなかったそうです。

奥さまが ご主人さまの夢の後押しをして このお店が成り立っていると感じました。
大変気持ちの良いご夫妻で 帰る時も ずっと見送ってくれました。
本当においしかったし 楽しい素敵な時間を過ごせました。

奥さまは 「 祇園の先輩方のようなお値段は とてもとてもつけられません 」
と謙遜なさっていましたが おっしゃるとおり お値段は大変良心的で 
コースにドリンク2杯ずつ ( 主人は日本酒を熱燗で ) 頂いて
3人で24600円でした。

お腹いっぱい!、 ご馳走様でした。

奥さまの推薦で 帰りは 今人気の 「 水火天満宮 」 で夜桜を楽しみました。
以前から 地元の人の間では ここの桜は人気でしたが
ここ2、3年は 徐々に見学の人が多くなり 昼間は大にぎわいだそうです。
でも夜はひっそりとして 素晴らしく幻想的な世界が広がっていました。

水火天宮


京都から帰って数日後 BSチャンネンルで 
この水火天満宮の夜桜が紹介されていました。
京都の達人 山村紅葉さんが まだ あまり人に知られていない夜桜
という事で 旅人に 紹介していました。

桜満開


ここからホテルまでも タクシーで千円ほどでした。

ハーヴェスト と ふじ義 それに 水火天満宮の夜桜をセットに
2015年の春の京都を満喫しました。

京都は行くたびに 新しい発見があります。
お食事どころも 毎年新しいお店が次々と出て来て 
旅行者の私達は とても行きつくす事は出来ません。
でも こうして京都通の方に教えて頂いて楽しんだ今回は
今までならば行くことはなかった場所に泊まったり ひっそりとした
リゾートのお庭を散歩したり 自分では考えなかった京都を
楽しむことが出来ました。
京都の春の思い出が また一つ増えました、 ありがとうございました。

夜桜



さて 次は 「 アマン東京 」 でのアフタヌーンティーの様子です。

大手町タワー


「 アマン東京 」 が入っているのは 東京駅のすぐそばにある 
大手町タワーという みずほ銀行本店があるビルの上階です。

みずほ銀行のビルAMAN TOKYO


息子が この地区に詳しいので 
ある時 「 みずほ銀行のビルに アマン が出来るよ 」 と
教えてくれました。
竣工直後のその時は まだ アマン という文字はテープで隠されていて
見えないようになっていましたが テープの上から 微かに見えるんだ、と
言っていました。

森の中に


アマンのビルって この森の中にあるの?
都会の中の この森、凄いね、 
大手町タワーの建っている場所には こんな森が広がっています。
ちょっとびっくり。

ビルの手前にガラスの建物が


森の中、 ビルの手前にガラス張りの建物があります。

アマンカフェ


森の中のガラス張りの建物は 「 ザ・カフェ by アマン 」、 
ホテル棟とは別に ビルの敷地の森の中に今年の6月に出来たばかりの
アマンのカフェです。 ( 2015年 )
まるで軽井沢にあるカフェのようです。
このカフェは お昼は予約を受け付けていないそうです。
この日は全く並んでいなかったので 意外と誰でもすぐ入れるのかと
思っていましたら 多い時は2時間待ち、 と 後でスタッフの方が
言っていました。

でも今日は誰も並んでいなかったですよ。 と言ったら
カフェの前に並んで頂くのは 申し訳ないので 来店時に電話番号を聞いて
お席が用意出来たら 電話で知らせるようにしている のだそうです。

そういえば この森の周りには ベンチがたくさんありました。
そこで待っていることも出来ますね。

森の中のカフェ とてもステキでした!

さぁ 今日は カフェではなく ホテルのラウンジで頂く
アフタヌーンティーを予約してあります。

森の中を通って ビルの一階にホテル専用の入り口があります。
意外と小さい入り口に ちょっとドキドキします。

アマン入り口


だって そこにいる ドアマンさん? ドライバーさん?
すご~く 体が大きくて 黒いスーツで バリバリ強面なんです。

まず入る時に 何の利用か? 予約はあるか? お名前は?
など聞かれます。
というより 無言では入れない雰囲気なので 自分から
これこれの予約がある紀子です、 と 自己申告しました。

人力車も待機車寄せ


アマンのロゴ入り人力車も2台 待機中です。
ドアを入ると ベルデスクがあり スタッフが数人待機中、 
再度私の予約を確認され 強面さんからそのスタッフさんに私は引き渡され 
エレベーターで33階まで連れて行かれます。

ずっとスタッフさんがついています。
私が悪い事しないかどうか見張っているのかしら?

33階がロビー


お~~~~~
ガーデンレセプションと名づけられた 33階のロビーに到着です。

ロビーで 私は連れて来てくれたスタッフさんから 
今度はアシスタントロビーマネージャーさんに引き渡されました。

ひ、ひ、広~いロビー、 た、た、高~い天井、

一人で写真など撮りながら 同行者を待とうと思ったけれど。。。
そんな状況の私に マネージャーさんはずっと付き添ってくれます。
私はマネージャーさんに お忙しいでしょうから どうぞお仕事に戻って
下さい、 と言ったところ そのマネージャーさん
「 いいえ これが私のお仕事ですから。。。 」 と言って
待っている間ずっとお喋りにお付き合いしてくれました。
いや~~~ 素晴らしいお言葉、 やっぱり さすがアマンだね。

ロビーはゆったり


私は 自然に 今回ここを訪れた経緯を その方に話していました。 

旅を通じて仲良くさせて頂いている 母娘さんが 新幹線で東京に見えます。
そして一緒にお茶でも ということで アマン東京に予約しました、 と。

当初 東京駅と言うことで マンダリンかシャングリラ と思ってましたが
お嬢様から 出来ればアマンに行きたい、 とリクエストが。

お嬢様、 ブログなどで色々検索してくださっていましたが 
検索すればするほど アマンは予約が取れないらしい、 
一日3組しか予約はとらない、 お席の半分は宿泊者用に空けてあるので 
一般の方はなかなか入れない、 などなど 予約するのも困難な 
アマン東京の現状を知ったそうです。
そのため 予約が取れるかどうか とても不安だったようです。

が、 私がメールで問い合わせをしたところ、 ( 2週間前 )
翌日お電話をいただき めでたく予約がとれました。
たまたま 運が良かったようです、 日によって予約状況が違うと
マネージャーさんは言っていましたから。


とこんなお話をしていると 母娘さん登場、 アフタヌーンティーの前に 
マネージャーさんが ロビー階とその上の階を 案内して下さいました。

これが ホテルのロビー全景です。 
自分で撮った写真に 見惚れました。

ロビー全景1


広いでしょう?( 私が自慢する事じゃないけど。。。 )
33階がロビーですが その上の階に ロビー全体が見渡せる場所があって
そこから撮った ロビー全景です。

ロビー全景2


天井が高いです。 ( 吹き抜け天井の白い部分は和紙で出来ています )
吹き抜けは なんと高さ28メートル、 5階分だそうです。
( 35~38階がお部屋で 全84室あります ) 

ロビー全景3


正面が図書室、 その左にシガーバー、  左側の窓に面して 
これからアフタヌーンティーを頂く 「 ザ・ラウンジ by アマン 」
その手前が 「 ザ・レストラン by アマン 」 になっています。

ロビー全景4


ロビーの横に図書室があります。
図書の専門家が選んだ 日本に関する本が きれいに並んでいます。
日本といえば、 ということで キティちゃんの絵本も置いてありました。

図書室もキティちゃんの本もあります



本棚の本は 並べ方まで計算されて 置いてあるということです。
でも ゲストの皆さんがお部屋に持って行って読めるようになっているので
戻す時などに きれいに棚に並んだ状態が崩れるわけです。
そのため月に一度 図書の専門家が ここを訪れて 本の並びを
直す作業を行なっているとのことでした。

むふぁ~ さすがですね。

↓  図書室のドリンクです。

図書室のドリンク


では そろそろラウンジに向かいましょう。

窓に面してラウンジが


大きな窓に面して バーカウンターとソファー席があります。

カウンターとソファー席


アマン東京のブラックアフタヌーンティーのメニューです。

メニューメニュー


4600円 + サービス料13% = 5198円です。
( シャンパン付きは 6800円 +13% )

4600円+サービス料13%


まず スコーンと かわいいゼリーが出てきます。
ゼリーはチョコレートの帽子付きです。

まずぜりーとスコーン


そして登場 ブラックアフタヌーンティーです!!!

ブラックアフタヌーンティー1


この時に先ほどのマネージャーさんが 別のスタッフさんを連れて
わざわざご挨拶に見えました。

私は つい最近 以前アマンでお世話になった元スタッフさんと 
ブログで仲良くしているアマン&旅好きの方を交えて3人で 
東京でご飯を食べましたが、 なんと ご挨拶に見えたスタッフさんは
そのことを御存知でした。 
( もちろん それが私とは その時は知る由もなく )
色々お話しているうちに その方は 以前お世話になった元スタッフさんとは 
お友達だそうで 私達が3人で食事したその日にも会い 私達の事を
聞いていたそうなのです。
まぁ~ その時にお食事した方が 紀子さんだったんですね、 などと
余りの偶然に お互い びっくりし合いました。 
 
ブラックアフタヌーンティー


それに そのスタッフさん、 元スタッフさん、 現在 共に
勤務は東京ではないのです。
今日お会いしたスタッフさんは いつもは 7月に正式発表されるアマンの
開業準備室にいらっしゃるので  ここ東京にはいないのです。
今日は たまたま会議で東京にいらしていて ちょっと時間が出来たので 
アマン東京に寄った、 との事でした。
そして 私と同じ時間に 同じ空間に 今、いるという偶然。

そんな偶然にびっくり! これが アマンマジックなのでしょうか?
とっても嬉しかったです。

さて チョコレートアフタヌーンティーです。
ホテルそのものが黒を基調に 木と石、紙を使った造りで 
ラウンジも黒でまとめられています。
このアフタヌーンティーセットの枠も黒の竹でできています。
サンドイッチのパンも 竹炭入りなので黒いのです。
だからブラックアフタヌーンティーと言われています。

食べるのが惜しいくらいで しばらく見とれていました。
可愛いハンドバッグ、中にはブルーベリーが入っています。
奥のダイアモンドもチョコで出来ていて 蓋を取ると中にはプチスイーツが
入っています。 もちろん全部食べられます。

ハンドバッグ


そしてハイヒールも めっちゃ!可愛いです。

私はそれほど甘いものを頂かないので もっぱら下段のフィンガーフード
専門に食べていましたが 母娘さんは チョコレートが大好き、
本当に美味しい、美味しいと言って召し上がっていました。

ハイヒール


お茶は ドイツの 「 ロンネフェルト 」、 日本でこの紅茶を出すところは
珍しい、 とお嬢様。
飲み物は 何種類でも替えてOKで 私は紅茶~コーヒー~川根緑茶と
3種類頂きました。

大変手の込んだ インパクトのあるアフタヌーンティーでした。
甘いもの好きさんならば 一度は体験されたらいいですね。
お茶だけでも 確か1500円くらいだったと思うので 
絶対また行きたい 「 ザ・ラウンジ by アマン 」 でした。

先ほどのマネージャーさんに お部屋をご覧になりますか?と
お誘いを受けたので ありがたく見せて頂きました。

コーナ―スイートの部屋です。121平米。
 
416号室 コーナースイート


ベッドの足元には畳のマットが敷かれています。

ベッドルームチェアー


まさしく東京の景色。

東京の景色


下を見るとビルの屋上ビューです。

ビルビュー


石造りのバスルーム、とっても広いです。
何とこのバスルーム、 内側からは東京の絶景が見えますが 
外からは全く中が見えないようになっているんですって。
本当? でもちょっと勇気がいりますね、裸で立つには。
大丈夫ですよ~ と マネージャーさん。
外から見ると 鏡のようになっているんでしょうね。

石のビューバス


バスルームの石の床は 床暖房が入っているそうです。

↓ ダイニングエリア             リビングエリア ↓

ダイニングリビングエリア


こんなステキなお部屋は 一休だと17万円~くらいです。
普通のお部屋で ( 70平米 ) 9万円くらいでしょうか?

帰ってから主人に アマンどうだった? と聞かれ
私は帰り道 ずっと考えていたんですが 

わたしなんて、 背伸びして アマンに行っただけなのに
あんなに親切にしてもらって かえって申し訳なかったよ~。

圧倒的な素晴らしさを見せつけられると 自分の小ささをより感じ
自分自身が虚い存在だな~、 という気分になったわ、 と話しました。
( いつになく弱気 )

3人で


主人曰く せっかくお金を使って行ったんだから素直に楽しみなさいよ、
だって。 
そりゃ~そうですよね、 主人のお金で行ってるんだからね。
それを 虚しいなんて言われちゃ~ 主人もがっかりですよね。

でも 5198円で 世界の一流ホテルを体験できたなんて
( ほんの一部だけどね ) 本当に良かった。
一緒に行ってくださった 母娘さん、ありがとうございます。

ビルの外まで出て 見送ってくださった きれいなスタッフさん、
本当にありがとうございました。
おもてなしの心いっぱいの接客に 心を揺さぶられまくりでした。

やっぱりアマンは 最高でした。

ありがとうございました。

2015、4 東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA

                     2015年6月12日 記    

金閣寺


四月の中旬に 原谷苑の桜を見るために京都に行って来ました。
以前も2度ほど 原谷苑で豪華絢爛な桜を楽しんだ事があるのですが
今回は 原谷苑の傍に 東急ハーヴェストクラブが 昨年の10月に開業した
ということで ホテルと桜を楽しんできました。
ハーベストの会員のお知り合いの方から 桜の季節に予約をとりますので 
是非いらして下さい、 と嬉しいお誘いを受けていましたので 
次女を交えて主人と3人で行って来ました。

いつものことながら京都と言えば 主人の父母が 東山の大谷廟に
分骨をしているので なにはともあれ まずお墓参りを済ませました。 
( 取り敢えず まず行っちゃおう、 みたいな  )

おめん


その後 「 おめん 」 でおうどんを食べましたが そこで出ていたお湯呑みが
わが家で使っている主人の湯呑みと全く同じでした。

お店の方に お湯呑みの事を聞いたら 
「 うちは清水 (きよみず) さんにお願い ( 焼いて貰っている ) してるんですよ~ 」 
と言っていたので このお湯のみ 清水焼なのでしょう。。。
それを聞いた主人は 大変喜んでおりました。 が わが家の湯のみは
築地で買った5~600円くらいのものなんですけど。。。

↓ おめんの湯のみ         わが家の湯のみ ↓

おめん お湯のみわが家の湯のみ


ねっ 全く同じものでしょう?
( この後、 他のお店も見かけたので よくある物のようです。 )

お昼を済ませた頃から徐々に雨脚が強くなり 雨の中、八重の桜を見たり
リッツカールトン京都の川沿いの道を歩いたりしました。
( 中には入っていません、 用事がないのに入れる雰囲気ではない感じでした )

京都、桜2015


高瀬川


主人、私、次女 の3人は、家族の中でも歩くのが好きなメンバーなので
スタバから 大雨の中、 地下鉄烏丸線の丸太町駅まで ( 2キロ以上 )
びしょぬれになって 歩き通しました。 ( このルート、 途中に駅がありません )

丸太町から地下鉄に乗って北大路駅まで行き 
( 電車は楽だね、 と3人で意見が一致しました )
そこからタクシーでハーヴェストクラブに到着です。 ( タクシー千円ちょっと )
 
東急ハーベストクラブ京都鷹峯&VIALA


↑ 写真は翌朝 撮りました。

「 東急ハーヴェストクラブ 京都鷹峯 & VIALA 」 です。 

ロビー


ひ、ひ、ひろ~~~い。
久しぶりに広~いロビーを体験しました。

↓ 左側がフロント

ロビー、フロント


↓ 左がバー ( 夜の写真です ) 

ロビー


↓ 昼間のバーは 緑がきれい!

緑がいっぱい


↓ ロビーに入って すぐ左側に重厚なドアが。。。

VIALA入り口


むむ、 VIALA ラウンジ だそうです。

VIALA入り口


カードキーをかざして入ってみると。

会員様とVIALA専用のラウンジ


ここはVIALA宿泊者とオーナー様専用のラウンジだそうです。
オーナー様以外の ハーヴェストクラブ宿泊の方は入れない、 というもの。

東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯は会員制のリゾート施設で 
通常のハーヴェストクラブ棟、( 南館 ) そしてより高級なVIALA棟 ( 本館 )
という2つの棟で構成されています。
詳しい施設の案内はこちらからどうぞ。

ただこのラウンジは 通常のホテルのクラブラウンジとは違って 
ちょっとした行き帰りにお茶が飲める、 待ち合せに使う と言った感じの
小さなラウンジです。 ( 相当な言いっぷり! あなた何様? と言われそう )

ラウンジラウンジ無料の飲み物


今回は VIALAの客室を取って頂きましたので 
このラウンジを通ってお部屋に向かいました。
VIALAは全室温泉露天風呂付きのお部屋です。

豪華な廊下1408号室


今回泊まったお部屋のタイプはファミリールームです。 
( 詳しい客室の案内 )
当初は2名で予約だったので デラックスルーム ( 60~70平米 )
( デラックス 2名で 一室21600円 税込 )
をお願いしていましたが 次女が行くことになったので より広い
ファミリールーム ( 約80平米 ) をお願いしました。
( 料金は 3名利用 鷹峯ビュールーム 一室28080円 )

ドアを入ると丸窓


桜の時期のハーヴェストは 旅行を企画した時には 
全く予約が取れなかったのですが 日々少しずつキャンセルが出て来て 
( この時期は 桜の開花が不明なので何日も予約をしている方が多いようです )
直前には 曜日を選ばなければ なんとか予約が取れる状況になっていました。

お部屋


お部屋は和洋室タイプです。
テラスに面してのリビングルームと 一段高くなっている和室、
そしてベッドルームが別にあります。

和洋室


ベランダからは 鷹峯が圧倒的に迫って見えます。
雨の中、 かえって緑が濃くて素晴らしい眺めです。

ベランダからは鷹峯が


ファミリールームには 鷹峯ビューと シティビューがあるのですが
お薦めはもちろん鷹峯ビューという事で こちらを予約してくださいました。

ソファー側から


テレビ側から


カウンターには水屋もあり使いやすいものの お茶セットは日本茶のみでした。
紙パックのコーヒーは置かれていましたが それは有料でした。
( きっとラウンジで飲み物が頂けるからでしょうか? 
 出来れば ネスプレッソなど欲しかったです )

水やお茶セット、 (コーヒーは有料)


ベッドルームです。
落ち着いた感じの内装で バスルームにも通じています。

ベッドルームベッドルーム


ベランダに面した明るいバスルーム。

バスルーム


開業記念と言うことでバスローブが用意されていました。
残念な事にこれを着て ゆっくりする時間はありませんでした。

バスローブ


浴槽は ベランダに面して半露天になっています。

ベランダ側に


屋根はありますが 2面の引き戸は開くようになっているので とても開放的です。
シャワールームはこの写真の右側に 別にあります。

ベランダに半露天


↓ ベランダ側から見る バスルームです。

ベランダ横に


さぁ ではホテルの大浴場に行ってみましょう。
大浴場は 南館にあり ( 今いるVIALA棟は本館になります)
本館からは 斜行エレベーター ( スロープカー ) で本館に降りて行きます。

ゴンドラに乗って


真っ赤な内装のゴンドラです。
景色を眺めて降りて行くとそこが 南館になっています。

真っ赤な内装のゴンドラ外の景色を眺めながら


南館のホールです。

こんなホールに到着


↓ このような外廊下を歩いて本館~南館 に行くことも出来ます。

本館とハーベスト間をつなぐ道


↓ 南館ホール外には 足湯もあります。

素敵な空間


ホール周辺には ライブラリーやキッズスペースなどがあります。

ライブラリ


ホールから階段を下りると そこは温泉大浴場前の空間。

大浴場の前


露天つき大浴場、 「 明の湯 」 
卵のようなオブジェがありますね。 ( これ意外と大きいのです )

瞑想の湯


「 明の湯 宙 」 は 瞑想の湯とも云われています。
内部です。 ↓ ロッカー           パウダースペース  ↓

大浴場 ロッカー大浴場パウダースペース


パウダースペースの外には ゆっくり休める長椅子も用意されていました。

池を観ながらの休憩スパース


では瞑想の湯、 に入ってみましょう。
「 明の湯 宙 (そら) 」 と名付けられたお風呂です。

内湯


露天風呂、 川を模した池を眺めながら入るお風呂は最高でした。
その後ろに小さな入り口があります。

半露天風呂


そう、 ここが 最初外から見た 卵のような物の内部なんです。
そこも温泉になっていて 中は真っ暗で かすかに上部にある明かり採りが
月に見たてられ 瞑想風呂と名づけられています。。

卵の内部内部


外から見て想像していたよりも かなり広い卵の内部でした。

主人と娘は 晩と朝に このお風呂を楽しむことが出来ました。
( もう一つ 「 明の湯 地 (くに) 」 というものと交代制です )


翌朝は緑豊かな木々を眺めながらの朝食をいただきました。

朝食


朝食レストランは2か所あって 本館は イタリアンレストランで洋朝食
そして私達が行った 南館にある 「 紙屋川 」 の和洋食ビュッフェです。

レストラン内


エクシブの朝食と同じようなラインナップです。
平日だったので 大人の方中心で 落ち着いて頂けました。
ただ 休日などは並ぶ事もあるようです。

朝食、サラダ果物


朝食


お天気もようやく回復して 日差しも出て来ました。

南館から外に出られるようになっているので 少しお庭を散歩しました。

大浴場があるハーベスト棟の入り口


外のお庭や施設は 「 しょうざんリゾート京都 」 という
35000坪の庭園の中に 日本建築物や5つのレストラン、プール
ボーリング場などをもった 複合施設です。

以前からあった 「 しょうざんリゾート 」 の敷地の横に 
ハーヴェストが建った と言った感じでしょうか。
 
日本庭園入り口


「 北庭 」 という日本庭園もあります。
こちらのお庭は有料です。 ( ハーヴェストゲスト割引あり )

門には桜が


今回は北庭には入りませんでしたが 無料のお庭を回ってみました。
川が流れていて 木々の間からは 桟敷席のあるレストランも垣間見えます。

しょうざんリゾートお庭


まぁ 緑がいっぱい。
昔からのお庭なのでしょう、 苔むしていて 全てが素敵です。
なんと 石像まであり まるで日本じゃないみたい、 
ここはバリ島のウブドのようです。

まるでウブド?


緑がいっぱい


かなり歩いて行くとプールもみえます。
しょうざんリゾートは 京都市内から一日遊びに来る、 という施設のようです。

プールも見えます


以前 アマンが京都にできるという報道がありました。
その後 その話は立ち消えになったようで 現在は東京にアマンが
出来ていますね。
もしかして 当初は この地にアマンが出来るはずだったのかも、 と
思ったので ちょっと いろいろ調べてみましたら 
やっぱり 最初は ここがアマン建設の予定だったようです。
が、 いろいろ制約があったのでしょうか? 東急が造った、 
ということのようです。 ( うわさの域を出ませんが )

でも なんと 今でもアマンは京都をあきらめていないようで
ここに隣接した土地で 計画はまだ引き続き進行中、
というような噂もあります。

とにかく その噂を信じたいほど この辺りは 本当に素敵です、
ここにアマンが出来たら凄いな~ コンセプトはピッタリ! 
と強く思うほど 素敵なしょうざんリゾート、 & 東急ハーヴェスト
でした。

リゾート内を散策


思ったよりも広とした重厚な造りのハーベスト & VIALA,
1泊では足りないほど施設があり 連泊したらより楽しめると思いました。

また周りには 名所旧跡も多く点在しています。

昨年のJR東海 「 そうだ 京都に行こう 秋編 」 のキャンペーンで
登場した源光庵までは 0.4キロと、 歩いて行ける距離にあります。
金閣寺に2.5キロほど 龍安寺へも2.9キロ 
そして今回の目的地原谷苑は ホテルから2.7キロの所にあります。

日差しも出て来たので 原谷苑へ向かいましょう。
原谷苑までタクシーで ( フロントでタクシーを予約しておきます )
千円ちょっとです。

この日は 盛りを少し過ぎた頃でしたので入場料は1200円でした。
( 原谷苑の入場料は時価で 最高は1500円です ← 2015,4 )

原谷苑 入り口原谷苑1200円


多くの人でにぎわっています。
はじめて来た娘は 本当に驚いていました。
こんな辺鄙な所に こんなに多くの人が集まっているとは。

素晴らしい桜


満開は過ぎたけれど、 また 昨日の大雨の割には
まだまだ 桜は楽しめました。
他のお花も咲き揃っているので 大変華やかです。

2015桜 原谷苑


雨上がりで 苑内はだいぶぬかるんでいて お天気も不安定でしたが
何とかきれいな写真をえらんで 載せてみました。
きれいなお花を見ながら 私の最近の様子をお伝えします。

原谷苑


前回のコメント欄でもお話ししましたが 今も治療は続いています。
3週間に一度の抗がん剤治療です。 
( 正しくは抗体薬のしっぽに抗がん剤を巻きつけてあるもの )
4回終わるごとに ( つまり3カ月に一度 ) CT検査をしていますが
8回目の後の検査では 腫瘍は小さくはなっていますが 
消えてはいませんでした。
2011年に参加した治験では たった1回の治療でしたが
数カ月後には すっかり腫瘍は消えていたので それに比べると
既に10回も治療しているのに この効果はどうなんでしょうね。

原谷苑


先生は もうしばらく続けましょう、 と言っていました。

ただ 腫瘍が小さくならないとか、 薬が効かず大きくなってしまった方は
早々と この治験からは去って行っているので 続けている ということは
それなりに効果はあるのでしょう。
昨年 先生は この治験の参加者を 一生懸命 募っていましたが
既に 今、参加しているのは私を含め2名だけになっています。

今が まだ第一相なので この先 2相、 3相、 と治験が続くことは
まだまだ先のことだと思います。  

原谷苑


とりあえず それほどの副作用もなく 続けられているので
私としては これで 「 良し 」 としています。

時々 体調がすぐれない時もありますが 今の先生は血液検査で
異常がなければ そのまま治療を続ける、 というスタンスなので
私が 色々 不調を訴えても 「 余り気にしないでね 」 と言っています。

実は6月下旬に4泊5日で お友達と旅行に行くのですが
時々 体調不調があり お薬が効いていないのでは? と思い
先日の治療の前の血液検査の結果に びくびくしていました。

結果は とりたてて異常値は見られないという事で ひとまずほっとしました。
私も  「 元気です、変わりはありません、すこぶる体調も良いです 」 
と思いっきり カラ元気をアピールしてきました。

原谷苑


私はいつも 診察室に入る時 笑顔で入るように努めています。
先生だって 患者さんが 暗い顔で恐る恐る入って来たら嫌でしょうしね。
と言いながらも ヤッパリ結果が気になるので 笑顔と言うより
不自然な作り笑い顔になってしまい フラフラと入って行くのです。
先生も そんなニヤけた私を観て いつも笑って迎えてくれます。
( きっと心の中じゃ この人 なんで いつもニヤけているんだろう と
思っているに違いない )

ちょっと さっぱりしていて 物足りない所はある先生ですが
( 以前の先生が 余りにも細かかったから 余計そう感じます )
いつも診察の時には 椅子をくるりと私の前に向けて 
斜めじゃなく 私と向き合って話をしてくれます。
毎回 ありがたく思って通院しています。

10回目の先日の治療以降は 病院に通うのは3週間に一度の治療の日
だけでよくなりました。 ( 今までは毎週通っていました )
これで 少しは病院から離れられるので ちょっとホッとしています。

と これが今の私の状況です。

原谷苑


では次回は この京都旅行で夕食を頂いた 「 ふじ義 」 と
( 素晴らしい接客の女将さんと 物静かなご主人、 お二人で
 切り盛りしているお店です。 素敵な京料理を堪能しました )
来週行くことになっている 「 アマン東京 」 の ザ・ラウンジ by アマン の
アフタヌーンティーのお話を書く予定です。

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プロフィール

ぽにょ

学生時代観光研究部に入っていました。
その時の経験と知識を生かして自由旅行を計画して楽しんでいます。
この先もずっと楽しい旅を続けたいな!

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